スケート部

2013.10.30

第20回全日本距離別選手権 10月27日 長野オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)

主将、エース共に結果残せず

 第20回全日本距離別選手権最終日、早大からは男子1000メートルに黒岩聖矢主将(スポ4=群馬・前橋育英)、小田卓朗(スポ3=山形中央)の2名が出場した。1日目、2日目といまひとつ振るわず、次戦につなげるためにも結果を残したいところであったが、共に目標としていたタイムには届かなかった。

 前日の500メートルで調子が上がらず、「体の調子を整え、できるだけの準備はしてきた」という黒岩は、7組目に登場。1000メートルについては「どちらかというと苦手、といった感じですが、それでもある程度滑りたい」と臨む。しかし、結果は1分14秒52と目標とした1分12秒台からは遅れ、37位。体調は万全も、「技術的なものが上手いこといかなかったので、そうすると進まなくて、体がよくても最後は足にきちゃったりして、思うような結果が出せなかった」、「技術面で、とくに一番(の課題)はコーナー」と技術面に課題を残したレースとなった。

前日に続き満足のいく滑りとはいかなかった黒岩主将

 「1500メートルが良くなかったので、最初の段階でスピードを上げることを意識してた」という10組目の小田。しかし、「コーナーで失敗してスピードが落ち、ラップで1秒くらいタイムが落ちてしまい、結果として11秒台には届かなかった」と黒岩同様コーナリングで苦戦。1分13秒68、26位と、早大のエースもまた不本意な結果で大会を終えた。

早大勢ラストとなった小田。3日間で課題を残した

 今大会を通じて、思うようなタイムを残すことができなかった早大。黒岩は「最低でも一人か二人はユニバーシアードに送り込む予定だったんですけど、たぶん、どう贔屓目に見ても行けないかな、という結果だったので、これは自分がチームをまとめてこれなかった責任」と主将として悔しさをあらわに。また今大会で思うような結果が残せなかった由井大陽(スポ3=長野・佐久長聖)らも悔しい思いをしたに違いない。早大チームとしての最終的な目標は1月の全日本学生氷上選手権優勝だ。「もうこれ以上下に落ちることもないと思いますし、気持ち入れなおしてまた練習に取り組んでいきたいと思います」(小田)。厳しい言葉に、並々ならぬ決意が見られた。

(記事 森健悟、写真 増山祐史)

結果

▽1000メートル
26位 小田
37位 黒岩主将

コメント

黒岩聖矢主将(スポ4=群馬・前橋育英)

――きのうの500メートルが不調だったということですが、そこからどのように調整してきましたか

1日では何も変えられないので、体を休めてきょうのアップをしっかりして、体の調子を整える、という面で、できるだけの準備はしてきたと思います。

――きょうの調子は

足は結構動いたんですけど、やはり技術的なものが上手いこといかなかったので、そうすると進まなくて、体がよくても最後は足にきちゃったりして、思うような結果が出せなかったですね。

――本日の1000メートルは苦手としているということですが

どちらかというと苦手、といった感じですが、それでもある程度滑りたいという気持ちはあって、今回は駄目だったんですけど、まだインカレ(第86回日本学生氷上選手権大会)までたくさんレースはあるので、それまでには500も1000もしっかり滑れるように練習したいと思います。

――きょうのタイム(1分14秒52)については

ちょっと遅いな、という感じです。一応12秒台が目標で、調子が悪くても13秒台はでるかな、と思ったんですけど、14秒かかってしまったので。

――個人として、今大会を振り返っていかがでしたか

やっぱり合わせなきゃいけない大会で、気持ち的にも張り切ってはいたんですけど、そこに調整してこれなかったのがとても悔しいんですけど、今回だめだったから、またここからいろいろやるべきこともあって、頑張ろうという気持ちも出てきました。

――主将として、早大チーム全体を振り返っていかがでしたか

最低でも一人か二人はユニバーシアードに送り込む予定だったんですけど、たぶん、どう贔屓目に見ても行けないかな、という結果だったので、これは自分がチームをまとめてこれなかった責任だと思うので、チームとして戦うのは、次はインカレなんですけど、そこまでにはみんなが調子を合わせていけるように頑張ります。

――今大会の課題は

技術面で、とくに一番はコーナーですね。

――スピードスケートの面白さとはどのようなところだと思いますか

自分でも別にスケートを面白いとは思わないんですけど(笑)。なんでやっているかというと、スピードスケートというのは、日本が世界とメダルを争える数少ない競技だと思うので、自分も、スケートならいけるかな、と思って続けてきたので、見る方の魅力はわからないですけど、オリンピックとか見ていてもメダルが期待できる競技なので、ぜひ見て欲しいですね。

小田卓朗(スポ3=山形中央)

――きょうの試合に向けて意識した点などはありますか

1500メートルが良くなかったので、最初の段階でスピードを上げることを意識してたんですけど、まだまだでした。

――練習の段階での調子はいかがでしたか

練習の方がまだ体は動いてましたね。

――1500メートルの走りからきょうのレースに活かした点などはありますか

やっぱりなかなかピッチが上がってこないので、コーナーとかでピッチを上げることを意識したんですけど、いまいちでした。

――タイムは何秒あたりをねらってましたか

11秒台をねらってました。

――改めて1000メートルでの課題などはありましたか

コーナーで失敗してスピードが落ち、ラップで1秒くらいタイムが落ちてしまい、結果として11秒台には届かなかったと思います。

――この3日間での早大としての手応えはいかがですか

みんなそれぞれ自己ベストを目指してたんですけど、このままではインカレ(第86回日本学生氷上選手権大会)でも勝てないし、W杯とかの選考にもまったく引っかからないぞ、という危機感はあります。

――この大会では社会人やオリンピック経験者なども参加してましたが参考になった点などはありますか

やっぱり最後まで足が止まらない人が勝つなと思いました。やっぱスピードがないときついと思いました。

――スピードを上げていくうえでどのようなところを意識して練習に臨みますか

やっぱりコーナーでピッチを上げることに重点を置きます。

――インカレなどがこの先待ってますが意気込みをお願いします

もうこれ以上下に落ちることもないと思いますし、気持ち入れなおしてまた練習に取り組んでいきたいと思います。