庭球部

2013.10.29

男子第67回全日本大学対抗王座決定試合 10月27日 @東京・有明テニスの森公園

9連覇に向け好発進!

 大学テニス界の頂点を決める全日本大学対抗王座決定試合(王座)が開幕した。男子部にとって初戦となるこの試合、ワセダは愛知学院大と対戦した。結果は1セットも落とすことなく9-0で圧勝。圧倒的な強さを発揮し、9連覇に向けて順調なスタートを切った。

王座ダブルス初出場の大城(左)・小堀組

 ダブルスでは小堀良太(スポ1=東京・大成)が大城光(スポ3=埼玉・秀明英光)とペアを組み、ダブルス3で王座初出場を果たした。「先輩の力を借りて臨んだ」(小堀)というこの試合、小堀は得意のボレーを多く決め、6-1、6-2と相手に付け入る隙を与えず実力を見せつける。勝因は「ここまでつらい練習をやってきたのだから、という気持ち」だと小堀は語った。ルーキーの活躍に負けじと上級生も意地を見せる。ダブルス1の田川翔太(教4=神奈川・湘南工大付)・遠藤豪主将(スポ4=三重・四日市工)組は6-3、6-2、ダブルス2の古田陸人(スポ3=愛知・名古屋)・今井慎太郎(スポ2=神奈川・湘南工大付)組は6-2、6-0と期待通りの役割を果たし相手を圧倒。ダブルスを3-0で終えた。

 シングルスでもワセダは今大会8連覇中の貫録を見せつける。始めに登場したのはシングルス6の栗林聡真(スポ2=大阪・清風)。「初戦でがちがちに緊張してあまりいいスタートとは言えなかった」という言葉通り第1セットは少しミスの見られる場面もあったが6-2でこのセットを取ると栗林は波に乗る。「緊張もほぐれてラケットが振れるようになった」(栗林)という第2セットは6-0で勝利しチームにいい流れをもたらした。その後登場した5選手も危なげないゲームを展開し、相手に1セットも渡さない。シングルス3の今井は武器であるフォアハンドもさえ、1ゲームも落とすことなく6-0、6-0で快勝した。

シングルス6で勝利を収めた栗林

王者の強さを見せつける結果となった2回戦。ルーキーや今大会で引退となる4年生など全員が実力を発揮した。準決勝は関大と対戦する。「どんどんチャレンジしていく気持ちを持ちながら戦いたい」と遠藤豪主将は話す。9連覇達成に向け負けられない戦いが続く。

(記事 谷田部友香 写真 松下優)

結果

○早大9-0愛知学院大
D1○田川・遠藤豪主将組6-3、6-2船橋主・金澤康斗組
D2○古田・今井組6-2、6-1加藤光浩・森下大斗組
D3○大城・小堀組6-1、6-2小池湧也・中西一仁組
S1○田川6-2、6-1船橋
S2○遠藤豪主将6-2、6-0小池
S3○今井6-0、6-0加藤
S4○大城6-0、6-1金澤
S5○古田6-1、6-1森下
S6○栗林6-2、6-0中西

コメント

遠藤豪主将(スポ4=三重・四日市工)

――王座初戦を迎えましたが、チーム全体はどのような状況でしょうか

リーグの初戦の時は少し競る試合があったんですけど、今回の王座の初戦はしっかり全員が単複ともにいいかたちで勝ち切れたので。その点がすごくよかったと思います。

――ご自身の調子はいかがでしたか

自分も本当に最後の大会になるので、絶対に負けないという気持ちでしっかり単複共にできたかなと思います。

――小堀選手ははじめての王座、栗林選手は去年に引き続き初戦での起用となりました

小堀に関しては、早慶戦とリーグ戦では団体の雰囲気とかも味わってますし、そういう面では後はあいつが1年らしいプレイをしてくれれば問題ないかなと思っています。実際、ダブルスではそういうプレイをしてくれたのでよかったです。栗林に関しては、リーグ戦も一回出て、あいつもしっかり勝たなければならないポジションに今回も出たんですけど、その中できちんと勝ち切ってくれたので。本当にいいプレイをして、応援を力にできていたのでよかったと思います。

――あしたへの意気込みをお願いします

明日は相手が関大で、ガッツある選手や向かってくる選手が多いので。こちらも受けて立つという気持ちで行くんですけど、相手に引かないようにどんどんチャレンジしていく気持ちも持ちながら戦いたいと思います。

栗林聡真(スポ2=大阪・清風)

――きょうの試合を振り返ってご自身の調子などはいかがでしたか

王座前の練習試合などでもよく練習して本当に調子は大分上がってきていたので、去年に比べるとテニスも安定してきて良いプレーができているなという感じです。

――王座初戦出場の感想をお願いします

きのうも雨で練習できなかったというのがあるのですが、初戦で出だし緊張してがちがちになってしまいあまり良いスタートとは言えませんでした。でもそこからしっかりとラリーして自分のペースにもっていけたなとは思います。

――特にプレッシャーを感じた場面はどこですか

やはり出だしですね。本当に1ゲーム目から緊張しました。

――相手の印象はいかがでしたか

思ったよりも粘り強かったですね。特にバックハンドの方に大分振って強打してもしっかりとボールを返してきていたので。

――第2セットは圧勝でしたが、その勝因はどこだと考えますか

緊張もほぐれて自分から思い切ってラケットも振れるようになって、どんどん攻めるよ
になって大分楽にポイントが取れるようになりました。

――最後にあしたの試合への意気込みをお願いします

今の好調なまま更に良くなるようにしっかりと今からでも練習しながら調整して、いつでも試合に出れるようにしたいと思います。

小堀良太(スポ1=東京・大成)

──きょうの試合を振り返っていかがでしたか

王座は初めてだったのですごく緊張して、リーグ戦と違ってすごく消極的なプレーだったと自分でも感じていました。

──王座は初出場でしたがどのような気持ちで臨みましたか

思い切ってやるだけだなと思っていました。先輩にも思い切ってやってこいと言われていたので、先輩の力を借りて臨みました。

──1年生での王座出場ということでプレッシャーはありましたか

もちろんありました。歴史を見ていてもワセダのレギュラーはすごいメンバーばかりなので、その一員としてことしのダブルスに出させてもらったのはすごく感謝していますが、緊張もしています。

──相手の印象はいかがでしたか

相手の方々もとても緊張しているというのが見受けられたので、自分だけではないのだなということを思いながらプレーしていました。

──圧勝でしたが、その要因はなんだと考えますか

結果的には差が開いた勝利でしたが、今まで練習を長い量やってきて自信にもつながり、ここまでやってきたのだから、という気持ちで臨みました。つらい練習もやってきたので、それがいいプレーにもつながったと思います。

──次の試合に向けての意気込みを教えてください

次の試合は関大で、強いチームだと聞いているのでしっかり自分の力を出し切ってやっていきたいです。