バスケットボール部

2013.10.30

第89回関東大学リーグ戦 10月27日 @国立代々木体育館

明大に逆転負け。リーグ戦を9位で終える

 関東大学リーグ戦(リーグ戦)もついに最終日を迎えた。すでに入れ替え戦が決まっている早大は明大と対戦した。入れ替え戦に向けて弾みをつけたい早大は、前半こそリードを奪われるものの、後半に持ち味のディフェンスからのブレイクを中心に逆転し一時は7点のリードを奪う。しかし終盤にミスから再逆転を許して70-78で敗戦。最終戦を勝利で飾ることができなかった。

相手ディフェンスを圧倒した河上

 第1クォーター(Q)、早大は外からのシュートがなかなか決まらないが、オフェンスリバウンドに積極的に飛び込みセカンドチャンスを作る。G池田慶次郎(社2=東京・京北)のスリーポイントシュートなどで得点を重ねるが、明大もオフェンスリバウンドをつなぎ得点していき試合は一進一退の攻防へ。20-22で第1Qを終えると続く第2Q早々、明大に速攻からバスケットカウントを許すなど7点のリードを奪われてしまう。しかし早大もF山本純平(スポ2=福岡第一)のスティールから、F河上宗平主将(人4=京都・洛南)がスリーポイントシュートを沈めて食い下がる。さらにディフェンスが機能してスティールを連発。明大のミスを誘い得点を許さない。ここで点差を詰めたい早大だったが、獲得したフリースローを決め切ることができずに点差を縮めることができない。結局33-39の6点ビハインドで前半を折り返した。

 迎えた第3Q、早大が持ち味であるディフェンスからのブレイクを見せる。山本の連続得点で幸先良くスタートを切ると、早大が怒涛の攻めを見せる。速攻で河上がレイアップを決めると、再び河上がドライブから得点し逆転に成功する。さらにディフェンスでも河上がブロックを決めるビックプレー。そこからの速攻で得点しリードを7点に広げる。しかし明大もここから強さを見せる。タイムアウト後にスリーポイントシュートを2本沈めてすぐに点差を縮め、早大に傾きかけた流れを奪われてしまう。さらにバスケットカウントなどで再逆転を許し、55-56で第3Qを終える。勝負の第4Q、山本のブロックなどもあり流れを取り戻すかのように思えたが、明大の激しいディフェンスのプレッシャーに苦しみなかなか得点できない。すると疲れからかディフェンスが後手に回り、ファウルを連発。さらにパスミスなどのターンオーバーも重なり、大きく点差を広げられてしまう。F木村晃大(スポ3=京都・洛南)のスリーポイントシュートなどで反撃するも、明大がしっかりとフリースローを決めて追いつけず試合終了。最終スコア70-78と最終戦を白星で飾ることはできなかった。

速攻からレイアップに行く木村

 リーグ戦3勝15敗の9位と不甲斐ない結果に終わってしまった早大。なかなか勝つことができずに苦しい試合が何度も続き、序盤はチームの雰囲気も悪かった。しかし、試合を重ねるごとにチームの雰囲気もだんだんと良くなってきている。さらに持ち味のディフェンスからのブレイクも多く出てチーム状態は上り調子だ。1週間後には入れ替え戦が待ち構えている。相手は2部の2位の国士舘大。勢いがあるチームだけに油断はできない。1部残留を懸けて、早大の負けられない戦いが始まる。

(記事 東哲也、写真 岩本剛志)

結果

●早大70-78明大

第89回関東大学リーグ戦10月27日(vs明大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

20 13 22 15 70
明大 22 17 17 22 76
◇早大スターティングメンバー
G#34 池田慶次郎(社2=東京・京北)
G#11 河合祥樹(スポ1=京都・洛南)
F#21 河上宗平主将(人4=京都・洛南)
F#15 木村晃大(スポ3=京都・洛南)
C#16 山本純平(スポ2=福岡第一)
◇主なスコアリーダー
得点    河上宗平:29得点
リバウンド 山本純平:11リバウンド
アシスト  池田慶次郎:4アシスト
コメント

F河上宗平主将(人4=京都・洛南)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

明大は正直あまり勝ちにこだわっていない感じでいろいろなメンバーを出したりしていましたが、それでも僕たちが勝ちきれなかったというのはやっぱり強いなと思いました。でも、きのうに引き続き、このリーグ戦で見えなかった勢いとかが出せる時間帯というのがあったので、自分たちがやってきたことは間違ってなかったんだなと思います。なので、これを継続していくことが大事だと思います。

――きのうの試合後に「ばかになってやる」と言っていましたが、きょうの試合ではいかがでしたか

実際チャレンジャーとして臨めたと思いますし、最後まで体力が続かなかったのもありますけどブレイクがよく出た時間帯もあったし、やりたいことを実行できた部分もあったのかなと思います。

――第3Qまでは互角の戦いをしていましたが、第4Qに勝負を分けたポイントはどこにあったのでしょうか

立ち上がりにミスが2回3回と続いてしまって、明大が最後の方になって僕にボールを持たせないようにディフェンスしてきたのに対して慌てた部分があって、そこで勝負を決められてしまうのは僕たちに実力が足りないからだと思います。

――かなりリバウンドの意識が高かったように感じられたのですが

山本(純平、スポ2=福岡第一)もそうですし僕らみたいな能力で試合に出してもらっているような選手は、華がある1対1よりもまずはリバウンドに飛びつくことが大事なことだと思います。そういうプレーが一番チームに貢献できると思うので、山本には僕がリバウンドに行こうって言っていましたし、それができたのがいい試合ができた要因だと思います。

――マッチアップの相手は中東選手(泰斗、明大)でしたがやっていてどうでしたか

楽しかったです。あいつもすごい僕のことを意識してシュートを打ったりしていたと思います。楽しかったですけど、試合に負けてしまったのは悔しいですし、あいつはあいつですごいプレーヤーだと改めて思いました。

――大学生活最後のリーグ戦を終えましたが、どのような心境ですか

満足行くものではないですけど入れ替え戦も残っていますし、入れ替え戦を含めてリーグ戦だと思っているので、ここでせっかくいい形が見え始めたので、これをしっかり継続していくことが大事だと思います。

――入れ替え戦への意気込みをお願いします

まだスカウティングとかをあまりしていない状態なので、よく相手のことが分からないんですけど、今の勢いをそのまま続けて僕たちが1部だからといって受け身にならずに、きょうみたいにチャレンジマッチをしていけば結果はついてくると思うので、またばかになってやっていきたいと思います。

F木村晃大(スポ3=京都・洛南)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうは最終節で僕らの入れ替え戦は決まっていたんで、入れ替え戦に向けてチーム力を上げて勢いをつけるという意味で大事な試合だったと思います。

――きょうの試合の敗因は

勝負所の細かいミスとか本当に細かいところなんですけど、明大は今すごい強いチームなので、明大のディフェンスの前に僕らがミスをしてしまったのが大きいかなと思います。

――後半は持ち味が多く出ていましたがいかがですか

いい時間帯もあってやっぱりその時は点差を離せていたりできていたんで、そこはいいプレーだったと思いますけど、やっぱりそこからもう一段階離すのは僕たちのまだ力が無かったので、そこはやっぱり入れ替え戦に向けてみんなで意識していくべき課題だと思います。

――リーグ戦全体を振り返っていかがですか

全然勝てなかったですし、すごい辛いというかあまりいい結果ではなかったですけど、入れ替え戦を含めてまだ残っているので切らしちゃ駄目だと思うんで、チーム力を最後の最後までどこまで上げられるかを求めていきたいと思います。

――入れ替え戦に向けて抱負をお願いします

入れ替え戦はきょねんも経験しているので、ある程度分かる部分もあると思います。2部から来るチームは勢いがあるので、逆に僕らが勢いを持って戦えればいいと思います。

G河合祥樹(スポ1=京都・洛南)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

自分たちがやらないといけないことができる場面とできない場面がはっきりと出てしまったと思います。後半の出だしで明大を逆転して離したところは自分たちのプレーができて、そのあとはごちゃごちゃしてミスが出てしまったのでまだまだ出し切れるまでの力がないと感じました。

――第4Q、最後に勝負を分けた敗因は何だと思いますか

僕やガード陣のミスが多くなって、そこで相手に簡単にブレイクからレイアップされてしまったところだと思います。

――初めてのリーグ戦18試合を戦い終えた感想をお願いします

トーナメントの時はすごい楽しい気持ちが強かったんですけど、今回は負けも多くて結構辛くてしんどい戦いだったと思います。でも、そこで色々と学べることもあったのでその点では良かったです。

――入れ替え戦に向けて意気込みをお願いします

2部に落ちてしまうと、4年生は責任をすごく感じると思うし3年生はラストの年を2部で過ごさなければいけないというのは辛いと思うので、僕らも後輩として絶対に勝って1部に残留して、いい形でその後のインカレにつなげられたらいいなと思います。