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2014.05.27

強豪ひしめく舞台で充実の戦い

 東日本の各リーグで好成績を挙げた、男子60人、女子38人の選手が集う全日本学生東日本が開催された。ワセダからは、男子部の寺澤紀彦(スポ3=東京・足立学園)、山本周平(スポ3=山梨・甲府一)、女子部の林香里女子リーダー(スポ4=奈良学園)、福井瑞生(スポ2=埼玉・春日部共栄)、倉坪絢(スポ1=岐阜・高山西)の5選手が出場。入賞者は出なかったものの、全日本学生王座決定戦(王座)に向け、課題と収穫を得た。

各地区の強豪が宮城に集った

 男子は初日に90メートル、70メートルが行われた。普段実施されることの少ない90メートルでは、2選手とも調整不足が響き、点を伸ばすことができない。一方の70メートルは王座と同じ距離。関東学生リーグ戦(リーグ戦)後、練習を重ねてきただけに、「すごくいい感じでできた」(寺澤)と手応えをつかんだ。2日目は、50メートル、30メートルという約1カ月半、リーグ戦で戦ってきたもの。この距離を「自分の中で得意」と話す山本は、一時5位まで順位を上げ、3位入賞にあと一歩と迫った。しかし30メートル後半で失速。最終結果は8位となったが、「ミスして思い切って変えてみた中で気付いた」と手にするものもあった。寺澤も安定した戦いを見せ、15位で試合を終えた。

 リーグ戦とは違い声援がない個人戦の今大会。初出場の福井、倉坪は、「自分のペースで」(福井)、「全部自分でやる」(倉坪)という意識で試合に挑んだ。初日の70メートル、60メートルを林が7位、福井が10位、倉坪が12位で折り返し、後半戦へ。男子と同距離の2日目は、「ショートの方が練習量が多いので、その分射ちやすかった」(林)と自信を持って臨んだ。ほぼ無風というベストコンディションの中、3選手とものびのびとプレー。林が7位、福井が10位、倉坪が11位と、順位を伸ばすことはできなかったものの、納得の結果を手にし、充実の2日間は幕を閉じた。

女子部で最高順位となった林

 表彰状には手が届かなかったが、有意義なものとなった今大会。王座と同じ70メートルを実戦で射ち、大きな経験を積むことができた。次に待つのは日本一をかけた大一番・王座。長らく目指していた決戦の舞台に向け、残り1カ月間、鍛錬を続ける。狙うはもちろん初制覇。悲願の頂点へ、前進あるのみだ。

(記事 谷田部友香、写真 建部沙紀)

結果

▽男子

山本周平 1255点【8位】

寺澤紀彦 1232点【15位】

▽女子

林香里 1272点【7位】

福井瑞生 1253点【10位】

倉坪絢 1249点【11位】

コメント

前半終了時

林香里女子リーダー(スポ4=奈良学園)

――きょうの感想

70メートルは、自分のなかでこれだ、という射ち方がない中でも耐えられたかな、と思うんですけど、射形のよくないところが60メートルで全部出てしまったので、残念だったなという風に思っています。

――チームは王座に向かっていますが、林選手の中で今大会のポジションは

最後の東日本大会で、どんどん学生として出られる試合も減ってきているので、きょうは、点数1300点を目標にしてきました。

――きょうの反省点、収穫は

反省点は、やっぱり試合に向けての準備ができていなかったかな、という点です。時間であったりとか、練習量が足りなかったのかな、という風には思っています。

――あすの意気込み

あしたは、ずっと練習してきた50、30メートルなので、リーグ戦でも今までで一番調子が良かったので、自信をもってとにかく射っていきたいと思います。

寺澤紀彦(スポ3=東京・足立学園)

――きょうの試合を振り返って

90メートルに関しては、この試合形式というのが最近珍しい形になっているというのもあって、普段射てないので点数的にいいものではなかったのですが、ここ最近射形の点で僕の中で課題にしていることを守りながら射った射は入って、ミスしてしまった射は外して、ということだったので、あまりいい結果ではなかったのですが結果に不満はなく、単純に自分の力不足だったなというのが強いです。70メートルに関しては、最近王座に向けて70メートルを多く練習しているので、不満ではないのですがもう少し点数を出せたかなと思います。

――大会前半を終えて、納得のいく試合運びはできていますか

最近射形に関して課題にしている点が70メートルではすごくいい感じでできたので、あしたはそれを守って射ちきりたいと思います。点数ももちろん大事なのですが、それを守って射てば自分の中でそれなりに実力通りの点数が出ると思うので、そこを心掛けていきたいです。きょうは70メートルをメインに考えていたので、そういう意味では悪くない、それなりの結果だったなと思います。

――あしたに向けて修正点や課題等は見つかりましたか

正直きょうの70メートル、90メートルの途中では感覚は良くはなかったのですが、最後に言葉にして意識すべき点が自分の中で見つけられたので、あしたはそれだけを考えていきたいと思います。

――あしたへの意気込みをお願いします

他の大学のうまい人たちにももちろん勝ちたいのですが、とりあえず今は同期の周平(山本周平、スポ3=山梨・甲府一)を、あしたのショート(30メートル)、ハーフ(50メートル)で差を縮めるというよりは抜きたいと思います。

山本周平(スポ3=山梨・甲府一)

――今大会を半分終えてみていかがですか

まずまずといった感じで、良くも悪くもないですね。90メートルではうまくいかなかった当たりが多かったので、そこはもう少し点数が取れたかなという試合でした。

――調子はいかがですか

悪くはなく、ちょっといいほうだったと思います。70メートルは普段より少し良くて、90メートルは(練習を)もう少しやるべきだったのか、ここに来るまで(調子が)分からなかったので、自分の中の目標では290点近く出したかったので、もう少しいけたのかなとは思いました。調子はまあまあですね。

――90メートルの練習はあまりやってこなかったのですか

そうですね。これ以降の試合で90メートルが無くなってしまうので、重要性でいうと70メートルが圧倒的に大きくなっていたので、70メートルの練習ばかりしていました。

――今大会での目標は

優勝目指すつもりでやってきたので。練習はあまりしていないですけど(笑)、気持ちだけは完全に優勝という感じできています。

――あしたへの意気込みをお願いします

50メートル、30メートルは自分の中で得意な距離なはずなので、そこで他の人たちよりも多く点数を取って、上位、優勝にいけるように頑張りたいと思います。

福井瑞生(スポ2=埼玉・春日部共栄)、倉坪絢(スポ1=岐阜・高山西)

――初めての東日本でした

福井 リーグ戦はやっぱりチームみんなで声をかけあいながら射っていて、東日本は完全に個人戦なので戦い方変わってくるかなと考えていました。でも自分のペースでやることができればいいかな、と思っていました。

――自分のペースでできましたか

福井 気持ちよく射てたんですけど、点数がついてきませんでした(笑)

――倉坪選手はいかがでしたか

倉坪 (福井)先輩と同じで、リーグ戦は応援があって音があるなかで射っていたんですけど、今回は個人戦ということで音や応援がなく全部自分でやる、という形でした。高校の時がそういう大会で、私はそっちの方が慣れていたので、前と同じような感じで射とうと思って射ちました。でも最初の70メートルはちょっと良かったんですけど60メートルで点数を意識しすぎてあまり出せなかったのが反省点です。

――福井選手は点数がついてこなかった理由についてどのようにお考えですか

福井 今までと同じように前半の立ち上がりで波にのっていけなかったというのと、的にビビってしまう場面が何度かあったのが弱点だと思います。

――今大会の目標は

福井 この後の王座も予選が特に個人戦に近い形なので、それに向けて、自分に集中して点数を出すという感覚をここでつかんで王座にいけたらと思います。

倉坪 今回初めての東日本だったので、今後の東日本に生かせるところを勉強していきたいなと思っていて、今回体力がないことが分かりました。点数も、目標点数はとりあえずあるんですけど、色々初めてでお試し的な部分も考えながらでした(笑)。

――あすの意気込みを

福井 あしたは、きょう特に70メートルが思い切りよく射てていて感覚も悪くなかったので、自信をもってそれをやっていくだけだと思います。自分のできることをやっていきたいです。

倉坪 きょう60メートルで点数を意識しすぎてフォームがおろそかになってしまうところがあったので、あしたはそこを意識して思い切り射っていきたいと思います。

後半終了時

――最後の東日本を振り返って

きょうはまあまあな点数が出せました。本当はもうちょっと30メートルは当てたかったなと思うのですが、きょうは良かったので、ショートは今までの練習の成果が出せたかなと思っています。

――きのうと比べて調子はいかがですか

きようよりはいい感覚で射てたのかなと思っています。やっぱりショートの方が練習量が多いので、その分射ちやすかったのかなとは思います。

――きのうは30、50メートルは自信を持って射つとおっしゃっていたのですが、それはできましたか

できたと思います。30メートルでちょっと当たらなくて焦ってしまったのですが、それ以降は落ち着いて射てましたし、50メートルも自信を持って臨めたのでできたと思います。

――王座に向けてどのような準備をしていきますか

まずは70メートルで点数をしっかり出せるようにすることと、団体戦で少ない本数での勝負なので、自分が射つときはしっかりと黄色(9点、10点)に入れられるように練習していきたいと思います。

――王座への意気込みをお願いします

4年生なので最後ですし、このチームで射つのも最後なので、しっかりとチームの良さも出しつつ、点数も出しつつ、優勝を目指して頑張っていきます。

山本

――きょうで大会が終了しました

優勝(できるくらい)まで点数があって、3位くらいならいけそうだったので、最後の最後であと少しという差を埋められずに残念でした。

――30メートルがあまり上手く行かなかったのでしょうか

そうですね。最後に変なミスばっかりしてしまって。

――反省点は

ここで当て続けれなければいけないときに、外してしまうことが目立ったので、余計な力がちょっと入っていたかな、と思います。

――きのうから改善した点は

思い切って射つことですかね。きのうより強い意志で大きく射つ、ことを考えていました。

――王座に向けての収穫は

悪くなったときこそ姿勢が悪くなる、ということに、ミスして思い切って変えてみた中で気づいたので、そこを王座でもうちょっと意識していこうかな、と思いました。

――王座の意気込みをお願いします

僕が決まった訳ではないですけど、王座にもし出場しましたら、優勝目指して一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします。

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