ラグビー部

2013.12.22

練習試合 12月21日 対東洋大 早大上井草グラウンド

連敗を吹き飛ばし東洋大に快勝!

 東海大B、慶大Bに敗れ、勝利から遠ざかっていた早大B。この日の相手は関東大学リーグ2部に所属している東洋大だ。キックオフ直後にトライを許すも、強みのセットプレーを生かした攻撃で徐々に立て直し、逆転する。以後もペースを握り続けてそれ以上失点せず、34-5でノーサイド。点差を離しての快勝で、連敗の汚名を返上した。

すばやい反応を見せ、トライを決めた鈴木亮

 前半開始早々、早大Bはディフェンスを突破され、東洋大にいきなりの先制点を献上してしまう。敗戦が続いただけに、この立ち上がりは今試合にも不安を喚起したが、その悪い流れを引きずることはなかった。19分、相手のペナルティーによるラインアウトからモールを形成しトライ。ゴールも成功し、逆転を果たした。その後、ロングゲインしたフランカー呉泰誠(スポ4=大阪朝鮮)のパスを受けたフランカー仲元寺宏之(社2=広島・尾道)のトライと2度目のモールトライで得点を追加する。終盤は互いにペナルティーが相次ぎゲーム全体が停滞した。しかし39分、SH辰野新之介(文構4=神奈川・桐蔭学園)のキックをWTB鈴木亮(教2=神奈川・桐蔭学園)が巧みに捕球し、そのまま走ってグラウンディング。ここで24-5となって前半は終わり、良い形で折り返しを迎えた。

早大Bはモールで何度も好機を演出した

 メンバーを総入れ替えして臨んだ後半。ボールはキープしているもののなかなか前へ進むことができない。もどかしい状況を打破したのは、屈強にゲインしたフランカー小谷田祐紀(文構3=東京・早実)。そこからパスをつないで最後はプロップ石倉裕之(法4=東京・早大学院)がトライし、後半も主導権を得た。19分にはゴール前スクラムから展開し、FB三村将広(人3=神奈川・桐蔭学園)もトライ。要所でのミスなどによって好機をものにすることができない場面も多々見られたが、勢いは保ったまま34-5で勝利。相手に隙を与えず、後半は完封を遂げた。

 久々の勝利となり、モールの強さやパス回しの正確さなど多くの成長も見出せたが、反省点は消えたわけではない。「ミスとペナルティーを重ねて良い流れを持ってくることができなかった」(呉)と語るように、『規律』の部分での甘さは未だ選手たちも感じるところだ。長らく抱えてきたこの明確な課題を克服すること。それが、今回に限らず勝ち続けること、そしてチーム全体を底上げすることに不可欠なことには、変わりない。

(記事 大水渚、写真 山口智子)

練習試合
早大B スコア 東洋大
前半 後半 得点 前半 後半
24 10
34 合計
【得点】▽トライ 菅野、鈴木亮、仲元寺2、石倉裕、今岡 ▽ゴール 渡辺(2G)
※得点者は早大Bのみ記載
早大Bメンバー
背番号 名前 学部学年 出身校
高橋 俊太郎 社3 東京・早実
  後半0分交代→20石毛    
菅野 卓磨 教3 東京・早実
  後半0分交代→21貝塚    
  後半20分交代→35周藤    
千葉 太一 教1 東京・早実
  後半0分交代→22石倉裕    
  後半20分交代→36渡瀬    
近藤 貴敬 社4 宮城・仙台育英
  後半0分交代→23宮島    
桑野 詠真 スポ1 福岡・筑紫
  後半0分交代→24住友    
池本 翔一 スポ2 愛知・千種
  前半18分交代→16仲元寺    
  後半0分交代→38中庭    
◎呉 泰誠 スポ3 東福岡
  後半0分交代→26小谷田    
古賀  壮一郎 教4 福岡・筑紫
  後半0分交代→27山口    
  後半4分交代→37河野    
平野 航輝 スポ3 長崎南山
  前半18分交代→17辰野    
  後半0分交代→28杉本    
10 渡辺 大輝 社1 国学院栃木
  後半0分交代→29菱田    
11 鈴木 亮 教2 神奈川・桐蔭学園
  後半0分交代→30今岡    
12 金澤 男 社4 千葉・市川
  後半0分交代→31丹野    
13 藤近 紘二郎 政経4 神奈川・桐蔭学園
  前半15分交代→18高橋駿    
  後半0分交代→32秋吉    
14 山本 龍平 商3 東京・都武蔵
  後半0分交代→33杉    
15 滝沢 祐樹 基理2 福島
  前半18分交代→19廣野    
  後半0分交代→34三村    
リザーブ
16 仲元寺 宏行 社2 広島・尾道
17 辰野 新之介 文構4 神奈川・桐蔭学園
18 高橋 駿 文構1 東京・早実
19 廣野 晃紀 社4 東京・早実
20 石毛 隼人 教2 東京・早実
21 貝塚 隼一郎 政経2 埼玉・早大本庄
22 石倉 裕之 法4 東京・早大学院
23 宮島 大地 商4 茨城・茗溪学園
24 住友 裕哉 政経4 徳島文理
26 小谷田 祐紀 文構4 東京・早実
27 山口 和慶 スポ1 福岡
28 杉本 峻 商1 東京・早実
29 菱田 広大 文構4 埼玉・早大本庄
30 今岡 晃大 商2 東京・早大学院
31 丹野 怜央 教3 北海道・札幌山の手
32 秋吉 孝一 文構3 埼玉・早大本庄
33 杉 聡司 政経4 福岡・西南学院
34 三村 将広 人3 神奈川・桐蔭学園
35 周藤 直也 社1 東京・早大学院
36 渡瀬 完太 商2 東京・早大学院
37 河野 秀明 創理2 東京・早実
38 中庭 悠 人2 茨城・水戸一
※◎はゲームキャプテン、監督は後藤禎和(平2社卒=東京・日比谷)
コメント

フランカー呉泰誠ゲームキャプテン(スポ4=大阪朝鮮)

――試合の総括をお願いします

40分しかなかったので、まずはボールを確保してディフェンスでもアタックでもワセダがやりたいことをやろうということを話してまた。後半はいいプレーとかもあって立て直せたとは思うんですけど、ミスとペナルティーを重ねていい流れを持ってくることができなかったのでそこを反省したいと思います。

――ご自身のプレーを振り返ってみていかがでしたか

前半最初にトライされたところは自分のタックルミスからやられてしまってファーストトライを許してしまいました。ゲームキャプテンとして、チームに悪い流れを持ってきたのが自分だったのでやはり反省しています。

――オフェンスでは、ロングゲインなどでアピールできたと思いますがいかがですか

あれは自分が悪いと思っていた中で、何とか取り返したいと思っていたのがうまくでた場面だったのでよかったと思います。

――前回の試合では4年生が引っ張れていないというお話をされていましたが、今回はいかがでしたか

この試合も一見静かそうには見えたんですけど、練習中からも4年生が中心になって話すようになってくれたので改善されてきていると思います。

――モールは押せている印象でしたが自信がある部分ですか

そうですね。そこは練習からやってきているので自信を持っています。でも姿勢が高かったり、割られて崩されてしまう局面もあったのでそこは取りきりたかったです。

――攻撃面ではテンポ良く前に出られていましたがその評価をお願いします

ラインのスピードは先週に比べて確実に速くなっていると思います。でも取り切らなきゃいけないところで、取りきれなかったりしました。ランナーにボールを渡すというところも少し戸惑ったところがありました。

――残り試合が少なくなってきましたが現在の雰囲気を教えてください

いまはむしろ開き直ってやるしかないという感じで、自分の弱みとかを克服するというよりかは自分の強みや個性を生かしてAチームに絡んでいきたいです。モチベーションとしては最後の一分一秒まで絶対に諦めないでやっていきます。