軟式庭球部

2013.08.07

第67回全日本大学対抗選手権 8月4日 山形市総合スポーツセンターテニスコートほか

日体大を振り切り2連覇達成!

 初日で危なげないテニスを見せた女子部は、準々決勝、準決勝も勝ち上がり、決勝で日体大と対戦した。最終戦までもつれる激戦となったが、3-2で勝利。創部初となる全日本大学対抗選手権2連覇を達成した。

 準々決勝の関西学院大を3-0のストレートで下した早大は、準決勝で東経大と対戦。第一試合の加瀬祐佳(スポ2=東京・文大杉並)・脇田愛(社3=岡山・就実)組はリードしながらも粘りを見せる相手の前に試合を決め切れず3-4で敗戦。今大会初めて相手にリードを許す展開となる。だが、続く小林奈央(スポ2=香川・尽誠学園)・石井友梨主将(人4=広島・鈴峰女)組、柏原真由美(スポ4=広島・鈴峰女)・大槻麗(スポ3=広島翔洋)組が快勝すると、再び登場した小林・石井組が4-2で勝利。2年連続の決勝進出を決めた。

抜群のコンビネーションを見せた柏原・大槻組

 決勝の相手は昨年の決勝でも相まみえた宿敵・日体大。第一試合の加瀬・脇田組が4-1で流れを引き込む1勝をあげると、第二試合の小林・石井組も相手を全く寄せ付けず4-0で快勝。早々に2-0と王手をかける。しかし、昨年ワセダに涙を飲んだ日体大がここから意地を見せる。第三試合で柏原・大槻組を破ると、続く加瀬・脇田組も撃破して勝負を振り出しに戻す。

 

 2-2で迎えた日体大との決勝、コートに立つのは大黒柱の小林・石井組。昨年と全く同じ状況にも「ことしはみんなが一点ずつつないでくれて、体力的にも精神的にも楽だった」(石井)と焦りも迷いもなかった。序盤から小林の鋭いストローク、石井の柔らかいタッチからのボレーとそれぞれの持ち味が光る。マッチポイントを迎えて、小林がキレのあるカットサーブを放つ。必死に相手もレシーブするがボールは白線の外。その瞬間、女王たちがコートに崩れた。大会前は歯車が噛み合わない場面もあったが、終わってみれば相手に一度たりとも連続ポイント与えない完勝でチームを再び頂点に導いた。

チームの窮地を救った小林・石井主将組

 試合に出場する選手もさることながら、それを献身的に支える部員一同で再び手にした『日本一』の称号。4年間主力としてプレーした石井と柏原が抜ける穴は決して小さくない。それぞれ「切磋琢磨(せっさたくま)してやって欲しい」(石井)、「全力で結果を気にせず頑張って欲しい」(柏原)とエールを送ると、大槻も「石井主将のような4年生になりたい」と力強く話した。頼れる4年生のエールを受けて、『日本一』へ向けて新チームが新たな一歩を踏み出した。

(記事 阿部有起、写真 和泉智也、山口智子)

結果

▽準々決勝
早大○3-0関西学院大
加瀬・脇田○4-3河浪・岡脇
小林・石井○4-1由田・福山
柏原・大槻○4-3岡本・西村

▽準決勝
早大○3-1東経大
加瀬・脇田●3-4石倉・中西
小林・石井○4-2中西・畠山
柏原・大槻○4-0大川・鹿島
小林・石井○4-2石倉・中西

▽決勝
早大○3-2日体大
加瀬・脇田○4-1植田・東海
小林・石井○4-0中野・熊井
柏原・大槻●2-4奥村・黒木
加瀬・脇田●1-4奥村・黒木
小林・石井○4-0奥村・黒木

コメント

石井友梨主将(人4=広島・鈴峰女)

――いまの気持ちをお聞かせください

本当にうれしいです。

――きのうは「調子が悪い」と話していましたが、きょうはいかがでしたか

調子が悪くならず、上り調子で良くなっていったので、プレーしていて楽しかったです。

――昨年と同様に日体大との最終戦までもつれましたが

昨年はあとのない場面からの3連戦だったのですが、ことしはみんなが一点ずつつないでくれて、体力的にも精神的にも楽だったので、みんなに助けられました。

――今季のチームはどのようなチームでしたか

個々の能力は高いのですが、どこかで勢いに乗れなかったり、上手くやろうとしたりしましたが、最後はみんな思い切りラケットを振ることができたので、弱点を克服できたチームだったと思います。

――4年間を振り返って

最高でした。

――来季のチームへ一言お願いします

4年間、私が1番手としてチームを引っ張って来たので、抜けることは大きいと思いますが、小林もいますし、前衛もしっかりしているので、切磋琢磨(せっさたくま)してやっていって欲しいと思います。

柏原真由美(スポ4=広島・鈴峰女)

――優勝おめでとうございます。今のお気持ちは

もう素直にうれしいです。

――4年間の集大成となる大会でしたが

みんなの思いをひとつに、成し遂げたかったことを成し遂げることができたかな、と思います。

――準決勝まで全勝で進むことができましたが

出来自体は自分の中でそれほど良かったとは思っていないので、もう一度自分のできることをしっかりやっていこうと思ってやりました。

――ご自身の調子はいかがでしたか

プレー的には、今までの中でベストではなかったのかな、という気はするのですが、気持ち的には今までで一番高まっていたかな、という気がするのでよかったです。気持ちは絶好調だったな、って感じでした。

――2連覇を達成することができましたが

女子は創部初の2連覇ということで、ただうれしいですね。その一言です。

――アベック優勝もできました

男子とも力を合わせて、その力を発揮することができたのかな、と思います。

――来季のチームに向けて一言お願いします

ただ全力で結果など気にせずに頑張ってほしいです。

大槻麗(スポ3=広島翔洋)

――優勝おめでとうございます

ありがとうございます。

――2日間振り返っての感想をお願いします。

この大会は、やっぱり4年生に対する、4年生のためにという気持ちが私たち3年生以下の本当に強い気持ちで、この一戦にかけていたというのもあるし、前に、私が1年生の頃にも、前年優勝し、2連覇という目標がありましたが日体大に負けてしまいました。なので、その悔しさというか今回はその連覇に向けて1年間練習してきたし、とりあえず4年生のために頑張りました。

――ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

自分が決勝で負けてしまったのは悔しいですが、このことは来年につながると思うし、やっぱりワセダの大将は強いなと感じました。

――ペアの柏原さんはどのような4年生でしたか

テニスにも真剣で、プライベートでも仲が良くてなんでも親身になって聞いてくれる先輩後輩以上の関係でした。

――いよいよチームの最上級生になりますが、どのようにチームを引っ張っていきたいですか

私が一番上になるので、いまの石井主将のような4年生になりたいです。

小林奈央(スポ2=香川・尽誠学園)

――いまのお気持ちをお聞かせください

すごくうれしいです。

――昨年と同じ優勝を決める場面での登場でしたが

ペアを組む石井選手が4年生で最後ということで、プレッシャーもありましたが、最後までやり切ることができてよかったです。

――今大会の調子はいかがでしたか

大会前の合宿ではペアとしてもかみ合わない部分があったのですが、どんどん試合を重ねて行くうちに良くなっていきました。

――ペアを組む石井選手はどのような存在でしたか

頼りになる存在でした。

――来季意気込みは

再び優勝できるように頑張りたいです。