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2014.05.20

今季も勝利飾れず、早慶定期戦8連敗

前半 後半
早大
慶大
▽得点者
堀切、辻本、鈴木

 先月の東京六大学交流戦、決勝で惜しくも慶大に敗れたワセダ。その雪辱を果たすべく、伝統の早慶戦に挑んだ。しかし、序盤から慶大の積極的な攻撃に圧倒され、0-6と大差をつけられてしまう。後半に入って、ワセダが一時反撃を見せ連続得点。終盤も攻撃のチャンスを何度もつくるが逆転には及ばず、3-7で敗北を喫した。

 「(慶大は)勝ち方を知っている」と語るAT鳴澤眞寿美主将(社4=福島・富岡)。開始早々、ワセダのファウルから立て続けに2点を決められる。そこから完全にボールを支配され、試合は慶大ペースに。「勢いにのまれてしまった」とG南條文菜(スポ4=東京・吉祥女)が語るように、相手のミスから得点に結びつけ、味方のフォローを欠かさない慶大のプレースタイルに全く歯が立たない。前半終盤、相手のミスからワセダペースになったかと思われたが、相手の固い守備に対して決定的なチャンスを作ることができず、0-6で前半を折り返した。

試合前、円陣で気合を入れる選手たち

 このままでは終われない後半。開始6分にフリーシュートのこぼれ球を拾い、一気に敵陣へと運ぶ。ゴール左脇でパスをもらったAT堀切梓沙(スポ3=東京・成蹊)が「自分でいこうと思った」と素早いショットでチーム待望の得点をもたらした。その後も、なかなかゴールの枠を捉えることはできないが、逆転を狙い積極的にシュートを放っていく。すると後半14分、慶大のファウルからフリーシュートを獲得。シュートのこぼれ球をMF辻本麻亜(スポ4=北海道・札幌月寒)がゴール正面から確実に決めた。「決めなきゃという強い気持ちで打った」と語る辻本。後半17分にも慶大のファウルからフリーシュートを獲得するが、これは惜しくもゴールの横。しかし、すぐさまゴール裏から隙を狙ってAT鈴木杏奈(スポ4=東京・日大二)がシュート。スコアを3-6とする。完全に流れはワセダかと思われたが反撃もここまで。後半24分にダメ押しの1点を献上し、スコア3-7で幕を閉じた。

2点目を挙げた辻本

 「早慶戦は別格の舞台」と語る鳴澤主将。圧倒的な慶大のチーム力に対し、納得のいく試合をすることができなかった。しかし、ワセダの戦いはまだ終わった訳ではない。今回の屈辱を胸に、8月に行われる関東学生リーグ戦(リーグ戦)での学生日本一という大きな目標に向かって、下剋上を起こしてほしい。

(記事 上田密華、写真 田島光一郎、菅原拓人)

コメント

AT鳴澤眞寿美主将(社4=福島・富岡)

――きょうの大会を振り返っていかがでしたか

残念の一言に尽きますね。内容、結果どちらもです。私は主将として11月に今シーズのチームを立ち上げてから、この日のためにいろいろなチーム作りをしてきたんですけど、それ自体もまだまだ反省点や見直す点があったのだと思い、チームのみんなに申し訳ないです。まだまだ色々な部分で未熟だなと感じました。

――チームとして大切にしていたことはありますか

基本基礎、技術、自己判断です。人に頼らないで自分でしっかり判断するということと、人間としての信頼関係がプレーにおいて出てくるなと思ったので、その3つを大切にしていました。

――慶大の攻撃の印象はいかがでしたか

すごく遠目しか見れなかったのですが、やはり勝ち方を知っているなと思いました。焦らずに確実にゴールを決めるというところや仲間のフォローを欠かさず行うという点においては徹底していて、トップクラスだなと思いました。

――後半に向けてどのような声掛けをされましたか

0-6というスコアは今までに経験したことがない点差だったのですが、私自身は必ず挽回できると思っていたので、一つ一つを積み重ねてしっかり取り返そうというポジティブな声掛けをしました。

――終盤の積極的な攻撃についてはいかがでしたか

やはり前半から行わなければいけなかったことだなと思いました。後半のようにプレーすれば、確実に点数は取れるんだなと思ったので、それを実行できるタイミングと実力が自分たちには備わってなかったのだと思いました。

――この早慶戦に向けてどのような意気込みで臨まれましたか

早慶戦は別格の舞台だと思っていて、それでいてこのような内容や結果になってしまったので、残念としか言いようがないです。

――今後どのような面を強化していきたいですか

一人一人のボールを奪う力、ゴールを奪う力、ゴールを守る力をもっと一人一人が追求しなければいけないことと、それをチーム全体が連動するということですね。驚異的なことをしないと置いていかれてしまうなと思ったので、それを必ずやりたいと思います。

――では最後に後半の目標を聞かせてください

下剋上を起こして、学生日本一になることです。

DF川勝美輝副将(法3=埼玉・春日部共栄)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

前半で大量失点してしまったのが1番の敗因かなと思います。

――前半戦の集大成である早慶戦ですが、試合前の意気込みはいかがでしたか

意気込みとしては、いつもワセダはいつも通りのことができないで負けてしまうということが多かったので練習でやってきたことをとりあえず出し切ろうと言って試合に入りました。

――守備の面で前半は失点が目立ちましたが、後半ではどのように気持ちを切り替えて臨みましたか

大量失点してしまったので、後半は奪いにいくという気持ちで、ディフェンスも自分たちが前にいくという気持ちを持って引かずに積極的にプレッシャーをかけていました。

――ご自身のプレーはいかがでしたか

まだまだだなというのが一言で言ってしまえばそうですが、これからリーグ戦にむけてもっと怖いディフェンダーになって、攻められるディフェンスをしていきたいと感じます。

――次のリーグ戦に向けてどのような点を高めていきたいですか

負けてしまったのは事実です。あしたからはまた気を引き締めて、一から立て直して一人一人のレベルアップをして行かなければ日本一にはなれないと感じたので、個々のレベルアップをしていきたいと思います。

――最後に来年にむけての意気込みを聞かせてください

8連敗してしまったので、来年こそは絶対勝ちます。

MF溝本ほのか(政経4=埼玉・早大本庄)

――試合が終わった瞬間の気持ちを教えてください

率直に言うと、終わっちゃったなという感じで…。何にもできなかったという思いでいっぱいでした。特に前半が終わった時のダメージがすごく大きくて、そこから気持ちを切り替えないといけないという気持ちで後半に入ったので、試合終了の時は、勝てなかったという思いだけでした。

――前半で6点差を付けられましたが、あのとき何が起こっていたのですか

練習してきたことが全く出せなくて、まず気持ちで12人全員が勝てていなかったのかなと思います。

――後半は勝っていましたが、振り返ってみていかがですか

後半は気持ちを切り替えて、取りに行くディフェンスにしたので、多少(ボールを)奪えてつなげられたと思うので、そこを最初からやるべきだったのかなと思っています。

――ハーフタイムにチームで話したことはありますか

ここで絶対に終わってはいけないという話があって、しっかり奪いに行こうと。ただ攻めに関しては急ぎすぎないで、もう一回やってきたことをしっかり出そうと話しました。

――この試合に向けての練習の雰囲気はいかがでしたか

前日は雰囲気自体は悪くなかったのですが、細かいミスというものが目立って、それが試合でも出てしまったので、リーグ戦に生かすしかないです。

――ご自身のプレーについての評価をお願いします

特に前半、自分で全部やろうと思ってしまって…。チームの球を失ってしまったことがいままで練習してきたことではなかったので、すごく申し訳ないことをしてしまったなという思いです。

――夏に向けて強化していきたい部分を教えてください

チームとして絶対にぶれない基礎力をもう一度見直していかないといけないなと思っています。加えて、先入観じゃないですけれど、相手に飲まれない気持ちの面との両方で、しっかり一度原点に返らないといけないと思っています。

MF辻本麻亜(スポ4=北海道・札幌月寒)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

前半6対0という大差をつけられて、その中でアッタク、セット、オフェンスの面でしっかり地に足をつけて戦えなかったところが巻き返しが遅くなってしまって。勝てなかったことが本当に悔しいです。

――前半戦の集大成である早慶戦でしたが、どのような気持ちで臨みましたか

ことしは早慶戦勝利と学生日本一という二大目標を掲げていて、きょねんリーグ戦が終わってからずっと早慶戦に向けて準備してきて、7連敗中だったので、絶対にことしでそれを止めようという強い気持ちで練習してきました。

――辻本選手は1得点を決められましたが、得点を決められたときの気持ちを教えてください

負けている状況だったので、決めなきゃという強い気持ちで打ったんですけど、その他のショットが決めきれなかったところがたくさんあって、そこで決めてたら流れも変わってたのになって思ってます。

――得点を阻まれる場面もありましたが、慶大のディフェンスはいかがでしたか

ディフェンスというよりも自分たちのペースをしっかりつかめなかったりだとか、前半は特に自分がやりたいことをやる前に焦ってミスをしてしまったりだとかがあったので、自分たちで立て直していくようにこれから練習していきたいと思います。

――最後に次の試合に向けての意気込みを教えてください

次はリーグ戦になるんですけど、ここでの負けというのをしっかりと受け止めて、やっぱり実力差というのを感じたので、これから一人一人が成長して、日本一になれるように頑張りたいと思います。

G南條文菜(スポ4=東京・吉祥女)

――きょうの試合を振り返っていかかがでしたか

自分たちのやりたかったことが、全然できなかった試合でした。普段この試合のためにすごい準備して練習したつもりだったんですけど、それはつもりでしたね。その練習通りのを出し切れば結果は分からなかったんですけど、やっぱりその練習通りって言うのを、みんな試合の雰囲気にのまれちゃったところがありました。で、まあ普段通りできなかったというのが一番です。

――ご自身のプレーはいかがでしたか

私自身も、大きい大会に出るのがスタメンだと今回が初めてだったので、結構雰囲気に自分ではのまれていないつもりだったんですけど、やっぱり慣れない大きい声援だとか、あと声がなかなか指示出しが通らないだとか、普段の練習と違う環境に結構圧倒されてしまって、前半あのような結果に。後半は逆にそれになんか慣れてきて、みんなというか私も慣れてきて後半は結構流れを持ってこれたと思うんですけど。

――前半の第1Qで慶大に攻められていましたが、その攻めはいかがでしたか

やっぱり想定してた、ワセダの中で慶大を想定してディフェンスの練習とかしてたんですけど、やっぱりまあ他大学でおととし、きょねんと日本一をとってたというのもあって、すごくやっぱり強いチームだなと思いました。ショットの技術とかもやっぱりワセダにはないものを持っていて、なんかまだまだ自分自身も練習不足だなと思いました。

――前半戦の集大成の試合でしたが、どのような意気込みで臨まれましたか

やっぱり7連敗してるっていうのがあって、ことしはほんとに絶対に歴史を変えてやろうってたぶんみんなも気持ちはそうやって一つになってたと思うんだけど、試合前っていうより試合中に勢いにのまれちゃったのが敗因かなと思います。

――リーグ戦までにどういうところを高めていきたいですか

自分はまず、ゴーリーなのでセーブ率をもっともっといろんなパターンのシュートを、やっぱりワセダだけの受けてるとパターン化されてたり慣れが出ちゃうので、やっぱり他の環境に身を置いてクラブチームの方とかに打ってもらうっていうのが必要かなと思いました。あと、不断で言うと結構同じ人と練習することが多かったりしたんですけど、今後はどんどん下級生でもうまい子が入って来てくれてるので、いっしょにどんどん練習していこうと思います。

――次の試合に向けて、意気込みをお願いします

次はリーグ戦で、ファイナルで慶大と当たる確率も高いと思うんですけど、絶対にぶっ潰します。それだけです。

AT堀切梓沙(スポ3=東京・成蹊)

――試合の感想をお願いします

前半は全然得点もできなくて、チーム全体が強気で攻める意識を最初から持てていればもうちょっと良い試合ができたんじゃないかと思いますが、全員が大事に行き過ぎてしまって、なかなか良い試合が作れなかったです。

――前半に6失点し、チームのムードも暗くなっていたと思うのですが、ハーフタイムではどのような話をしましたか。

前半で6失点していたので、後半は積極的にボールを取りに行くことと、前半のように丁寧に行き過ぎず全員が攻め気を持って行かないと6失点は追いつけないので、そこを変えていこうと話しました。でも、1点1点返していけば絶対に大丈夫だという気持ちは持っていました。

――後半、チームの反撃の流れを作るゴールを決めましたが、あのプレーについてはどう思いますか

パスをもらって前を見たときに絶対自分で行こうと思って、相手のディフェンスがセットされる前にショットまで行ければ得点できると思ったので、いまがチャンスだと思って自分で攻めました。

――次の試合は8月のリーグ戦ですが、今後の課題や目標はなんですか

技術的にはこれからもっともっと詰めていかなければいけないなと思いますが、やっぱり日本一になるには、大舞台で戦える精神的な強さがチームとして必要だと思うので、大事な試合や大きな試合でいつも通り練習でやってきたことが出せるように、これからもっともっと練習して詰めていきたいです。

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