ソフトボール部

2013.11.29

早慶定期戦 11月24日 埼玉・早大所沢キャンパス

男女共に慶大に快勝

女子
TEAM
早 大 11
慶 大
(時間切れにより6回コールド)
濱田、○養田、石川、泉-福島
◇(三塁打)武内、赤澤、大沼2 (二塁打)赤澤、高橋、福島、養田
男子
TEAM
早 大 11 15
慶 大
(時間切れにより6回コールド)
○松木-柏原、沓澤
◇(三塁打)吉田

 雲一つない青空に、選手たちの元気な声が響く。和やかな雰囲気の中行われた、伝統の早慶戦。男女とも2部に所属する格下相手ではあったが、気を緩めることなく全力で挑んだ。女子部が11−5と大差で白星を飾ると、男子部も初回に二桁の得点を奪い慶大を圧倒。15−0で快勝した。また、勝負だけではなくお互いの親睦を深めることも目的の一つとして開催された今大会。試合後には両校の選手を交えた懇親会も行われ、大会は大盛況のうちに幕を閉じた。

 「伸び伸びとできた」。福島早知子主将(教3=石川・門前)がこう振り返った一戦は、初回から足を絡めた攻撃で相手の失策を誘うと、打線がつながり3点を先制。以降も大沼文乃(商3=北海道・立命館慶祥)が2打席連続で三塁打を放つなど、点差をさらに広げた。投げては先発の濱田のぞみ(人3=徳島・脇町)が慶大打線を三者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せると、普段登板機会のない選手もマウンドに登場。5回には4点を返されあわや逆転を許すかと思われる場面もあったが、後続を断って逃げ切った。試合にはマネジャーの土屋史穂(スポ3=神奈川・捜真女学園)、丹下裕加里(人3=東京・日大二)も選手として途中出場。慣れないプレーに苦戦しながらも、観客と仲間の声援を一身に受けて懸命にボールを追った。

2本の三塁打を放った大沼

 女子部に負けじと、男子部の試合も初回からその実力を見せつける。制球の定まらない相手投手を捉え打者15人の猛攻で、一挙11得点のビッグイニングをつくる。大量援護を受けた先発の松木俊皓(スポ1=宮崎・日向)は勢いそのままに、力強い好投で野手陣の奮闘に応えた。二塁手・貴志奎太朗(スポ2=大阪・関西大倉)の好守備にも助けられ、4回まで走者を出さない完璧な投球。完全試合への期待が高まるも、5回、慶大の4番に中前に運ばれてしまう。松木は試合後、偉業を目の前にしての被安打について「悔しかった」と語った。それでも許した安打はその1本のみ。その後は全ての打者から空振り三振を奪い、1安打完封と慶大打線を寄せつけなかった。

1安打完封した松木

 試合後の懇親会では両チームが輪になって座り、昼食を食べながら積もる話に花を咲かせた。現在慶大は2部に所属しており、リーグ戦で対戦する機会はほとんどない両校。来季、一回り成長した姿で再会を果たせるように――。つかの間の集結で絆を確認したライバルたちは、いま再び、それぞれの道をゆく。

(記事 芦沢仁美、写真 土屋佳織)

※掲載が遅れ、申し訳ありませんでした。

コメント

福島早知子(教3=石川・門前)

――試合を振り返ってみていかがですか

早慶戦は伝統ある大会だし、今シーズンを締めくくる最後の大会なので、皆でしっかりいい試合をつくろうって言って(試合を)やったんですけど。普段試合に出れてないメンバーやマネジャーも試合に出ることができたんですけど、のびのびとできたので、良かったんじゃないかなって思います。

――伝統ある早慶戦にどういう思いで臨まれましたか

普段とは試合をする上では変わらないんですけど、早慶戦は慶大との交流も目的のひとつだと思っています。

――慶大を相手にどう戦うか決めていましたか

自分たちがいつもしていること、練習通りのことをきちんと発揮するっていうのは、いつも通りですね。

――球速の遅いピッチャーにどのように対応しましたか

遅い球だからこそしっかりボールを引き付けて、右バッターであればセカンド、ファーストに逆方向に打つぐらいまで引き付けるっていうのと、よく見るっていうことを意識してやってましたね。

――福島さん自身はきょう2安打という成績ですが感触はいかがでしたか

ヒットを打てたことは嬉しかったんですけど、遅い球なので、今度は全打席ヒットを打てるようにしないとなって。まだまだ課題いっぱいです。

――やはり遅い球への対応は難しかったですか

自分の思った通りにバッティングができなかったですね。次の打席で対応ができたからよかったんですけど。

――6点差をつけて勝利しました

今回については1、2回に得点を入れて3、4回で無得点が続いてしまったので、そうではなくて毎回必ず得点を入れるようなチームにはなりたいなって思ってます。

――今後の抱負をお願いします

冬の間にしっかりと基礎を固めて、秋リーグ(秋季リーグ戦)や関カレ、そして今日の反省を忘れないでこの冬を過ごしていきたいなと思います。

大沼文乃(商3=北海道・立命館慶祥)

――今日の試合を振り返っていかがですか

みんなのおかげでこういう試合に出させてもらって、すごい楽しかったです。

――早慶戦というリーグ戦とはまた違う雰囲気での試合でしたが、どのような気持ちで臨みましたか

いただいたチャンスだったので、自分にできることを精一杯したいと思っていました。

――相手は球速が遅めの投手だったと思うのですが、どのように対応しましたか

ワセダのピッチャーが普段(球速が)速いので、合わせるのに苦労したんですけど。なるべく待ってから思いっきり振ろうと思って、それで振りました。

――2打席連続で右線に三塁打を放っておられましたが、そのことは意識されましたか

はい、できればそこに打ちたいなと思って。あんまり最近ヒットを打ったことがなかったので、うれしかったです。

――優秀選手賞も獲得なさっていましたが

もう、みんなのおかげです。

松木俊皓(スポ1=宮崎・日向)

――初めての早慶戦でしたが、どのような気持ちで臨まれましたか

伝統ある一戦なので、絶対に勝つという気持ちで挑みました。

――1安打完封という素晴らしい結果でしたが、試合中はどのようなことを考えていましたか

みんなが「三振取れよ、完全試合しろよ」みたいな感じだったんですけど。とりあえず打ち取ればいいだろって感じで投げていて、そしたらそれが1安打につながりました(笑)。

――打たれてしまった時は

悔しかったです。ああって。

――完全試合は狙っていましたか

はい早学定期戦も駄目だったんで。学習院大戦も1安打で。

――優秀選手賞も獲得なさいましたが

伝統ある試合の優秀選手ということで、嬉しいです。

――これから冬のトレーニング期間となりますが、どういうことを強化したいですか

吉村正先生(昭44教卒=京都・平安)からの角度あるドロップを、バッターからボールが消えるようなボールを投げたいと思います(笑)。冬は…まだ1年生なので、基礎となる体力トレーニングだったり、土台を作って春のリーグに向けて成長したいと思います。