ラクロス部

2013.10.14

Bリーグ 関東ファイナル4 対一橋大 10月12日 埼玉・所沢航空記念公園

接戦をものにし、関東ファイナルへ

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q
早大B
一橋大B
▽得点者
荒浪3、斎藤友3、土井

 Aチームの関東学生リーグ戦と並行して行われてきたBリーグもついに関東ファイナル4。Bブロックを1位で突破した早大は負ければ敗退というプレッシャーのかかる中、一橋大との一戦に臨んだ。先制したものの第1クオーター(Q)、第2Qと相手に攻められるシーンが多く、苦しい展開が続く。しかし、徐々にポゼッションを上げた早大は後半に得点を重ねファイナル進出を果たした。

ショットを放つAT荒浪

 前半は一進一退の攻防を繰り広げる。開始4分に相手ボールを奪っての速攻でAT高橋哲(政経3=東京・早稲田)のパスからAT荒浪大(スポ4=静岡・藤枝東)が決め先制点となる。その後は一橋大のポゼッション時間が長くなり、耐え続けるも我慢しきれず失点。12分にはハーフライン際からMF斎藤友智(スポ3=東京・早大学院)がロングシュートを決め1点をリードするも、直後に失点し再び同点に追いつかれる。しかし、またしても高橋から荒浪へのラインが機能し3-2。第2Qも圧倒的に守りの時間が多く、「相手のライドが上手くてそれにはまってしまって、なかなかオフェンスにボールを持ってくることができなかった」(荒浪)と自陣でボールを回される。第2Q終了間際、一橋大に1点を献上し同点のまま前半を折り返す。

 第3Qになるとようやく早大ペースに。まず、開始5分で斎藤が1点を奪い、続けて7分に斎藤はこの試合3得点目となるショットをゴールに叩き込みリードを2点に広げる。その後も果敢にゴールを狙うが得点には至らず、そのまま第4Qへ。すると「味方を生かすプレーをしてくれて、そのおかげで決められた得点」(荒浪)と、荒浪が自身この日3得点目をゴール正面から決めると、今度はAT土井一生(スポ3=東京・早稲田)が角度のないところからショットをねじ込み7-3。後半に相手を突き放した早大がそのまま守りきり勝利を収めた。

3得点を挙げたMF斎藤友

 きょうの勝利で関東ファイナルだけでなく、全日本学生選手権への出場権も得たが、「個人のスキルを上げるということと、戦術やそういったことの理解度を具体的に深めていきたい」(斎藤)というように現状にはまだ満足していない。「まずはきっちりファイナルを勝ちきって日本一を目指したい」(荒浪)と、ことしも狙うは頂点のみだ。

(記事 久保田有紀、写真 荒巻美奈)

コメント

AT荒浪大(スポ4=静岡・藤枝東)

――きょうの試合を振り返って

細かいところは修正すべき点もあるのですが、まず1つ勝ったこと。今シーズンBリーグが始まって負けても次のある試合ばかりだったのですが、負けたらBに所属している4年生は引退でそういうプレッシャーが懸かった戦いで勝ちきれたところが一番の収穫です。

――前半は攻められる時間が多かったのですが原因は

相手がライドが上手くてそれにはまってしまって、なかなかオフェンスにボールを持ってくることが出来なくて、どうしてもディフェンス時間が長くなってしまったのが要因です。

――得点シーンを振り返って

全部、ATの3年生の高橋哲くん(政経3=東京・早稲田)からのパスで自分がうつときは決めるだけでした。まあ、哲はきょう得点がないのですが、味方を生かすプレーをしてくれました。そのおかげで決められた得点です。

――Aチームも出場されていますが、Bチームに還元できているところはありますか

チームの中では難しいポジションでAチームのベンチにも入れてもらって。なおかつBチームでは下級生を引っ張るポジションにいるのですが、なかなかBの練習に入れない時があります。そういうなかで3年生が中心にチームを盛り上げてくれています。僕は試合の前日とかにぽっと来て、あんまりAでやっていることというよりはみんなが作り上げてきたものをみて、こっちはこっちでしっかり自分に与えられたことをしています。

――Bチームの雰囲気はどうですか

いまのBチームは3年生が主体なのですが、3年という学年がワセダラクロスを通して明るい学年というか、盛り上がるムードの明るい学年で、その色がBチームに反映されてると思います。こっちがイケイケになると止まらなくなるというか、すごい勢いでいくので、4年生の役割としてはあまり暴走しすぎないように杭のような役割で大事なところは止めるような感じでやっています。

――次はファイナルとなりますが、どのような戦いをしていきますか

Bリーグはシステムが複雑で関東のファイナルは負けても全日(全日本学生選手権)にいけるのですが、やはり関東1位でいくのと2位でいくのとは雲泥の差があるので、まずはきっちり勝ちきって日本一を目指したいと思います。

DF菅原暁洋(教3=神奈川・横浜緑ヶ丘)

――終盤に突き放しての勝利でした

終わってみれば7-3と快勝だったのですが、前半終わって3-3だったので。でもディフェンスに関しては怖くなくて、オフェンスがしっかり後半の頭で2点を取ってくれたのでよかったです。

――前半では守りが長い時間帯もありました

取られた点というのがディフェンスが崩されて取られた点ではなくて、個での部分でした。後半はそこを直していけば(点を)取られることはないと思っていたので、不安ではなかったです。

――後半は攻撃を果敢に仕掛けて得点できました

自分はディフェンスをやっていて同期の松村(康太、人3=東京・国学院久我山)とか1個下の吉田(茂高、教2=東京・早実)とかがしっかり守っていてくれていたので、オフェンスは(点を)取ってくれるだろうと思って見ていました。

――パスのミスからピンチを迎える場面もありましたがその点については

自分たちのミスもあったんですけど、そこから大きく崩れることがBリーグの後半からはなくなってきているので、このまま最後まで引き離して、その中で失点することはなく行こうと思っていました。

――ディフェンスとしてはしっかり守るところで守り切れたということですね

そうですね。相手のやってくることが一つだったので、それに対処すれば大丈夫だったので守りきるだけでした。

――関東ファイナルへ向けて

相手はどちらが来るかわからないんですけど、今まで通り来た相手を倒すだけです。ファイナル4になってから団結力も上がってきて士気もひとつひとつの試合に向けて上がってきたので、楽しみです。Bチームと言えど、良いチームなのでしっかり最後までやって優勝したいです。

MF斎藤友智(スポ3=東京・早大学院)

――試合を終えての感想をお願いします

単純に嬉しいというのと、ほっとしています。

――一橋大対策としてやってきたことは

ラクロスはゾーンディフェンスとマンツーマンディフェンスがあるのですが、ゾーンをしてくるかなと思い、そのための対策をしてきました。でも実際はマンツーを仕掛けられて、一本取られた感じがありました。それで特に最初の方はオフェンスがあまりうまくいきませんでした。

――相手のポゼッション時間が長い印象がありましたが、その苦しい時間帯をどのように乗り越えましたか

ディフェンスの選手がとても頑張ってくれて、そのおかげでチームも頑張れた気がします。

――ご自身も3得点を挙げられましたね

一応チームを支える立場として自分が点を決めてチームに貢献するということを試合の前から考えていました。それを3点という形で表せてよかったです。

――ことしのBチームの雰囲気はいかがですか

ことしは特に堅くないですね。4年生があまりいなくて、3年生が仕切っているのですが、3年生も仲が良いのでチームワークを重視したチームだと思います。

――次戦に向けて強化していきたい部分はありますか

目標は2週間後の全日本選手権なので、その前に個人のスキルを上げるということと、戦術やそういったことの理解度を具体的に深めていきたいです。

――来週の関東ファイナルへ向けて

相手は東大なのですが、とりあえずきょうの勝利で負けても全国に進めることになったので気持ちを楽にして自分の良いところを出せるようなプレーをしていきたいです。