ラグビー部

2013.09.22

関東大学対抗戦 9月22日 東京・秩父宮ラグビー場

連続トライで開幕2連勝

 

この日ゲームキャプテンの山口

この日ゲームキャプテンの山口

 関東大学対抗戦(対抗戦)の初戦となる前の試合で青学大に45-0と快勝した明大。2戦目の相手は本年度、対抗戦Bから昇格した成蹊大だったが、序盤から猛攻を仕掛けて90-0の完勝を収める。圧倒的な力の差を見せつけて、山場となる次戦の筑波大戦へ向けて弾みをつけた。

 

 明大のトライラッシュは開始から1分を待たずに幕を開けた。早々に敵陣へ攻め込むとWTB小澤和人が相手ディフェンスラインの穴を突いて先制。前半5分にはターンオーバーを起点にWTB齊藤剛希が、14分には大外で構えていたフッカー中村駿太がインゴールに飛び込んだ。圧巻だったのは22分。フィールド中央からSО田村煕がラインブレイクし、その後もディフェンスを振り切って50メートル近くを走りきる独走トライ。これには会場に駆け付けた明大ファンも大きな歓声をあげ、スタンドがどよめいた。続けてこの日ゲームキャプテンのSH山口修平、小澤がトライをマーク。6トライ6ゴールで明大が42-0とリードして前半を終えた。

 

小澤は明大の得点源として活躍した

小澤は明大の得点源として活躍した

 迎えた後半、明大がさらに攻勢をかけると予想されたが成蹊大の圧力に屈し、序盤は自陣での戦いを強いられた。14分に齊藤がトライを記録するも20分近く自陣にくぎ付けになる。しかし途中出場のSО長石倉豪のキックで自陣を脱し、相手のリターンキックをチャージしてボールを確保。そこから19分にCTB川田修司がインゴールを越えて流れを引き戻した。すると明大のトライラッシュが再び始まる。その主役はこの試合すでに2トライを決めている小澤だ。27分に3個目を記録すると、35分にはターンオーバーからパスを受けフィニッシュ。40分にもトライして、最後は後半ロスタイム、ディフェンス4人を一気に抜き去り追いすがる相手を振り切ってインゴールになだれ込んだ。約15分間で4トライを挙げた小澤は試合を通じても6トライの大活躍。その間にも中村、途中出場のプロップ牛原寛章のフロントロー陣が得点を重ね、計14トライで明大が大勝を収めた。

 

 90得点は先週に帝京大が同じ成蹊大を相手に記録した92点に引けを取らない。守備でも成蹊大をシャットアウトする完勝だ。しかしミスなどが散見され、さらなる得点の余地もあった。これからの試合は今までのようにはいかない。その最初が次戦の筑波大戦となるだろう。丹羽政彦監督が「新チームを立ち上げた29週間前からのフォーカスゲーム」と位置付ける大一番へ向け、大勝の中で何を得てどう活かすか。真価が問われることになる。

 

(記事 鈴木泰介、写真 森健悟、大口穂菜美)

 

関東大学対抗戦
明大 スコア 成蹊大
前半 後半 得点 前半 後半
42 48
90 合計
【得点】▽トライ 小澤6、中村2、齋藤2、山口、田村、川田、牛原 ▽ゴール 田村(10G)
※得点者は明大のみ記載
コメント

丹羽政彦監督

――試合を振り返って一言お願いします

今シーズン2試合目、初めてのチームということで、先週の青学大とのゲームはスコア的には0点に抑えているんですけども、取り急ぐ形がケース的に多かったので、フェーズをしっかり重ねてアタックをし、エリアをしっかり取って明治のスタイルのラグビーを貫くということ、修正点は毎回あるんですけれども、セットプレーを含めてゲームプランをしっかり遂行するということを口酸っぱく選手に言いました。相手はどうであれきちんとそういった形を作っていき、点差的には前半でほぼ決まってたのですが後半も同じような形で行って点差がついてから少しボールを動かしたという経緯なので多少見ている人は不満だったかもしれません。ですが先を見て戦わなくてはいけないのである意味堅くは出たと思います。それでもスコア的に90点取れて、後半の入りのところで成蹊大の戦いをされましたけども何とか凌いで0点に抑えたのでそこは評価しているという試合だったと思います。

――今シーズン明治のHB団がカギを握っていると伺っていますが、完成度はいかがでしょうか

周辺のさばきがコントロールしやすいのかどちらなのかということで、先週は長石倉を使って今週は田村を使ったということなので、いい面も悪い面もあったと思ってます。いずれにしても筑波大戦を、チームを立ち上げた29週間前にフォーカスすると決めてますので、戦況とコンディションで誰が一番合うのか、それ以外の選手を含めて決めたいと思っています。

 

SH山口修平ゲームキャプテン

――試合を振り返って一言お願いします

目標としましては、スリーフェーズのアタックをこだわろうということと、先週の青学大戦であまり良くなかったブレイクダウンをこだわってやろうということでやってきました。その中でブレイクダウンのところは満足いく内容ではなかったのですが、結果的にトライにつながるアタックができたのでそれは良かったと思います。

――4年生が少ない中で4年生が活躍していることについてはどう思っていますか

素直に同期の4年生が結果を出してくれるとうれしいですね。でも4年生が少ないと言われる中で、紫紺を着たら学年関係なく明大の代表なので精一杯、皆が平等にやってもらいたいと思っています。<br><br>