ソフトボール部

2013.08.15

第28回東日本大学選手権 8月11日 岩手・石鳥谷ふれあい運動公園

溝口の本塁打で5連覇に王手!

 圧巻の逆転劇を見せた。東日本大学選手権(東日本)2日目。東京理科大戦では初回から3失点と苦しめられる。しかし3回に溝口聖(人2=長崎・佐世保西)の本塁打で逆転。その後も追加点を奪い7-3で勝利した。続く準決勝の国士舘大戦では、再び初回に先制を許すも同点に追いつき1-1で7回を迎える。ワセダは二死満塁の好機を作ると、溝口がこの日2本目となる鮮やかな本塁打を放ち、5-1で勝利。見事、決勝進出を決めた。

 東京理科大に初回、いきなり満塁と追い込まれたワセダ。守備のミスもあり、早々に3点を奪われる。しかしその裏に吉田享平(スポ3=群馬・中央中教校)の適時打などで2点を返すと、3回には溝口が中越え3点本塁打を放ち一気に逆転。味方打線の援護もあり、先発の大嶋翼(スポ2=群馬・新島学園)は2回以降は無失点と好投した。その後4、5回にも追加点を奪い、7-3で勝利。午後に行われる準決勝へ駒を進めた。

けがを押して完投した西村

 準決勝の国士舘大戦では初回に1点の先制を許すと、好機すら得られない状況が続いたが、5回に大嶋の適時打で同点に追いつく。そして1-1で迎えた7回。二死満塁で打順が回ってきたのは溝口。「色々考えずに、来た球にミートするだけ」(溝口)。その言葉通りプレッシャーに臆することなく、見事な右越え満塁本塁打を放った。投げては西村直晟 (スポ4=大阪・清風南海)がけがを押しての登板となったが、粘り強く完投。ワセダは5-1で勝利し、東日本5連覇に王手をかけた。

2試合連続で決勝本塁打を放った溝口

 溝口が勝負どころで本塁打を放ち、逆転勝利を決定づけた2試合。「負けないチームになった」(北村主将)。その言葉通り、両試合ともに終盤にワセダの底力を発揮した。決勝で挑む相手は日体大。5連覇に向け、ワセダの勢いは止まらない。

(記事 加藤万理子、写真 盛岡信太郎)

結果

早大 7-3 東京理科大

早大 5-1 国士舘大

コメント

北村和也主将(人4=長野・佐久長聖)

――初戦では逆転の本塁打を放ちました

自分が打たないと、負けてしまうというプレッシャーを自分にかけていたので、ああいう場面で打てたというのは非常に大きかったと思います。

――ここ最近のチームの雰囲気や状態はいかがですか

関東(全日本総合関東予選)に負けてからひと月と少し経ったのですが、負けを引きずるのではなく、しっかり新しい課題を持って取り組んできて、それがこの東日本で徐々に結果として表れているという実感があります。

――打順が大きく組み変わりましたが狙いは

打って(走者を)返す人と、小技で出塁する人をうまくつながるように今は打順を組んでいます。

――その手応えはありますか

まだ細かいところは調整していかないといけませんが、大まかな戦い方や点の取り方は見えてきたと思います。

――準決勝の内容から見ても粘り強さが表れていると思います

負けないチームになったな、と思います。

――国士舘大は手ごわい相手ではありますが現チームでは公式戦無敗ですね

やはり投手がいつもピンチを断ってくれるので、それでできた流れを野手がしっかり攻撃につなげて終盤で逆転するパターンができていると思います。

――5連覇がかかった決勝戦へ向けて

5連覇します!

溝口聖(人2=長崎・佐世保西)

――国士舘大戦では満塁本塁打を放ちました

ずっと不調の時期が長く続いていて、今回の東日本も打てるか心配な部分がありました。なかなか思うようなバッティングができていなかったんですけど、あの打席は色々考えずに、来た球にミートするだけだと思って打ちました。

――好調の理由は何ですか

調子は悪いんですけど、きょねんの東日本でも打てたので、この大会は運が良いというか、個人的には東日本が得意なのかなと思います。

――今大会に向けて変えてきた部分はありますか

色々と変えてきたんですけど、きのうの夜に素振りをしていて、考え過ぎだなと思い、最低限の腰を回して打つとかそういうことだけを考えて打つようにしました。

――国士舘大はどのような相手でしたか

仲が良くて相手のことを色々と知っている分、知らないチームよりもやりづらい部分がありました。

――5連覇に向けて意気込みをお願いします

チャンスで先輩方が回してくれると思うので、しっかり先輩方をホームに迎えて、優勝に貢献したいと思います。