バドミントン部

2013.12.07

第67回全日本総合選手権 12月5日 代々木第二体育館

ベスト8入りは逃すも、課題見つける

 全日本総合選手権(全日本)本戦2回戦、1回戦で社会人相手に突出した強さを見せた古賀輝(スポ2=埼玉栄)・齊藤太一(スポ2=福島・富岡)組が日本ランク2位の強敵と対戦した。また前日に丸尾亮太郎主将(スポ4=群馬・伊勢崎清明)とのワセダ対決を制した古賀はシングルスにも出場。単複ともにベスト8入りはかなわなかったが、来季につながる課題が見つかるなど収穫の多い試合となった。

自身初となる2回戦に進出した古賀

 まず登場したのは本戦1回戦で社会人を相手に圧倒した試合運びで勝利を挙げた古賀・齊藤組。対する相手は平田典靖・橋本博且組(トナミ運輸)。第1セットでは相手のミスもあり、また必死に食らいつき粘りのプレーを見せる。社会人のスピードにも徐々に慣れていき中盤からはレシーブも返していくが、16-21で第1セットを落とす。第2セットでは終始ペースを握られ、なかなか古賀・齊藤組の得意とする前後の形になれない。思うように攻めることができず、「サーブ回りの3球前後でやられてしまった」という齊藤の言
葉通り、相手の前衛につかまりラリーを続けられない。イレブンのインターバルで切り替えを図り1点を奪取。しかしその後に6連続ポイントを取られると流れを戻すことができない。早大のプッシュがネットに掛かり10-21で第2セットを終え、第二シードの強豪ペアには力及ばずセットカウント0-2で悔しい敗戦となった。

日本ランク2位と対戦した古賀・齋藤組

 続くシングルスの2回戦には古賀が出場した。高校生との試合に対し前日に「とにかく向かってくると思うので、受けに流されずにしっかりと気持ちを持って挑みたい」と語っていた古賀。しかしフォア側を狙われ、連続ポイントを取られてしまう。イレブン以降は積極的にスマッシュを打つが、コースを狙い過ぎてアウトになり、第1セットを13-21で折り返す。第2セットでもヘアピンを多用し球を上げてくれない相手に苦戦。相性が悪く、またロングラリー後の決め球がネットに掛かるなどのミスから12-21で第2セットを落とし、勢いのあった高校生にストレート負けを喫した。

 単複ともにベスト8入りはかなわなかったものの収穫も多くあった。「スマッシュも速く、ドライブ一つとっても沈まないで飛んでくる、そこでもまた差を感じた」と古賀が語るように、日本トップレベルの実力を目の当たりにし、自分たちの課題を知ることができたことだ。「球やタッチが非常に速く、その点を意識してもっとレベルアップしていけるように頑張りたい」(齊藤)。インカレ王者は大学バドミントン界にとどまらず、更なるステップアップを目指し来季に臨む。

(記事 八木瑛莉佳、写真 芦川葉子)

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結果

▽男子ダブルス

古賀輝・齋藤太一 ベスト16

▽男子シングルス

古賀輝 ベスト16

丸尾亮太郎 ベスト32

▽女子ダブルス

亀田楓・関川容子 予選敗退

▽混合ダブルス

嘉村昌俊・関川容子 予選敗退

コメント

古賀輝(スポ2=埼玉栄)

――ダブルスについて伺います。日本ランク2位の相手の平田・橋本組(トナミ運輸)と戦ってみての感想を

勝とうと思って臨みました。第1セットは競ることができたんですけど、第2セットからは相手も余裕が出てきて点差も開いてきたので。差が出たなという感じです。

――相手は角度のついた厳しいショットが多かったです

スマッシュとかも速いですし、ドライブ一つとっても沈まないで飛んでくるので、そこでもまた差を感じましたね。

――第1セットの立ち上がりはまだ相手のショットに対応し切れなかったというところでしょうか

守る形になってしまっていたので、ロブにしても攻めのロブを打つことができたら良かったです。

――中盤からはラリーが続くようになりました

最初よりも慣れたので返せるようになりました。でも返せてもその次があって、点数が取れなかったです。

――第1セット全体としては粘れたという実感でしょうか

相手もまだ調子が出ていなかったと思うので、点数が取れたんだと思います。

――第2セットで点差が開いてしまった原因は

相手が本調子に戻ったというか。ミスの少なさもありましたし、一つ一つの部分が上でした

――インターバルでは齋藤太一(スポ2=福島・富岡)選手とどんな話を

思い切りやろう、と。

――なかなか得意の攻撃の形にさせてもらえない印象でした

相手が浮いてこない球を打ってきていたので、攻めることができませんでした。

――この試合で得られた点、逆に課題はありますか

サーブ一つにしても、サーブを打った次が速かったので。次への準備を早くすることとかですね。

――次にシングルスについて伺います。相手は社会人に勝ってきた勢いある高校生でしたが印象は

インターハイで優勝して、今回も社会人に勝ってきていたので勢いがすごかったですね。

――2セット目の立ち上がりは

第1セットの立ち上がりですごく点差をつけられてたので、それよりはもっと攻めていかないとと思っていたんですけど、結局点差をつけられてしまったので出だしが悪いなっと思いました。

――スマッシュで逆をつかれるプレーがありましたが、相手のスマッシュ厳しかったですか

相手のスマッシュが速かったということはなかったんですけど、自分があまり動けなかったです。

――目標のベスト8まで単複ともにあと一歩というところでした

あと一つ勝つというのがカベになっているので、次は勝ちたいと思います。

――最後に、今季の総括と来季の目標について

今季はダブルスでインカレ(全日本学生選手権)優勝して2連覇できて嬉しかったし良かったです。でもこういう大きな大会で勝たなきゃいけないので、1回戦を勝てたのは良かったんですけど、次は単複どちらかでもベスト8に入りたいなと思いました。

齊藤太一(スポ2=福島・富岡)

――きょうの試合を振り返って

やはり相手が強くて、球やタッチが速くほとんど圧倒されてしまい、負けてしまいました。

――ゲームプランはありましたか

特にありませんでした。とにかく思い切ってやるということだけ意識していました。

――第1セットでは相手に離されずに粘りのプレーを見せていましたが

第1セットでは、相手も始めサーブが浮いたりミスしたりしていたので、攻めることができました。第2セットではサーブ周りで全然やられてしまい、何もできなかったです。

――第1セット中盤からはラリーが続くようになりました

球に慣れたので返せるようになった感じです。

――第2セットでは相手の前衛に捕まってしまった印象でした

そうですね。サーブ周りでこちらがミスしてしまい3球前後でやられてしまいまいした。相手がうまかったです。

――相手が攻めさせてくれず、得意の前後の形になることができませんでした

それもサーブ周りで全部潰されてしまいました。こちらが攻めずに全て球を上げてしまいました。

――前日に「勉強や経験となるような試合にしたい」とおっしゃっていましたが、何か刺激になることはありましたか

球やタッチが非常に速く、そのようなところを学びました。自分たちもその点を意識してもっとレベルアップしていけるように頑張ります。

――シーズン最終戦でしたが、今季を振り返って

今季は負けた試合も多かったのですが、インカレ(全日本学生選手権)で優勝できたので良かったです。また全日本総合では負けてしまったのですが、初めて1回戦を勝つことができて良かったです。

――オフシーズンの過ごし方は

毎日走って練習して、やはり一日に4時間の練習を確保していきたいと思います。

――来季の意気込みや目標は

全勝できるように頑張ります。