合気道部

2008.09.15

第13回関東学生競技個人選手権 9月14日 国士舘大鶴川キャンパス・第3柔道場

2年連続男女アベックVはならず

 11月に控える今季最大の大会・全日本選手権に向けて、関東学生競技個人選手権は選手自らの実力を計る絶好の機会となった。昨年度大会は男子・女子乱取ともにファイナリストを独占する快挙を成し遂げた早大勢。しかし、さらなる躍進が期待された今大会はトーナメント序盤で「仲間は僅差で敗れてしまった」(戸叶直宏=法3)ため、チーム全体的には振るわない結果となってしまった。

 苦戦が続いた早大勢の中で光明となったのは、圧倒的な力の差を見せて女子乱取を制した新井友美(政経4)だ。「実戦を常に想定して、技をいかに試合で生かすかを考えて練習した」(新井)との言葉通り、冷静な動きで相手の先手を取り、有効な技を繰り出し続けた。決勝では的確な突きで先制すると、その後は投げで1本、倒しても1本を奪ってコールド勝ち。堂々たる戦いぶりを見せた新井だったが、試合後は「自分が練習したことを出せた反面、まだ技に不完全な部分も感じました」と全日本に向けて気を引き締めた。

 また、男子乱取では昨年度の新人大会で優勝するなど、将来が楽しみな存在である戸叶の活躍が目立った。接戦を制して迎えた準決勝、積極的な突きで3連続ポイントを奪うと、転倒した際に負った傷をものともせず決勝に駒を進める。最後は「相手の方が実力が上」(戸叶)というように息切れしてしまったが、鋭い眼光で強気に攻める姿は圧巻だった。

 来たるべく全日本は団体戦のため、チームの底上げが欠かせないのは明白だ。チームを引っ張る新井は「細かい部分でつまらないミスが多いので、全員で技の確実性を上げていきたいです」とこれからの課題を口にした。「男女とも総合優勝したい。もちろん演舞でも優勝を狙います」(戸叶)。この大目標を実現すべく、合気道部の精進は続く。

(亀本勇也) 




コメント

戸叶

(今大会を振り返って)色々な事情があって調整は十分じゃなかったんですが、いい結果が出てホッとしています。当然試合前に不安はありましたが、この準優勝という結果は、先輩方のご指導のおかげだと思っています。(昨年はベスト8だったが、今年は準優勝だった)運もあったと思います。でも、やっぱり決勝で負けてしまったのは悔しいです。ワセダは勝たなきゃいけないので。(昨年に比べて、早大の上位進出者が減った)仲間は僅差で敗れてしまった。11月にある全日本選手権は絶対に勝たないといけないので、先輩方にたくさん稽古について頂きたいです。(準決勝で負傷されていたが)たいしたことはありませんでした。決勝戦のときは、もうそのことは忘れていました。(先制の突きでリードを奪ったが)自分の方が強いと思って、相手を一気に呑んでしまおうと思った。(準決勝後、コーチから指導を受けていたが)決勝の相手のタイプなどを分析してもらっていた。(決勝戦では、先制される苦しい展開だった) 自分は逆境に強い方なんで、先制されても逆転できると思っていた。しかし、相手の方が実力が上でしたね。自分の稽古不足だと思います。(全日本に向けて)団体で、男女とも総合優勝したいです。もちろん演舞でも優勝を狙います。

新井

(昨年は準優勝でしたがことしは優勝しました)うれしいと同時に、控えている全国大会にむけて気持ちを一段と引き締めていかないといけないと思います。(夏にはどういった強化を)やはり常に実戦を想定して、技をいかに試合で生かすかを考えて練習しました。(文句なしの優勝でした)自分が練習したことを出せた反面、まだ技に不完全な部分も感じました。(ベスト4に男女ともにひとりずつという結果について)団体について考えると全体の底上げが欠かせないとは思います。(全国大会に向けて)細かい部分でつまらないミスが多いので、全員で技の確実性を上げていきたいです。