剣道部

2013.12.03

第14回関東女子学生剣道新人戦大会 11月30日 東京武道館

新人戦、5年ぶり4度目の3位入賞!

 早慶戦を終え、新たなスタートを切った早大女子剣道部はこの日、男子と同様に新体制となって初の公式戦を迎えた。初戦は圧倒的な実力を見せつけ快勝、2回戦も順当に勝ち進み3回戦へ。強豪、筑波大を破ると、続く関東学院大戦も制しベスト4へ進出した。法大を相手に迎えた準決勝は代表戦までもつれる接戦に。惜しくも代表戦で畝尾奈波(スポ2=京都・日吉ケ丘)がメンを決められ敗北するも、5年ぶり4度目となる3位入賞を果たした。

 2回戦までを順調に勝ち上がり、早大は3回戦で強豪、筑波大と対戦。先鋒・髙橋萌(スポ2=栃木・佐野日大)や、この日公式戦初出場となった次鋒・吉岡菜那(政経1=埼玉・早大本庄)が積極的に一本を狙いにいくも、決めきれず引き分けのまま中堅・川上ゆき(スポ1=熊本・菊池女)へ。川上はこれまでの沈黙を破るように、試合開始直後にメンを奪い勢いに乗ると、さらにもう一本メンを決め二本勝ちを収める。続く副将・阪本皇子(スポ1=長崎・島原)もメンを決め一本勝ち。大将の畝尾はメンを打ちに行ったところを、返しドウを決められ敗戦したものの、勝数2-1で見事筑波大を破り準々決勝へと駒を進めた。準々決勝の相手は関東学院大。この試合では先鋒・髙橋、次鋒・吉岡がそれぞれ一本勝ちを収め、好調な滑り出しを見せる。中堅・川上がまさかの二本負けを喫するも、副将・阪本が引き分けに持ち込むと、大将戦で畝尾がメンを決め、勝数3-1で関東学院大に勝利。ベスト4進出を果たした。

公式戦初出場となった吉岡

 そしてついに準決勝、相手は2年連続優勝の強さを誇る法大。強敵を突破して決勝進出を目指す早大は、先鋒・髙橋が飛び込みメンを奪い、貴重な一勝を挙げた。その後、次鋒・吉岡、中堅・川上も果敢に一本を狙いに行くがなかなか決められない。それでも粘りを見せ、引き分けに持ち込みリードを守る。続く副将戦、試合が動いた。一本を決めてさらに差をつけたいところだったが、副将・阪本が試合開始直後に出コテを決められて。そのまま一本負けを喫し、同点に追いつかれる緊迫した展開に。なんとしても一本を奪いたい大将・畝尾だったが、決めきれないまま5分間が経過、代表戦へもつれ込む大接戦となった。「全力で後悔をしないような試合をしよう」(畝尾)――。全員の期待を一身に背負い、運命の代表戦に挑んだ畝尾。会場中の注目が集まる中、一進一退の攻防が続く。しかし、一瞬の隙を突かれ、メンを決められてしまい勝負あり。惜しくも法大には及ばず、3位入賞で今大会を終えた。

代表戦で惜しくも敗れた畝尾

 準決勝で破れはしたものの、筑波大に勝利し法大に善戦し見事3位入賞という快挙を成し遂げた早大。しかし、この結果に満足はしていない。来季こそは関東を制覇し、全国の舞台へ。見据える目標はさらに高いところにある。冬を越え、春にどのような活躍を見せてくれるのか。新生早大剣道部の戦いは、まだ始まったばかりだ。

(記事 藤川友実子、写真 増山祐史)

結果

勝数(本数)

1回戦  ○早大5-0一橋大

野平 メメ―

髙橋 メメ―

阪本 メメ―

川上 メメ―

畝尾 メメ―

2回戦  ○早大2―0神奈川大

髙橋   ―


吉岡  メ―

川上   ―

阪本  メ―コ

畝尾 メメ―

3回戦  ○早大2-1筑波大

髙橋   ―

吉岡   ―

川上 メメ―

阪本  メ―

畝尾   ―ド

準々決勝 ○早大3-1関東学院大

髙橋  コ―

吉岡  コ―

川上   ―メコ

阪本   ―

畝尾  メ―

準決勝 ●早大1(1)-(1)1法大 代表戦(0-1)

髙橋  メ―

吉岡   ―

川上   ―

阪本   ―コ

畝尾   ―

畝尾   ―メ

コメント

畝尾奈波(スポ2=京都・日吉ケ丘 )

――きょうの大会を振り返って

チームの流れがすごく良くて、前が後ろにつなぐという試合をしてくれたので大将としてもやりやすかったですし、その流れで勝っていけたかなと思います。

――3位入賞という結果についてはどうお考えですか

目標は優勝だったので3位という結果で残念な気持ちはあるんですけど、3位になれたということを自信にして今後それを生かしていきたいです。

――大将という役割を担ってみていかがでしたか

大将というのはいざという時に勝負がかかるので緊張したんですけど、前が頑張ってきてくれていたので私も絶対に負けないという気持ちでできたので、楽しく試合をすることができました。

――男子の新人戦優勝で何か影響を受けたことはありますか

男子が優勝してくれたので女子も優勝をというのがあったので多少はプレッシャーもあったんですけど、それをプレッシャーと思わずに、女子も気持ちを楽にして優勝を目指して頑張れたかなというのはあります。

――筑波大戦を振り返っていかがですか

前で勝負が決まったので大将戦としては楽な試合になったんですけど、そこで一本取られたところは反省しないとだなと思ったので、そこで一本取られずに自分が一本取れるようにしたいと思います。

――法大戦では代表戦になりましたがどのような気持ちで代表戦に臨みましたか

代表戦で私が出ると決まったので、みんなの気持ちを背負って、負けてしまったんですけど、しっかりと全力で後悔をしないような試合をしようと思いました。

――来季への抱負をお願いします

今回新人戦で3位という結果を残せたので、これを自信にして来季は関東(関東学生優勝大会)で優勝して全日(全日本学生優勝大会)に出て、全日でも入賞を目指して頑張りたいと思います。

高橋萌(スポ2=栃木・佐野日大)

――きょうの大会を振り返って

一人一人が全力で戦って、先鋒から大将までしっかりつながった試合ができたなと思います。

――3位入賞という結果はどう捉えていますか

優勝を目指していたので残念ではありますが、強い相手にも勝てたので価値のある3位だったと思います。

――法大戦も含めてきょうは無敗でしたが自身のプレーはいかがでしたか

そんな調子は良くはなかったと思うんですけど、しっかり自分の剣道をして流れをつくっていけたなと思ってます。

――法大戦を振り返って

とにかく集中して自分の剣道をしようと心がけました。いいところで一本決められて良かったです。

――先週男子が優勝した中で意識した部分などはありますか

男子の勢いを借りて、思いっきり臨めたらいいなと思ってました。

――来季に向けた意気込みをお願いします

これからオフに入るんですけど、しっかり次の大会に向けて稽古から頑張っていきたいと思ってます。

川上ゆき(スポ1=熊本・菊池女)

――きょうの試合を振り返って

組み合わせ的にも強豪校と近い位置で、特に筑波戦は一番勝てればいいなと思っていた相手だったので、勝てたことはとても嬉しいです。

――筑波戦では開始直後にメンを決めましたが

私は個人的に上段の選手を苦手としていないので、これはチャンスだと思って。絶対一本取ろうと思っていたので、取れて良かったです。

――法大戦はいかがでしたか

(早大の)先鋒で取ってきたので非常にいい流れだなと思って。強い相手だったので無理はせず丁寧にやって、チャンスがあれば取りにいこうと思ったんですけど。一本欲しかったところだったので、取れなかったのはちょっと悔しいです。

――3位入賞という結果をどう感じていますか

優勝を目指していたので非常に悔しいのですけど、チームとしての流れや出来は結構良かったと思うし、みんな自分の力を出せたと思うので、次につながる試合だったかなと思います。

――最後に、来季への意気込みをお願いします

来季は個人戦から始まるんですけど、それはもちろん全日本(全日本学生優勝大会)出場を目指して。団体戦では、今季は関東大会敗退という結果だったので、来季は絶対全日本に出場して優勝を狙えるよう頑張りたいと思います。

阪本皇子(スポ1=長崎・島原)

――きょう一日を振り返って

もちろん優勝を狙ってたので残念な部分もあるんですけど、3位っていう結果にはとりあえず満足しています。

――筑波大戦までは全勝でしたが振り返って

筑波大戦はかなり厳しい戦いになると思ってたんですけど、自分の役割を意識してしっかり戦って流れをつくれていたので良かったです。

< p>――法大戦では惜しくも敗れてしまいましたが

私が流れを悪くしてしまってんですが、いい経験になったと思うのでこれを糧にしてこれからまた頑張ります。

――以前行われた関東(第45回関東女子学生選手権)では惜しくも1回戦敗退でしたが何かきょうに生かしたことはありますか

どうしても試合になると緊張してしまうので、いろいろ心を整えたりして臨みました(笑)。

――きょうも1年生が多く出場していましたがこの代はどんな代ですか

みんな仲良くてチームワークもできています。来季には新しい新入生も入ってくるので、みんなで協力していい代を築いていけたらなと思います。

< p>――来季に向けた意気込みをお願いします

きょうは新人戦で3位になれましたけど、今季は全国(全日本女子学生優勝大会)の舞台に立てていないので、そこに出場して勝つのが目標です。

吉岡菜那(政経1=埼玉・早大本庄)

――きょうの試合を振り返って

公式戦が初めてという部分もあったのですが、まず試合に出られたということがすごく嬉しくて、引き分け以上を狙いにいったんですけど、一本取ったりすることができてうれしかったです。

――初めての公式戦はいかがでしたか

すごく楽しかったです。緊張したんですけどバックに頼もしい仲間、先輩たちがいらっしゃったので、思いっきりのびのびと試合できました。

――筑波大戦を振り返って

強豪校ということもあったのでチームの足を引っ張らないように、でも自分なりに前に出て試合をしました。

――法政大戦はいかがでしたか

相手が上段ということで意表をつかれたのですが、次につなげる流れに乗れた試合ができたかなと思います。

――きょうの試合を通して積極的な攻めが印象的でしたが、どのような意識で試合に臨みましたか

後ろに下がったらだめだと思ってとりあえず前へ前へということや、受けたら返すということを意識して、前に出るようにしました。

――来季への意気込みをお願いします

部内の選考試合を頑張ってもっともっと公式戦に出られるように努力したいと思います。