少林寺拳法部

2013.11.20

第47回全日本学生大会 11月17日 日本武道館

12組が入賞!宮下主将、有終の美を飾る

 全国の拳士が一堂に会し、この1年間の集大成を披露する大舞台。全日本学生大会(全日)がことしも日本武道館で開催された。ワセダからは16組が予選を突破し、本選に出場。うち12組が入賞を果たし、男子白帯緑帯の部の赤岡拓(創理1=埼玉・川越)・山本裕貴(先理1=千葉・渋谷幕張)組、女子白帯緑帯の部の秋光萌(創理1=広島大学附属)・浅見凛(人1=東京・富士)組、男子2段以上の部の宮下亮介主将(社4=埼玉・川越東)・山本裕也(社3=埼玉・川越東)組、3人掛の部の稲留雅人(スポ4=東京・帝京大学)・江原明徳(教2=神奈川・桐蔭学園)・今井悠二(創理1=東京・芝)組は見事第1位に輝いた。さらに男子7部門、女子3部門の階級別である立合評価法においても、男女ともに1部門ずつ優勝を果たし、ワセダの力をみせつけた。

3人掛けの部に出場した稲留・江原・今井組

 1年間を通し常に意識し、優勝を目指してきた今大会。男子2段以上の部に出場した宮下主将・山本裕也組は、9月に行われた国民体育大会(国体)に引き続き完成度の高い華麗な演武を披露し、念願の優勝をもぎとった。また、3人掛けの部に出場した稲留・江原・今井組は迫力のある投げを決め優勝。同じく3人掛けの部に出場した林龍之介(教4=東京・早実)・森恒裕(商4=東京・城北)・日野翔太(社3=埼玉・川越東)組も3位入賞という好成績を残した。

 女子2段以上の部に出場した前澤弘奈(スポ4=兵庫・葺合)・山本祐加(社1=兵庫・姫路商業)組は息の合った演武で3位入賞を果たす。女子初段の部においても吉田咲樹(政経3=東京・雙葉学園)・白井美聡(法2=東京・早実)組が3位に入賞し、安定した活躍を見せた。さらに、男子白帯緑帯の部では赤岡・山本裕貴組が、女子白帯緑帯の部では秋光・浅見組がそれぞれ優勝を飾るなど、下級生の健闘も目立つ大会となった。

有終の美を飾った宮下主将(右)

 この1年間部全体をけん引してきた4年生は、今大会を最後に引退することとなる。有終の美を飾った宮下主将は、「どんなにつらい局面であっても、目標を高くもって諦めずにやってほしい」と後輩への思いを語る。部全体のさらなる飛躍を目指し、日々研さんを積む早大少林寺拳法部。「新しく1からワセダを作っていきたい」(日野)――。新体制を迎え、何を築き上げるのか。少林寺拳法部の新たな1年が幕を上げる。

(記事 山本葵、写真 山口智子)

集合写真

結果

▽男子白帯緑帯の部
第1位 赤岡拓(創理1=埼玉・川越)・山本裕貴(先理1=千葉・渋谷幕張)
▽女子白帯緑帯の部
第1位 秋光萌(創理1=広島大附属)・浅見凛(人1=東京・富士)
▽男子茶帯の部
第2位 武藤至(先理3=埼玉・春日部)・熊本圭介(社2=埼玉・春日部)
▽男女茶帯の部
第3位 伊藤早穂(文構2=千葉・柏)・内海純平(人2=埼玉・開智)
▽女子初段の部
第3位 吉田咲樹(政経3=東京・雙葉学園)・白井美聡(法2=東京・早実)
▽男子二段以上の部
第1位 宮下亮介主将(社4=埼玉・川越東)・山本裕也(社3=埼玉・川越東)
▽女子二段以上の部
第3位 前澤弘奈(スポ4=兵庫・葺合)・山本祐加(社1=兵庫・姫路商業)
▽男女二段以上の部
第4位 中村絵梨香(先理4=東京・早実)・田部井祐介(創理1=東京・早実)
▽三人掛の部
第1位 稲留雅人(スポ4=東京・帝京大学)・江原明徳(教2=神奈川・桐蔭学園)・今井悠二(創理1=東京・芝)
第3位 林龍之介(教4=東京・早実)・森恒裕(商4=東京・城北)・日野翔太(社3=埼玉・川越東)
▽団体の部
第3位 林・宮下・森恒・日野・山本裕也・江原・今井・田部井
▽女子団体の部
第3位 石原有香子(政経4=岡山・朝日)・中村・前澤・吉田・白井・山本祐
▽立合評価法 男子超軽量級の部
第1位 林
▽立合評価法 女子重量級の部
第1位 中村

コメント

宮下亮介主将(社4=埼玉・川越東)

――男子2段以上の部で優勝されましたが、今の率直なお気持ちは

最高です!

――世界大会でご自身の課題が見つかったとおっしゃっていましたが、今大会で克服できましたか

できたと思います。

――その課題というのは具体的にどのような点でしたか

感覚的な話になってしまうんですけど、僕たちの演武はずっと同じようなテンポで、どんな構成をやっても似たようなリズムになってしまっていたので、そこをちょっとはずして。あとは、自分達の課題であったはく力というのがなかなか演武に出ていなかったので、どうやって迫力を出していくかというのを考えて。今回の演武ではしっかり盛り込めたのではないかなと思っています。

――団体の部は3位でしたが

団体の部は正直言って個人種目と比べると練習量が足りなかったので、当然の結果かな、と。そんなに勝負は甘くないな、と思いました。

――最後の大会となりましたが、どのようなお気持ちで臨まれましたか

僕は高校から少林寺拳法をやっているんですけど、高校3年間と大学4年間の7年の集大成をこの大会に出すぞ、という気持ちで。あとは、僕がきょう出場した(男子)2段以上の部というのは僕が高校時代からずっと憧れていた部門で、そこで優勝するというのが僕にとっての最大のモチベーションだったので。本当にこれがラストチャンスだったので、絶対に獲ってやるという気持ちで臨みました。

――最後に、後輩のみなさんへ一言お願いします。

どんなにつらい局面であっても、目標を高くもって諦めずにやってほしいと思います。

日野翔太(社3=埼玉・川越東)

――まずはきょうの大会を振り返っていかがでしたか

個人としては悔しい部分はあったのですが、全体としては本当にいい成績をとることができたのでやってきたことは間違いなかったなと思います。

――昨季より優勝の数が増えたことについては

そうですね、部の総合力がすごく上がってきていい結果じゃないかなと思います。

――主将に就任されるにあたって、どのようなチームを作り上げたいですか

1番はやはり個々人が主体性を持って練習に取り組むだとか、動きとか1つ1つに考えを持って自分自身だったらこうするというものを持ってやれるようなチームにしたいなと思っています。

――主将就任へのプレッシャーはありますか

そうですね、確かに4年生のお力というのは本当にすごいんですけれども、やはり自分たちの代でもできることはいろいろありますしカラーも違うので、新しく1からワセダを作っていきたいなと思います。

――最後に12月の早慶戦への意気込みをお願いします

期間がそんなになくて3週間後ということなのですが、きょねんの雪辱を果たせるようにことしは絶対勝ちに行きますので応援よろしくお願いします。