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2014.05.05

振替試合も制し、見事ブロック優勝を果たす

 雲ひとつない紺ぺきの空の下、関東学生リーグ戦(リーグ戦)が行われた。今回は雷雨で延期となった第2戦の振替戦。この試合を制すると、ワセダのブロック優勝が決まる大事な一戦である。結果は立大相手に2407-2263で白星をあげ、見事リーグ戦全勝を果たした。

 立ち上がりは集中力を欠いたものであった。今回は普段の試合と異なり、男子部の選手たちが会場に駆けつけた。この声援に応えたい女子チーム。しかし、心強さを感じる反面、「いつもと違う雰囲気になっていて、それを気にしすぎてしまい、全員緊張してしまいました。」と林香里女子リーダー(スポ4=奈良学園)が語るように、普段どおりの力が出せない。前半では点数に伸び悩み、なかなか立大を離すことができなかった。切り替えたい後半。平常心を取り戻したメンバーは、林女子リーダー、ルーキーの倉坪絢(スポ1=岐阜・高山西)を中心に、次々と高得点を叩き出す。ここから波に乗ったワセダの勢いは止まらなかった。落ち着いた表情で一矢に思いを込め射抜く。男子の応援も最高潮に達し、会場中に『紺碧の空』が響き渡った。大きなエールに後押しされたワセダは、序盤の振るわない調子を完全に払拭(ふっしょく)。後半は、いつもどおりのワセダのパフォーマンスを見せつけ、立大に一度もリードを許すことなく勝利を収める。「反省点などが見つかったので、優勝決定戦や全日本学生王座決定戦(王座)を迎えるにあたってすごくいい試合になった」(中村とも枝、スポ3=神奈川・横浜国際)と、課題と収穫を手にした一戦であった。

声援に向け笑顔を見せる中村

 全試合でチーム1位の得点を挙げるなど、数々の好成績を残す林女子リーダー。女子部を実力でけん引し、ブロック優勝へと導いた。日本一を目指すチームのリーダーとして、闘志を燃やし続ける。さらに、若きエース候補の今後の活躍も期待される。今回、チーム2位と勝利に大きく貢献した倉坪。今リーグでは出場した全試合で上位4選手入りを果たすなど、圧倒的な存在感を示した。新たな選手の台頭が、今まさにチームを活気づけている。

チームを実力で支える林女子リーダー(左)と倉坪

 次に控えるのは、日体大との優勝決定戦。今回の30メートル、50メートルから、70メートルと射程距離が伸びる。振替試合が行われた影響で、なかなか70メートルから射つ練習ができていないという。そのため、この一週間でどこまで調整できるかがカギとなる。「全部の試合で点数を出して持っていかないと日本一を目指すチームとは言えないので、まだまだ課題がたくさんある」と、勝った試合だとしても決して妥協せず、厳しい言葉を与える守屋麻樹監督(平3政経卒=東京・杉並)。日本一を目指すためには、いかなる状況下でも冷静に的と向き合わなければならない。あらゆる場面での試合を想定した練習も、今後のワセダには必要になりそうだ。

(記事 須藤絵莉、写真 谷田部友香)

結果

女子○早大2407-2263立大

コメント

守屋麻樹監督(平3政経卒=東京・杉並)

――全勝でのブロック優勝が決まりました

全勝でのブロック優勝は当たり前のこととしてやってきているので、そのことについては、ことしもようやくリーグ戦が終わったという感じです。

――今試合を振り返っていかがですか

ちょっとお恥ずかしい試合でした。点数もそうですし、締まりのない、集中力に欠いた場面が特に前半に見られたので、せっかく男子が応援に来てくれていたのに、うまくその応援を力にすることができなかったので残念でした。

――今までの5戦でのワセダの戦いぶりはいかがでしたか

(点数を)出すべき人がちゃんと出して引っ張る試合はいいのですが、きょうのように主力が1人いなかったりといった中で、全体で崩れてしまうという試合があったので、全部の試合で点数を出して持っていかないと日本一を目指すチームとは言えないので、まだまだ課題がたくさんあるなと思っています。

――林香里女子リーダー(スポ4=奈良学園)は全ての試合でチームトップの得点を挙げるなど、エースとしてもチームを引っ張ってきましたがいかがですか

すごく1年間で成長したと思いますし、本人もその自覚が出てきて頼もしい部分がたくさんあったと思います。

――次戦は日体大との優勝決定戦となりますが、どのような戦いになると考えますか

あくまでもうちはチャレンジャーとして、できることを全てやりきるといったつもりでやっていきたいと思います。

林香里女子リーダー(スポ4=奈良学園)

――きょうの試合をふり返って

50メートルが特にみんな点数が出てなくて、自分も点数を引っ張っていく立場なのに出せなかったです。その原因として、男子が応援に来てくれて、いつもと違う雰囲気になっていて、それを気にしすぎてしまい、全員緊張してしまいました。そこは悔しくて、もう少し点数を出せたらなと思います。

――女子リーダーとして臨んだリーグ戦はいかがでしたか

第4戦、5戦とすごくいい雰囲気で試合ができていて、きょうの振替試合もしっかり雰囲気を出していきたいと思っていたんですけど、点数も振るわなかったですし、後半は雰囲気よかったんですけど、前半はいつも通りにできなかったが最後の試合としては悔しかったですね。

――毎試合チームの中で1位で、エースとして活躍されてきましたね

4年間の中では一番安定して点数も出せていたので、ことしのリーグ戦はまあまあよかったのかなと思っています。

――次の優勝決定戦に向けて意気込みをお願いします

まずは70メートルの練習をすることです。そして、この代でできる団体戦が最後の試合なので、しっかり納得できるような雰囲気と点数で終われたらいいなと思います。

池上友里恵(教3=埼玉・浦和ルーテル学院)

――きょうの試合をふり返って

きょうは、自分の射ちたいように射てなかったというか、思い切れなかったというのが心残りかなと思います。

――きょうのご自身の点数についてはどう思われますか

きょうは、点数ももちろん納得できないんですけど、それよりはもっと思い切れば入ったのにという感じでした。後半の方は結構よかったりして。ちゃんと最初から思い切れば、もうちょっと点も上がったんじゃないかなと思います。

――課題について改善点は

練習の時から試合を想定して、そういう中でも自信を持って射てるように、平日から練習していけたらいいなと思います。

――次の優勝決定戦に向けて一言お願いします

優勝決定戦は、今と違って70メートルになります。この試合が延期して、70メートルの練習ができてないので、一週間しかないですけど、逆にきょうから切り替えられると思って、前向きに捉えて練習していきたいと思います。

中村とも枝(スポ3=神奈川・横浜国際)

――きょうの試合を振り返って

男子の方が応援してくださったので、雰囲気としては良かったなと思います。点数だけ見るとちょっと難しかったと思いますが、反省点などが見つかったので、優勝決定戦や王座を迎えるにあたってすごくいい試合になったと思います。

――3年生という上級生の立場になって、なにか心掛けていることはありますか

自分のことだけでなく、試合に慣れていない下級生の子たちに対して、いつも通り射てるようにサポートしてあげることは気をつけています。

――次回は日体大戦との戦いになりますが、1週間どのような準備をしていきますか

とりあえず今できることを全てやって、今のピークをそこに持っていこうと思っています。

――優勝決定戦への意気込みをお願いします

とにかく今できる全力をそこで出せるように頑張っていきたいと思います!

吉峰さやか(スポ3=香川・高松東)

――きょうの試合を振り返って

きょうは男子もいて、いつもと雰囲気が違かったのですが、その雰囲気の中で楽しかったです。

――これまでの5戦のワセダの戦いをどのように評価していますか

点数も結構良くて、雰囲気面でも盛り上がっていたので、良かったんじゃないかと思います。

――次期女子リーダーとして心掛けていることはありますか

できるだけいろんな人に声を掛けたりするようにしています。

――優勝決定戦に向けての意気込みをお願いします

日体大は、ことしはきょねんよりも強いと思いますが、勝ちに行くつもりでみんなで頑張りたいと思います。

葛原鈴佳(スポ2=東京・吉祥寺女子)

――今試合をふり返って

きょうは男子の応援もあって、いろんな人に見られているということで、50メートルが結構緊張してしまいました。ですが、30メートルではわりと自信持って射てたので、挽回できてよかったかなと思います。

――後輩も入ってきましたが、上級生として心掛けていることは

先輩として後輩のお手本になれるように、仕事面でも雰囲気作りでも後輩が早くチームに慣れるようにということを心掛けています。

――男子の応援が盛り上がっていましたね

いつもと違う雰囲気だったので、逆に緊張したというのもあったんですけど、声量とかもすごくて楽しく射てました。

――優勝決定戦に向けて意気込みをお願いします

優決(優勝決定戦)は70メートルということで、まだ練習もほんのちょっとしかしてないのですが、選手だとしても応援だとしても日体大に勝てるように頑張ります。

羽生千春(人2=神奈川・横浜翠嵐)

――きょうの試合をふり返っていかがでしたか

雰囲気がすごくよくて、楽しい雰囲気の中で射てました。でも、自分の射形の面とかでは、練習どおりにうまく射てない場面があったので、それは次回の試合以降、この経験を生かして、練習どおりに射てるようにしていきたいと思います。

――具体的な課題とそれに対する改善点は見つかりましたか

押し手の形が負けてしまう時があったり、引き手の取り掛けの指がリリースする時に引っ掛かってしまって、矢が跳ねたり、上にあがってしまう時がありました。改善としては、練習の時でも、とにかくいつも通りをイメージして、楽に力を入れないように射てるように練習していきたいと思います。

――きょうの男子の応援は力になりましたか

はい、すごく楽しかったです。射線に立ってる時に、後ろからの応援がすごく心強かったです。

――優勝決定戦に向けて意気込みをお願いします

優勝決定戦では、エイトのメンバーとして選手に入ることはもちろん、その中でも今回とは変えて、自分の練習どおりのパフォーマンスが発揮できるようにしていきたいと思います。

倉坪絢(スポ1=岐阜・高山西)

――きょうの試合を振り返って

きょうは男子の皆さんに応援していただいで、いつもと雰囲気の違う中で射ったのですが、最初の50メートルの時にいつもより見られているということで緊張してしまって思うように射つことができなかったのですが、30メートルでは雰囲気にも慣れて、リラックスして射つことができて、今シーズン1番いい点数を出すことができました。

――前回も緊張したとおっしゃっていましたが、今回は前回よりも笑顔が多く見られましたが、チームの雰囲気には慣れましたか

そうですね。前回は本当にガチガチといった感じだったのですが、今回は楽しく射つことができて、点数に関わらず楽しかったです。

――毎試合チーム上位の得点を挙げ、チームに貢献してきましたが、ご自身の活躍をどのように評価していますか

30メートルではチームを盛り上げるのに貢献できたと思うのですが、50メートルではあまり活躍することができなかったので、今後は50メートルでも最初から点数が出るように頑張りたいと思います。

――優勝決定戦への意気込みをお願いします

優勝決定戦では今回とは違って70メートルという長距離を射つので、今よりもっと自分に自信を持って大きく射って、チームに貢献できるように頑張りたいと思います。

富田芽生(スポ1=北海道帯広三条)

――きょうの試合を振り返って

きょうは男子の方々も応援に来てくださっていて、雰囲気がいつも以上に盛り上がっている中で射つことになって、すごくいい雰囲気で射つことができたと思います。個人的には点数が普段より下がってしまって、挽回しなければいけない点がたくさんあったのですが、それでも最後まで笑顔でやり通すことができたので良かったと思います。

――リーグ戦での5戦を終えて、改めてワセダとはどのようなチームだと考えていますか

他大学のチームよりもすごく和気あいあいとしていて、それでいて試合にチーム一丸となって向かうことができているチームだと思っています。

――今後の目標を教えてください

私はスポーツ推薦という、ワセダのアーチェリー部の力になるためにこの大学に入学させていただいたので、力になれるように頑張っていきたいと思います。

――優勝決定戦への意気込みをお願いします

林女子リーダー(香里、スポ4=奈良学園)の下で自分もワセダのプラスを作っていけるように、点数を出していきたいと思います。

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