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2014.04.12

わずかに表彰台届かず、3選手が4位

 日本選手権2日目。予選で仕上がりの良さをうかがわせていた男子100メートル背泳ぎの多田邦徳(スポ4=埼玉・春日部共栄)、女子50メートル平泳ぎに出場した杉山沙侑南(スポ4=静岡・日大三島)、男子200メートル自由形決勝に進出した瀬戸大也(スポ2=埼玉栄)の3人は4位という結果に。表彰台は逃したものの3日目以降につながるレースとなった。

決勝のレースで競り合う多田

 予選で5位に入った多田は、決勝でも好レースを見せた。50メートルを5位で折り返すと、1つ順位を上げ3位と0.11秒差の4位でフィニッシュ。わずかな差での4位という結果に対し、「力んでしまった」(多田)と悔しさをあらわに振り返った。予選で良いタイムを出しただけに、プレッシャーがかかり決勝では力を出し切ることができなかった。最終日には多田が得意とする男子200メートル背泳ぎを控えており、「この調子でいければタイムも狙える」(多田)と自己ベスト更新も視野に入れている。

 初日の女子100メートル平泳ぎではB決勝7位に終わり、納得のいく泳ぎができなかった杉山。一番好きだという女子50メートル平泳ぎでは表彰台を目指したが、3位に差をつけられての4位に終わった。日本選手権での女子50メートル平泳ぎ4位はこれで3回目。表彰台に登ることができず、「少し心残り」(杉山)と語った。だが「自分らしいレースができた」(杉山)と満足する面もあったようだ。ことしの女子部をけん引する存在である杉山。残りの女子200メートル平泳ぎでもベストを尽くす。

自分らしい泳ぎで4位に入った杉山

 瀬戸の今大会2つ目のレースとなる男子200メートル自由形は、アジア大会のリレーメンバー内定を懸けた大事なレースであった。内定を得るためには4位以内に入ることが条件。50メートルの折り返しでは7位と出遅れたものの、「後半勝負しようと思っていた」(瀬戸)と徐々に順位を上げていき、最終的には4位。ライバルでもある萩野公介(東洋大)らとともにリレーメンバーに内定した。「少しでも多くの代表を決められるよう頑張りたい」(瀬戸)と3日目以降に向けても意気込み十分。2種目に出場するあすの大会3日目は最大の正念場だ。

 初日とはうってかわって表彰台入りはならず、力を出し切れなかった選手もいる。だが実力者が名を連ねる今大会。ハイレベルなレースから得たものを3日目、4日目にも生かしていくことが重要だろう。前期のヤマ場であるこの日本選手権でのさらなる成長に期待だ。

(記事 伊藤なつ実、写真 荒巻美奈)

結果

決勝
▽女子50メートル平泳ぎ
杉山 32秒08【4位】
▽男子200メートル自由形
瀬戸 1分48秒12【4位】
▽男子100メートル背泳ぎ
多田 54秒22【4位】

B決勝
▽女子100メートル背泳ぎ
山口真旺(スポ1=兵庫・須磨学園) 1分02秒82【8位】

予選
▽女子50メートル平泳ぎ
杉山 32秒33【7位】
▽男子50メートル平泳ぎ
上野聖人(社2=神奈川・法政二) 28分48秒【17位】
林和希(スポ4=愛知・豊川) 28分55秒【20位】
▽女子400メートル個人メドレー
森川愛理(スポ4=東京・淑徳巣鴨) 4分53秒76【18位】
▽男子200メートル自由形
瀬戸 1分48秒76【5位】
▽女子100メートル背泳ぎ
山口 1分02秒69【15位】
▽男子100メートル背泳ぎ
多田 54秒47【5位】
安田純輝(スポ2=千葉商大付)57秒16【32位】

コメント

杉山沙侑南(スポ4=静岡・日大三島)

――いまの感想は

日本選手権での50メートル平泳ぎ4位はこれが3回目で、一度も表彰台に登れずに終わってしまったので、その点ではやり残したものはあるのかなと思います。結果的に3位の選手と少しタイム差があったので、これが現実かなと思ってそれを受け入れて今後につなげていこうと思います。

――3位以内を目標とされていたのですか

私自身は表彰台や順位などはあまりこだわっていなくて、自己ベストの更新を目標にやっていたんですけど、結果的に4位という順位になって、4位が3回目だったということを考えると、少し心残りだなと感じました。

――きのうのレースを踏まえて修正した点は

きのうのレースでは、気持ち的にも思うようなレースができなくて悔しかったです。きょうは一番好きな50メートルだったので自分らしいレースができたかな、気持ちの面で落ち着いてできたかな、と思います。

――技術的な面で意識したことは

レースの最中はもう何も覚えていないんですけど、立て直そうとしたところは、上半身を大きく動かしたほうがいい、ということと、最後のタッチが弱いと見ていたコーチの方から言われていたので、そこを気を付けてアップはしたつもりです。

――女子200メートル成長に向けての意気込み

200メートルは私の中で苦手意識が強いし、日本のレベルも高いので決勝に残ることはとても難しいと思うんですけど、私なりにベストを尽くして自己ベストに近づけるようなレースができるように頑張ります。

多田邦徳(スポ4=埼玉・春日部共栄)

――レースを振り返って

力んじゃったなという感じです。ダメなところですね。

――結果については

満足してないですね。3秒(53秒台)を出せる状態だったので出していれば2、3番にも入れただろうし。まだちょっと課題だなという感じです。

――調子はいかがですか

予選もいつもより全然速く泳げたので、良かったんですけど逆にそれで意識しすぎて、力んじゃったかなと思いますね。

――今大会では50、100、200メートルに出場されますが、ご自身では最も重視されているものは

最終日の200メートルが自分の中でも意識している種目ですし、一度2番をとっていてプライドもあります。この調子でいければタイムも狙えると思うので、頑張ります。

――男子200メートル背泳ぎでの目標は

(1分)56秒出して派遣(標準タイム)を切って、3番以内にも入るということを目標にしています。

――4年生として臨む最初の試合ですが、ワセダのメンバーに対しての思いは

大学で練習してなくても、すごく応援してくれて、声も聞こえるので、応援してくれる人たちのためにもしっかりやろうと思ったんですけど…。

――あすの男子50メートル背泳ぎへの意気込み

苦手としているところなんですけど、ベストはちゃんと出して最終日につなげられるようにしたいです。

瀬戸大也(スポ2=埼玉栄)

――きょうのレースを振り返っていかがですか

予選からベストで、決勝も更にタイムを上げられたので良いレースだったなと思います。

――4位という結果はどう捉えていますか

まず代表を狙っていたので、それをクリアできたので自分的には良かったです。

――リレーメンバーに内定したということで、お気持ちはいかがですか

一本一本ちゃんと良い泳ぎをして代表を狙っていきたいと思っていて、それで代表権を勝ち取れたので、いまのところは順調だと思います。

――今回のレースは実力者がたくさんいましたが、どのようなレースを心掛けていましたか

自分は小堀君(勇氣、セントラルスポーツ)が絶対リレーメンバーに関わってくると思って意識していて、後半勝負しようと思っていました。でも心肺機能はそれほど苦しくなかったんですけど、体の方が乳酸に耐えられていなくて最後思うようにタイムを上げられませんでした。小堀君に差をつけられてしまったので、今後の課題だと思います。

――あしたも代表を目指している種目が行われますが、そのレースに向けての意気込みをお願いします

あしたはまず予選を勝ち抜いてしっかり決勝に残って、決勝では本当に一本一本集中して、少しでも多くの代表を決められるよう頑張りたいと思います。

山口真旺(スポ1=兵庫・須磨学園)

――きょうのレースを振り返って

最初から入れたんですけど、後半が全然持たなかったのでダメだったなと思います。ちょっとまだ泳げていないなと感じました。

――目標としていた順位はどのくらいでしたか

B決勝では上位に入りたいなと思っていたんですが、後半持たなくて落ちていってしまいました。

――やはり後半に落ちてしまうのが課題ですか

どちらかと言うといつも後半が伸びる方なのですが、きょうは後半が持たなくてダメだなと思いました。

――きょうはワセダの部員としての初レースでしたが、何か特別な意識などありましたか

実感はあまりなかったのですが、大学生になって1発目としてはちょっと残念だったかなという感じです。

――新しい練習環境や部の雰囲気にはもう慣れましたか

まだ学校の方で練習はしていないので、全然わかっていないんですけど、環境が変わってまだ慣れていない部分もあるので早く慣れたいなというのはあります。

――その慣れていないという部分もきょうのレースの結果につながりましたか

そうですね。ちゃんと練習ができていなかったというのもあります。

――きょうのレースを踏まえてあした以降への意気込みをお願いします

(きょうは)予選でスタートを失敗してしまって。あしたの50メートルではスタートを失敗できないのでちゃんとしっかりやって決勝を目指したいです。あと200メートルは苦手なので、できる限り良い順位で、まずはB決勝に残れたらと思っています。

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