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2014.05.02

東大戦展望

 開幕カードの法大戦を2連勝、続く立大戦は苦しみながらも2勝1敗で勝ち点を手にした早大。慶大に次いで2位と4季ぶりの優勝に向け、好調を維持している。そんな早大が今週末迎え撃つのは2010年秋からチームワーストタイの70連敗中と苦しんでいる東大だ。東大にとって負ければワースト記録更新がかかる一戦。死に物狂いで勝ちに来るだろう。優勝に向け、この壁を乗り越えることができるだろうか。

 好調の打線が赤門投手陣に襲い掛かる。ここまでチーム打率3割1分5厘とリーグ1位の成績を残している早大打線。勝ち点獲得を決める値千金の決勝打を放った茂木栄五郎(文構3=神奈川・桐蔭学園)やチームトップの5打点を挙げている中澤彰太(スポ2=静岡)、リーグ最多の8犠打とつなぎの役割を果たしている土屋遼太(教4=東京・早実)らが打線を構築する。4番の武藤風行(スポ4=石川・金沢泉丘)も打率は低いとはいえ立大3回戦では2安打を放つなど調子は上向きだ。その一方でここまで打率2割台前半、前節の3試合で計2安打と苦しんでいるのが中村奨吾主将(スポ4=奈良・天理)。立大1回戦では本塁打を放っていただけに、一刻も早い復調が待たれる。

ここまで8犠打とつなぎに徹する土屋

 今カードでも初戦の先発が予想されるのが有原航平(スポ4=広島・広陵)。前の週は2試合に先発し計243球を投じた。打線が早い回から点を取り、負担を減らすことができるか。徐々に安定感が出てきた竹内諒(スポ2=三重・松阪)、立大3回戦で久々の白星を手にした内田聖人(教3=東京・早実)などの登板も予想される。立大打線に打ち込まれた田中龍之介(人2=兵庫・滝川)にもリベンジのチャンスはあるだろう。無失点に抑えて、自信を取り戻してほしい。

 ワースト記録更新は何としても避けたい東大。悲願の1勝へ、カギとなるのはやはり打線だろう。東大はここまでの4試合で2得点と得点力不足にあえいでいる。特筆すべきは三振の多さだ。4試合で44個の三振を喫している。5試合で28個の早大と比較すればその数の多さは明らかだ。ボール球に手を出さず、四死球で塁に出ることで好機をつくりたい。今季ここまで3四死球の中杉康仁が出塁し、飯田裕太、山本克志、長藤祥悟ら上位打線でいかに得点を奪うか。初戦の先発が予想される辰亥由崇は安定した投球を披露しているだけに、打線の援護が勝負の行方を左右する。

東大の主戦・辰亥

 今カードは1勝への『執着心』が勝負の分かれ目になってくるだろう。4季ぶりの賜杯奪還に向け、早大は一戦も落とすわけにはいかない。目の前の一球、1点に執念を燃やし、死力を尽くして戦ってほしい。その先に歓喜の瞬間が待っている。

(記事 市川祐樹、写真 角田望)

東京六大学春季リーグ戦星取表
慶 大 早 大 明 大 法 大 立 大 東 大 勝ち点 勝率
慶 大 5/31、6/1 ○4-3
△5-5
○5-3
5/10、11 5/17、18 ○7-0
○13-2
1.000
早 大 5/31、6/1 5/17、18 ○3-0
○9-5
○5-3
●1-3
○4-3
5/3、4 .800
明 大 ●3-4
△5-5
●3-5
5/17、18 5/3、4 5/24、25 ○7-0
○10-0
.500
法 大 5/10、11 ●0-3
●5-9
5/3、4

○3-1

○4-3

5/24、25 .500
立 大 5/17、18 ●3-5
○3-1
●3-4
5/24、25

●1-3

●3-4

5/10、11 .200
東 大 ●0-7
●2-13
5/3、4

●0-7

●0-10

5/24、25 5/10、11 .000

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