準硬式野球部

2013.10.19

平成25年度東京六大学秋季リーグ戦 明大1回戦 10月19日 早大東伏見グラウンド

投手陣が踏ん張るも初戦は引き分け/明大1回戦 

※延長10回日没サスペンデッド

TEAM 10
明大
早大

 優勝を懸けた戦いが火ぶたを切った。先々週の法大戦で勝ち点を逃し、後がなくなった早大。連勝での勝ち点奪取が優勝への絶対条件となる明大との1回戦は、持ちつ持たれつのシーソーゲームとなった。2点を先制され迎えた8回、栗田拓磨(人4=茨城・水戸第一)の起死回生の左前適時打で同点に追い付く。終盤にかけ追い上げを見せた早大だったが、ここぞでの一打が飛び出さなかった。延長10回の激闘は日没サスペンデッドで引き分けに終わった。

8回に2点適時打を放つ栗田

 ただでは終わらせない。4年生が意地を見せた。前の回に2点の先制を許し、何が何でも逆転したい8回。駒田開主将(スポ4=福岡・修猷館)の右中間を抜けていく二塁打から早大の反撃は始まった。後続が四球を選び、2死満塁。打席には5番・栗田。内角の球に食らいついた。差し込まれたようにも見えたが、打球は勢いよく三塁線を抜けていく。2人の走者が生還し、2ー0。一塁上の栗田は喜びを爆発させ、早大ナインからの割れんばかりの声援にガッツポーズで応えた。「なんとか執念で持っていけた」(栗田)。栗田の思いが明大の先発・赤尾祐希(3年)を引きずり降ろす。このまま勢いに乗って逆転したい早大だったが、再三の好機であと一本が出なかった。

 背番号18が力投した。この大一番で先発を託されたのは、石田翔太(スポ4=神奈川・川和)。6回まで3安打と明大打線を手玉に取り、本塁を踏ませない。しかし、7回に落とし穴があった。先頭打者を四球で出すと、あれよあれよという間に明大にペースを握られる。2死二、三塁とこの日最初のピンチ。ここで明大の1番・寶田慎太郎(2年)から左前適時打を浴び、先制を許す。その後の押し出し死球が決め手となり、エースはマウンドを後にした。2番手・向江洋光(人2=大分上野ヶ丘)、3番手・沼座翔平(スポ2=広島なぎさ)と好投を見せるも、惜しくも勝利にはつながらなかった。

先制の本塁打を放った南

力投を見せた先発・石田

 決め切れなかった。9回と10回には三塁まで走者を進めるも、気迫あふれる明大の投手陣に泣かされた。それでも駒田の表情は明るい。プレッシャーのかかる試合にも「楽しかったですね。純粋に」と振り返った。戦いはまだこれから。早大と明大、最後に笑うのは果たして――。

(記事 小川朝煕、写真 鈴木泰介)

コメント

駒田開主将(スポ4=福岡・修猷館)

――きょうの試合を振り返ってみていかかでしょうか

やっぱり序盤でズルズルといってしまって、なかなか先制点が取れなかったっていうのが反省点としてあります。ただ、これで負けたら終わりっていうのもあって4年生がそういった気持ちをいいかたちでチームにつなげてくれて。まあ、楽しかったですね。純粋に。

――7回に先制されてしまったときというのはどういった心情だったのでしょうか

まあ、しょうがないかなと。ちょっとミスも出て悪い流れではあったんですけど、残り3回で2点と考えれば本来の攻撃であれば取れる点数だなと思っていたので、そこまで焦らずにやれたのかなと思いますね。

――今季初となる引き分けというかたちで終わったことについてはどう感じていますか

きょうの引き分けは、後半は確実に自分たちがペースを握っていたと思うので、このペースを何とかあすの序盤につなげければ優勢に残り2試合を戦えるのかなと思います。

――駒田さん自身も終盤でチャンスメイクなさっていた場面がありましたが、あと一本が出なかったということに関してはどうでしょうか

自分のバッティングに関しては序盤にチャンスをつくれずに情けないなと。きょうのバッティングに関しては反省しきりだと自分では感じています。あとは追いついた後のここぞのところでなかなか出なかったなと。向こうもやっぱり負けられない気持ちでピッチャーは挑んてきますし、打って打たれて守れて守れなくてという試合ができているのであとは楽しみたいと思います。

――きょう久々に明大との対戦でしたが、春に比べて印象は変わったでしょうか

ことしの春っていうのはすでに優勝が決まった状態で、こういう逆に追い込まれてリーグ戦を戦うのはなかなかない機会ですし、向こうにとっても目の前の優勝をつかみにきているのが伝わってきているので、その気持ちに負けずに戦わなければいけないなと感じています。

――最後にあすの向けて意気込みをお願いします

もう一つも落とせないので意地でも勝ちにいきたいと思います。

栗田拓磨(人4=茨城・水戸第一)

――試合を振り返って一言お願いします

一戦でも落としたら優勝はないところで、終盤に追い付けたので勝ちに等しい引き分けだったと思います。

――その一戦でも落としたら優勝はない中で、どのような気持ちで臨まれましたか

シンプルに2連勝という目標があったので、硬くなることなく前向きに臨みました。

――ご自身は同点打を放ちましたが打撃を振り返っていかがでしたか

形を崩されての安打だったのでいい打撃とはいえないのですが、なんとか執念で持っていけました。

――同点の好機ではどのような気持ちで打席に立ちましたか

ごちゃごちゃ考えることもなくシンプルにランナーを返そうと考えました。

――あす以降への意気込みをお願いします

2連勝して優勝するだけだと思うので頑張ります。