ハンドボール部

2013.10.27

練習取材 10月23日 早大スポーツホール

全国に向けメリハリのある練習

 関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)を5位で終え、全日本学生選手権(インカレ)で雪辱を晴らすため、日々練習に励む早大ハンドボール部女子部。インカレまでいよいよ1カ月を切ろうとしているが、女子部の部員たちはどのような雰囲気でどのような練習をしているのか。その実態に迫った。

 取材当日は平日であり普段はなかなかメンバー全員がそろわないが、その日は1人を除いて全員が集まり充実の練習となった。まず初めにアップが行われる。基本的な柔軟運動はもちろんだが、サッカーをするといったユニークなものもあった。アップ中は終始笑顔が見られ、あちこちから笑い声が上がるというように、和やかでリラックスした雰囲気のもとメニューは進んでいった。アップが終わるとついにボールが登場しシュート練習の開始だ。最初は選手が1列に並び1対1で次々とシュートを放っていく。その後は連携プレーを想定したシュート練習へと移行。選手たちは淡々とそれぞれゴールへシュートを打ち込んでいった。

練習前コートに集まる選手たち

 シュート練習を終えた選手たちは4対3の練習、3対3のミニゲームとより実践に近いメニューをこなしていく。初めの4対3ではプレーの最中に互いに声を掛け合ったり、加藤夕貴主将(スポ4=愛知・名経大市邨)が具体的な指示を出すというように部員同士でアドバイスを送り合う姿が何度も見られた。またミニゲームではアップ以降集中力を増していた選手たちが、さらに真剣なまなざしでリーグ戦さながらの鋭く、キレのあるプレーを随所に見せる。「コンビネーションはやっぱり付けていかないといけないです」と加藤は言ったが、きょうの練習取材からインカレに向け徐々にチームの状態は上がってきていることがうかがえた。

速攻練習も1本ずつ真剣に取り組む

 現チームで戦える機会ももう残りわずかだ。リーグ戦ではふがいない試合に涙したこともあり、5位という順位も満足のいくものではなかった。だからこそ集大成のインカレに懸ける選手たちの思いは大きい。秋までの課題を克服し全国の舞台で最高の笑顔をつかむため、きょうも部員たちは練習に汗を流す。

(記事 三井田雄一、写真 佐藤凌輔)

コメント

加藤夕貴主将(スポ4=愛知・名経大市邨)

――きょうの練習の雰囲気は

平日は全員そろうことがなくて、一番多くてきょうの1人いないっていう状況なので、一応ほとんど全員でできるってことで、いつもよりは良かったんじゃないかと思います。人数が多いというのもあって、みんなでやらなきゃいけないというのもあるんですけれど、人数が少ないときにちょっと雰囲気が…というのはあります。

――毎日メニューを考えるのは大変ですか

大変ですね(笑)。(千葉樹に)聞いたりしながら、これでいいかなって決めています。一応監督には聞くんですけれど、大まかなことしか言われないので、同じメニューをどうこなすか、自分の意識によるので、そこでうまくなるかどうかは個人の問題だと思います。一応考えながらはやっています。

――選手主体の練習ですが4年生ということ意識していることは

もともと結構(私は)言う人なので、監督がいない分、監督の代わりじゃないですけど自分が言わないといけないです。誰が声を掛けるかっていうと4年生だと思うので、声を掛けるようにしています。

――全日本学生選手権(インカレ)に向けて重点を置いている部分は

春終わって秋までは体力をつけるとかだけど、秋からインカレは走ってもそこまで変わらないと思うから、コンビネーションはやっぱり付けていかないといけないです。少しでも人数を増やしてコンビネーションを付けるようにはしています。

――いまのチームのコンディションはどうですか

まだみんなに危機感はないですね。自分たち4年生は「最後だ最後だ」とか「あと1カ月切ったね」っていう感じです。でもまだ3年生とか下の子たちは、もっと近づいてからじゃないと感じないと思います。でもモチベーションを上げるのは個人の問題だと思うので、あんまり「もうすぐだよ」って自分から言っていくことはないですね。

千葉樹里子(教4=東京・文大杉並)

――ワセダ独自の練習はありますか

ほかの学校が分からないですね。同じメニューをしていても意識しているポイントとかがほかの大学と違うかもしれないですけれど、メニュー自体はハンドボールといったら限られてしまうので、そんなに変わらないかもしれないです。

――インカレに向けて重点を置いている部分は

私がインカレまであと1カ月ということで練習試合の中でも感じたのが、コンビネーションを強化するためのメニューを夕貴(加藤)が入れてくれているのかなということです。

――いまのチームのコンディションはどうですか

モチベーションを上げ始める時期はそれぞれ違うと思うし、人に言われて上げるものでもないと思うので、私もあと1カ月とか考えるんですけれど、チームとしてはまだあんまりモチベーションは上がっていないと思います。