ラクロス部

2013.10.09

第26回関東学生リーグ戦 対日体大 10月6日 東京・駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場

リーグ戦全勝!勢いに乗ってファイナル4へ

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q
早大
日体大
▽得点者
柳田3、畑田、忠平、倉田

 夏から続いた関東学生リーグ戦(リーグ戦)もついに最終戦を迎えた。ここまで全勝できているワセダ。Aブロック1位通過はすでに決定していたものの、今後の戦いに向け少しでも良い形でブロック戦を締めくくりたいところだ。試合はワセダにとって久々のロースコアゲームとなったが、中盤から徐々に日体大を引き離し6-3で試合を制した。

この日3得点のAT柳田

 試合開始のフェイスオフはワセダが奪取したものの序盤に2回のマンダウンのピンチを迎える。しかしどちらも守りきると、AT柳田諒(社4=東京・早実)がゴール裏からのパスを受け取りそのままショット。これが先制点となる。この後は日体大がボールを支配する時間が続くが堅いディフェンスで第1クオーター(Q)を守りきる。第2Qに入っても相手のポゼッション率が高い状態が続くが、ワセダはディフェンス陣の活躍により攻撃を防ぎ続ける。しかし、第2Q残り10分のところでその均衡が破られる。日体大の右横からのショットがゴールキーパーの隙を突き、ゴールネットを揺らされる。さらにその直後のフェイスオフで相手ボールとなり、左サイドから強烈なショットを許す。しかし、G服部俊介(スポ3=東京・早稲田)のナイスセーブにより失点を防ぐと、ワセダも負けじと果敢に攻め込み、MF忠平裕司(スポ4=埼玉・松山)のパスを受けたAT畑田峻希(スポ2=福井・若狭)のショットが成功。その後ワセダは1分間のエキストラのチャンスを得るが得点にはつながらず2-1で前半を終えた。

 後半も白熱した試合が続く。開始早々相手から強烈なショットが放たれるが、ここでも服部の好守が光る。だが日体大の続く攻撃によりついに失点。しかしワセダも負けずに忠平、柳田の連続得点で点差を広げると、その後1点を返されるが第3Q終了間際にMF倉田將史(スポ4=愛知・明和)の左サイドからショットで追加点を奪い、リードを保った状態で最終Qへ。疲れも見え始め両チームともなかなか得点に結びつかない時間が続くが、タイムアウト直後に柳田が正面から攻め込み、この日自身3得点目となるゴールで6-3。これが最後のゴールとなり、そのまま試合は終了。最終戦も勝利で飾った。

チームを全勝に導いたDF左官主将

 この試合の結果でワセダはリーグ戦全勝という目標としていた形でファイナル4へと駒を進めることになった。日体大戦は接戦となったが「苦しい中でも最終的には勝ち切れる力があると示せた」とDF左官佑樹主将(スポ4=千葉・市川)が語るようにこれからの試合に向け自信を深めたのではないだろうか。しかし最終目標は日本一。頂点をつかむためにはさらにレベルアップが求められる。ファイナル4まで一カ月。早大ラクロス部はさらなる進化を遂げるだろう。

(記事 高崎哲次郎、写真 佐藤匠)

関連記事

リーグ戦4連勝でファイナル4進出を決める!/第26回関東学生リーグ戦(09/29)
後半たたみかけ3連勝!/第26回関東学生リーグ戦(09/11)
開幕2連勝も課題残す/第26回関東学生リーグ戦(09/01)

コメント

嶋田雄二ヘッドコーチ(平7政経卒=神奈川・桐光学園)

――試合を振り返って感想はいかがですか

日体大戦はもっと楽に勝てると思っていましたが、相手が最後に照準を合わせてきたこともあってしんどい試合になりました。

――得点差を広げることができませんでしたが

相手のゾーンディフェンスに対するオフェンスの練習はしてはいましたが、要所でミスが出てしまいました。反則も取られてしまい、オフェンスの時間が短くなりました。これがロースコアになった原因だと思います。

――試合の中で見えた課題はありますか

特にオフェンスにおいて、自分たちのプレーができないときに我慢することができていません。ディフェンスではある程度できていますが、オフェンスの面でもできるようにするのが課題ですね。

――ブロック戦を振り返っていかがですか

今季は2007年以来、全勝でブロック戦を終えることができました。そういう意味ではよくやったと言えますね。全体のレベルが上がっていることも考えると、強くなっていると思います。

――現在のチームの状況はどのようにとらえていますか

悪くはないと思います。クラブチームに勝つのが目標ですが、練習試合では勝つこともできています。あとは、一発勝負でそれができるかどうかですね。今季はそれができると信じています。

――ファイナル4へ向けて強化していく点はありますか

ゾーンディフェンスに対するオフェンスの方法がひとつですね。あとは試合の流れをどうつかんでいくのかは、ゲームの中で修正するしかないのかなと思っています。

DF左官佑樹主将(スポ4=千葉・市川)

――試合を終えての感想をお願いします

リーグ戦を全勝することが最低限の目標だったのでそれを果たせたことは良かったですが、これからファイナル4までの1ヶ月でどのチーム以上にも練習しないとファイナル4、ファイナルで圧勝できないと思います。また気を引き締めてやっていきたいです。

――きょうの日体大戦は接戦となりました

3失点に抑えられたことは良かったと思います。ただまだまだ個人の感覚のズレをなくしていかないといけないですね。中でやっていて、失点以上にもうちょっと詰めていかなければいけないなと分かった試合だったので、その点はあと1ヶ月でやっていかなければなりません。

――これまでのリーグ戦では序盤にリードを奪う展開が多かった中で、きょうはオフェンス面で得点が思うようにあげられていない印象がありました。そのなかで特に声をかけたことなどはありますか

いや、特にはないです。オフェンスはそのうち点を取ってくれると思っていました。柳田(諒、社4=東京・早実)を中心にやってくれるだろうと。なので特に言うことはなく、いつもオフェンスが点を取ってくれて良い流れにしてくれるので、ディフェンスは第1クオーター(Q)をしっかり締めて、ディフェンスから流れをつくろうということを心がけました。

――日体大の印象はいかがでしたか

オフェンスの選手によるとゾーンディフェンスをやってきていたようで、こちらが形を変えると相手もゾーンディフェンスの形を変えてきていたみたいです。試合中は相手のディフェンスを見ている余裕はあまりなかったですが、けっこう良いディフェンスだったようですね。ゾーンディフェンスを相手の形に合わせて変えていくことは労力を使いますし、大変なことなのですが、それを相手がやっていたということはファイナル4に向けても他チームがそれを真似してくる可能性もあります。そういったところの対策もしていかなければならないですね。

――5戦全勝で終えたブロック戦を振り返って

昨年ファイナル4で負けてしまって、そこからことしは日本一を獲ることを目標にいままで過ごしてきました。(リーグ戦初戦の)慶大戦に勝った後、格下との対戦が続いてモチベーション的にもチームの雰囲気的にも一時期あまりよくありませんでした。途中ダレてしまった時期もありましたが、前回の成蹊大戦前から気を引き締めていこうという話をしました。そこから成蹊大に快勝することができてきょうもいままでのワセダだったらもっと苦しい展開や負けてしまったかなと思うのですが、勝ちきれたということがことしのチームの象徴というか、苦しい中でも最終的には勝ち切れる力があると最後に示せたと思います。ファイナル4、ファイナルをまずしっかりと突破して社会人への挑戦権を獲得していくためにもまだまだ練習していく必要はありますが、この1ヶ月頑張ります。

――具体的な課題はありますか

相手のセットプレーに対して第1Qにやられてしまうのはしょうがないと思いますが、2、3、4Qになっても同じようなことをやられてしまうところですね。試合の中での修正力をつけていかないといけないと思います。

――今後の試合に向けての意気込みを

自分自身、4年生自身がうまくなることがチームが勝つことにつながっていくと思います。自分個人としても、チームとしても死に物狂いで練習していきたいです。

MF忠平裕司副将(スポ4=埼玉・松山)

――きょうの試合を振り返って

思ったより拮抗(きっこう)した試合になったなと思います。

――得点シーンを振り返って

全然試合が動かないときに点を決められたのはすごく嬉しかったです。

――リーグ戦全体を振り返って

全勝できたのは僕にとってすごく嬉しいですし、これからにつながるような試合をしていきたいと言っていて、そこでそういう試合が出来たかなと思っています。

――次の試合に向けて

ファイナル4は相手がどうこうっていうよりも、絶対に雰囲気とかに流されたり、流れの元で試合が動いていくので、流れをつかんで、会場を自分たち側に引き寄せて勝ちたいと思います。

AT柳田諒(社4=東京・早実)

――きょうの試合を振り返って

リーグ戦がきょうで終わりということで、連勝で飾れたというのはチームとしても個人としても良い結果だったと思います。

――接戦の中で柳田選手の3得点について

チームが苦境な時に点を取れる選手じゃないとオフェンスリーダーは務まらないと思っているので、その部分ではよかったと思います。

――きょうでブロック戦が終わり5連勝という結果でした。ブロック戦全体を振り返っていかがですか

開幕戦を勝ってチームとして少し緩い雰囲気になってしまったのですけれど、(東京)理科大戦が終わった後に気を引きしめて4戦目の成蹊戦で良い感じで勝ててきょうを迎えられたというところでは良い時も悪い時もあったと思うのですけれど、その中でチームとして勝ちきれたというのがこのチームの強みかなと感じています。

――ファイナル4に向けて意気込みをお願いします

ここまで連勝できた以上ファイナル4で勝たないと応援してくださる皆さんに申し訳ないので、圧倒して勝つのでこれからも応援よろしくお願いします。

G服部俊介(スポ3=東京・早稲田)

――きょうの試合を振り返って

ロースコアの試合になってしまったということで、やっぱりミスとか、しょうがないことでも、1点が本当に大事になってくるので、できるだけ点数を取られないようにやってました。

――久々にロースコアのゲームとなりましたが、ゴーリー(G)としてはどのようなお気持ちでしたか

基本的にどんな試合でもできるだけ失点数を減らすようにディフェンスはやっているので、ほんとにそれだけ考えてやっています。あとはそれを耐えればオフェンスがしっかり点を取ってくれると信じてやってました。

――ブロック戦を振り返って

開幕戦勝ったからってうまくいくわけではないんですが、そういう中できちんと5試合勝ちきれたことは良かったと思います。チームとしても喜んでいいことだと思います。

――今後の試合への意気込みを教えてください

今までは一個負けてもなんとか上がれる状態だったのが一発負けたら終わりになってしまいます。一個上の先輩達は本当に心強くて上手くて強い選手ばかりなのでその先輩達と共に日本一になれるように全力で頑張りたいと思います。