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2014.04.28

王者・明大を退け単独首位に/明大3回戦

明大3回戦
慶大
明大
(慶)○加嶋、三宮―小笠原
◇(本塁打)谷田2号ソロ(二塁打)竹内惇、齋藤、梅野

 4点のリードを守り切れず引き分けに終わった前日同様、2連覇中の明大相手に勝つことの難しさを感じさせられる一戦となった。慶大は2回に先制すると、着実に加点し8回までに5-0とする。しかし完封勝利へ向け、快投を続けていた加嶋宏毅(3年)が8回裏に3点本塁打を浴び、2点差に。その後も逆転のピンチを迎えるも三宮舜(3年)が何とか切り抜け、苦しみながらも無敗のまま勝ち点を2とした。

 ここまでの1試合平均得点が7点台を誇る打線がこの日も機能する。2回2死から、好調の竹内惇(4年)が二塁打で出塁すると、齋藤大輝(2年)の適時二塁打で先制。5回に犠飛で2-0とすると、続く6回にも見せ場が訪れる。1死後、四球と連打で満塁とすると打席には再び竹内惇。初球を鋭く振り抜くと、打球は中前へ転がり、2者が本塁へかえった。前日は初本塁打、この日も2安打2打点に2得点など7打席連続出塁中の最上級生が打線をけん引している。先輩の活躍に負けじと、3番に座る谷田成吾(3年)が8回に右翼へソロ本塁打をたたき込み、5点差とした。

連日の2打点を挙げた竹内惇

 慶大先発は左腕の加嶋。1回戦で4回3失点で降板した雪辱を果たすべく、マウンドへ向かった。この日も立ち上がりこそ明大打線の粘りから3回までに59球を費やしたが、4回以降は躍動。緩急を用いて打たせて取る、本来の投球スタイルがさえわたり7回を終えた時点で散発3安打、無失点とチーム全体にいいリズムを与える。しかし、王者・明大も簡単には引き下がらない。5点リードで迎えた8回、1死一、二塁から3番・髙山俊に痛烈な3点本塁打を浴び、たちまち2点差に。ここで加嶋は3連投となる三宮に後を託す。三宮もその後ピンチを迎えるも何とか切り抜け、最終回は三者凡退。二人の3年生左腕による踏ん張りで薄氷の勝利を手にした。

8回途中まで3失点と先発の役割を果たした加嶋

 昨秋は優勝まであと一歩のところで明大に連敗し行く手を阻まれたが、お返しと言わんばかりに引き分けを挟み連勝で勝ち点を奪った。現在、堂々の首位。今季は失速せずに調子を維持できるか。1週間を空け、次に戦う相手は法大。快進撃を続ける慶大が好投手・石田健大に対しいかなる戦いを繰り広げるか。

(記事 盛岡信太郎、写真 川口真由、小川朝煕)

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