バドミントン部

2013.10.20

全日本学生選手権 10月19日 千葉公園スポーツ施設体育館

日体大との死闘を制し、3年ぶりの準決勝進出へ!

 全日本学生バドミントン選手権(インカレ)初日は団体戦の1回戦から3回戦までが行われた。団体戦優勝を狙う早大男子部にとって、負けられない戦いが続く。1回戦の東海学院大、2回戦の青学大に危なげなく勝利した早大は、3回戦で今季一度も白星を挙げられていない日体大と対戦。シングルス1やダブルス1がファイナルゲームまでもつれこむ大接戦だったが、丸尾亮太郎主将(スポ4=群馬・伊勢崎清明)の奮闘もあり、ゲームカウント3-2と文字通りの死闘を制して日体大に勝利。3回戦を突破しベスト4入りは3年ぶり。見事翌日に行われる準決勝進出を決めた。

 1回戦の東海学院大戦をゲームカウント3-1、2回戦の青学大戦をゲームカウント3-0と男子部は順調に勝ち進んだ。3回戦の相手は今季一勝もできていない因縁の相手、日体大。「勝ちたいという気持ちはもちろんあったが正直不安もあった」(丸尾)と語るように、そう簡単に勝たせてくれる相手ではなかった。シングルス1に出場した丸尾は、得意のジャンピングスマッシュを決めて第1ゲームを21-16で奪う。しかしながら団体戦ならではの連戦の影響で、プレーに疲れが見え始め体の動きも鈍くなっていった。一進一退の攻防を繰り広げるも、単純なミスが相次ぎ第2ゲームを19-21で落としてしまう。だがここから4年生としての意地を見せ、第3ゲームでは粘りのロングラリーを続けて着実に得点を重ねる。相手のサーブミスで迎えたマッチポイント、コースを狙ったサーブレシーブを強めに打ち、相手がフォアからのクロスカットをネットにかけ、21-15で勝利を収めた。

丸尾

 シングルス2に出場した和田治久(スポ3=埼玉栄)は格上の相手に苦戦しゲームカウント0-2のストレートで敗れた。続くダブルス1の古賀輝(スポ2=埼玉栄)・齋藤太一(スポ2=福島・富岡)ペアは、第1ゲームを8-21と大差をつけられ落としてしまう。しかし「逆に開き直るきっかけになり、2ゲーム以降は切り替えることができた」(古賀)と振り返るように、第2ゲームから積極的にスマッシュやプッシュを活用し21-15でゲームカウントをタイに戻す。攻めの姿勢を崩さず、勢いそのまま第3ゲームへ。相手のミスを誘い7連続得点を決め、甘く上がった球を齋藤が力強いプッシュを決めダブルス1を奪取した。ダブルス2の丸尾・嘉村昌俊(スポ4=熊本・八代東)ペアは、相手の勢いにのまれ6連続失点を許し第1ゲームを取られてしまう。4年生コンビが最後のインカレにかける気迫から第2ゲームを取り返すも、レシーブのミスが響きゲームカウント1-2で敗れた。勝敗のかかるシングルス3に登場した古賀は、連戦の疲労がたまる中パワー溢れるジャンピングスマッシュで相手を圧倒。2-0のストレート勝利を収め、見事日体大から勝ち星を獲得した。

古賀・齋藤ペア

 一方女子部は初戦の福井大に3-0で快勝するも、戦力の拮抗(きっこう)する北翔大にゲームカウント2-3で敗れて2回戦敗退となった。

 男子部はあす準決勝で中大と対戦する。「チームが一つになったとすごく感じている」(嘉村)と、チーム全体が優勝へ一致団結している。インカレ団体戦優勝という悲願を達成するまで、気合は十分だ。

(記事 八木瑛莉佳、写真 芦川葉子)

結果

▽1回戦○3-1東海学院大
S1古賀○2-0
S2和田○2-1
D1丸尾・嘉村●1-2
D2古賀・斎藤○2-0

▽2回戦○3-0青学大
S1丸尾○2-0
S2和田○2-1
D1古賀・斎藤○2-0

▽3回戦○3-2日体大
S1丸尾○2-1
S2和田●0-2
D1古賀・斎藤○2-1
D2丸尾・嘉村●1-2
S3古賀○2-0

コメント

丸尾亮太郎主将(スポ4=群馬・伊勢崎清明)・嘉村昌俊副将(スポ4=熊本・八代東)

――見事、準決勝進出を決められました。いまのお気持ちは

丸尾 2、3年とずっと3回戦で負けていて、毎年悔しい思いをしていました。ベスト8のカベが一つの大3きな目標でしたが、それをことし越えられてすごく嬉しいです。

嘉村 個人的にはチームに貢献することはできなかったんですが、チームが一つになったとすごく感じていますし、チームが勝てたことが一番なので、あすにつながる良い試合だったと思います。

―― 一番の山場は3回戦の日体大戦だったと思います。チームを振り返ってみて

丸尾 どの試合もその時やってみなければ分からないと思っていたので、勝ちたいという気持ちももちろんありますが正直不安もありました。でも全体としてはうまくいったと思います。

――日体大の勝利は今季初となります

丸尾 毎試合負けるにしても「あと2点」とかだったので、それが今回はワセダに傾いた感じです。

――3回戦のダブルス2を振り返ってみて

嘉村 1回戦で自分たちのプレーができなくて、そこは切り替えて臨みました。1セット目は出だしから向こうのペースになってしまいましたが、自分たちにとってインカレ(全日本学生選手権)は最後なので、負けたとしても悔いの無い試合をしたいと思っていました。二人でコミュニケーションを取りながらだんだん良いプレーができていって、負けはしましたがあすにつながる試合ができたと思っています。

丸尾 結果的にダブルスはいつも足を引っ張ってしまうんですが、それでも何とか今まで練習してきたことを出そうと思って、強い相手と戦って徐々にコンディションを上げて、あすもっとダブルスでもチームに貢献したいと思います。

――1回戦はサーブで崩されたという形でしょうか

丸尾 サーブも武器になるなと思いました(笑)。

嘉村 自分も武器になるようなサーブを打ちたいです!

――きょうだけで言えば2戦2敗となってしまったお二人のダブルスですが、あすにつながる収穫は

嘉村 日体大戦の3セット目に大量リードされたんですが、そこで普段ならそのままいってしまうところを、負けている時こそ二人で上を向いていこうと思っていて、あそこで17、8点まで追いついていなければ良いイメージが全く無いまま終わっていたと思いますが、諦めずに1点1点取っていけたことはあすにつながっていくと思います。

丸尾 最後までラリーを一つずつ諦めずにやれたので、そういう姿勢は絶対活きてくると思います。

――シングルスについてお聞きします。疲れも溜まった中での日体大戦でのシングルス1だったと思いますが

丸尾 1セット目はずっとシーソーゲームで自分自身も試合展開がどうなるかは分からなかったんですが、中盤に相手のミスでうまく2、3点リードできました。さぐりさぐりの1セット目でしたが取れて良かったです。

――インターバルで追いつかれてじわじわ取られてしまったと思いますが、2セット目を振り返ってみて

丸尾 19-18の時に1点リードしていたんですが、そこから単純なミスだけでやられてしまいました。終盤がどう転ぶかというところで集中してやらなければいけないなと思います。

――3セット目は気合いで乗り切っていった形だったのでしょうか

丸尾 そうですね。やっぱり体がきつかったので、でもたくさん応援してくれる人たちがいて、自分も気持ちを出して負けたくないという一心で、自分が取らなければいけないという責任感だけで頑張りました。

――あす準決勝の相手は中大となります

丸尾 秋季リーグ(関東大学バドミントン秋季リーグ戦)ではワセダが勝っていますが、きょうワセダが日体大に勝ったように、やってみなければ分からないところはあるので、ちゃんと気持ちを引き締めてしっかり勝って、優勝したいと思います。

嘉村 自分も、日体大の分まで頑張って、あす優勝するので、見てて欲しいと思います。

古賀輝(スポ2=埼玉栄)・齋藤太一(スポ2=福島・富岡)

――準決勝進出を決めていまのお気持ちをお聞かせください

古賀 素直に嬉しいです。

齋藤 嬉しいです。

――今季初めて団体戦で日体大に勝利しましたが、率直な感想をお願いします

古賀 リーグ戦の時は自分たちのダブルスが負けて、崩れていったというイメージがありました。きょうこそはリベンジしたいなという気持ちで試合に臨みました。

齋藤 自分たちのダブルスでいつも負けてしまっていたのですが、そこをしっかり勝ち切れてよかったと思います。

――3回戦の日体大戦のダブルス1では、1セット目で8-21とダブルスコア以上の差をつけられてしまいましたが

古賀 相手の竹内選手がとても調子が良かったので、自分たちが手も足も出ないという状況でした。しかし逆に開き直るきっかけになり、2ゲーム目以降は切り替えることができたと思います。

――3セット目の前半は一進一退の攻防を繰り広げていましたが、インターバル明けで7ポイント連続で得点を獲得することができました。インターバル中にお二人で何か相談されたのですか

古賀 特に話し合いはしていないですが、齋藤くんが強かったのですぐ勝てました。(笑)

齋藤 相手がちょっと引いて弱気になっていたかなと思ったので、そこでしっかりと自分たちの攻撃ができたのでよかったです。

――準決勝への意気込みをお願いします

古賀 自分は大学に入ってから団体戦ベスト4に入るのが初めてなので、もうここまで来たら優勝まで突っ走っていきたいと思います!

齋藤 自分たちが出たらしっかり取ってチームの一勝に貢献し、初めての優勝を勝ち取りたいと思います!