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2014.05.14

明大戦展望

 ここまで全カードで勝ち点を挙げ、4季ぶりの賜杯獲得へ突き進む早大。投打がかみ合い、向かうところ敵なしと言っても良い盤石の布陣を整えている。しかし、その勢いさえも上回る快進撃を見せているチームがある。いまだ負けなしで首位を独走する宿敵・慶大である。今週末は、直接対決で雌雄を決するために意地でも落とせない早慶戦前最終カード。立ちはだかるのは、圧倒的な選手層を武器に戦う昨季王者の明大だ。

ここまで2本塁打の小野田に期待が懸かる

 先勝して優位に立ちたい第1戦は、プロのスカウトも熱視線を送る両校の絶対的エースが激突する。早大が送り込むのは、抜群の安定感でチームを勝利に導く有原航平(スポ4=広島・広陵)。150キロを超える直球と切れ味鋭い変化球をコースに投げ分け、相手打線を手玉に取る。対する明大の主戦は山﨑福也。高い完成度を誇るサウスポーを打ち崩すのは好調の早大打線といえど容易ではない。連打は難しいだけに、少ない好機をものにする集中力が必要だ。「試合の流れを変える一打を目標にやっていきたい」と語る小野田俊介(社4=東京・早実)、リーグトップの3本塁打を放っている武藤風行(スポ4=石川・金沢泉丘)ら一発で試合を決める力のある二人の打撃に注目が高まる。ロースコアの展開が予想されるが、我慢強く戦い抜いた先に勝利への光が見えてくるだろう。

六大学現役最多タイの17勝を誇る山﨑を打ち崩せるか

 エース対決の後、第2戦以降は総力戦だ。早大は東大戦で初勝利を挙げた竹内諒(スポ2=三重・松阪)が試合をつくれる投手に成長したが、やはり継投は必須。後を受ける吉永健太朗(スポ3=東京・日大三)や髙梨雄平(スポ4=埼玉・川越東)など経験豊富な中継ぎ陣が踏ん張り、抑えの内田聖人(教3=東京・早実)につないでいきたい。明大打線をけん引する1番・福田周平、六大学屈指の打撃技術を持つ高山俊ら上位打線をいかにして封じ込めるかが勝敗を分ける。一方の明大は上原健太、柳裕也と左右の本格派が控えるが、ここまで満足のいく投球はできていない。足でかき乱すことができる重信慎之介(教3=東京・早実)や中澤彰太(スポ2=静岡)、つなぎ役の土屋遼太(教4=東京・早実)を中心に多様な攻撃を仕掛け、本来の力を出させないことが攻略のカギとなる。下級生投手陣の踏ん張りを打撃陣で援護し、昨季王者の牙城を打ち破りたい。

 岡村猛監督(昭53二文卒=佐賀西)は早明戦のポイントに守備力を挙げる。互いの力が拮抗(きっこう)し、1点を争うゲームになるということだろう。慶大に食らい付くためには負けられない一戦に懸ける思いは、互いに同じ。4季ぶりの優勝を射程圏内にし勢いづく早大か、逆転優勝へ望みを捨てない明大か。激戦必至の好カードを制するのはどちらだ。

(記事 中澤佑輔、写真 芦川葉子、角田望)

東京六大学春季リーグ戦星取表
慶 大 早 大 明 大 立 大 法 大 東 大 勝ち点 勝率
慶 大 5/31、6/1 ○4-3
△5-5
○5-3
5/17、18 ○3-2
○5-0
○7-0
○13-2
1.000
早 大 5/31、6/1 5/17、18 ○5-3
●1-3
○4-3
○3-0
○9-5
○11-0
○14-0
.857
明 大 ●3-4
△5-5
●3-5
5/17、18 5/24、25

●1-2

○5-3

○4-3

○7-0
○10-0
.571
立 大 5/17、18 ●3-5
○3-1
●3-4
5/24、25

●1-3

●3-4

○7-0

○14-2

.429
法 大 ●2-3
●0-5
●0-3
●5-9

○2-1

●3-5

●3-4

○3-1

○4-3

5/24、25 .333
東 大 ●0-7
●2-13
●0-11
●0-14

●0-7

●0-10

●0-7

●2-14

5/24、25 .000

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