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2014.05.28

快勝も選手には反省の色濃し

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 BIG BEARS 17 14 43
専大 GREEN MACHINES

 春季オープン戦も第4戦と中盤戦に入り、この日はリニューアルされた川崎球場での専大との一戦。早大BIG BEARSは序盤から得点を積み重ねる。十分なリードを築き、迎えた後半。相手にビッグゲインを許し、TDにつなげられる。さらにここから反則を連発。相手の大型RBにも苦しめられ、43-7と大勝を飾るも、反省が多い試合となってしまった。

 先制の場面は意外なかたちで訪れた。試合開始直後のシリーズは両大学ともに得点につなげることができず。次のシリーズで早大ディフェンスは相手陣ゴールライン目前でのパントに追い込む。ここでWR岡田義博(教3=東京・早実)がパントをブロック。ボールはゴール奥のフィールド外へと転がり、セイフテイーで早大に2点が入った。続く攻撃シリーズ、QB笹木雄太(法2=東京・早大学院)が様々なWRに投げ分け、相手陣に侵入。最後はWR諸口貴則(政経3=東京・早大学院)がショートパスをキャッチし、エンドゾーンに持ち込みTD。諸口は続く攻撃シリーズでもTDレシーブを記録した。さらにRB井上広大(教4=東京・早大学院)のパントリターンTDやK佐藤敏基(社3=東京・早大学院)の50ヤード超のFGも決まり、前半を26-0とリードし、ハーフタイムを迎える。

2TDレシーブと大活躍を見せた諸口

 後半開始直後、ここまでファーストダウン更新を数回に抑えていたディフェンス陣が突如崩れる。相手RBに50ヤード超のロングゲインを許し、ゴール前に。ここで下級生中心の布陣からレギュラー陣に入れ替えるも、勢いに乗った専大オフェンスを止めることはできなかった。「完封を目標にしていた」(峯佑輔、教4=東京・早大学院)との思惑とは裏腹に、中央を破られ、TDを許してしまう。さらに大型RBの中央突破を止めることができない。悪い流れで迎えた第4クオーター(Q)でもオフェンス陣が反則を連発。前半ほどのペースでは得点を積み重ねることはできず、追加点は2TD、1FGに留まった。

世界大学選手権に出場した加藤樹(商2=東京・早大学院)も活躍

 「下級生をあまり出してあげられなかった」(峯)。層の薄さが課題のBIG BEARS。下級生の育成に最適な試合で思うような試合展開に持ち込めなかったことは反省点だ。後半からの反則、インターセプトとファンブルのターンオーバーの多さも気になる。控え選手が出場しているとは言え、レギュラーの座を脅かすような活躍を期待したい。それでもQB、WR陣からは毎試合違うヒーローが誕生。伸びしろは十分あることを感じさせた。歯車がいまひとつかみ合わないBIG BEARS。その何かを探して歩み続ける。

(記事、写真 井上義之)

 (※1)セイフティー:攻撃側が自陣のエンドゾーン内で攻撃が終了、もしくはボールがエンドゾーン奥のフィールド外に出た場合、守備側に2点が記録される。さらに20ヤードからの攻撃側のキックオフから試合が再開される。

得点経過
TEAM PLAY PLAYER(S) PAT PLAYER G/NG スコア
早大 SAF #1岡田 2-0
早大 PASS #9笹木→#88諸口 #16佐藤 9-0
早大 PASS #9笹木→#88諸口 #16佐藤 16-0
早大 PR #28井上広 #16佐藤 23-0
早大 FG #16佐藤 26-0
専大 RUN #35 #31 26-7
早大 RUN #10政本 #16佐藤 33-7
早大 RUN #25須貝 #38洲戸 40-7
早大 FG #34渡邉卓 43-7
コメント

LB峯佑輔副将(教4=東京・早大学院)

――試合を振り返って

ディフェンスは完封を目標にしていたのですが、ランでもパスでも全てにおいて目標が達成できなかったので課題が残るというか、収穫があまりなかったかなと思います。

――サイドラインで無失点という声が多く出ていましたが

点を取られたのが後半の立ち上がりで、しかもディフェンスからだったので、本当であれば後半もしっかり締め直すところなのに3つで止められなかったことがダメでした。最終的にスタメンのメンバーが入ってTDを取られてしまったので、まだまだ全員が力がないということが露呈したと思います。

――前半相手オフェンス陣を抑えられていたように思いますが

良かったところは良かったのですが、パスを決められたり、最初のパントの場面でラッキーなシーンがあったりと自分たちの良さが出たというよりラッキーな部分が多かったのかなと思います。

――後半はロングゲインをされTDを奪われ、その後も相手大型RBに押されてしまっていましたが

同じプレーでゲインされていたので、サイドラインにいる人であったりフィールド内にいる人たちがもっとアジャストして、どうしたら同じプレーをされないかということをもう少し考えなければならなかったと思います。

――後半、下級生の出場機会も見られましたが

正直、後半立ち上がりに点を取られたりで下級生をあまり出してあげられなかったので、次の東海大戦ではこの試合を糧にして全員が出場できる試合にしたいと思います。

――きょう見つかった課題を次節に向けてどのように改善していきますか

インターセプトできるボールを落としたりということがあったので、普段の練習の中から100%そういうことをできるようになれば試合でもミスしなくなると思うのでそこを意識してやっていきたいと思います。

RB井上広大(教4=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

4年生の雰囲気の作り方だったり、オフェンスの勢いのなさだったりが出てしまった試合でした。反則が多く、インターセプトやファンブルが複数飛び出してしまって、この前の立命大戦で出た課題があまりつぶせていませんでした。

――ご自身は良い流れの中でのパントリターンTDが飛び出しましたが

パントリターンは1年生のときから出してもらっているので、結果が出せて良かったです。

――RB陣の評価はいかがですか

きょうの試合で非常に難しくなってしまいました。ファンブルもありましたし。自分も他の選手もまだまだ甘いと思っているので、ユニットとしての完成度は低いです。

――今シーズンで一番ランが出ていた試合に見えましたが

確かに出ていたかもしれませんが、反則で取り消しになってしまったり、まだまだ自分の思ったルートに走れていない場面も多かったです。

――次戦に向けて一言お願いします

次戦も下級生が出場することになるかもしれませんが、そこのフォローを4年生としてしっかりとする必要があることを、きょう感じたので、今週1週間下級生を教えていきたいと思います。僕もRB吉原猛(社4=東京・日大三)もまだまだ4年生のRBとして足りない部分があるので、そこを補えるようにしっかりと練習して、次は相手を圧倒したいです。

WR諸口貴則(創理3=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

ここまで早慶アメリカンフットボール対抗戦や立命大戦で自分自身、パスが来ても落としているシーンが多かったので、きょうは飛んできたボールを全てキャッチすることができたので良かったです。

――2つのTDを振り返ってください

1つ目は反則などで、自分たちで流れを悪くしていて、その中で回ってきたゴール前でのオフェンスだったので、パスでTDを決めることができて良かったです。2つ目は、第1ターゲットは他の選手でしたが、相手のディフェンスがマンツーマンで守っていて、自分に投げる可能性が十分あることも分かっていたので、相手からフリーになることを意識して走っていました。

――久しぶりのTDだったのではないでしょうか

さくねんの秋以来ですね。嬉しかったてすが、反則が多くてチームの雰囲気が悪かったので、TDしたことよりも、また次へのことを意識していました。

――WR陣は競争が激しいですが、自らのどういった部分をアピールしていきたいですか

僕は足があまり速くなくて、WR鈴木隆貴(法2=東京・早大学院)にタイプが似ているので、彼には負けないように頑張っていきたいです。自分ではキャッチ力が売りだと思っているので、そこを磨いていきたいと思います。

――次戦へ向けて一言お願いします

きょうのような結果では何も成長できませんし、散々言われてきている試合で成長することを意識してやっていきたいと思います。

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