ラグビー部

2013.11.11

第35回関東大学ジュニア選手権 11月10日 早大上井草グラウンド

またも明大Bに敗れ、シーズン閉幕

 関東大学ジュニア選手権(ジュニア選手権)カテゴリー1を2位で終えた早大Bは、決勝トーナメント1回戦で明大Bと対戦。開幕戦で敗れた相手にリベンジを果たし決勝戦に駒を進めるべく臨んだが、BKの不調や要所でのミスが響き、見せ場をほとんど作ることができずにノーサイド。早大Bは決勝進出を逃し、4年連続で優勝を果たせなかった。

 立ち上がりは順調だった。「毎週Aチームと組んでいるので、自信を持っていました」(ロック大峯功三、スポ3=福岡・東筑)というFW陣自慢のスクラムから2度のターンオーバーを奪うなど、明大Bを圧倒する。BK陣も、Aチームでも活躍するSH平野航輝(スポ3=長崎南山)、SO間島陸(商4=東京・早大学院)のハーフ団を中心としてテンポよくパスを回し、敵陣に攻め込んだ。しかしあと一歩のところで決め手を欠き、得点にはつながらない。逆に13分、ラインアウトからディフェンスの間を抜かれトライを許すと、試合は明大Bの流れに。前半終了間際には、早大Bのパスミスから相手WTBの独走トライを許して0-22。大きくリードを広げられ試合を折り返した。

ハーフ団として攻撃の中心を担った平野

 後半に入り後のない早大B。この日不調を極めたBK陣がなかなかゲインを奪えない中、10分、地道にフェーズを重ね敵陣深くに攻め込むと、スクラムから飛び出したフランカー植田耕平(スポ4=東京・本郷)がインゴールに飛び込む。キックも決まり、流れに乗りたいところであったが、フランカー呉泰誠(スポ4=大阪朝鮮)が「あれだけミスやペナルティーをして、相手に簡単にボールを与えてチャンスをつぶしていたら、勝てるわけがない」と語るように、早大Bの拙攻が相次ぐ。35分には、自陣ゴール前のラックからトライを奪われ、万事休す。38分に途中出場のSO浅見晋吾(スポ2=神奈川・桐蔭学園)が中央から外にうまく駆け抜け、反撃トライを奪う意地を見せるも、終了間際にだめ押しトライを許し勝負あり。「相手の方がミスも少なく集中してやっていたので、一枚上手だった」(呉)と、12-32という点差以上に明大Bとの実力差を見せつけられた。

早大Bは決勝進出前に敗退した

 この敗退をもって、ジュニア選手権は閉幕。早大Bはシーズンを終えた。選手たちは、「全部後手後手に回ってしまって、自分たちの流れが一向につかめないで終わってしまった」(植田)と悔しさを見せる一方で、「Aに出る、自分たちがそこに入るってことは最後まであきらめたくない」(呉)と赤黒への野望を語った。

(記事 森健悟、写真 末永響子、戸澤美穂)

第35回関東大学ジュニア選手権
早大B スコア 明大B
前半 後半 得点 前半 後半
12 22 10
12 合計 32
【得点】▽トライ 植田、浅見▽ゴール 間島
※得点者は早大Bのみ記載
早大メンバー
背番号 名前 学部学年 出身校
光川 広之 スポ3 神奈川・公文国際
清水 新也 スポ3 宮城・仙台育英
佐藤 勇人 スポ3 秋田中央
近藤 貴敬 社4 宮城・仙台育英
大峯 功三 スポ3 福岡・東筑
植田 耕平 スポ4 東京・本郷
小谷田 祐紀 文構3 東京・早実
  後半0分交代→19呉    
古賀 壮一郎 教4 福岡・筑紫
平野 航輝 スポ3 長崎南山
  後半0分交代→20中尾    
10 間島 陸 商4 東京・早大学院
  後半32分交代→21浅見    
11 土肥 将也 人4 東京・三鷹
12 水野 健人 人4 大阪・東海大仰星
  前半30分交代→22勝浦    
13 藤近 紘二郎 政経4 神奈川・桐蔭学園
14 山本 龍平 商3 東京・都武蔵
15 滝沢 祐樹 基理2 福島
リザーブ
16 高橋 俊太郎 社3 東京・早実
17 石川 敬人 スポ2 茨城・茗溪学園
18 宮島 大地 商4 茨城・茗溪学園
19 ◎呉 泰誠 スポ4 大阪朝鮮
20 中尾 康太郎 スポ3 福岡
21 浅見 晋吾 スポ2 神奈川・桐蔭学園
22 勝浦 秋 スポ1 愛知・千種
23 千葉 太一 教1 東京・早実
※◎はゲームキャプテン、監督は後藤禎和(平2社卒=東京・日比谷)
コメント

フランカー呉泰誠ゲームキャプテン(スポ4=大阪朝鮮)

――試合を振り返っていかがですか

あれだけミスやペナルティーをしたら、相手に簡単にボールを与えてチャンスをつぶして、勝てるわけないと思います。

――明大Bの印象はいかがでしたか

FWが強くて、ブレイクダウンでしっかり圧力をかけてきて、自分たちが速いラグビーをしたいのにそれをさせてもらえなかったなと。相手の方がミスも少なく集中してやっていたので、向こうが一枚上手だったと思います。

――トライを取りきれない場面もありました

ずっとノーミスと言っていたのですが、最後ペナルティーをするだとか、球をロスするだとか、集中力を欠いていて。集中力に関してはきょうの試合まで一年間ずっと課題としていたのですが、最後まで課題のまま終わってしまいました。

――Bチームは負けてしまいましたが、これからAチームは早慶戦、早明戦と重要な試合が続いていきます。意気込みをお願いします

B以下は試合がなくなって、Aチームが負けてしまうと自分たち4年に何も残らないし、まあAに出る、自分たちがそこに入るってことは最後まであきらめたくないですね。日頃の練習からしっかり戦っていきたいと思います。

プロップ光川広之(スポ3=神奈川・公文国際)

――どのような気持ちで試合に臨みましたか

円陣のときにも後藤さん(禎和監督、平2社卒=東京・日比谷)にみんなで百草園に行こうということを言われていたので、絶対に勝たなければいけない試合でした。

――試合を振り返って、感想をお願いします

前半にあれだけ取られたのが敗因かなと思います。

――敵陣にいながらトライを取り切れない場面もありました

そういう時こそユニットで動くというラグビーをしなければいけないのに、空いているところに人が走り込むというだけだったので、もっと精度を上げないといけないと思いました。

――立ち上がりはスクラムターンオーバーなど良い場面も多かったのではないでしょうか

スクラムはやることがやれたんですけど、キックの戻りだったり、チェイスだったり、そういうところをもっと高めなければ、まだまだ甘いと思います。

――早慶戦、早明戦に向けて、意気込みをお願いします。

関東大学ジュニア選手権(ジュニア選手権)は終わってしまったので、あとはAチームの試合しかないので、Aチームで出られるように練習から頑張りたいと思います。

ロック大峯功三(スポ3=福岡・東筑)

――試合を振り返ってください

BKで振ったときに全然ゲインができなくて、どんどんFWが走れなくなって、メイジの思うつぼにはまったかなと思います。

――早大Bとしては、どのような展開にしたかったのですか

(BKに)ふったところでゲインができなかった。ワセダの形に持っていけなかったというのが敗因だと思います。

――スクラムでは勝る場面も多かったように思いますが、実際にはいかがでしたか

毎週Aチームと組んでいるので、自信を持っていました。

――本日の試合は決勝トーナメント。チームの雰囲気はいかがでしたか

良くしよう、とはしていたんですけど、付いてきている人と付いてきていない人がやっぱりいたかな、と思います。

――FW陣として、反省する点はありますか

甘かったかな、と。詰めが甘かったというか。後半もスクラムで押しても相手に取られて、ミスをしてしまって、自分たちのやりたいことができなかったので、ラインアウトも精度が甘かったのかなと思います。

――自チームのミスで敗れたということでしょうか

いや、実力で負けたと僕は思います。

――Aチーム、Bチーム両方の試合に出場する中で、気持ちや体の準備で難しさはありますか

特にないです。いつでもいけるようにやるしかないと思うので。

――今後のAチームでの試合に向けて、一言お願いします

これで負けてしまったので(Bチームの)対外試合はなくなるので、Aチームだけが出られるチャンスがあるので、レギュラー目指して頑張ります。

フランカー植田耕平(スポ4=東京・本郷)

――試合を振り返ってください

対外試合はこれで最後になってしまうのですが、全部後手後手に回ってしまって、自分たちの流れが一向につかめないで終わってしまったかな、と。

――スクラムでは勝る場面も多かったように思いますが、実際にはいかがでしたか

スクラムは、勝っていたと思います。でも、ゴール前でFWにこだわって取りきれなかったところとか、ラインアウトでのミスという部分の精度がやっぱり足りなかったのかな、と思います。

――実力というよりは、自チームのミスで敗れてしまった、ということでしょうか

そうですね。でも結果的にも、負けたのでメイジのほうが上だったんだと思います。

――本日の試合は決勝トーナメント。チームの雰囲気はいかがでしたか

練習から良い準備ができていて、そこまで怖く思う部分はなかったんですけど、試合が始まって自分たちの流れに持ち込めなかったときに、どうしても後手後手に回ってしまった気がします。

――Bチームの対外試合は終わり、Aチームでのポジション争いとなります。意気込みをお願いします

Bチームとして、ジュニア選手権だったり対外試合をすることはないですが、その中で、僕たちBチームがAチームを食っていくという気持ち挑んで、Aチームで出るのが大事だと思います。そうやって練習内からガツガツしていくことでチーム全体のアップにつながると思うので、最後まで絶対に諦めずに食らいついていこうと思います。

CTB藤近紘二郎(政経4=神奈川・桐蔭学園)

――試合を振り返っていかがですか

前半我慢して、後半早大の流れに持って行こうと思っていたのですが、前半に我慢しきれずにあそこまで点差をつけてしまって、後半も自分たちの流れに持ってこられず、ダメでした。

――明大Bの印象はいかがでしたか

個々が強いので、一人一人が負けてしまっていたと思います。

――トライを取りきれない場面もありました

相手との我慢比べで、こっちが我慢しきれなかったところだと思います。

――Bチームは負けてしまいましたが、これからAチームは早慶戦、早明戦と重要な試合が続いていきます。意気込みをお願いします

もう試合でアピールすることはできないので、練習で毎日毎日アピールして、出られるように頑張りたいと思います。