バレーボール部

2013.09.22

秋季関東大学2部リーグ戦 9月21日 東京・日大八幡山体育館

1部復帰へ、開幕3戦目で痛い黒星

 今春、入れ替え戦に敗れ2部降格に涙を流した女子バレーボール部。先週から秋季関東大学リーグ戦(リーグ戦)が開幕し、最短での1部復帰を目指す戦いが始まった。1戦目、2戦目と格下の相手に快勝し、迎えた日大戦。順調に勝ち星を積み重ねていきたいところだったが、チームの歯車がかみ合わない。ミスによってつかみかけた流れを引き渡してしまうなど精彩を欠き、劣勢で試合が進む。春のリーグ戦を1部で戦った意地を見せ、1セットは取り返したものの相手の勢いに押し切られ、セットカウント1-3(25-27、25-22、25-27、19-25)で敗北した。

 不安定な立ち上がりだった。第1セット、木暮美波(人3=群馬・高崎女子)を中心に攻撃を組み立てていくも、相手のライトからの攻撃に苦戦。点差を離されまいと食らいつこうとするが、サーブミスで勢いを削がれ上手く波に乗ることができない。終盤、黒木麻衣(スポ3=大阪国際滝井)の活躍で一時は逆転したが、マッチポイントを取り切ることができずに競り負けてしまった。

逆転するべく奮闘した及川香菜(スポ1=宮城・古川学園)

 気持ちを切り替えたい第2セットは序盤からワセダが大量リードを得る展開。関根早百合(スポ2=神奈川・橘)、加納茉未(社1=北海道・札幌大谷)のブロックが決まりだし、ようやくワセダのペースで試合が進み始める。途中、唐木沙彩(スポ2=千葉・柏井)のレシーブミスにつけ込まれ追い上げを許したものの序盤のリードを守りきって1セットを取り返した。

 落ち着きを取り戻し、あとは勝利に向けて得点を積み重ねていくだけかに思われた。第3セットは序盤から5連続ポイント、中盤でも6連続ポイントを奪い、ワセダの押せ押せムード。しかし、16-10の大差からまさかの展開が待ち受けていた。レフトから連続してスパイクを決められ、7連続ポイントで一気に逆転を許すと明らかに流れが日大へ。ピンチサーバー中川美香(スポ3=大阪・大和南)の好サーブで巻き返したものの、ジュースの末にこのセットを落としてしまう。第4セットを取り返し粘りを見せたいところだったが、なかなかスパイクが決まらない。サーブレシーブがきっちり返らないことで攻撃が単調になっていた。「相手は勢いを出したときに強い」(黒木)。相手の強みをわかっていながら、その勢いを止めることはできずに終始後手に回ってしまい、最後は19-25の大差で試合終了となった。

レシーブから攻撃のリズムを作り出す高橋主将

 アタッカー二人をケガで欠き、春とは大きく布陣を変えて戦う今季。3人の1年生がスタメンに名を連ねる若いメンバーを高橋早紀主将(スポ4=東京・下北沢成徳)とゲームキャプテンを務める黒木を中心に上級生が引っ張る。しかし、くしくも二人のポジションはリベロとセッター。自分の頑張りだけでは得点を稼ぐことのできないもどかしい立場にいる。チームの勝利のためには下級生アタッカーの成長が不可欠なのだ。それでも黒木は下級生中心のいまのチームを「がたがたするチームではあるのですが、伸びしろがこれからもある」と悲観はしていない。後半戦に向け、経験を積んで力を蓄えることにいまは力を注ぎたい。

(記事 中澤佑輔、写真 栗田麻里奈)

セットカウント
早大 25-27
25-22

25-27
19-25

日大
スタメン
レフト 加納茉未(社1=北海道・札幌大谷)
  レフト 木暮美波(人3=群馬・高崎女)
  センター 関根早百合(スポ2=神奈川・橘)
  センター 佐藤夢菜(文1=埼玉・狭山ヶ丘)
  ライト 及川香菜(スポ1=宮城・古川学園)
          セッター 黒木麻衣(スポ3=大阪国際滝井)
      リベロ 高橋早紀主将(スポ4=東京・下北沢成徳)
コメント

黒木麻衣(スポ3= 大阪国際滝井)

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

相手は勢いを出したときに強いというのは分かっていたうえで、それに負けないように自分たちも勢いを出していこうということを目標というか、約束ごととして挙げていたのですが、そういったところが全然できていなかったのと、相手に比べて私たちのミスがすごく多い試合だったなと思います。

――敗因はミスが多かったことが大きいですか

そうですね。相手は点を取りに来るバレーボールをしていたんですけど、こっちは完全に向こうが点を取りに来るのに対して守ってしまって、こっちから先に仕掛けるということが全然できていなかったなと思います。

――春季リーグ(春季関東大学リーグ戦)とメンバーが違うことの影響はありますか

キャリアがあまりない1年生が多いということがこのチームで変わったことで、いまエースもけがをしているので、がたがたするチームではあるのですが、伸びしろがこれからもあるというか、いいときの力が前のチームよりもすごくいいと思うので、そこを出せる場面を増やしていけたらいいなと思います。

――今リーグここまで3戦を振り返ってみていかがですか

下級生が多い中でよく頑張ってくれていると思うので、上級生はすごく少ないですけど、リベロでキャプテンの高橋先輩(高橋早紀、スポ4= 東京・下北沢成徳)と自分がしっかり軸となってやっていけばもっといい試合ができると思うので、それを後半でやっていきたいと思います。

――最後に次の試合に向けての意気込みをお願いします

きょうすごく1人1人がいろいろな事を考えて、明日の試合に切りかえてくると思うので、あしたはきょうと真逆くらいの気持ちで、しっかりと攻めたバレーボールができるように頑張りたいと思います。