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水泳部

2014.06.10

関東学生リーグ戦 6月8日 早大所沢キャンパスアクアアリーナ

つながりを欠き雪辱果たせず

TEAM 1P 2P 3P 4P
東女体大 19
早大 11
▽得点者
固城4、田中2、小路2、齋藤2、斉藤

 前日、関東学生リーグ戦初白星を手にしたワセダは、日本代表合宿に参加していた固城侑美主将(スポ4=東京・藤村女)の復帰戦となる試合に臨んだ。今戦は第1戦で敗北を喫した強豪・東女体大とのリベンジマッチ。しかし終始相手のペースに押され、なかなか得点を挙げることができない。チャンスをうまくつかめず、徐々に点差を広げられ11-19でゲーム終了。雪辱を果たすことはできなかった。

ループシュートを狙う齋藤

 前回の対戦では第1ピリオドでの7失点が響き敗戦したワセダ。ベストメンバーで挑む今試合は序盤から攻め込みたいところだったが、ディフェンスに阻まれ、シュートまで辿り着くことができない。その中で、GK長島佳世(人4=茨城・聖徳大取手聖徳女)が好セーブで窮地を救うなど、簡単に主導権を渡さない活躍を見せる。タイムアウト後にはこの日戦列に戻った固城のゴールが飛び出し、立ち上がりを2-4と2点差でしのいだ。ここからの追い上げに期待がかかったが、相手の退水(※1)から生まれた好機を得点に結びつけることができない。点差を開けられ、3-8で試合を折り返した。

 後半でも悪い流れを断ち切ることはできなかった。第3ピリオド開始後には味方の永久退水(※2)が生まれ、苦しい戦いを強いられる。「左右のパス回しのタイミングが合っていなくて、点を最後に決めきる力も足りていない」(齋藤有寿、スポ1=山形工)と攻撃につながりを欠き、決定機を捉えられない。最終第4ピリオドではカウンターから固城が得点を決めるなど、今試合最多となる4得点。反撃の兆しも見られたが、相手のタイムアウト後に3連続失点を許しゲームセット。8点差をつけられての悔しい黒星となった。

ワセダでの今季初試合となった固城主将

 「ピースが全くかみ合ってなかった」(木下智貴監督、平24年スポ卒=埼玉・伊奈学園)と連携のミスが目立った今試合。しかしフルメンバーでの戦いはまだ初戦。選手一人一人の実力はあるだけに、これからの練習で意思疎通を図り、一体感を取り戻せば必ず勝利へとつながるだろう。次戦の相手は第2戦で惜しくも敗れた日体大。チーム一丸となって王者を撃破したい。

※1重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

※2退水が累積3回となった選手は、残り時間出場できない。

(記事 谷田部友香、写真 森健悟)

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コメント

木下智貴監督(平24年スポ卒=埼玉・伊奈学園)
――きょうの敗因は何でしょうか
ピースが全くかみ合ってなかったです。一つ一つのピースは輝いているかもしれませんが、それが独立したり、くっついているように見えて、よく見ると全然くっついていなかったり。一枚のパズルの完成図には、完成しているように見えても全然近づいていない。そういうような状況だったかな、と。
――今季初めて全員メンバーがそろっての試合となりました。戦ってみていかがでしたか
途中で感じたのは、サッカーのオシム氏が言っていたのですが、「全員がエースでも駄目」というような言葉です。エースや点を取る人は必要なのですが、全員が全員そうすると、カバーや細かいところが疎かになる。一人一人の実力は確かなぶん、そういうところが出てしまうのかなと。
――以前、上級生のリーダーシップということを課題に挙げられていました。主将がチームに復帰したのは大きかったのではないでしょうか
大きいと思いますね。試合に対する挑み方とかは本当に良くなったんですけれど、あとは戦術面ですね。
――序盤で退水を重ねたことが痛かったのではないでしょうか
それもありますね。でもそれを言い訳にするもんじゃないので。しちゃうのは悪いですし、それでもちゃんと対応できるのが強いチームなので。言い訳にはしたくないし、しちゃ駄目だと思います。

固城侑美主将(スポ4=東京・藤村女)

――きょうの試合を振り返って

私自身にとってきょうが関東学生リーグ戦の初戦でワセダのチーム状況は把握してなかったんですけど、少しディフェンスが弱いですね。もっとしっかりしていかないと上に進むにつれて勝ち進むことが難しくなってくると思うので、そこを確認して次はもっと良い試合を出来たらと思います。

――初試合ということで慣れない部分もありましたか

チームに入って間もなくて個人的に分からないことがあってちょっと迷惑をかけたかなと思います。

――後半に入って徐々に得点を挙げましたが、自身の出来はどうでしたか

まだまだですね(笑)。

――1年生とも初めてプレーする試合でしたが、1年生の動きなどはいかがでしたか

まだワセダの水球に馴染めていない部分もあると思うんですけど、力がある選手たちなので個人の力を最大限に発揮できるようなチームづくりをキャプテンとしてやっていきたいと思います。

――退水のチャンスで決め切れない部分もありました

そうですね。パワープレイでの得点はこれからの課題ですね。

――次戦への修正点はどこですか

まずはディフェンス面ですね。ちょっとした自分たちのミスで崩れて得点されているので、一人ひとりがどういう考えを持って動くのかを話し合って連携の取れたプレーをしていきたいと思います。あとは退水のときの決定率というところで、しっかり得点できるように頑張ります。

――日体大戦へ向けて一言お願いします

私はいなかったんですけど先週はなかなかいい戦いをしてくれたということで、次は私も加わるので必ず勝ちたいなと思います。

田中寧葉(スポ3=埼玉・秀明英光)

――きょうの試合を振り返って

正直悔しいです。今回初めてのフルメンバーでそろっての試合だったので絶対勝つ気でいたのですが負けてしまったので悔しいです。

――2得点取られましたが、ご自身のプレーの出来については

もっと打てる時もありましたし、退水のときに決定的シュートを外してしまったのでまだまだかなと思います。2本では全然足りないです。

――今大会2回目の東女体大戦でしたが、また新たな気持ちで臨まれましたか

そうですね。今回退水がとても多くて退場者もいましたが、前回よりも控えの選手が多かったので交代もできて良かったです。

――きょうの試合で課題は見つかりましたか

体力がないことは前から分かっていたことなのですが、あとはチームの中でこれをやるということがみんな各々違っていた部分があって。こっちも意思の疎通ができなくて向こうに点を取られることが多かったので、これからはどういう方向性でいくかをしっかりと決めていかないといけないという課題が見つかりました。

――メンバーがそろってこれからに更に期待ですね

これからまた代表組も練習から合わせられると思うので、しっかりまたもっと良いワセダをつくっていきたいと思います。

――最後に次戦に向けて

次は日体大戦なので、前回負けていて毎年勝てないということもありますし、実際まだ私が入部してから日体大に勝ったことがないので勝ちたいと思います。

齋藤有寿(スポ1=山形工)

――きょうの試合を振り返って

主将の侑美(固城、スポ4=東京・藤村女)さんが帰ってきて、戦力的にはきのうよりもアップしたのですが、まだかみ合わないところがたくさんあって、課題の残る試合でした。

――きょうは選手全員がそろって、チームの雰囲気はいかがでしたか

最初もミーティングしたりして、チームとしての目指すところは定まっていたので、すごく雰囲気は良かったと思います。

――東女体大とは2試合目でしたが、前回と比べて感触はいかがでしたか

相手も代表組が帰ってきて戦力もアップしていたので、そのチーム力が相手のほうが少し上だったのかなと思います。

――全員そろって戦って見えた課題はありますか

左右のパス回しがタイミングが合っていなくて、点を最後に決めきる力も足りていないと思うで、そういった課題を克服していきたいと思います。

――次戦に向けての意気込みをお願いします

もっとチームで練習を重ねて、次こそは勝てるように頑張りたいと思います。