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ラクロス部

2013.10.07

第26回関東学生リーグ戦 対成蹊大 10月5日 東京・駒沢オリンピック公園総合運動場補助競技場

無敗の4連勝で宿敵・明大戦へ

前半 後半
早大 11
成蹊大
▽得点者
西村4、鳴澤3、溝本、日置、鈴木、辻本

 8月に開幕した関東学生リーグ戦(リーグ戦)も終盤戦。雨が降りしきる中、4勝目を懸けて成蹊大との一戦に臨んだ。他校の試合結果によりすでにファイナル4進出は決まっていたが、全勝での1位通過を目標に掲げる早大はここで負けるわけにはいかない。序盤は両者点の取り合いとなり、前半終了時のリードは2点止まり。しかし後半、連続得点で相手を突き放し11-6で勝利を収めた

得点を決め笑顔を見せるAT西村

 前半は両者一歩も引かない戦いとなった。開始早々にMF溝本ほのか(政経3=埼玉・早大本庄)がゴール正面からのシュートを決め幸先良くスタートを切ったように見えたが、一瞬の隙を突かれ同点とされる。それでも、すぐさまAT西村佳那子(スポ4=東京・西)のパスを受けたMF鳴澤眞寿美(社3=福島・富岡)が素早いショットを押し込むと、再びゴール裏から回り込んだ鳴澤の連続得点が決まる。その後1点を返されるも、MF日置綾香(政経3=埼玉・早大本庄)の得点で4-2。10分にはゴール前に走った西村が相手ファウルを誘い、それを冷静に決める。「相手の速さだったり、想定していた部分で決められてしまった」(G水谷菫主将、スポ4=東京・青稜)と速攻から1点を失う場面も見られたが、AT鈴木杏奈(スポ3=東京・日大二)がフリーシュートを決め3点差。しかしこのまま前半を折り返すかに見えた終了間際、混戦の中で相手に追加点を許してしまい、6ー4とされたところでハーフタイムを迎えた。

 突き放していきたい後半、まず鳴澤からのパスを受けた西村がゴールを決める。続いて西村が相手ディフェンスを十分引きつけるとAT辻本麻亜(スポ3=北海道・札幌月寒)へパスをつなぎ、それを確実に決め8ー4。さらに正面からコースを狙った技ありショットを沈め、流れは完全に早大へ。その後ファウルにより1人欠くというこの試合最大のピンチを迎えるが、積極的に攻め続け相手に追加点を与えない。すると15分、溝本からゴール左横でほぼフリーの状態だった鳴澤へパスが通り、「仲間がいいタイミングでパスを出してくれたところをスピードで突破することができた」(鳴澤)と、ゴール右側へ回り込んで豪快にシュートを決めた。その後2点を失うも、相手ファウルから西村がこの日4得点目となる得点を奪い最終スコア11ー6。さらに勝ち星を積み上げた。

前半連続ゴールを決めたMF鳴澤

 格下相手に圧勝とはいかなかったが、リーグ戦はここまで無敗の4連勝。残る試合は雷で延期になった明大戦のみ。明大は昨季、ファイナル4で敗れた因縁の相手だが、「全勝でリーグ戦を終えてから次に進みたいので、全員で一丸となって勝ちたい」という水谷主将の言葉に表されるように、明大戦へ向けチームの心はすでに一つのはずだ。

(記事 久保田有紀、写真 荒巻美奈)

コメント

G水谷菫主将(スポ4=東京・青稜)

――きょうの試合が始まる前から、ファイナル進出が決まっていましたが、どのような気持ちで試合に臨みましたか

決定しているとはいえ、ファイナル4へは全勝で臨みたいという気持ちはあったのでみんなで圧勝しようという話はしていました。

――試合全体を振りかえって

最終的には点差はついたのですが、やはり自分がGなのでディフェンス面で言うと相手の速さだったり想定していた部分で決められてしまったところは良くなかった点だと思っています。

――雨の中での試合となりましたがその点の影響はありましたか

気持ち的な面では特になかったのですが、足元が滑りやすいというところだったりクロスが濡れるとパスの精度も変わってしまうのでそこはみんなで考えてやろうと話はしました。

――途中から控えの選手と交代されていましたが控えの選手の動きは

本当に頼りになる子なのでフリーシュートとか止めてくれてる場面もあったので良かったと思います。

――これまでの試合については

自分たちの中でやりたいことは明確に持っていたのですが、それがしっかり出しきれた試合は少なかったとなというのが一つあります。ただ、その中でも段々と良くなっているところはあるので次に向けて上げていきたいなと思っています。

――次は明大戦となりますが、どのような戦いをしていきますか

いままで練習試合などでは今シーズン勝てていないのですが、全勝でリーグ戦を終えてから次に進みたいというのがあるので全員で一丸となって勝ちたいと思います。

AT西村佳那子副将(スポ4=東京・西)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

総力戦と考えていたので、いろいろな選手とともに勝ち切れてよかったです。

――ファイナル4進出も決まっていたようですが

まずは昨年と同じ舞台に立てるという面ではうれしいですが、目標はまだ先にあるのでそれに向かって頑張っていきます。

――ご自身もきょうの試合では得点を重ねられましたが

何点決めたとかはほとんど覚えていませんが、1人がほとんど決めるのではなく、いろいろな人が決められたことがチームとしての成長している点だと思います。

――今後修正していくべき点はありますか

基礎技術の点で強豪チームとは負けていると思うのでパスキャッチを確実に決めていける基本に立ち返って頑張っていきたいと思います。

――次は延期されていた明大戦です

初戦が延期だったの出鼻をくじかれた感はありましたが、最後で強豪チームと当たるということで圧倒して勝ちたいと思います。

AT竹田夏未(教4=東京・早実)

――きょうの試合の率直な感想は

だめでした(苦笑)。

――どういった点が納得いきませんでしたか

大事なところでミスをしてしまって得点できなかったので、そこがだめだったと思います。

――チームとしては着実に得点し11点を取りましたが

個人的には活躍できなかったんですけど、他の選手がすごく頑張ってくれて得点できたと思うので、次は(自分も)頑張りたいと思います。

――苦しい時間帯で意識していたところは

ファウルで1人退場した時にすごく苦しかったんですけど、その時にちゃんと足でボールを運んでキープするというのを大切にやっていました。

――次でリーグ戦は最終戦となりますが、そこに向けて修正したい点は

次は明大戦で強い相手なので、しっかりとパスキャッチとかそういうところを丁寧にやって、勝ちたいと思います。

――ファイナル4進出も決定しましたね

少し前に決まっていたのですが、(進出が)決まったことにおごらず、次の試合に勝って次につなげたいと思います。

DF佐藤美沙紀(スポ3=福島・会津学鳳)

――開幕4連勝となりました。試合を終えての感想をお願いします

勝つには勝てたのですが、内容的にはたくさん反省がありますし自分自身もたくさんミスしてしまったので、明大戦へ向けてもう一度気合いを入れ直したいですね。ディフェンス面でメンバーが入れ替わったときのコミュニケーションやライドの面をもっと詰めていかなければと思います。

――試合前にファイナル4進出が決まったとのことですが、その時の心境は

あ、決まったんだという感じでした。チームとしても当たり前の雰囲気で、かつおごることなく受け止められたのは良かったと思います。

――2年連続でのファイナル4進出ですが、チームの中に昨季との違いはありますか

昨季は主将やディフェンスリーダーの二人の4年生に頼ってしまう部分が多かったのですが、今季は誰が出ても勝てるワセダを目指していろんなメンバーで練習してきました。これからケガなどアクシデントがあるかもしれませんが、練習の成果を発揮して昨季とは違うカラーを出していきたいです。攻撃パターンも増えてきましたしね。

――明大戦へ向けて

チームとしてはきょうの試合の反省を生かして詰めていくこと、個人としてもきょうはあまり良くなかったので断固たる気持ちを持って、相手の気持ちを跳ね返すつもりで臨みたいです。

AT鈴木杏奈(スポ3=東京・日大二)

――きょうの試合を振り返って

たくさん練習を重ねてきたはずなんですが、その通りにできないこともありました。その点はメンバーが変わったとしても、みんな同じような動きができるような練習をしていかなくてはいけないなと思いました。

――前半15分、成蹊大にゴールを決められた直後に得点を決めましたが、感触などはどうでしたか

今までの相手と比べたらディフェンスは勝てるなと思っていたんで、ガンガン行けば点は取れると感じ、ガンガン行きました。

――ファイナル4への意気込みをお願いします

ファイナル4への出場は嬉しいですが、日本一へのスタート地点ということで、出場を目標にしているわけではないです。なので、ちゃんと勝ち切って、日本一へつなげたいと思います。

AT辻本麻亜(スポ3=北海道・札幌月寒)

――きょうの試合を振り返って

きょうは圧倒しなければいけない相手だったので、自分たちが基礎的な部分で、ミスしないように勝ち切ろうという気持ちでした。

――得点シーンを振り返って

後半についてはパスをもらってフェイクを使って決めれたんですけど、前半は決めるべきシュートを外してしまったので、まだまだ練習しなければいけないなと思いました。

――天候は影響されましたか

先月行った合宿でも雨が降っていて、最近の練習でも雨が多かったので、ちょっと慣れていたので、よかったかなと思います。

――自身の調子について

もうちょっと1on1で相手を抜けるように、まだまだ足りないところがあると思うのでので頑張りたいと思います。

――次の試合に向けての意気込み

次は、お互いリーグ戦全勝中のメイジとブロック内の1位を決める直接対決になるので、絶対勝っていきたいと思います。

MF鳴澤眞寿美(社3=福島・富岡)

――試合を振り返っていかがですか

勝つことはできてよかったですが、内容は30点ぐらいだと思います。相手の勢いを高い位置で止めることができませんでしたし、悪いコンディションで基礎の部分でミスが出てしまいました。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

得点の場面では仲間がいいタイミングでパスを出してくれたところをスピードで突破することができました。ただ、重大なピンチにはつながりませんでしたが、自分自身にもミスがあったので修正していきたいです。

――試合の中での収穫はありましたか

攻撃の面ではバリエーションが増えたと感じています。守備の面では高い位置からの守備が必要だと再確認できたのでよかったです。

――次戦は明大と対戦しますが

昨季勝つことができなかった相手なので絶対に勝ちたいですね。内容はもちろん大切ですが、とにかく結果を重視して戦いたいと思います。

MF日置綾香(政経3=埼玉・早大本庄)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

私が結構、ワセダのブレイクチャンスの時にミスをしてしまったので、次の試合とかもっと先の試合に向けて、自分の力を上げてこの力を上げていきたいなと思いました。

――チームとしては前半に失点が多くなりましたが、後半はどのように立て直しましたか

ファイナル4は決まっていて、相手は今のところ全敗ということで、このままではまずいということで、自分たちの良い形で圧倒しようと話しました。

――具体的な作戦としては何を変えましたか

課題はブレイクでどんどん点を取りに行こうということで、ゴールにしっかり向かえるようにしました。(自分たちは)ファイナル4出るチームで日本一になるチームだということでどんどん攻めていこうとしました。

――次戦は強豪明大との一戦です。意気込みをお願いします

まずは自分の力を上げて、安定したプレーヤーになれるようにして、試合に出たときはもっと思い切ってできるようにしたいです。

MF溝本ほのか(政経3=埼玉・早大本庄)

――まず試合を振り返って一言お願いします

技術のところで圧倒して普通にやって普通に勝たなければならない相手だったのですが、こちらのミスが多かったのでもっとしっかり勝ちたかったなというのが正直な感想です。

――どのような意気込みで臨まれましたか

ファイナル4進出が決まっていたのですが、この試合を落としているようでは日本一という目標を達成できないので勝って当然という気持ちで臨みました。

――先制ゴールを挙げましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

先制点は最初だったので思い切り打とうと思って打ったのですが、つなぎの役が多かったので日本一に向けて自分で決めきる力をつけて得点力を上げていかないといけないかなと思いました。

――今後の意気込みをお願いします

来週に最終戦があってファイナル4、ファイナルと11月中旬まで続くと思うんですけど、まず関東を制覇して日本一を狙う上では通過点だと思うので、一戦一戦これからは全部相手も強いと思うんですけどやることをしっかりやってワセダのラクロスで日本一に近づきたいです。

DF堀切梓沙(スポ2=東京・成蹊)

――きょうの試合を振り返って、率直な感想を

きょうの試合はファイナル4が決まっていたので内容にこだわって試合がしたいと考えていたんですけど、その点に関して(振り返ると)ワセダらしい試合が出来たのだろうかと考えてしまう試合でした。

――試合前にチームで話し合われていたことなどは

圧倒して勝たなければいけないと言っていたのと、ブレイクで点を取らなければいけないというのがあり、(それを)これからに向けてやっていかなければならないと思いました。私もブレイクには関われるかなと思って、切り替えとかを意識していました。

――前半のオフェンスで上手く展開できた印象はありますか

確実にアタックセットに持って行って1点ずつ決めていけていたのでディフェンスとしては心強かったです。

――後半のディフェンスについては

後半のブレイクの勢いを止められなくて、ファウルになっちゃったり、そのままゴールへ持っていかれちゃったりする場面もあったので、来週にもすぐ試合があり、来週の相手もブレイクの面とかでは強いと思うので、そこを一週間で修正していかなければいけないと思いました。

――今季はスタメンでの起用が多かったのですが、成長した点は

最初の方は自分のことにいっぱいになっていて先輩に動かしてもらうことが多かったんですけど、だんだん試合を重ねていって周りの状況を観て動けるようになったのかなと思います。

――ファイナル4に向けての課題と目標をお願いします

ディフェンス面ではライドで相手の勢いを潰して、ワセダのセットのディフェンスは守れていて、守りに強く、粘れると思います。しっかりとセットに持ち込んで、最初から相手の勢いを止めていけることを今後の課題として修正していかなければならないと思います。自分個人としてはもっと危険なところを察知する力がまだ足りないと思いますし、クリアでのミスをもっと減らしていきたいなと思います。