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2014.04.11

早慶レガッタ展望

 来る4月13日、隅田川で伝統の一戦が幕を開ける。早慶レガッタは全ての部の中で、最初に行われる早慶戦。故に、両校にとって今季の命運を握る戦いといっても過言ではないだろう。「早慶レガッタは絶対に勝ちたい」(青松載剛主将、スポ4=京都・東舞鶴)。両校の威信を懸けたガチンコ勝負、桜橋に先に姿を現すのは果たして――。

25連覇に挑む女子舵手付きクォドルプルクルー

 11時50分、先陣を切るのは女子舵手付きクォドルプルだ。漕艇界最高峰のメンバーをそろえているワセ女。ロンドン五輪出場を果たした榊原春奈(スポ3=愛知・旭丘)が欠場となるも、代わりに昨年の早慶レガッタに出場した望月みづほ(スポ4=埼玉・大宮)が入り、クルーのまとまりは増加した。層の厚さを見せつけ、早慶レガッタと同距離で競われるお花見レガッタでは、社会人にも臆することなく優勝。「やはりあの隅田川で勝ちたい」(谷川早紀、スポ4=愛媛・今治西)。25連覇の偉業達成に向け、女王ワセダに死角はない。

完全優勝のカギを握る第二エイトクルー

 続いて14時、第二エイトのレースが始まる。「すごく野心に燃えている」とクルーキャップの江原大二朗(商4=埼玉・早大本庄)が語るように、若いメンバーを中心とした勢いのあるクルーだ。長丁場の3750メートルで争われるだけに、常に状況を冷静に分析しながら漕ぎ進めていくことが必要となる。早慶戦初出場となる藤川和暉(法2=東京・早稲田)のかじさばき、正確な仕掛けが一つのカギとなりそうだ。先日のお花見レガッタではラフコンディションへの課題を残したものの、その後の2週間での修正に期待したい。クルーの勢いそのままに、昨季に続く連覇を狙う。

3年ぶりの奪還へ闘志を燃やす対校エイトクルー

 そして、いよいよ決戦の時。15時30分、対校エイトのレースを迎える。昨季は序盤から主導権を握られ、7艇身差での歴史的大敗を喫したワセダ。「どこかでケイオーをなめていた」(小林大河、国教4=東京・早実)と、その実力をまざまざと見せつけられる結果となった。今季の対校エイトは例年よりも体重の軽い選手が名を連ねる。パワー以上にテクニカルな面を重視し、つくり上げられたクルーであると分析できるだろう。戸田のコースとは異なり、隅田川では荒波や横風といった障害物が多い。昨年、第二エイトの劇的勝利の立役者となったコックス中村拓(法3=東京・早大学院)は、「クルーのユニホーミティが大切」と語る。どんなラフコンディションでも全員で一つとなって艇を進める。これが隅田と宿敵を制すためのカギとなるだろう。「全員で同じ目標を見据えて勝つ」(青松主将)。3年ぶりの奪還へ。より一体感を増した新生対校エイトが隅田川をまい進する。

 ついに火ぶたが切られる春の風物詩・早慶レガッタ。その一漕ぎ一漕ぎに、その激しいつばぜり合いに観衆が熱狂することは間違いない。「見に来てくれた人たちに後悔はさせません」(青松主将)。軍配を上げるのは連覇を狙うケイオーか、はたまた奪還に燃えるワセダか。春風吹き荒れる水上の激戦から、目が離せない。

(記事 細矢大帆、写真 田島光一郎、辛嶋寛文、八木瑛莉佳)

◆早大各クルー出漕メンバー

【女子舵手付きクォドルプル】

C:亀本咲季子(人2=埼玉・浦和一女)

S:土屋愛(スポ3=新潟・阿賀黎明)

3:谷川早紀

2:佐藤紫生乃(スポ2=宮城・塩釜)

B:望月みづほ

【第二エイト】

C:藤川和暉

S:正垣克敏(スポ4=熊本学園大付)

7:小坂紀夫(商4=東京・本郷)

6:藤井英貴(スポ3=東京・本郷)

5:江原大二朗

4:木金孝仁(社2=東京・早実)

3:菅原拓磨(国教2=東京・早大学院)

2:鈴木朋也(スポ4=東京・早大学院)

B:川田悠太郎(国教2=東京・早大学院)

【対校エイト】

C:中村拓

S:竹内友哉(スポ2=愛媛・今治西)

7:青松載剛

6:田﨑佑磨(スポ4=茨城・潮来)

5:是澤祐輔(スポ2=愛媛・宇和島東)

4:長田敦(スポ3=石川・小松明峰)

3:角南友基(スポ3=岡山・関西)

2:小林大河(国教4=東京・早実)

B:和田優希(教3=滋賀・膳所)

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