ハンドボール部

2013.09.09

関東学生秋季リーグ 9月7日 東京・日大八幡山体育館

初戦は予期せぬ大敗を喫する

 いよいよ女子の関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)が始まった。早大が初戦に迎えた相手は春季リーグ4位の日体大。春季リーグを5位で終えた早大にとって、いきなり実力が拮抗(きっこう)した相手との対戦となった。試合は早大が前半途中までリードをしていたものの、徐々に早大にミスが目立ち始める。その隙を日体大につけいれられ、多くの速攻を許し、逆転されて前半を終えた。後半も早大はこの流れを断ち切ることができず、点差は開いていく一方に。最終スコアは22-33。上位進出を目指す早大にとって、手痛い開幕戦となってしまった。

 早大は日体大に先制されたが、加藤夕貴(スポ4=愛知・名経大市邸)、千葉樹里子(教4=東京・文大杉並)の4年生コンビが点を決めて追撃開始。両チームともに多くのシュートを打ち合うが、渡邊江里子(スポ3=東京・文大杉並)の好セーブが光り、日体大に得点を与えない。早大は2点のリードを奪ったまま試合を優位に進めたが、17分に日体大がタイムアウトを取ると、状況が一変。早大が犯した小さなミスから、速攻で攻め入れられ連続で失点を重ねる。ケガから復帰した兒玉菜夏(スポ2=富山・高岡向陵)がサイドネットに突き刺すシュートを見せたが、早大は11-14と逆転されてハーフタイムとなった。

好セーブの場面も目立った渡邊

 反撃したい早大だったが、後半に入っても日体大の勢いを止められない。試合序盤に効果的だった素早いパス回しから始まる攻撃も、修正してきた相手のディフェンスを崩しきれなかった。さらに点差が開いてきた焦りからか、「集中力が続かなかった」(千葉樹)と言うように、シュートミスや連携が合わない場面が前半以上に増えていく。森本方乃香(スポ2=愛知商業)の奮闘もあり、早大は前半と同じく11点を挙げたが、それ以上に19もの失点をしてしまい、22-33の大差で敗戦。開幕戦を笑顔で終えることができなかった。

森本の猛追も逆転には至らなかった

 試合後、思いもよらない形で負けたことに対し、多くの選手がぼうぜんとした表情を浮かべていた。「全員で初戦に勝つという気持ちで臨んだ」(千葉樹)というように、好成績を残すため、最初の一戦の重要性をチーム全体で感じていただけに、胸の内には悔しさが募っているだろう。ただ、まだ秋季リーグは始まったばかり。加藤主将は「一本一本を大切にやっていかないといけない」と語る。ここから這い上がるために、この試合では欠いたプレーの正確さ意識し、次戦から気持ちを新たに再スタートを切れるかに注目だ。

(記事 御船祥平、写真 佐藤裕樹)

関東学生秋季リーグ
早大 22 11-14
11-19
33 日体大
スタメン
GK 渡邊江里子(スポ3=東京・文大杉並)
CP 加藤夕貴(スポ4=愛知・名経大市邨)
CP 千葉樹里子(教4=東京・文大杉並)
CP 足立未奈(人3=東京・文大杉並)
CP 中村光代(スポ3=東京・文大杉並)
CP 宮本香澄(スポ3=熊本・松橋)
CP 森本方乃香(スポ2=愛知商業)
コメント

加藤夕貴(スポ4=愛知・名経大市邨)

――秋季リーグ戦の初戦を通して見えた課題とは

春季リーグも日体戦はシュートを外していたので、秋リーグの前のミーティングでシュートを課題と言っていたにも変わらず、シュートを決められず、イージーなミスも多くて、それが敗因なのかなと。(これらが)これから課題になるかなと思います。

――きょうから兒玉選手がケガから復帰されましたが、チームの調子はいかがですか

千葉樹と兒玉のオフェンスとディフェンスについて、兒玉が入った時に千葉が休憩できてオフェンスに専念することができ、兒玉もサイドシュートを決めることができていたので、そこの形はいいかなと思いました。

――前半には積極的なパスが展開されていましたが、上手くいった印象を受けましたか

やはり、ミスが後半に進むにつれて多くなり、ワセダはそこの切り替えが遅くて、それが後半になるにつれてどんどん多くなり、シュートミスにつながったんじゃないかなと思いました。

――ミスの多さが後半に大差を開いた要因になったのですか

はい。

――秋季リーグの2戦目に向けて改善したい点と、リーグ戦を通しての目標を教えてください

春季リーグから言っているように、シュートミスやイージーなミスが多く、そういうミスをしてしまうと相手が下位でも点数が離れていかないし、強いチームとやってもどんどん点数が開いていくので、イージーなミスとかシュートミスをなくして、一本一本を大切にやっていかないといけないと思いました。

千葉樹里子(教4=東京・文大杉並)

――今の気持ちを聞かせてください

秋季リーグ初戦ということで、全員で初戦に勝つという気持ちで臨んだので、試合が終わって結果を見たら悔しい気持ちでいっぱいです。

――この試合の位置付けであったり、どういう話をして試合に臨みましたか

まず、秋は上位4位に食い込もうという気持ちでやってきて、そのためには最初の4試合が大事になってくると話していました。それでその初戦だったので、みんな気持ちを入れて練習をしていたんですけど、試合の中でちょっとしたミスとか、かみ合わないところ、相手に対しての修正がうまくいかなくて大差で負けてしまったという感じです。

――前半途中までは効果的に点を稼いでいましたね

ビデオで確認した通り、右側から攻めるのが有効だということだったのが実践できたのではないかと思います。

――後半うまくかみ合わなかったというのは、どのあたりのことなのでしょうか

攻撃面では前半に効いていたプレーが、相手が後半に修正してきて、そこに対するこっちの修正が遅れてしまったというのはあります。ディフェンスは途中までは守っていたと思うんですけど、もう一踏ん張りのところで集中力が続かなかったのかと思います。

――今年度の最初に掲げた目標の『リーグ優勝、インカレベスト4』というのは揺らいではないですか

もちろんブレてないです。初戦はこういう結果でしたけど、秋はまだ6試合残っているので、気持ちを切り換えて頑張っていきたいと思います。