ハンドボール部

2013.09.17

関東学生秋季リーグ 9月15日 東京・東女体大体育館

後半に追い上げ見せるも3連敗

 関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)の3戦目は強豪・東海大と対戦。春季リーグ2位と実力のある相手に対し、早大は立ち上がりから連続失点を許してしまう。前半を8-19で終え11点を追う後半、ようやく速攻などで勢いに乗り始めた早大。しかし最後は猛追も及ばず23-31と、いまだ勝ち星を挙げられないまま開幕3連敗となった。

 試合は序盤から苦しい展開で始まった。早大のパスミスを見逃さず、続けざまに逆速攻、速攻を決められ、いきなり相手にペースを握られてしまう。開始10分すぎにはさらに点差を広げられたが、ここで相手が連続して退場者を出す。このチャンスを生かしたい早大は、森本方乃香(スポ2=愛知商業)のディフェンスの上を越すシュートや、中田知江(スポ3=東京・佼成学園女)のポストシュートなどで反撃を開始する。しかしこれらのシュートもGKの好セーブに阻まれ、なかなか点につなげることができない。少しでも点差を縮めて後半に入りたいところたが、逆に相手のロングシュートが決まるなど勢いは一向に止められず。8-19と前半だけで10点以上を離された。

攻め上がる加藤主将

 「周りをどういうふうに生かすかというのが秋リーグは重要」(加藤夕貴主将、スポ4=愛知・名経大市邨)と語ったように、加藤主将が得点源だった春季リーグと比べ、秋季リーグは全員がゴールを狙いにいく姿勢をより強く見せた。そして後半はようやくその姿勢が得点につながり始める。後半から出場した千葉絵里子(社2=東京・文大杉並)がサイドシュートや速攻でチームを盛り上げると、続いて加藤主将からパスを受けた千葉樹里子(教4=東京・文大杉並)がディフェンスの間を切り抜け、そのままシュートを叩き込む。幾度の連続得点で相手を揺さぶるが、前半で開いた差は大きかった。後半のスコアは15-12と相手を上回るものの、最終スコアは23-31。3敗目を喫し、初勝利にはまたも及ばなかった。

後半調子を取り戻した千葉樹

 現段階のチームを「前を向かなきゃいけないんですけど前を向けていない」と表現した加藤主将。次週対戦する東女体大は春季リーグの優勝校であり、秋季リーグも順調に3連勝している。ここまで対戦した3校はいずれも春季リーグ上位のチームではあるが、上位進出を狙う早大にとって痛い連敗であることは変わらない。重要な戦いとなる次の東女体大戦、早大は待ち望んだ初勝利を挙げることができるか、この先も目が離せない。

(記事 細川香衣、写真 松下優)

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関東学生秋季リーグ
早大 23 8-19
15-12
31 筑波大
スタメン
GK 渡邊江里子(スポ3=東京・文大杉並)
CP 加藤夕貴(スポ4=愛知・名経大市邨)
CP 千葉樹里子(教4=東京・文大杉並)
CP 中村光代(スポ3=東京・文大杉並)
CP 宮本香澄(スポ3=熊本・松橋)
CP 兒玉菜夏(スポ2=富山・高岡向陵)
CP 森本方乃香(スポ2=愛知商業)
コメント

加藤夕貴(スポ4=愛知・名経大市邨)

――きょうの試合を振り返って

上位チームと戦うので勝たなきゃいけなかったんですけど、シュートミスが響いたのかなと思います。

――序盤から離される展開となりました

今季はもう2試合やっているんですけど、その試合でも前半離されるという形が多くて。どれだけ点差を縮めて後半に持っていくかという感じだったんですけど、どんどん離されて相手のシュートを止められなかったことと、自分たちのシュートが決められなかったことが原因かなと思います。

――現在のチーム状況は

上位チームと対戦していて負けていて、チームは前を向かなきゃいけないんですけど前を向けていないという状態ですね。離されたら離されたままで全然声を掛けることができていないので、やらなきゃいけないかなというのはあります。

――春季リーグのときの方が積極的に攻めていた印象がありますが

春リーグでは自分も攻めたんですけど、相手チームも研究されていて。おとりになったプレーを自分ではできていると思うので、周りをどういうふうに生かすかというのが秋リーグは重要になってきます。秋リーグではセンターらしい動きをしていますね。

――現在3連敗中ですが、今後どのように戦っていきますか

まずチームの雰囲気を大事にしなければいけないなと思います。勝利も大事ですけどチームに前を向かせるというのが自分の仕事だと思います。