ラクロス部

2013.09.15

第26回関東学生リーグ戦 対日体大 9月14日 千葉・フクダ電子スクエア

終盤突き放し接戦制す

前半 後半
早大
日体大
▽得点者
溝本2、西村2、鈴木、鳴澤

 関東学生リーグ戦(リーグ戦)もいよいよ中盤戦。ここまで2連勝の早大は日体大との一戦を迎えた。ファイナル4進出に向けて絶対に負けられない試合だ。前半は試合を優位に進めるも後半は立ち上がりに失点するなど流れを悪くし一時同点とされる。しかし終盤にかけての連続ゴールで日体大を突き放した早大が6-4で接戦を制した。

終始攻撃の起点となったMF溝本

 前の試合では二桁得点を挙げたAT陣がこの試合でも序盤から仕掛けていく。まずはAT鈴木杏奈(スポ3=東京・日大二)のショットで幸先良く先制。相手のファウルも誘い、オフェンスの時間を長くすると小刻みにパスをつなぎ、最後はMF溝本ほのか(政経3=埼玉・早大本庄)が相手ディフェンスを押し切って2点目。1点を返されたものの横へのパスを有効的に使うなどグラウンドを大きく使った攻撃で相手を揺さぶる。するとパスを受けたMF鳴澤眞寿美(社3=福島・富岡)のゴール右横からのショットが決まり3-1。その後も縦へのロングパスで相手ディフェンスを崩すシーンをつくるなど多彩な攻めを見せ、2点のリードを持って前半を折り返す。

 打って変わって後半は我慢の時間が続く。開始1分、早々に1点を献上。溝本にこの日2得点目のゴールが生まれるが、その直後に立て続けに連続失点。4-4と同点に追いつかれてしまう。それでも「絶対に勝ちきろうという強い気持ちは持てていた」(G水谷菫主将、スポ4=東京・青稜)との言葉通り、意地を見せる。AT西村佳那子副将(スポ4=東京・西)が相手ファウルによるフリーシュートのチャンスを獲得すると、これを確実に叩きつけて勝ち越しに成功。さらにゴール前の混戦のなか、空中にボールが上がったところを西村がそのままクロスで押し込み2連続得点を奪う。これで流れを引き寄せたワセダは溝本の突破からAT辻本麻亜(スポ3=北海道・札幌月寒)のシュートまでつなげるなど好機を演出。追加点とはならなかったがラストプレーまで見せ場をつくり、次へとつながる1勝を手にした。

決勝点を奪ったAT西村

 リーグ戦3連勝としたものの「まだまだスタート地点に近づいただけ」と水谷主将は気を引き締めた。見据えるは、あくまで最終目標の『日本一』。次の試合までは3週間ほど時間が空くことになるが、課題の強化に取り組みたい。「10月に入って2戦連続であるのできっちり勝ちたい」(溝本)というようにまずはリーグ戦全勝優勝を目指し、勝利へ向かってひた走る。

(記事 荒巻美奈、写真 田島光一郎、谷口武)

コメント

G水谷菫主将(スポ4=東京・青稜)

――試合を終えての感想をお願いします

今回は危ない時間がすごく長かったので勝ててよかったという気持ちが強いです。

――前半は3-1と良い流れで試合が進んでいるように感じました

その通りだと思います。わりと自分たちのペースでできていてよかったです。

――折り返してからの後半は同点に追いつかれる場面もありましたが、ディフェンス面を振り返って

やられないようにしようと言っていた部分や人にやられてしまいました。わかっているのにやられてしまうというのはとてももったいないことだと思うので、これから高めていかなければいかない点だと思います。

――しかし西村選手の連続得点で生まれ勝利へとつなぎました。同点に追いつかれてからのラスト10分はどのような気持ちでしたか

気持ち的にはみんな前を向いていました。きょう負けてしまうとファイナル4の舞台に立つことが厳しくなってしまうので、ここは絶対に勝ちきろうという強い気持ちはみんな持てていたと思います。

――前回は「ショットの精度」や「組織的に守れるように」という課題を挙げていましたが、その部分はきょうの試合ではいかがでしたか

ショットに関してはそこまで悪くなかったと思います。組織的に守るという点については、やはり相手の速さに対応しきれていないところがありました。そこは強化していきたいです。

――ここまでリーグ戦3連勝。あと2戦に向けてはどのような練習をしていきますか

自分たちがやりたいことは変わりません。リーグ戦を通してきょうの試合でもミスが多くて、自分たちの首をしめてしまったと思うので、そういったミスは減らしながら、チームとしてまとまりを持ってやっていきたいと思います。

――改めて次戦に向けての意気込みを聞かせてください

目標は日本一なのでまだまだスタート地点に近づいただけだと思います。これからもしっかり勝ちきっていきたいです。

AT西村佳那子副将(スポ4=東京・西)

――リーグ戦3連勝のかかる大事な一戦でしたが、きょうの試合を振り返って

日体大は勢いのあるチームでしたし、点差があまり離れていなかったので、油断はできないと思っていました。途中追いつかれて驚いてしまいましたが、なんとか勝ち切ることができてよかったです。

――ご自身は決勝点、ダメ押し点と理想的な攻撃ができましたが

こぼれ球を上手く拾えて反応できたという点で、すごくラッキーだったなと思います。今までにすごいミスをしてしまったので、それを取り返すことができてよかったです。

――前半を勝ち越して終えましたが、後半に追いつかれてしまいました。そういった点など、今後への課題は

ハプニングがあった時に、チームが揺らいでしまうことがきょうわかったので、どんなメンバーが出ても同じプレーができるように、練習などで詰めていきたいと思います。

――残り2戦となりましたが、今後への抱負をお願いします。

全勝優勝を目指しているので、次も勝ちます!

MF溝本ほのか(政経3=埼玉・早大本庄)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうは勝つか負けるかで、今後のファイナル4に出れるか出れないか、入れ替え戦まで見えていた試合だったので、勝ててほっとしています。

――前半は良い流れで攻めていましたね

前半はワセダのボール保持時間が長くて、結構相手を疲れさせてという意味では良かったのかなと思います。

――後半は途中に追いつかれました。焦りなどはありましたか

チームとして焦っているなというのはあって、攻撃がうまくいかない時間が長かったので、そこできっちりムードを切り替えて戦うかというのが今後の試合でも、厳しい試合が続くので反省して生かしたいと思います。

――きょうの試合での具体的な反省点や課題を教えてください

反省はとにかく個の技術というところが、まだ戦っていく相手には負けていると思うので、きょうはチームで勝てたと思いますが、もっと一人ひとりの簡単な技術を今後の試合に向けてしっかり上げることが一番かなと思います。

――ご自身は2得点でした

1点目はボールを回している中で、一瞬の相手の隙が見えたので、突っ込んで行って最後は気持ちでゴールに打ち込みました。2点目もフリーシュートで、両側が相手に取られてしまっていたんですけど、点差を離さなくてはならない時間だったので自分で行こうと決めて、気持ちで行けました。

――これでリーグ戦3連勝ということになりました!今後はどのように戦っていきたいですか

ちょっと時間が空きますが、10月に入って2戦連続であるのできっちり勝ちたいです。最後が一番強いと言われている相手なので、そこに向けて絶対全勝で行くのと、そこに焦点をあてて最終戦やっていくと思うので、勝ってファイナル4、ファイナルまでまずは関東制覇したいと思います。