ラクロス部

2013.10.20

Bリーグ 関東ファイナル 対東大 10月19日 @東京・東大御殿下グラウンド

強固な守備に阻まれBリーグ関東制覇を逃す

1Q 2Q 3Q 4Q
早大
東大
▽得点者
土井2、高橋

 前週、一橋大を下し関東ファイナルへと駒を進めた早大。しかし関東の頂点を懸けた一戦では東大のプレッシャーを前になかなかゴールネットを揺らすことができない。その間に東大に得点を着実に重ねられ、後半に反撃するものの及ばず3-6で敗戦。関東王者の座を逃してしまった。

反撃の2得点を挙げたAT土井

 試合開始直後から両チームは激しいボールの争奪戦を繰り広げた。しかしその中で4分、東大に先制ゴールを許してしまう。その後ボールを保持し果敢に敵陣を攻め立てた早大だが、「いつもとディフェンスが違いそれに対応しきれなかった」(AT土井一生、スポ3=東京・早稲田)と言うように、鋭く間合いを詰める相手ディフェンスの前にことごとく前進を阻まれてしまった。早大も粘りをみせて第1クオーター(Q)は0-1で終えるものの、迎えた第2Qでは開始直後に得点を献上。オフェンスは攻めあぐね、ミスが散見された。するとディフェンス陣もほころびを見せたか、第2Qの7分と第3Qの開始直後に連続失点。0-4と4点を追うことになった。

 ここで早大も反撃を開始する。「相手がひとり少ない状態の特殊なディフェンスだったのでそこをうまく突けた」と語る土井が第3Qの3分、早大に初得点をもたらす。だが一度東大に傾いた流れは容易に変わらない。程無くして東大に5得点目を許し、さらに13分には敵陣からのロングシュートを決められてしまった。直後のフェイスオフからの速攻でAT高橋哲(政経3=東京・早稲田)がシュートを決め、試合終了間際には再び土井が得点して一矢報いたものの万事休す。結果的に3-6のスコアで試合終了のホイッスルが鳴った。

ゴールに迫るAT高橋

 オフェンスでリズムをつかめないままディフェンスのリズムも悪くしてしまったことが今回の敗因となったといえるだろう。また、早大はこの試合の勝敗に関わらず全日本学生選手権への出場権を確保しており、「きょうは負けても全日本に行けるという浮ついた気持ちがあった」(土井)「今回の負けた最大の要因はやっぱり慢心」(MF齋藤友智、スポ3=東京・早大学院)と選手はモチベーションの面での反省を次々と口にした。その全日本学生選手権では負けたら終わりの厳しい戦いが待ち受ける。オフェンスを再構築し、勝利への執念をもってBリーグ制覇へ。早大の戦いは続いていく。

(記事 鈴木泰介 写真 浦井拓也、久保田有紀)

コメント

AT荒浪大(スポ4=静岡・藤枝東)

――まず試合を振り返って一言お願いします

全日本学生選手権へ行けることは決まってたのですが、関東でも優勝して残り試合を全部勝ちたいという思いがあったので、負けてしまって本当に残念であまり切り替えられていないという状態です。

――オフェンス面では思うように得点できなかったと思いますが、その要因は

前半に自分たちのミスでオフェンス機会を失ってしまってリズムを作れなかったというのが1点で、相手のDFのホットの選手が速くプレッシャーをかけてきてなおかつアタックを這ってきて選択肢を無くすディフェンスをしてて、それに対してグラウンドの中で対応しきれなかったのが2点目です。

――相手ディフェンスが強かったように感じましたがいかがですか

ここまでのBリーグのチームの中では一番上手かった印象です。

――手ごたえを感じる部分はありましたか

正直普段自分たちがやっていることも出せなかったという感触で、なんとかプラスに意味を見出すことができるとすれば今まで公式戦で1戦も負けてこない中で負けても全日本学生選手権につながる試合で負ける悔しさと負け試合を味わえたことはこの先へ気持ちを引き締めるという点ではもう一度自分たちを見つめ直す機会になったかなという感じです。

――今後の意気込みをお願いします

順当にいけばきょう負けた東大と再戦できると思うし、チームとしても個人としても不甲斐無い内容だったので、残り一週間なのですがしっかり準備してきょうの借りを返したいと思います。

G石井佑城(商3=神奈川・横須賀学院)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

ディフェンスに関しては前半、1Qは1失点、2Qは2失点と結構粘って守備をすることができたのですが、オフェンスが点を決めきれない中で相手に流れをもっていかれて、ずるずるいってしまったと思います。

――ゴーリーとして6失点という結果についてはいかがですか

与えなくてもいい点を2、3点取られているので、その点に関して1週間の修正点だと思います。

――東大の強さはどこでしょうか

東大は本当に賢いラクロスをしてきて、ワセダのディフェンスを動かし、その空いたところを突いて、気持ちよくショットを放つというクレバーなラクロスをしています。ワセダとは全く違うラクロスをしてくるのでそこに対応するのに時間がかかり失点してしまったのもあると思います。

――Bリーグ全日本学生選手権の初戦では関西の大学とあたりますが

たぶん京大になると思いますが、京大は毎年Aチームも強いですし、Bチームも毎年関東にまで上がってくるので、どのようなラクロスをしてくるかわかりません。ただワセダとは違ったラクロスをしてくると思うので、今回対応が遅れたことを反省として戦っていきたいです。

――また決勝ではもう一度東大と当たる可能性もありますが

同じ相手に2度も負けることはワセダとして問題あることだと思います。関東では負けても全日本選手権ではリベンジを果たしたきょねんのようにしっかり勝ち切れるように頑張りたいと思います。

MF斎藤友智(スポ3=東京・早大学院)

――試合を終えたいまの率直な感想をお願いします

油断というか、気持ちの面で負けていたので、意識が足りなかったのかなと思います。

――第3Q初めの時点で0-4と追いかける展開が続きました。オフェンス面を振り返って

4点は離されていたのですが、勝てる自信はありました。そういう気持ちからまだ焦る必要はないと、今までやってきていたようなオフェンスをやっていって点をとって勝とうと思っていたのですが、それがズルズルといってしまい、結果的にも3点という差になったのかなと思います。

――東大チームの印象はいかがでしたか

全体的にレベルは一緒なのではないかと思いました。

――来週に控える全日本学生選手権でも東大と再戦する可能性があります。どんな強化ポイントを持って調整していきたいですか

今回負けた最大の要因はやっぱり慢心だと思います。モチベーションは高く持っていたつもりでしたが、前回の一橋大戦のときのチームの雰囲気やひとりひとりの気持ちのようにはいっていなかったかもしれません。「きょう負けても次はあるし」などというひとりひとりの気持ちの集合体がこの結果になったと思うので、そういう気持ちをなくして、ひとつの試合に魂を込めてやっていくしかないですね。

――全日本学生選手権での個人的な目標はありますか

点に絡むというか、直接的にチームに貢献するべき立場にいると思うので点をとりにいきたいです。

DF菅原暁洋(教3=神奈川・横浜緑ヶ丘)

――試合を終えての感想は

一言で言ったら完敗です。自分たちがやってきたことをやらせてもらえなかったですね。相手の方が一つひとつ上手かったと思います。グラウンドボールを早い寄りで拾っていくのが自分たちのプレーだったのですがそれができず、データ的にも半分以下という結果でした。自分たちの持ち味が出せなかったことが敗因です。

――試合後にチームで話し合ったことは何でしょうか

ディフェンス陣は失点のシーンを1点ずつ振り返りました。守備の組織を崩されたというよりは、一つひとつのボールを拾い切れなかったことが原因だと思っているので、自分たちがやってきたグラウンドボールにもう一度取り組んで、そこから攻撃の形を作っていきたいと思います。

――Bチームの主将として意識されていることはありますか

自分は元々Bチームの主将だった4年生がAチームに上がったことで主将を任せられることになりました。チームが何をすべきで何をすべきではないのかを浸透させるのが自分の役目だと思っています。3年生を中心にチームをまとめていこうと思っています。みんなでこのチームを一つにしていこうと意識しています。

――全日本学生選手権へ向けて

きょうの反省を残り1週間でしっかりつぶしたいです。ここまで来たら自分たちを信じるだけなので、しっかり京大に勝って、東大にリベンジを果たしたいです。

AT土井一生(スポ3=東京・早稲田)

――試合を終えての感想をお願いします

やはり負けたことは悔しかったですが、きょうは勝てるような感じはあったのでこれを糧に全日本では優勝したいです。

――第3クオーター(Q)初めの時点では0-4と4点のリードを奪われる展開となりましたが、焦りはありませんでしたか

4点差なら返せると思っていました。ディフェンスも松村(康太、人3=国学院久我山)、吉田(茂高、教2=東京・早実)、徳永(祥太、商3=東京・錦城)を中心に守ってくれていたので、これ以上点を取られることはないと信じて、そんなに焦りはありませんでした。第2Qまで0点というのは不甲斐なかったので第3Qではちゃんと点を取りたいと思っていました。

――そのなかでご自身は2得点を挙げられました。得点シーンを振り返っていかがですか

第3Qの1点目は相手がひとり少ない状態での特殊なディフェンスだったので、そこをうまく突けました。2点目は少し強引だったかなという印象はありましたが、それをもっと第1Qからやっていければ良かったのなと思います。

――来週には全日本学生選手権が控えます。そこに向けてはどのような調整をしていきたいですか

きょうはちょっといつもとディフェンスが違い、それに対応しきれませんでした。こういうディフェンスをしてくるのだなということが分かったので、それに対応できるようにしていきたいです。あと、きょうは負けても全日本にいけるという浮ついた気持ちがあったと思います。次からは負けたら終わりなので気を引き締めてやっていきたいです。

――関東ファイナルを終えていまのチーム状況をどのように捉えていますか

悪くはないと思うのですが、ちょっとオフェンスが不甲斐ないですね。自分はオフェンスの中心メンバーだと思うのでやはり気を引き締めてやっていきたいです。

――最後に全日本学生選手権に向けて意気込みを

関西から来るかもしれませんが、絶対に勝って優勝したいと思います。

DF松村康太(人3=東京・国学院久我山)

――きょうの試合を振り返って

きょうの試合は1Qから入りが悪かったです。ことしのワセダのBの勝ち方として基本的にはロースコアなので、ディフェンスが粘って粘ってという形でやってきたのですが、きょうは少しディフェンスが先に点を取られてしまったのが敗因かなと。

――東大相手にディフェンス面で意識していたことはありますか

東大は自分がAにいたときから何回か練習試合をしたのですが、練習試合でやってみて東大の狙いどころも分かっていたのでそこを意識して試合中に臨みました。

――苦しい時間が続きましたが気持ちの面では

守備で厳しい時間が続くのはことしのBチームでは結構あることなので基本的にここを粘れば次オフェンスが点を取ってくれるだろうという気持ちで守っていました。

――きょうの試合を踏まえてどのような修正をしますか

修正点としては、ディフェンスとしてシステム的なところの修正はもちろんそうなのですがルーズボールの寄りが甘かったので、そういうことをしていたら絶対に勝てないので、そこを気持ちを強く持って。泥臭い気持ちというかがむしゃらにという、気持ちの面から修正していきたいです。

――次の試合中に向けての意気込みをお願いいたします

きょうは関東決勝ということで関東の優勝をかけて戦ったのですが、一応きょうは負けても全日本に出場できるということだったので。来週からは負けたら終わりなので絶対負けないようにやりたいです。

DF吉田茂高(教2=東京・早実)

――きょうの試合を振り返って率直な感想を

きょうはただくやしいです。Aチームもこれから東大と対戦するのですが、ここで勝って勢いをつけようと思っていたので負けたのが悔しいです。

――ディフェンスに関して見えた課題とは

セットディフェンスで相手に崩されていたわけではないので、グラウンドボールでの寄りだったり、オウンゴールでの激しさとかを練習で詰めていきたいと思います。

――全日本学生選手権に向けての目標をお願いします

きょうは負けてしまってすごく悔しいので、この悔しい気持ちをぶつけて優勝したいなと思います。