弓道部

2013.10.23

平成26年度東京都学生連盟リーグ戦 10月20日 東京・学習院大学弓道場

リーグ戦優勝! 入れ替え戦へ

 全勝の懸かる大事な1戦。平成26年度東京都学生連盟リーグ戦(リーグ戦)第6週のこの日、ワセダは国学院大と対戦した。初戦から、負け知らずのワセダにとって非常に緊張感のある戦いではあったものの、順調に的中を増やし相手を圧倒。結果、最終的中143-121でワセダが勝利。リーグ戦全勝を果たし、2部優勝そして来月に行われる入れ替え戦出場が決定した。

 快勝した試合であるが、「最初の1回目は全体として空気があまり乗れてなかった」。と遠山雄人主将(スポ4=奈良・橿原)が語るように、順調な滑り出しとは言えなかった。初立が14中と好調なスタートを切り、続く弐ノ立もその波に乗りたい場面。結果は12中と振るわず。遠山自身も皆中を期待される中で留め矢を抜き、後味の悪い1立目となってしまった。しかし、この悪い流れを断ち切りたいワセダは2立目、弐ノ立で4人が皆中を決めて見事立て直しに成功。55-45で10本もの差をつけて国学院大を大きく引き離した。その後も勢いは衰えることなく3立目を終え、84-73で前半を締めくくった。

力強い離れで19中の活躍を見せた永山

 このままの流れを維持したい4立目。初立、弐ノ立共に16射15中と、安定した的中を見せる。対する国学院大は調子を上げることができず初立10中、弐ノ立12中で4立目を終え、ワセダは114-95とリードを広げた。そして優勢のまま迎えた最終5立目。ここまで全射的中の永山豪朋(文構3=東京・早実)と河本悠輔(商3=広島・修道)には20射皆中の期待が懸かる。しかし大きなプレッシャーからか最後に1本抜いてしまい、20射19中という結果に。ここ一番の大切な場面を決めることができなかった2人は悔しさをにじませた。勢いが止まったかと思われたワセダだったが、その後弐ノ立で4人が皆中し、実力を見せつけたところで試合を終えた。

大前の役割をしっかりと果たした高間

 143中とここまでのリーグ戦の中で最も良い数字で勝利し、弾みをつけたワセダ。次はいよいよ入れ替え戦だ。気になる対戦相手は法大か明大の2校に絞られた。最大の目標の一つである入れ替え戦での勝利を手にするため、部員達は並々ならぬ思いで試合に臨む。昨季は同じようにここまで快勝していたにも関わらず一発勝負の緊張感からか的中を落として敗戦を喫しており、今季こそはという強い思いもそれぞれの胸の中にあることだろう。「絶対勝ちます」という高間光司(スポ3=奈良・橿原)の力強い言葉通り入れ替え戦に勝利し、悲願の1部昇格へとつなげてほしいところだ。

(記事 松崎はるか、写真 市川祐樹)

★女子が4年ぶりの1部制覇!

 男子のリーグ戦と同時期に行われる女子のリーグ戦。4人立5立の計80射で争われる。1部に所属するワセダは初戦の法大戦を72-67で勝利する。2戦目の相手は前年度覇者で強豪の桜美林大。これを69-64で破り勢いに乗ったワセダは続く明大を68-51で下す。3戦全勝とし、最終週を迎えた。勝てば全勝優勝の決まる日大との一戦は1本を争う接戦に。80射では65-65となり決着がつかず。一手競射の末に7-6で日大を上回ったワセダは4勝0敗とし、09年以来4年ぶりのリーグ戦王者に輝いた。この優勝によりワセダは来月、三重県、伊勢神宮弓道場にて行われる全日本学生女子王座決定戦(女子王座)への出場権も獲得。あの時流した悔し涙を糧に、いざ女王の座へ。

※記事中に誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。

※平成26年度リーグ戦は平成25年秋に行われます。

結果

○早大143-121国学院大

初立
大前 大久保侑(スポ2=岩手・福岡) 20射17中
弐的 永山豪朋(文構3=東京・早実)  20射19中
落前 梅原丈博(社3=神奈川・川和) 16射11中
   平山雄大(創理4=東京・早実)    4射3中
大落 河本悠輔(商3=広島・修道)  20射19中
弐ノ立
高間光司(スポ3=奈良・橿原)    20射19中
中村浩太郎(創理1=東京・芝浦工大高)20射18中
佐々木貴広(基理4=東京・早稲田)  20射18中
遠山雄人(スポ4=奈良・橿原)    20射19中

コメント

遠山雄人主将(スポ4=奈良・橿原)

――今回の射を振り返ってみて、反省点と良かった点は

最初の一回目は全体として空気があまり乗れてなかったので、そこで詰め切れなかったところが反省点です。でも、そこから狙いをしっかりつけて、的中を出せたところが良かった点だと思います。

――全体で143中という数字について

きのうの練習でも145中が出ていて調子は悪くないのにいままで(試合で)的中が出ていなかったんです。でも今回は的中が出てきて、そこがワセダの成長につながってすごく良かったと思います。

――前回からこの一週間、どのような練習をされてきましたか

前回苦しい戦いではあったんですけど、だからといって今週何か特別に練習を変えたわけではなくて、しっかり力がついてきているので今まで通りの練習をしてきました。

――4年生として最後のリーグ戦(平成26年度東京都学生連盟リーグ戦)、全勝という結果について

4年生として最後の年はいいかたちで終わろうと思っていて、夏から練習してきていたんです。それに後輩がすごいついてきてくれていて、くじけそうなときでも後輩や同期に励まされていいかたちでリーグ戦に入ってこれていると思います。

――最後に、再来週に行われる入れ替え戦への意気込みを教えてください

ワセダは最後まで粘り切る力がついてきたので、このまま油断せずにまた1から積み重ねていって、全員で勝ちをつかみに行きたいと思います。

高間光司(スポ3=奈良・橿原)

――まずはご自身の的中、19中ということでここまでのリーグ戦(平成26年度東京都学生連盟リーグ戦)の中では最も良い成績ですがどう捉えていらっしゃいますか

リーグ戦は序盤に緊張してしまって、そこでいい的中が出ないというのが1年生の時からの短所だったので、ずっと集中して1本目からとにかく全力で引けるようにというところを意識して。きょうはしっかり集中してできたというところが成長したのかなと思っています。

――この1週間で重点的に練習してきた部分はありますか

今週は僕が弐ノ立の大前ということで任されてずっと練習してきたのですが、大前の仕事は絶対に1本目は中てなければいけない、大前の1本目を中てたことによって後ろの人たちが続いて中てていける勇気につなげて行かなければいけないので、とにかく自分が4本あれば全て中てるという気持ちで、弱気になることなく強気で練習できたと思います。

――チームでの143中についてはどう思われますか

143中が出たということはとても良いことだとは思うのですが、練習のときに一度150中以上を出したことがあるので。まだまだやっぱり抜いている人も居ますし、僕もまだ1本抜いてしまって、しかも16射皆中がかかった矢を1本抜いてしまったというところは、まだメンタル的にも良くはなっていないのかなと。射形的にもまだまだ直さなければいけないところがあるのかなと思うので。140出たというとこは1部の中でもいい的中かもしれないですが、1部に勝っていくという部分では明大も152を出しているというところもあるので、150を出していくという気持ちで引いて行かないと1部には勝てないと思うので、そこら辺はもう少し頑張っていかないといけないかなと思っています。

――リーグ戦は終盤にかけて尻上がりに調子を上げている印象があるのですが

ワセダはこの1年間通してみて本当に団結力が凄いなと思っていて。その団結力が最後の粘り強さだとか、5回目の16射皆中なども出していけると思うので。この団結力という力をしっかりと入れ替え戦に向けて出せるように。1から組み立て直して頑張って行きたいです。

――再来週の入れ替え戦、間が空きますが昇格へ向けて意気込みを聞かせてください

もう、一言です。絶対勝ちます。

永山豪朋(文構3=東京・早実)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

きょうは個人的には初めて20射、最初から最後まで引き切った試合で19中という結果が出てとりあえずほっとしています。

――今回の勝因を挙げるとしたら

きょうはあまりみんな崩れなくて18中以上の高い的中が多く出たので、いつもやっていることをそのままできた部分が大きいのかなと思います。

――ここまでのリーグ戦で出場回数が少なかったという印象があるのですが、その悔しさについては

そうですね。あまり貢献できてなかった面があり悔しい思いがあったので、次の入れ替え戦までには一回完投しときたいなと個人的には思っていて、今回それができたことは良かったかなという風には思っています。

――20射19中という成績について

意識してしまって最後の終盤で抜いてしまった部分があるのでそれは次に生かして、次にこういう場面があったらしっかり詰められるようにしていきたいと思います。

――きょうの試合のために日々の練習で心がけたことは

1本1本同じ射をするということを意識しました。あと、練習と試合であまり差が出ないように緊張した場面を意識しながら練習してきました。

――最後に入れ替え戦への意気込みをお願いします

昨季は出場して負けているのでことしこそという意気込みで、絶対に1部に上がるという気持ちで練習していきたいと思います。