水泳部

2013.09.07

第89回日本学生選手権 9月7日 @神奈川・相模原市立総合水泳場

延長の末、創部以来初の決勝進出!

 日本学生選手権(インカレ)2日目。きのうコールド勝ちで初戦を突破したをしたワセダは、きょねんの準優勝校である東女体大との準決勝を迎えた。試合は延長戦にもつれこんだが、斉藤美奈都(スポ3=埼玉・聖徳大付女子)のループシュートが決勝点となり、見事勝利。強豪相手にも「勝てるかなという自信がありました」(固城妃美主将、教4=東京・藤村女子)という言葉通り最後まで気持ちを切らさなかった。女子部史上初めてインカレ決勝に進出するという快挙を成し遂げたワセダは、この勢いのままにあすの決勝で念願のインカレ初優勝を狙う。

 第1ピリオド、点数の上では互角に渡り合うものの、得点源の小西晃代(社2=埼玉・秀明英光)が早々に2退水(※)。ワセダにとって苦しい状況となった。続く第2ピリオド開始直後には固城侑美(スポ3=東京・藤村女子)が2得点するも、ワセダは相手にペナルティースローを与えてしまうなど、ペースを掴むことはできない。

 この嫌な流れを変えたのは第3ピリオド。小西、固城侑のシュートでようやく同点に追いつくと、第4ピリオドでは、全員ディフェンスでピンチを守りきり無失点。試合を延長戦に持ち込んだ。

ゴールを決め、観客席にアピールする小西

 迎えた延長第1ピリオド。ミドルシュートから1失点を許すものの、すぐさま固城侑がポストプレーから取り返す。GK長島佳世(人3=埼玉・聖徳大付女子)の好セーブも光り、同点のまま互いに一歩も譲らない。そして、張りつめた雰囲気の中で始まった延長第2ピリオド。決勝進出をかけた互いの意地がぶつかる激しい攻防の中、カウンターで抜け出した斉藤美が落ち着いてループシュートを決めた。「ここは決めてやる、という気持ち」(斉藤美)を前面に押し出したプレーに、会場のワセダ応援団は沸く。その後もワセダはきのうのミーティングで話し合われたという「ディフェンス重視」どおりのプレーで、最後まで1点を守りきり、見事宿敵・東女体大に勝利した。

 いよいよあすは日体大との決勝戦。創部初の決勝進出となるワセダが、絶対的な王者に立ち向かう。劇的勝利で勢いづいたワセダが、あすは一体どんなドラマを見せてくれるのか。初優勝を狙うワセダには失うものは何もない。斉藤美の言葉通り、「当たって砕けろ」の意気込みで食らいついていく。

創部以来初の決勝進出を決め、歓喜の選手たち

※重大なファールを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

(記事 河野美樹、写真 高田麻里)

結果

○早大7―6東女体大

コメント

固城妃美(教4=東京・藤村女子)

――試合を振り返っていかがですか

きのうからチーム全員でミーティングをしてモチベーションを上げて臨んだ試合だったので、途中は負けてたりもして不安な部分もあったんですけど、勝てるかなという自信がありました。

――きょうはディフェンスが良かったですが、何か意識していた点はありますか

ディフェンス面はミーティングでも重点的にやりましたし、練習のときから東女体大はこういう風に攻めてくるだろうから、ここはこういう対策をしようとかを意識しながら練習したので、そこが試合で出たかなと思います。

――唯一の4年生としてどのようなお気持ちで今大会に臨まれましたか

最後の大会でもありますし、良い形で終わって来年の4年生にバトンを渡したいという思いもあったので、最後しっかりやって下がついてきてくれるようにしました。あと高校生がワセダに入りたいと思ってくれるように、ワセダの名を広めたいなと思って頑張りました。

――チームの雰囲気はどのような感じですか

インカレ二週間前くらいから、絶対決勝に行くというモチベーションでやっていたのでチームとしては団結力を発揮できたかなと思います。

――夏の間はどのような練習を積んできましたか

いろいろ事情があって、試合形式の練習が全くできなかったので、その分スイムを重点的にやったり、フットワークとかシュートとか個々の技を磨いてきました。

――最後にあしたの決勝への意気込みをお願いします

これからちゃんとミーティングをして、みんなきょう勝って喜んでると思うんですけどその気持ちも切り替えて試合に臨みたいと思います。

斉藤美奈都(スポ3=埼玉・聖徳大付女子)

――相手は東女体大。今季公式戦で一度も勝っていない相手ですが、どのような意気込みで臨みましたか

今シーズン勝っていないというのもそうなんですけど、この日本学生選手権はずっと3位で、それは本当に自分達でも悔しくて、毎年、最後はPT戦で負けて、というのが続いていたので、東女体大とやるにあたって厳しい試合になるのはわかっていて、でも毎年同じなのは嫌だと思って強気でいきました 。

――この夏は、どのような点に重点を置いて練習してきましたか

ことしは、きょねんと同じようにスイム強化期間を一週間設けて、きつかったんですけど、それをやってきてよかったなと思いました。

――きょうの試合、ディフェンスがよく機能していました

そうですね。きょうは下がりも早くて、みんながやりたいことをちゃんとできて、それに相手がはまってくれたので、ディフェンス重視でやれたと思います。きのうのミーティングでも、ディフェンス重視でやろうと言っていたので、うまくいってよかったです。

――延長戦第2ピリオドで決勝点をあげられました。あのカウンターは狙っていましたか

そうですね。ここは決めてやる、という気持ちで。 決めた瞬間はもう、本当にやばいと思いました。(笑)

――試合後はチーム全員で喜んでおられました。やはり東女体大に勝っての決勝進出は特別な思いがありましたか

今までずっと頑張ってきて、この日を本当に待っていたので、勝てて本当によかったと思います。

――あすは日体大との決勝戦。意気込みを

私たちはインカレでは初めての決勝なので、東女体大よりも手強い相手なんですけど、当たって砕けろ、というかどれだけ食らいつくかが勝負だと思うので、頑張りたいと思います。