ハンドボール部

2013.11.25

第56回全日本学生選手権 11月24日 山梨・小瀬スポーツ公園体育館

福岡大に快勝、優勝に一歩近づく

 全日本学生選手権(インカレ)の初戦を突破した早大は福岡大と対戦。序盤から関東王者の力を存分に見せつけた早大は前半を15-8で折り返す。後半も福岡大の反撃にあいながらも着実に加点。31-22で快勝し、準々決勝に駒を進めた。

ケガからの復帰戦をインカレの舞台で迎えた玉城

 前半は山田隼也(スポ4=沖縄・興南)の2連続得点を含む4連続得点で幕を開けた。さらに、岩下祐太主将(スポ4=熊本・千原台)が大胆な飛び出しからパスカットに成功し、チームを盛り立てる。これでリズムに乗った早大は、岩下のシュートストップを起点とした素早いカウンターを中心に得点を積み重ねていく。中部大戦で不安を見せたディフェンス面の改善が早くも成果として現れるかたちとなった。相手の退場者の多さにも助けられ、15-8と7点差をつけて前半を終えた。

 後半に入ると内海祐輔(スポ3=香川中央)がパスカットから単身でのカウンターに打って出る。これが見事に成功し、後半もこのまま早大ペースで進むように思われた。しかし、その内海が直後に退場となると流れが一変。逆に福岡大のカウンターを立て続けに浴び、重苦しい展開となる。玉城慶也(スポ3=沖縄・興南)が「少し集中力が切れてしまった」と語るように、一瞬の隙を見せるだけでも一気に相手に主導権を握られてしまう全国の舞台の恐ろしさを改めて実感させられる試合となった。

得点を決めチームに貢献した森田

 31-22というスコアで勝利を収めることはできたが、「ミスが目立ったので素直に喜べない」(山田)という言葉の通り、まだまだ選手たちが納得のいくような試合展開には程遠いゲームが続いている。次戦の相手は定期戦での対戦経験もある関学大。特徴を知る相手との一戦で、今度こそ理想の試合を見せることができるか。

(記事 小島健太郎、写真 松田萌花、藤巻晴帆)

全日本学生選手権
早大 31 15−8
16−14
22 福岡大
スタメン
GK 岩下祐太(スポ4=熊本・千原台)
CP 山田隼也(スポ4=沖縄・興南)
CP 桐生和紀(人4=群馬・富岡)
CP 内海祐輔(スポ3=香川中央)
CP 森田啓亮(スポ3=岩手・不来方)
CP 東江雄斗(スポ2=沖縄・興南)
CP 桐生正崇(人2=群馬・富岡)
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コメント

山田隼也(スポ4=沖縄・興南)

――試合を振り返って率直な感想は

格下だったので、突破したというのは大きいですが、ミスが目立ったので素直に喜べないというのもあります。

――ご自身の2連続得点で幕を明けましたが、試合の入りはいかがでしたか

たまたま僕のところに回ってきたので、特にそこは意識していません。試合の流れですね。

――あしたはどんなプレーを見せたいですか

あすはいきなりレベルが上がるので、下手したら負けてもおかしくないチームなので、いつも以上に集中しないと、ひとつのミスが命取りになってしまうかと思います。

――ではきょうのような目立ったミスはあってはならないということですね

そうですね。きょうのようなミスは危ないですね。

――岩下主将の好セーブなども見られたかと思いますがディフェンスを振り返って

まあディフェンスも結構やられていたのでなんとも言えませんが、次の試合からはシューターのレベルも異なってくるので、きょう止めたからあす止められるとは限らないし、そこは難しいかと思いますね。まあディフェンスは少し課題があったかと思います。

――その課題は具体的には

相手の特徴を捉えてやらないといけないのですが、初めての相手で捉えられなくてやられてしまうのが目立ったのでそこは各自がしっかりビデオを見て、こいつはこういうプレーをするんだと研究しておく必要があると思います。

――次の試合への意気込みを聞かせてください

何が何でも勝ちたいので頑張りたいです。

桐生和紀(人4=群馬・富岡)

――きょうの試合を振り返って

インカレで一戦必勝ということだったので、とりあえず勝てたというのは大きいです。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

1試合を通して、ポストが機能していないということが印象に残っていて、これから強い相手と対戦していくにあたって、ポストの岩をうまく使っていかなければならないと思うので、もう一度そこを考え直してあしたからの試合に取り組みたいと思います。

――相手のディフェンスをうまく崩せなかったということでしょうか

そうですね。上との合わせがうまくできなかったというか、自分がポストでしっかりポジションを取っていなければならないところで取れていなかったり、もっと細かい部分まで詰めてやっていきたいなと思います。

――後半は徐々にチームとしていい連携も見られたかと思いましたが

そうですね。1試合を通してディフェンスは本当に安定していて守れていたかなという部分があったので、そこが試合が最後まで崩れないでいけたところかなと思います。

――きょう対戦した福岡大に対して何か対策など具体的にありましたか

速攻が強いチームなのでオフェンスでは共通のイメージを持って、最後はシュートで終わらせようということを意識していました。そこから相手の速攻に対するバックチェックの意識を一人一人が強く持ってやろうとやっていました。

――ではあしたはどんなプレーを見せたいですか

ここまできたら気持ちだと思うので、最後まで気迫のこもったプレーで、支えてくれた人たちに感謝の気持ちを表したいなと思います。

玉城慶也(スポ3=沖縄・興南)

——きょうの試合どのようなことを意識してプレーされましたか

前半の途中から出たので最初に出ていた2年生のセンターの桐生正崇(人2=群馬・富岡)がゲームを終始作っていて、ぼくは出たときに(点数を)離せるようにというイメージで試合に出ました。

——きょうの試合を振り返っていかがでしたか

10点差まで広げていたのですが、もう少し広げられたところでミスが多かったのでそこを決めていればもう少し楽に勝てたかなと思います。

——ミスの要因として挙げられるものは

離れたので少し集中力が切れてしまったということですかね。上に行くとそういうミスが痛くなるのでそれをなくしていけばいいと思います。

——チームとしてどういったところを修正点として直していきたいですか

あしたは関学大とで、定期戦でもよく戦っているのでお互い知っている同士ですが、自分たちがやってきたことをやれば大丈夫だと思います。

森田啓亮(スポ3=岩手・不来方)

――きょうの試合を振り返って

立ち上がりを意識していたので、そこでいいプレーができて(点差を)離せたのは良かったかなと思います。

――きょうの調子はいかがでしたか

ミスも多かったんですけど、一試合通して良かったかなと思います。

――ディフェンスがよく守れていましたが、何か意識していたことはありますか

きのう福岡大のビデオを見て、1対1が強いと思ったので、フェイントかかる前に高めで潰して守ろうという意識で臨みました。

――もっと楽に勝てた試合という印象ですがどう感じましたか

後半の中盤に失点が多くなってしまって、そこで点数を離せなかったんで、そこはあしたしっかり修正したいです。

――ディフェンスからの速攻というかたちはできていたと思いますが、最後のシュートを決め切れていないように感じましたが

シュートはビデオ見て研究するなり、個人が対策していく必要があると思うので、きょうしっかりミーティングしてあしたに備えたいと思います。