ハンドボール部

2013.09.24

関東学生秋季リーグ 9月22日 東京・国士舘大多摩体育館

猛追受けるも辛くも逃げ切り7連勝

 ここまで関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)を、無敗で優勝に突き進む早大。この日は日大と対戦した。試合は前半の開始直後から、早大がリズムをつかみ、日大を引き離していくかに見えた。しかし日大も粘りを見せ、前半を14-8で終える。後半に入っても一進一退の攻防を展開。終盤日大に連続得点を奪われ、猛追を受けるも29-26で何とか逃げ切り全勝を守った。

この日チーム内最多得点を決めた山田

 前半、早大は立ち上がりから日大に襲い掛かる。東江雄斗(スポ2=沖縄・興南)の速攻などで、10分が経過する前に早くも5点の差をつけた。このまま早大の一方的な試合となるかと思われたが日大も徐々に力を見せ始め、取っては取られての熱戦が繰り広げられる。その中でオフェンスでは東江が前半だけで6得点の活躍を見せ、ディフェンス面ではGKの岩下祐太主将(スポ4=熊本・千原台)が再三の好セーブで日大の攻撃を食い止めた。途中退場者を出すなど苦しい場面もあったが、序盤のリードを守って前半を14-8で終える。

 後半に入っても前半同様、一進一退の攻防が続いて早大は、なかなかリードを広げることができない。山田隼也(スポ4=沖縄・興南)が豪快にポストシュートを決めるなど、随所に良いプレーはあるものの、「後半の疲れてきたときに足が止まっちゃってそれで逆に相手が乗ってしまってどんどん速攻で点を取られるという展開になってしまった」と岩下主将が語るように、疲れを見せる早大は日大に4連続得点などで追い詰められる。そして東江が退場する間にいよいよその差は2点に。だが桐生和紀(人4=群馬・富岡)、桐生正崇(人2=群馬・富岡)のゴールで何とか振り切り29-26で試合終了。苦しみながらも日大を下した。

苦しい展開の中でチームを鼓舞する半澤

 この日の勝利で開幕から7連勝。秋季リーグもついに最終週を迎える。次戦ではきょう強豪・日体大を破った暫定2位の筑波大、最終戦では春季リーグで完全優勝を阻まれた暫定3位の日体大と戦う早大。きょうのようなミスは両校相手には命取りとなる。優勝への最後の高いカベとなる両校との試合では「前半の最初から後半の最後のブザーが鳴るまで自分たちのペースで試合を運ぶ時間を少しでも長くしたい」という岩下の言葉の通り足を使った早大らしいプレーを最後まで貫き、春に続く頂点をつかみたい。

(記事 三井田雄一、写真 松下優)

関東学生秋季リーグ
早大 29 14-8
15-18
26 日大
スタメン
GK 岩下祐太(スポ4=熊本・千原台)
CP 山田隼也(スポ4=沖縄・興南) 
CP 桐生和紀(人4=群馬・富岡)  
CP 森田啓亮(スポ3=岩手・不来方)
CP 東江雄斗(スポ2=沖縄・興南) 
CP 桐生正崇(人2=群馬・富岡)  
CP 藤井豪之(教2=東京・早実)  
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コメント

岩下祐太主将(スポ4=熊本・千原台)

――ここまで全勝できょうの日大戦を迎えましたが、どのようなイメージで試合に臨みましたか

対策っていうか、相手が高いディフェンスを敷いてきて、それに対してどういうふうに攻めるかっていう練習をずっとやってきたんですけど、前半はある程度良かったんですけど、後半は足が止まっちゃってそれで相手のペースに持ち込まれてしまったので、やっぱり疲れたときにどういうふうに攻めるかっていうことがこれからの鍵かなと思います。

――終盤には日大に猛追されましたが、きょうのゲーム全体を通してチーム全体のプレーについて

後半の疲れてきたときに足が止まっちゃってそれで逆に相手が乗ってしまってどんどん速攻で点を取られるっていう展開になってしまったので、やっぱりどんなにリードしている場面でも常に点差を離そうっていう気持ちで全体としてそういう雰囲気作りもしなければいけないかなと思います。

――前半は好セーブを見せていましたが、きょうの自身のプレーについて

やっぱりセットディフェンスに関してはいままでの試合を通してすごく機能しているので、その部分では自分はすごくやりやすかったという印象はあったんですけど、まだまだ相手の流れになりそうなときにもっと自分がセーブしてチームを助けられたらいいかなと思います。

――試合中他の選手に声掛けする場面も見られましたが、どのような話をしたのですか

相手が乗ってきているときに慌ててオフェンスをしてしまって連続でミスにつながる場面があったので、そういうときに慌てず落ち着いて冷静になれという声掛けをしました。

――きょう、前の試合では筑波大が日体大に勝ちましたが、両校との対戦を残す最終週に向けて

やっぱりどっちもすごくいいチームで乗せてしまうと勢いのあるチームなので前半の最初から後半の最後のブザーが鳴るまで自分たちのペースで試合を運べる時間が少しでも長くできるようにこの1週間対策を練っていきたいと思います。

東江雄斗(スポ2=沖縄・興南)

――きょうは春季リーグ3位の日大との対戦となりましたが

リーグ終盤戦で上位のチームと試合をしていく中で、きのうの立ち上がりが結構競ったので、きょうは出だしからしっかり足を動かしてやっていこうと思っていて。出だしでいいスタートが切れたのがよかったと思います。

――きょうの試合を振り返って

前半の立ち上がりは良かったのですけれど、後半になると相手のプレスに対して全員混乱してしまって、うまく対応ができなくて。後半戦が課題だと思います。

――前半ではシュートがよく決まっているように感じましたが

1発目のシュートを気持ちよく打てたので、きょうは思いっ切りいこうと思いました。きのうは個人的にはあまり得点でチームに貢献できなかったので、きょうは気持ちを切り替えて思いっきり打っていきました。それが結果につながったので良かったです。

――リーグ戦残り2試合は筑波大、日体大との対決となりますが

筑波もきょう日体大に勝っていて、総合的な力のあるいいチームなので、まずは筑波大戦で勝つことが翌日の日体大との最終戦に大きくつながると思います。筑波大戦と日体大戦が残っていますが、筑波大戦をしっかり勝って勢いを付けてから、最終戦に臨みたいです。