野球部

2013.09.17

秋季リーグ戦 9月17日 神宮球場

勝負強さ見せ、今季初勝利/立大2回戦

TEAM 10
慶大
立大
加藤、加嶋、○白村-小笠原

◇二塁打 山本泰 ◇三塁打 山本泰、谷田

 慶立2回戦は台風による荒天のために延期が続いていたが、きょうは好天に恵まれ、2日遅れの試合開催となった。1回に先制点を奪われた慶大は、4回に谷田成吾(2年)の適時打で同点に追いつくと、続く5回に連続適時打で2点を勝ち越す。投手陣が9回裏に追いつかれて延長戦に突入したが、10回に谷田が勝ち越し適時三塁打を放って勝負あり。これで慶大は立大との対戦成績を1勝1敗とした。

ピンチを抑えた加嶋

 慶大は1回戦で背信の投球を見せたエース・白村明弘(4年)ではなく、加藤拓也(1年)が先発。初回こそ4、5番の連打で1点を失ったが、以降は力のある直球に変化球を交えて追加点を与えない。打線は4回、先頭の山本泰寛(2年)が二塁打で好機をつくると、4番・谷田の適時打で同点。続く5回には下位打線が演出した好機に山本泰が適時三塁打を放って勝ち越しに成功した。これで流れは一気に慶大へ。加藤は6回に1点を返されたが、後を継いだ加嶋宏毅(2年)の好救援もあって、1点差のまま9回へ入った。

 今季初勝利まで残り3人。先頭の我如古盛次へ加嶋が投じた2球目は力ない左飛となってまず1死かと思われた。ところが、高く上がった打球は風に乗って伸び、フェンス際まで追っていった佐藤旭(3年)の頭上を超える同点本塁打に。これ以上の失点は許されない場面、白村がマウンドへ上がると、期待に応えて後続を断ち試合は延長戦へ持ち込まれた。その直後、1死一塁でこの日2安打の谷田が打席へ。試合を決めるべく4球目を鋭く振りぬくと、打球は本塁打を放ったばかりの我如古の横を抜いて右翼線を転々とする。これを見た一塁走者の松本大希(4年)は一気に本塁へ生還。谷田も三塁まで進み、塁上で喜びを爆発させた。援護をもらった白村はこの裏も3人で締めて試合終了。粘る立大を振り切って挙げた1勝だった。

決勝打を放ち塁上で喜ぶ谷田

 この日目立ったのは慶大の勝負強さ。投手陣はピンチでも粘りの投球で最少失点に抑え、流れを渡さなかった。その流れを受け、打線は上位が勝負所で適時打を放ち、最後は4番が決勝点を挙げる。惨敗に終わった1回戦から2日の休養を挟み、チームの投打がかみ合った。3回戦ではこの勢いで勝ち点をつかみ、栄冠への第一歩としたい。

(記事 三尾和寛、写真 植田涼介、手塚悠)