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体操部

2013.10.27

平成25年度関東学生新人・交流選手権 10月22・23日 茨城・笠松運動公園体育館

ルーキーが新人戦で躍動

 早大期待のルーキー浅野佑樹(スポ1=東京・明星)と岸本邦秀(スポ1=兵庫・市尼崎)が新人戦の舞台で躍動した。4年生まで出場できる交流戦と1年生が主に出場する新人戦が同時に開催された今大会。早大からは中村麻衣子(スポ2=東京・小山台)が交流戦女子個人の部に、萩谷和恵(スポ1=東京・神代)、浅野、岸本の3人がそれぞれ新人戦女子個人の部と男子個人の部に出場した。そろって「調子が良かった」という浅野と岸本。中でも浅野は種目別のゆかで2位に入るなど活躍が目立った。また今大会がデビュー戦となった萩谷は「堂々と演技ができた」とこれまでの練習の成果を試合にぶつけた。

 大会1日目、早大の先陣を切ったのは交流戦に出場した中村。第1種目の跳馬は安定した実施でまずまずのスタートを切る。次の段違い平行棒は点数こそ伸び悩んだが大きなミスなく終え、残る種目は平均台とゆか。「表現力を重点的に練習してきた」という中村にとってはここからが勝負どころ。しかし平均台では演技中盤でバランスを崩し落下。ゆかでは表現面でしっかりとアピールしたものの、中村が「自分の実力からすれば難しいのを入れている」と語るジャンプやターンでミスがあり、最終順位は32位とやや悔いの残る結果となった。一方、これまで体操の試合経験がなく、「自分の位置を知ること」を目標に掲げていたという萩谷。ゆかでは終末技で体勢を崩すも後ろ宙返りや屈伸前宙を確実に決め、初めての試合は37位で幕を閉じた。

ゆかの演技をする中村

 大会2日目は新人戦男子の部で浅野が魅せた。種目別で優勝が狙える跳馬では着地が乱れて全体4位にとどまったものの、ゆかでその実力を最大限に発揮する。勢いよく次々に技を成功させ、演技後は応援席に向かってガッツポーズ。多くの強敵を抑え、種目別のゆかで見事2位に輝いた。第4種目の鉄棒で思わぬ形での落下があり個人総合は12位に順位を落としたが、大会を通じてその能力の高さを十分に示した。浅野と同じく今大会好調の岸本は、平行棒で「(出来は)98点くらい」と語るほどの美しい演技を披露。また早大が課題としているあん馬では、これまでよりDスコア(演技価値点)を上げて臨み高得点を獲得した。6種目を通してミスの少なかった岸本は個人総合15位で大会を終え、試合後は「この冬にDスコアを上げて頑張りたい」と今後の抱負を口にした。

ガッツポーズを見せる浅野

 4選手それぞれに収穫のあった今大会。中でもルーキーの3人はライバルである他大学の1年生と競うことで自らの強みや課題を再認識できたことだろう。早大が次に挑むのは伝統ある早慶対抗定期戦。浅野と岸本は連戦となるが、しっかりと調整をして両者とも今回よりさらにいい演技を見せてほしい。

(記事、写真 末永響子)

交流女子個人総合
選手名 跳馬 段違い 平均台 ゆか 合計点 順位
中村麻衣子(スポ2) 10.050 6.900 8.500 9.100 34.550 32位
新人女子個人総合
選手名 跳馬 段違い 平均台 ゆか 合計点 順位
萩谷 和恵(スポ1) 9.700 3.850 8.600 8.700 30.850 37位
新人男子個人総合
選手名 ゆか あん馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒 合計点 順位
浅野 佑樹(スポ1) 14.750 12.000 14.200 14.450 13.900 13.100 82.400 12位
岸本 邦秀(スポ1) 13.600 13.900 13.100 13.550 14.000 13.850 82.000 15位
コメント

中村麻衣子(スポ2=東京・小山台)

――今大会にはどのような目標を持って臨みましたか

ダンス系、ジャンプやターンのところと、表現力を重点的に練習してきたので、ダンス系は全部取りに行くっていうつもりでやっていました。

――表現面の手応えはいかがでしたか

いつもよりはできたかなって思います。

――ダンス系に力を入れていたということですが、ゆかの演技を振り返っていかがですか

ジャンプとかターンとか、自分の実力からしたら難しいのを入れているんですけど、きょうは全然できなくて、本当にそこは悔しいです。

――段違い平行棒では演技後に緊張したと話していましたが

新しく入れた技がまだ全然不安定で、こっちに来てやっとちょっと上手くなったかなみたいな感じで不安要素だったので、ギリギリ合格点にいかないくらいです、自分の中では。

――平均台の出来については

きょうは落ちてしまって。いつもよりリズムが早すぎたかなと思います。それで崩してしまった感じがあります。

――きょうの演技全体を通して、どのくらいの点数をあげたいですが

60点です。やっぱりゆかで結構ミスしてしまったので。

――今後どのようなところに力を入れて練習していきたいですか

次の試合が4月で、それに間に合うように技とか増やしていくと思うので、補強から頑張っていきたいです。

萩谷和恵(スポ1=東京・神代)

――きょうはデビュー戦ということですが、緊張はされましたか

緊張しました。体操の試合自体出るの初めてで、未知の怖さみたいなものもあったんですけど、それ以上にすごく楽しみでわくわくした気持ちの方が勝っていました。

――会場の雰囲気はいかがでしたか

結構盛り上がっていて(雰囲気に)のまれてしまいそうだったんですけれど一緒に回った日大の子とかと仲良くなってお互い応援し合ったりとかしてすごくいいムードの中で演技できたので恵まれていたなと思います。

――きょうの大会にはどのような目標を持って臨みましたか

まず体操の試合の経験をするということを第一に、思い切って楽しく自分の演技をしようと思いました。今回出て自分の位置を知ることで、次のグループ選手権(東日本学生グループ選手権)で東インカレ(東日本学生選手権)に行くために何が必要かとかそういうのを見つけるのも目標でした。

――第1種目の平均台は大きなミスなく終えましたがいかがでしたか

いつもミスしていたので、落ちたりとかしなかったのは良かったなと思うんですけど、ちょっと余分なところでふらついてしまったりとか、いつもきれいに回れるターンでぐらぐらしてしまったのはもったいなかったなと思います。

――ゆかの演技はしっかりと音楽に乗っていました

最後がもったいなかったです。最初の後ろ宙返りも着地を止めて、2本目の屈伸前宙も自分では高さでていたなと思ったので最後がすごくもったいなかったです。

――きょうの演技全体を振り返って良くできた点は

自分で堂々と試合できたということです。

――グループ選手権に向けてどのように練習していきたいですか

細かいところをきれいにできるようにするのと、技をもう少し増やして演技構成をつくっていけたらなと思います。

浅野佑樹(スポ1=東京・明星)

――きょうの調子はいかがでしたか

調子良かったです。ただ思わぬところで失敗してしまって、まだまだ詰めの甘いところがあるかなと思います。

――鉄棒で落下がありましたが

滅多に出ない失敗で、落ちることもあまりないんですけど、(鉄棒を)つかんで飛んでいくっていうのは自分でもめずらしい体験だったので、新しい失敗としてこれからちゃんと調整しようと思います。

――得意の跳馬の出来は

アップのときに後ろに行きがちだったので、前一歩という意識で跳んだんですけど、前一歩が大きすぎて点数に響いてしまったかなと思います。

――ゆかではガッツポーズも見られました

自分の中でばっちりの出来かなと思います。もっと着地止めれたらなっていう。まあ欲張った発言ですけど。これからはもっと着地の練習します。

――きょうの試合で見えた課題は

失敗しない練習をすることはもちろんなんですけど、これからもっと技を増やして、Dスコア(価値点)を上げて、Eスコア(実施点)もしっかり稼げるように鍛えたいと思います。

――今週末の早慶対抗定期戦にはどのような気持ちで臨みたいですか

早慶戦すごく楽しみにしています。僕は5種目出る予定なんですけど、きょう失敗した鉄棒もしっかりやらなきゃいけないので、時間はないですけど調整して、早慶戦で
今回の失敗を生かしていい演技ができるように頑張りたいです。

岸本邦秀(スポ1=兵庫・市尼崎)

――きょうの調子はいかがでしたか

足のケガは良くなってきていて、3週間前くらいから(練習を)やり始めました。ちょっとそれで難度を落とした部分もあったんですけど、きょうの調子はだいぶ良かったです。

――平行棒で高い点数が出ていましたがご自身ではいかがでしたか

98点くらいです。あんまり得意じゃなくて失敗も多い種目なんですけど、だいぶいい出来でした。

――あん馬も高得点でしたが、どのようなところが評価されたのだと思いますか

あん馬は新しい技を入れて不安だったんですけど、試合だからと緊張しないで練習だと思ってやることをやろうと。姿勢欠点が僕は少ない方なので、そういうところがしっかり評価されて、新しい技を入れてもあまり崩れずにやっていけたので良かったです。

――きょうの試合で見えた課題は

結構いい試合だったんですけど、あんまり点数が伸びてこないっていうのは、やっぱり自分は技がまだまだ少なくて、Dスコアが他の選手より低いので、この冬Dスコアを上げて、上げてもEスコアが落ちないようないい実施をするように頑張りたいと思います。

――今週末の早慶戦にはどのような気持ちで臨みたいですか

僕は2種目しか出ないんですけど、きょう少し失敗のあった得意の鉄棒をしっかりやることと、跳馬は0.8点と大幅にDスコアを上げるつもりなので、とりあえずそれを成功させることです。

――跳馬でいま挑んでいる技とは

いままでのユルチェンコ1回ひねりをユルチェンコ2回ひねりに変えます。