スケート部

2013.11.03

関東大学リーグ戦 対日大 11月2日 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ

後半立て直し日大に逆転勝利

 関東大学リーグ戦(リーグ戦)を折り返して3戦目、対する相手は一回戦で快勝した日大。早大は第1、2ピリオドではチャンスをものにするのができず、苦しい展開がつづく。第2ピリオドまで日大にリードを許すものの、第3ピリオドから態勢を立て直し波に乗って、6-2で逆転勝利。リーグ戦6つ目の白星を手にした早大は、残り5試合となったリーグ戦で優勝へいちるの望みを残した。

 第1ピリオド開始3分27秒、早大は早くも1年生のルーキー・寺井敏博、(国教1=米・ヴランズウウイッグ高)のゴールで先制点を決める。8分8秒、追加点が欲しい早大はパワープレーのチャンスを迎えたが、前試合同様に手薄になったディフェンス陣のパスミスから失点を許してしまう。その後もキルプレーでもう1点を献上し、1-2で第1ピリオドを終える。第2ピリオド開始直後の37秒、青木優之介(スポ1=青森・八戸工)のゴールで試合を振り出しに戻すが、日大の早いプレッシャーとアグレッシブなプレーに対応できずにまた失点を許して2-3。1点のビハインドで最終のピリオドを迎えることに。

ドリブルをする寺井

 「ワセダのホッケーをしよう」(寺井) と気持ちを切り替えた第3ピリオドは、鋭いパスが飛び交い終始早大ペースでゲームが進んだ。4分4秒で石川貴大(スポ2=埼玉栄)と松浦の繋いだパスを受けた三浦亮(教3=青森・八戸工)が、3−3の同点ゴールを叩き込む。このプレーで流れは一気に早大に。そして、5分24秒相手のミスからカウンターを仕掛け、ゴール前での混戦を抜け出した寺井が逆転に成功。確実な勝利のために追加得点が切実だった早大は4年の松浦が独特のドライブを活かして 連続して2得点を決める。最終スコア6−3で試合を終える。第1、2ピリオドの悪い流れを断ち切り、次へと繋がる試合となった。

ダメ押しの6点目を決め、ガッツポーズをする松浦

 前半はリズムを掴めず苦しんだこの試合。しかし試合の最中でチーム一丸になって意識を変えプレーに反映させられたのは大きな収穫であろう。次の試合は、前回1−4で黒星を喫した首位の中大。優勝のためにはもう一戦も落とせない早大が、トップを突き進む宿敵の歩みを止めることはできるのか。

(記事 宮西祐香子、写真 北田ゆず)

関東大学リーグ戦
早大 ピリオド 日大
1st
2nd
3rd
得点経過
チーム 時間 ゴール アシスト1 アシスト2 KP/PP
早大 03:27 寺井 松浦 石川
日大 08:08 21 KP
日大 19:31 19 PP
早大 20:37 青木 堰合 勝田
日大 29:18 21
早大 44:04 三浦 石川 松浦 PP
早大 45:24 寺井 三浦 松浦
早大 51:28 松浦 羽刕 三浦 PP
早大 56:05 松浦 石川 PP
メンバー
セット FW FW FW DF DF
勝田 池田 青木 山田 堰合
三浦 松浦晃 寺井 羽刕 石川
坂本 森田 金子立 龍ノ口
横町 佐藤 加賀美 斜森 松本
GK遠藤(60分)
コメント

DF羽刕銘主将(スポ4=北海道・駒大苫小牧)

――きょうの試合にどのような気持ちで臨みましたか

次戦の相手が中大なので、この試合でも気を抜かず、弾みをつけようと思いました。

――前試合同様、きょうもパワープレーで失点してしまいました

そうですね。あれは完全に自分たちのミスです。これは悪い傾向だと思いますね。

――第一ピリオド、第二ピリオドではなかなかパスが繋がりませんでしたが、第三ピリオドでは上手く繋がりましたね

特に自分からは指示を出しませんでした。第二ピリオドと第三ピリオド間のインターバルで、チーム全員の意識が自然と変わっていきましたね。

――自身のプレーを振り返っていかがでしたか

あまり身体が動いてなかったですね。調子は悪かったです。

――きょうは自身も2つペナルティを取られましたが、それに関してはどう思われますか

疑問が残る部分もありましたけど、2つ目は少し押し過ぎたかな、と思います。

――きょうの試合は全体的に荒れましたが

アイスホッケーという競技の性質上、多少荒れるのは仕方ない面もあると思います。ですが、当然荒れるということは良いことではないので、今後も注意していきたいです。

――次戦の中大戦に向けての意気込みをお願いします

中大はここまで圧倒的な強さを見せているので、僕らが食い止めたいと思います。

FW松浦晃(人4=北海道・釧路工)

――第3ピリオド(ピリ)では2ピリまでとはかなりプレーが変わりました。何か声掛けなどされましたか

自分たちがこの試合勝てても、中央が次の試合で(明大に)勝ったら、中央の優勝はほぼ決まりなのですが、やっぱり自分たちが負けて、自分たちで優勝を失くすことにはならないように、しっかり最後自信持って点数を取って勝ちに行こうということを声掛けしました。

――プレー面で変化したことはありましたか

相手のトラップに引っかかり内側にパスを出したりするプレーが多かったので、ニュートラルゾーンはチェックして中で勝負することを心がけたのが上手く点数につながったと思います。

――6得点中5点にからみました

4年生として、FWの一番上として、チームが苦しい時に自分が点を入れてチームを勝たせられるようにするのが大事だということは常に試合が臨むうえで考えています。それがきょうはたまたま実践できたのかなと。自分が絡めて勝てたのは良かったと思いますが、僕だけではなく、チームやセットの5人がやることをしっかりやった結果がたまたま僕の点数になったので、チームの勝利が一番うれしいですね。

――ゴール後にガッツポーズがありました

2ピリが終わった後に虎太朗(山田、スポ4=北海道・駒大苫小牧)が、1年生のキーパーが頑張っているんだからしっかり点数取って勝とうと言ったのですが、それに応えようと思っていました。4年生として、1年生のキーパーを勝たせてあげられるようにプレーして、入れられたのでうれしかったですね。

――調子はいかがでしたか

足はそんなに重くなかったですし、調子自体は悪くなかったです。

――1、2ピリは苦戦しました。理由は何だと思われますか

相手の早いプレッシャーに対して、簡単に前につないでというプレーをすれば良かったのですが、その早いプレッシャーを避けようとして下がったり、無理にオープンパスを狙ったりして、相手のやろうとしているトラップに自分たちから引っかかってしまったのが1、2ピリだったと思います。

――次の中大戦に向けて意気込みをお願いします

この試合でどうなるかわからないのですが、どっちになったとしても、いいホッケーをして、中央に勝てるようにしたいです。

――個人的にはどういうプレーをしたいですか

自分が点数を入れて勝てたら二重にうれしいですが、がむしゃらにやって、チームが勝てるように少しでも貢献できたらと思います。

FW三浦亮(教3=青森・八戸商業)

――きょうの試合を振り返っての感想をお願いします

全体として悪い流れではなかったんですけど、第1、第2Pは自分たちの細かいミスから相手にカウンターを食らって失点して、という悪い流れだったんで、そこを反省して、次に生かしたいです。でも第3Pで逆転できたっていうのは自分たちの成長したところだと思うので、そのいい流れを次に繋げられるようにしたいと思います。

――三浦選手は第2セットでプレーされていますが、調子はいかがですか

いままでの試合は第1セットに得点の方を頼る部分が多くて、二つ目としてそれなりの結果しか出てなかったと思うんですけど、きょうは苦しいところで練習していたPPの形とかもしっかり決まって逆転することができたので、きょうをきっかけに二つ目でもいい得点力が出ればワセダはもっと強いと思うので、もっと調子を上げていきたいと思います。

――第2Pまでパワープレーのチャンスを得点に生かせなかった原因はありますか

自分たちの焦りもあったし、日大がハードに詰めてきてそれに自分たちがはまってしまって。PPでの失点なんかもあって悪い流れにしてしまったので、第3Pくらい落ち着いて自分たちの形を作る、これが点数に繋がると思うので、そういうふうにしてやりたいと思います。

――第3Pでパスが繋がりて流れが良くなった理由は何だったのでしょうか

監督が結構チームに喝を入れて下さったのもあると思うし、僕らのセットは僕らのセットでPPでも失点して悪い流れを作ってしまった部分もあるので、第2セットの選手達はきょうはかなり気持ち出して第3Pをやったと思うので、そこが良かったかなと思います。

――三浦選手が得点に絡む場面が見られましたが

パワープレーで練習した通り、僕は石川(貴大、スポ2=埼玉栄)からいいパスが来たので。パスした後に関しては銘さん(羽刕銘、スポ4=北海道・駒大苫小牧)とかがいいシュート打って、晃さん(松浦晃、人4=北海道・釧路工業)が入れたっていう形なんで。本当に二つ目としてよく回って、いい形で得点できたと思います。

――次の中央大で戦に向けて、意気込みをお願いします

あと僕たちは全部勝つしか優勝への道はないと思うので。ワセダの強みはやはり一つになってチームとしてやることをしっかり徹底して、その中でいかに自分たちが積極的なプレイをするかだと思います。この前の中央大戦はいい守りにこだわりすぎて引き過ぎたところがあるので。次はやっぱり、もちろんいい守りから、フォワードが積極的に攻めて。こういう形で、中央大に勝ちたいと思います。

FW寺井敏博(国教1=米・ヴランズウウイッグ高)

――きょうの試合を振り替えて

逆転っていう立場になってしまいましたけど、チームが一つになって逆転できたのはよかったと思います。

――ご自身で逆転ゴールを決められましたが

チームに貢献できて嬉しかったです。

――2ピリまでは苦戦でしたが、3ピリになって流れが変わりましたが、

そうですね。2ピリが終わって、4年生の先輩たちが焦らないで、一点一点返して、ワセダのホッケーをしようと。ポジティブに頑張って行こうと言ってくれたのがいい流れにつながったなと思います。

――きょうの試合の3ピリではそのワセダらしいホッケーができたと思いますか?

そうですね。ワセダが目指すホッケーができたと思います。

――2ピリまでの流れが悪くなった原因は

ワセダはそんなに悪くはなかったと思いますけど、ターンオーバーが多くなって、もうちょっとしっかりしないといけないなとは思いますけど、プレーが悪かったとは思いません。

――ペナルティが多かったと思いますが、日本の大学ホッケーには慣れましたか

そうですね。やっぱり日本のホッケーはあたりが少ないというかすぐ(ペナルティを)取られちゃうので、気をつけてます。

――次戦中大戦に向けてひとことお願いします。

大事な試合で絶対勝てるように頑張りたいと思います。