アーチェリー部

2018.03.21

第27回全日本室内アーチェリー選手権大会 3月17・18日 東京・町田市立総合体育館

接戦の末敗れベスト4

 全日本室内アーチェリー選手権大会が東京・町田市立総合体育館で行われた。早大からは男子が池田亮(人4=東京・国際)、野村翼(スポ3=愛知・岡崎北)、棚田歩(スポ1=北海道・帯広三条)、鬼塚聡(スポ3=千葉黎明)の4人、女子からは舩見真奈(スポ3=山形・鶴岡南)の1人が出場。全員リカーブ部門での出場だった。予選は今季の主将であり、大会連覇を期した野村のみが通過。大会2日目の決勝ラウンド、準決勝まで進んだ野村はシュートオフにもつれこんだ末敗れ、ベスト4で大会を終えた。

 今大会はその大会名通り室内で行われたため、風による影響などの心配は皆無だった。予選は全60射の総得点で競われ、予選通過人数は男子が64人中32人、女子は40人中20人であった。今季女子主将を務める舩見は「普段通りにはいかなかった」と語ったように前半あまり得点を稼げずに予選を折り返す。後半は一転して徐々に盛り返し、得点を重ねていったが、追撃及ばす554点、32位で予選敗退となった。一方の男子、現主将である野村は大舞台にも屈せず、堂々たるパフォーマンスを披露する。特段点差をつけたわけではなかったが、確実に射貫いていき581点の5位で予選通過を決める。鬼塚は序盤から順調に得点を積み重ねていくが、後半に失速。569点の36位で惜しくも予選敗退となった。インドアで好調を維持していた棚田、そしてこの大会が引退試合となった前主将の池田ら2人は本来の自分の力が発揮できず、予選敗退となってしまった。

追撃及ばず、予選で姿を消した舩見

 決勝ラウンドは1対1で得点を競うトーナメント方式。1セット3射を放ち、得点が多い方に2ポイントが加算され、6ポイント先取で勝利となる。1回戦、2回戦は6-0で相手を退けると、3回戦は6-2で勝利。準決勝に駒を進める。「この試合はあまり乗り切れてなかった」(野村)と言うように疲れからか試合の流れを掴めない中、粘り強くプレーしシュートオフにもつれ込んだ。だが接戦の末6-5で敗れ、3位決定戦に進むことになった。「疲れが結構出てしまい、焦りが生まれてメンタルに影響を及ぼしたのも点数が伸び悩んだ原因だと思う」(野村)と振り返る通り、真剣勝負を続けざまにこなしたことで精神的疲労が行射に影響し、3位決定戦では相手の勢いに押され3−7で敗北。ベスト4で大会を終えた。全日本というレベルの高い大会ともなれば、1試合ごとに蓄積される疲労も計り知れないだろう。

連覇叶わず、ベスト4で大会を終えた野村

 今大会の1週間後には、戦いの舞台は室内から屋外での関東学生リーグ戦(リーグ戦)へと移される。天候や風など不確定要素が多くなるが、選手たちは口を揃えて不安はないと話してくれた。主将の野村は「リーグ戦5試合すべて勝ち切って、優勝決定戦でも勝って関東1位を取りたい」と力を込めて語った。男女主将を中心としたチーム全員のリーグ戦での活躍に期待したい。

(記事 小田真史、写真 小田真史、森迫雄介)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

結果

予選ラウンド

▽RC男子

野村 581点 【5位】
※32位以上決勝ラウンド進出
鬼塚 569点 【36位】
棚田 560点 【51位】
池田 557点 【55位】

▽RC女子

※20位以上決勝ラウンド進出
舩見 554点 【32位】

決勝ラウンド

▽RC男子

野村 4位

コメント

池田亮(人4=東京・国際)

――予選ラウンドを振り返って

最近の調子からしたらこんなものだろうという点数だったので、現役の時のように試合になったら当たるかなと思ったんですが実力通りと言えば実力派通りの点数かなと思います。もう少し頑張りたかったなとは思いますけど。

――ブランクはありませんでしたか

一回コンパウンドに移っているので、少し体の形が違うので、それに変に引っ張られてやりづらかったというか、すぐに元の形に移行できなかったのは結構痛かったかなと思っています。

――これで早大アーチェリー部員としての試合はすべて終わりました

最後の試合、どうやって終われば気持ちいいか考えたりしていて、もちろん予選通過はしたかったですけど悔いはないですし、最後まで現役生活をまっとうできて、全日とかにも出場できたのはよかったなと思います。やりきった感じは自分の中ではあります。

野村翼主将(スポ3=愛知・岡崎北)

――きのうの予選を振り返って

順位も点数も結果的にはまずまずだったんですけど、自分の中では失敗してしまったなと思っています。試合の前半や中盤で焦っていたり、ミスの修正ができなかったのでもったいないことをしたなと。

――きょうの1回戦から3回戦を振り返って

そこに関してはテンポもよくて、自分の納得がいく行射が出来たんじゃないかと思っています。自分自身試合の入り方や試合中の考え方、行動を思い描いた通りできていたのでほぼ完璧な試合運びでした。

――準決勝では接戦を繰り広げた末に、シュートオフで敗れてしまいました。

この試合はあまり乗り切れてなかったですね。相手もそんなに調子が良かったという感じではなかったんですけど、自分がもう少し当てるべきところで当てられなかったので。あと、試合がずっと連続していたので、準決勝あたりから疲れも出てしまって上手く射てなかったなと思います。

――3位決定戦で点数が伸びなかったのも疲れが影響して?

そうですね。真剣勝負を5試合連続でやっていたので疲れが結構出てしまい、焦りが生まれてメンタルに影響を及ぼしたのも点数が伸び悩んだ原因かなと思います。

――大会全体を通してみれば手応えは得られましたか?

そうですね。メンタル的には良い調子で射てましたし、自分の実力を出し切ることが出来たかなとは思います。ただ最近身体を痛めたりして練習量が少なくなっていたので、その分点数に伸び悩みが出てしまいました。しっかり練習していきたいと思います。

――来週からリーグ戦が始まりますが、インドアからアウトドアへの環境の変化にどう対応しますか?

リーグ戦に向けては2月から50メートルや30メートルの練習をしていたので余裕をもって臨めるかなと思います。

――最後にリーグ戦への意気込みをお願いします。

リーグ戦5試合全て勝ちきって、優勝決定戦で勝って関東1位を取りたいと思います。

舩見真奈女子主将(スポ3=山形・鶴岡南)

――今大会への意気込みは何でしたか

インドアは自分的には得意な方なので、優勝を目指していました。

――きょうの試合を振り返って

結構飲まれてしまったと感じることが多い試合でした。普段通りにはいかないかったかなと思いました。

――よかった点は

前半で自分射形が崩れてしまいましたが後半、少し持ち返せた部分はいいところだったと思います。

――悪かった点は

前半に射形が崩れているのに、ちゃんと冷静に判断できず、焦ってしまったところですね。

――来週はインドアからアウトドアになりますが、不安とかはありますか

そんなに不安はないです。来週からの試合と今日の試合とそんなに距離は変わらないので、きょうの反省を生かしていければなと思います。

――次戦に向けての意気込み

来週からリーグ戦で1ヶ月近く続くので、私は主将としてみんなを引っ張れるような点数を出すのこと。それと、最近試合で自己ベストが出てないので、次の試合で出せればと思います。