ソフトボール部

2013.08.16

第28回東日本大学選手権 8月12日 岩手・石鳥谷ふれあい運動公園

逆転満塁弾でV5に輝く

 ここまで全ての試合で逆転勝ちを収め、粘り強い戦いぶりで決勝まで進んで来たワセダ。5連覇を懸けた決勝の相手は昨年と同じく日体大となった。これまで同様に苦しい試合展開となったが、5回に吉田享平(スポ3=群馬・中央中教校)が本塁打を放ち逆転。西村直晟(スポ4=大阪・清風南海)も3失点完投し、投打がかみ合ったワセダは5-3で勝利。見事5連覇の快挙を成し遂げた。

 王者は簡単に負けない。0-2で迎えた5回、先頭の吉野恵輔(スポ2=福岡・城南)がチーム初安打を放つと四球と安打で満塁とする。左打者7人を並べたワセダが、苦しめられてきた左腕相手にようやく作った好機。ここで兼子修治(スポ3=群馬・新島学園)が8球粘った末に押し出し四球を選び、1点差とすると2死後、吉田が打席へ。2球目、しっかりと叩いた打球は左翼手の頭上を越えた。逆転の満塁本塁打。今大会、クリーンナップとしての役割を果たし切れずにいた吉田が一振りで借りを返した。

試合を決める逆転満塁本塁打を放った吉田

 先発マウンドには前日の準決勝に続き西村が上がる。2回、連打と死球で満塁とされると、9番打者に左前適時打を浴び先制点を許してしまう。だが、ピンチでも普段のプレーをそつなくこなすのがワセダの戦い方だ。左翼手の池田康平(人3=長崎・佐世保西)が本塁へ好返球し、2塁走者はタッチアウト。相手の攻撃を1点にしのいだ。この後も強力な日体大打線に2本塁打を浴びるが、打たせて取る投球で最後まで投げ切った。

「試合終了後、仲間とハイタッチを交わす西村

 全試合を逆転本塁打で制し頂点まで駆け上がった粘り強さは3日間で得た最も大きな収穫である。それでも北村和也主将(人4=長野・佐久長聖)は「この大会で多くの課題が得られた」と気を引き締めた。最大の目標であるインカレ連覇へ向けさらなる向上を狙う。最高のフィナーレへ向け進化は続く。

(記事 盛岡信太郎、写真 加藤万理子)

結果

早大 5-3 日体大

コメント

北村和也主将(人4=長野・佐久長聖)

――全試合逆転勝ちで5連覇した今大会を振り返って

先に点を取られて苦しかったのですが、慌てることなく一つ一つ守備でも攻撃でもしっかり確認しながら必要な情報をしっかり集めて対策を取っていったので、終盤にしっかり得点できたと思います。

――決勝戦にはどういった姿勢で臨みましたか

東海大戦では相手投手の球の質や審判のストライクゾーンといった情報をしっかり把握できていなかったというのがあったので、この試合ではよく投手を見て、情報をしっかり得て、それを基に打っていくということを意識していました。そしてそれができました。

――大会を通し粘り強さが増しましたね

そうですね。特にピンチの時にバッテリーがしっかりフライや三振で打ち取れているので、それが大量失点しない理由だったかな、と思います。この点はインカレ(全日本大学選手権)でも続けていきたい点です。

――インカレへ向け鍛え直したい部分は

東日本で多くの課題が得られたのでその克服をしたいです。また日体大や国士大はこっちが取ってきた作戦に対しての対策をしっかり取ってきているのでその上を行く戦術が取れるような練習をこれからインカレへ向けてしていきたいと思います。また西日本のチームにも強豪がいるので、取っているデータを基にしっかり対策を取っていきます。

吉田享平(スポ3=群馬・中央中教校)

――一発で試合を決めましたね

みんなが必死につないでくれたので。東日本から『紺碧隊』といってベンチに入れない人たちが応援してくれて、思いもすごい伝わってきて打つしかないという思いでした。

――自分の打撃をさせてもらえない場面も見られましたが打つべき時に打ちました

走者をかえすのが役割なので特に走者が二塁にいる時とかは集中力を高めて打っているな、と感じます。

――普段の4番と3番で打つという違いは

役割としては同じなのですが、3番となると初回に必ず打順が回ってくるので絶対初回に打ちたいと思っているのですが、今大会は思うようにいかなかったです。

――インカレへ向けどういった取り組みをしていきたいですか

自分は3年生ですけど中心となる選手だと思っているので、今まで以上にチームを引っ張って、4年生が全員笑って終われるように必死に頑張りたいと思います

由井大陽(スポ3=長野・佐久長聖)

——きょうのレースを振り返って

自分の力不足を痛感したレースでした。