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2013.05.26

関カレ3、4日目

 第一週は全体として奮わず、男子対校得点でも暫定8位だったワセダ。第二週はなんとか調子を合わせてきたが、ハイレベルな戦いの中健闘するも2つ順位をあげる6位にとどまった。優勝種目も4日間で2つと、目標に掲げていた多種目優勝にも遠く及ばず。さらに、連覇がかかっていたリレー2種目でも、実力者揃いの中大、日大らの前に散る結果となった。

※3、4日目の結果は下記に記載の通り。

★攻めの姿勢を貫くが、結果を残せず

2センチの差に涙を飲んだ林

 男子走り幅跳びに出場したのは林風汰(スポ4=三重・宇治山田商)。最終試技を終えた時点でトップに立ちながらも逆転で優勝を逃した、昨年の雪辱を果たすべく今大会に挑んだ。

 1本目の跳躍は7メートル20とまずまずの結果を残す。記録を伸ばしたい2本目。向かい風の影響もあり、思うような跳躍ができない。7メートル15にとどまると、4本目以降の試技に進むことができるベスト8に残るためにはあと2センチ記録を伸ばさなければいけない状況に追い込まれる。自己ベストでは軽く超えている記録だが、林がここで選んだのは攻めの姿勢を貫くこと。「ベスト8に残ろうだとか、記録を意識してしまうと逆によくならないので」と、自分の力を出し切ることに全力を尽くした。しかし、結果はファウル。僅差ではあったがベスト8に残ることができず、ここで試技を終えることになった。

 結果的に、優勝争いに絡むことなく10位に沈み、昨年の借りは返せなかった。それでも林は個人として優勝、入賞を逃したことよりも、「4年生としての意地というか見せなければいけない姿があった」とチームの中心を担う者の責任を果たせなかったことを悔やんだ。跳躍ブロック長として部員を背中で引っ張るためにも、次戦では順位、記録共に満足のいく結果を残してほしい。

(記事、写真 中澤佑輔)

★ワセダ新記録も、連覇逃す

僅差での2位に天を仰ぐ橋元

 2連覇を達成し、『ワセダのリレー』を印象付けたかった男子4×100メートルリレー。14年ぶりのワセダ記録を更新するも、強敵を前にあと一歩及ばなかった。

 チームの流れを作りたい1走は、個人種目に出場できず4継優勝へ気合十分な北村拓也(スポ2=広島皆実)。だが、「足を引っ張ってしまった」とスタートからバトンパスにかけて、優勝候補の中大に若干ながらもリードを許す。その後ろに待ち構えるは昨年の優勝を知るゴールデンコンビ。2走・九鬼巧(スポ3=和歌山北)はエースの意地を見せ、続く3走・竹下裕希(スポ3=福岡大付大濠)もキレのある動きで追い上げにかかる。じわじわと先頭の中大を追い詰め、勝負は最終走者へ。アンカーの大役を任されたのはルーキー・橋元晃志(スポ1=鹿児島・川薩清修館)。1年生らしい積極的な走りで猛追するが、最後はロンドン五輪代表の飯塚翔太(中大)に引き離され2着でゴール。だがタイムだけを見れば、目標のワセダ記録を0.1秒上回った。しかし、この結果を北村は「記録は出ても負けは負け」と冷静に分析する。選手たちの次のレースは世界選手権の切符をかけた日本選手権。昨年の100メートルで2位入賞を果たしている九鬼はことしも「ミラクルを起こす」と意気込みを語った。その後9月に控える日本学生対校選手権(全カレ)で結果を残すためにも、個々の能力にさらなる磨きをかける。

(記事 新田祐介、写真 目良夕貴)

★高田、9位で惜しくも入賞逃す

入賞こそ逃したものの、9位と健闘した高田

 ハーフマラソンには高田康暉(スポ2=鹿児島実)、田中鴻佑(法4=京都・洛南)、田口大貴(スポ3=秋田)の3名が出場。照りつける陽射しの中、厳しいレースとなった早大陣。先頭集団のペースについていきたい高田だったが、7キロメートル後半から遅れをとり、厳しい展開に。惜しくも入賞を逃す9位でゴールした。また、序盤に先頭集団からやや離れた田中は、後半にかけて徐々に追い上げを見せ、苦しみながらも12位に食い込む。一方、田口は足の痛みもあってペースを保つことができず、38位と苦いレースになった。3名ともレース展開に違いはあったものの、好走ならず、上位でフィニッシュすることはできなかった。

(記事 松田萌花、写真 石丸諒)

★土川、2年ぶり表彰台!

試技を鮮やかに成功させ、笑顔が弾ける土川

 2位、順位がわかると喜びを爆発させ、観客席で応援していたチームメイトの元へ一直線に駆け寄った。試技が成功するたびに笑顔やガッツポーズを見せた土川萌子(スポ3=栃木・那須拓陽)。「自分の体をやっとコントロールできるようになった」と語った土川は、この日3本目となる1メートル70まで全て1回でクリアする。しかし、1メートル73にバーが上がると飛ぼうという気持ちが先走り、失敗。今までできていた飛ぶイメージがどこかへ行き、リズムがつかめない。そのまま3回目まで立て直すことができずに1メートル70で終わった。1年生以来となる表彰台に上ったものの、1メートル73を超えられなかったことは「悔しい」。ワセダのジャンパーとして、目指す先は『早大記録』。次こそは満足のいく跳躍を見せてほしい。

(記事、写真 目良夕貴)

★吉田が6位入賞!

上位入賞とはならずも決勝の舞台を経験した吉田

 2日間に渡って行われる男子800メートル。予選で自己新を出した出口翔(スポ2=東京・開成)やあと一歩のところで決勝進出を逃した田中言(スポ2=東京・早実)の思いを背に吉田貴洋(スポ2=和歌山・田辺)の挑む決勝レースはスタートした。実力者、川元奨(日大)などが引っ張るレースは1周54秒という平均的なペースで進み、吉田はやや先頭より下がった位置で1周を通過する。レースが動いたのは残り300メートル。ペースが一気に上がり、6番手につけていた吉田はそのまま前の5人に離されてしまう。バネがきいた跳ねるようなスパートが持ち味の吉田はここから挽回したいところだったが「昨日のレースの疲れが取れなかった」とラストで伸びずそのまま6位に終わった。昨年、期待されてワセダに入学したがケガなどに苦しみ思うような結果が出せなかった吉田。6位入賞は良い時の状態へ着実に階段を上っている証と言える。また、吉田だけでなく同学年の出口、田中の成長も目を見張る中距離陣。その中心として「中距離メンバー全員で上がってこられるように自分が引っ張る」と決意を述べる吉田の上がっていった先には念願の表彰台があるに違いない。

(記事 石丸諒、写真 松田萌花)

★野澤が貫録勝ち!

本調子ではないながらも優勝を果たし笑顔を見せる野澤

 早大から野澤啓佑(スポ4=山梨・巨摩)、永野佑一(スポ3=福岡・育徳館)が出場した400メートルハードル。予選、準決勝ではなかなか奮わなかった野澤だが、決勝では持ち前の勝負強さを発揮し見事優勝を飾った。8台目付近で首位に立つとそのあともペースを崩すことなくレースを進め1着でゴール。「49秒台を考えていた」(野澤)とタイムに関してはやや不満を残したがここで勝ち切れたことは日本選手権に向けてよい材料となったはずだ。一方の永野は準決勝こそ余裕を持って走れたものの決勝では後悔の残る内容となった。前半の200メートルまでは野澤と同じペースの入りを見せるも最終ハードルを終えたラスト50メートルで後続の追い上げに遭う。結果は4位。表彰台が目前だっただけにゴール後悔しさをにじませた。「一緒にワンツーを取る」と語った二人の夢は次回へと持ち越しとなったが、全カレでは表彰台にエンジが並ぶことに期待したい。

(記事 野宮瑞希、写真 西脇敦史)

★橋元がまさかの負傷

連覇は逃すも準決勝で自己ベストを更新した竹下

 男子200メートルには衝撃の展開が待っていた――。橋元は課題のスタートに成功し2組1着で決勝へ。迎えた決勝は橋元と山縣亮太(慶大)がスタートからほとんど差がない先頭争いを繰り広げた。しかし、ストレートに差し掛かかる瞬間、橋元が左の太ももに触れ走りを緩める。なんとか走り切ったが、その後車椅子で会場を後にした。一方の竹下は、準決勝1組、順大の中村圭佑と競り、同着でゴール。20秒85の自己新をマークしたが、ギリギリ4着で決勝に滑り込んだ。100メートルを過ぎると、他の選手が加速していく中で徐々に離されてしまう。最後は7位でレースを終えた。

 5月初めに世界選手権A標準記録を突破し、注目を集めていた橋元。この負傷では2週間後に行われる日本選手権への出場は厳しいだろう。だが、7月にはユニバーシアードも控えている。いまは治療に専念して、また笑顔で競技場に戻ってきてほしい。

(記事 川島悠里、写真 野宮瑞希)

★悔しい敗戦も、好記録を残す

大迫は、留学生にこそ敗れたものの日本人学生は寄せ付けなかった

 男子5000メートルには、不動のエース・大迫傑(スポ4=長野・佐久長聖)、準エースの山本修平(スポ3=愛知・時習館)、期待の新星・平和真(スポ1=愛知・豊川工)と、早大長距離部の命運を握る3人がそろって出場した。「13分台を出す」と意気込みを語った平だったが、800メートルを越えた地点でまさかの転倒。実力を全く発揮できず、文字通り洗礼を受けるレースに終わる。不調の続く山本は、14分台のカベを破ることは果たせなかったものの「次につながるレースにすることができた」と、復調の兆しを見せる結果となった。

 一方、先日1万メートルで世界選手権A標準を突破した大迫は、この日も勢いが止まらない。3400メートル以降、外国人留学生2人と激しいつば迫り合いを展開。勝負はそのままラスト1周へ。今大会1500メートル、1万メートルで王者の座を獲得したエノック・オムワンバ(山学大)のキレのあるスパートに必死に食らいついた大迫だったが、わずか3秒遅れでフィニッシュ。悔しい敗戦となったものの、13分34秒という好記録に会場は大きくどよめいた。三大駅伝で頂を奪うためには、まだまだ不安の残る早大長距離ブロック。ライバルとの差を受け止めた上で、今夏のレベルアップは絶対条件だ。あの黄金時代をもう1度――。エンジの精鋭たちの挑戦は、まだ始まったばかりだ。

(記事 細矢大帆、カメラ 石丸諒)

★新チームで臨んだマイル、連覇ならず…

チームのためにとラスト100メートルを必死に駆け抜ける野澤

 4×400メートルリレー(マイル)の予選。前回王者の早大は苦戦を強いられていた。後半での伸びの無さもあってか組で4着に。早大は辛くもタイムで拾われ、決勝に駒を進めた。そんな状態の中、迎えた決勝当日。予選とはメンバーを変え、前回優勝メンバーでもあり、200メートルで自己ベストを更新して波に乗る竹下を2走に投入。予選で2走を務めた永野を3走に変えて臨んだ。一走の愛敬彰太郎(スポ1=三重・桑名)が好スタートを切ると竹下も流れを絶やさず先頭がうかがえる位置で永野にバトンを渡す。永野は後続を突き放し一時トップに躍り出るが、残り100メートルを切ったところで日大に交わされてしまう。なんとしても連覇を狙いたい早大であったが、野澤が後半追いつけずに終わり、4走で中大にも抜かれた早大は三位に沈んだ。「いまのメンバーでもしっかりと力をつけていけば今回負けた日大と中大も抜かせると思っている」と永野は全カレでのリベンジに燃える。全員が本調子になれば優勝も見えるメンバーであるだけに、王座奪還に期待がかかる。

(記事 西脇敦史、カメラ 細矢大帆)

★関連記事

関カレ1、2日目/第92回関東学生対校選手権(05/19)

◆結果

3日目

▽男子200メートル予選

竹下 裕希 21秒14(2組3着)

愛敬彰太郎 21秒58(3組6着)

橋元 晃志 20秒96(5組1着)

▽男子800メートル

予選

出口翔 1分52秒27(1組4着) 自己新記録

吉田貴洋 1分55秒41(2組1着)

田中言 1分52秒70(3組4着)

準決勝

出口翔 1分57秒40(1組7着)

吉田貴洋 1分53秒31(1組2着)

田中言 1分53秒58(2組5着)

▽男子400メートル障害

予選

永野佑一 50秒86(3組1着)

中野直哉 53秒19(4組6着)

野澤啓佑 51秒45(5組1着)

準決勝

永野祐一 50秒75(1組1着)

野澤啓佑 50秒83(2組1着)

▽男子走幅跳び決勝

林風汰 7メートル20(10位)

渡辺翔大 6メートル82(19位)

▽男子4×100メートルリレー決勝

早大(北村-九鬼-竹下-橋元) 38秒81(2位) 早大新記録

▽男子3部棒高跳び決勝

石井祐人 4メートル60(1位)

▽女子5000メートル決勝

納谷恵 17分44秒43(34位)

▽女子400メートルハードル

予選

羽角彩恵 63秒37(1組4着)

竹原由梨 64秒36(4組4着)

準決勝

羽角彩恵 64秒05(1組7着)

▽女子走幅跳び決勝

中澤希緒 5メートル28(27位)

4日目

▽男子200メートル

準決勝(2組4着)

竹下裕希 20秒85(1組4着)自己新記録

橋元晃志 20秒83(2組1着)

決勝

竹下裕希 21秒10(7位)

橋元晃志 29秒72(9位)

▽男子800メートル決勝

吉田貴洋 1分52秒86(6位)

▽男子5000メートル決勝

大迫傑 13分34秒30(2位)

山本修平 14分09秒81(11位)

平和真 15分29秒82(34位)

▽男子ハーフマラソン決勝

高田康暉 1時間05分45秒(9位)

田中鴻佑 1時間06分13秒(12位)

田口大貴 1時間10分53秒(38位)

▽男子400メートル障害決勝

野澤啓佑 50秒29(1位)

永野佑一 50秒99(4位)

▽男子4×400メートルリレー

早大(愛敬-竹下-永野-野澤) 3分07秒07(3位)

▽女子走高跳び決勝

土川萌子 1メートル70(2位)

▽男子一部対校得点

1位 日 大 132点

2位 順 大 105.5点

3位 筑波大 85点

6位 早 大 56.5点

▽女子一部対校得点

1位 筑波大 130点

2位 中 大 98.5点

3位 日体大 74.5点

早大 13点

◆コメント

野澤啓佑(スポ4=山梨・巨摩)

――400メートル障害優勝おめでとうございます。レースを振り返っていかがですか

そうですね。予選、準決と自分の様子を見ながら走ったのですが、予選では1本走っただけで体の疲労がすごくて準決大丈夫かなって不安も大きかったのです。ただその改善点を修正して決勝でしっかり合わせることができたので、その点は良かったかなと思います。

――タイムに関しては

タイムに関しては49秒台を一応考えていたのですが、今の自分のコンディションをみた時にはやっぱりこのタイムかなと感じました。

――今のコンディションとは

練習がうまく積めていなくて、体力面であったり技術面であったり、そこが足りていないところだと思います。

――静岡国際大会以後はどのような練習を積んできましたか

静岡国際のあともあまり足の状態が良くなくて、練習が思うようにできていなかったので、今回予選、準決をしっかり経験してできたことは良かったかなと思います。

――足の状態が良くないというのは先週の400メートルにも影響したのでしょうか

そうですね。あれが自分の今のベスト状態です。チームのために決勝残って得点に貢献してチームの流れというのを作りたかったのですが、それが叶わなかったのは悔しいです。

――一方で後輩の永野選手が4位入賞を果たしました

予選、準決とみたら永野が走れていて調子が良かったので、僕もいい刺激になりましたしその中で一緒にワンツー取ろう、順位はどっちが1位を獲ってもいいし、ワセダのために頑張ろうと思いました。永野も前半いい流れで走ってきて後半ちょっと足が合わなかったとかで失速してしまったのですが、これはこれでいい課題になったと思います。次の対抗戦の全カレではしっかり二人で表彰台に立てるように切磋琢磨して練習していきたいです。

――続いてマイルの話に移ります。3位でしたがきょねん3冠を達成したメンバーとしてどうお考えですか

今回もやっぱり優勝する、連覇するというのは考えてはいたのですが、日大と中大が強いということもわかっていました。今回のレースを振り返ってみるとやっぱり前半でトップに日大がいて、僕がもらった時点で2番手だったのですが、そこでしっかり付いていって順位を狙える位置に持っていかなければならなかったと思います。ただ僕の力不足で3位に落としてしまいました。でも一応、レース前に監督と話したレース展開でしっかりみんなが走れたので、これはプラスに考えて次の全カレに向けて修正していきたいと思います。

――監督とお話しされたレース展開とは

前半で離されるレースになるだろうと考えていて。そこでやっぱり離れてしまうときつくなってしまうので、前半からしっかり付いていって後半粘って、いいポジションを作りながら4走までいって、4走で勝負するというのを考えていました。最後このチームを引っ張る一番上として、そこはもう少し意地を見せたかったなと思います。

――予選、決勝でメンバー変更がありましたが

上を狙っていくのでメンバー変更っていうのはコンディションとかアップ状態とかを見て判断した上で監督が決めています。誰が走ってもいいようにみんながしっかり準備していると思うので、今後人数が少ないので一人が欠けてしまったら戦えなくなりますし、みんながみんなで底上げして、今回優勝した日大にどう対応していくのかを考えてみたいと思います。

――短距離ブロック長として関カレ、全体を総括していかがですか

今回点を獲れるところで獲れなかったり、あとちょっとで決勝だっていうところでいけなかったりだとかいろいろあったので、そこはもっと改善しなければいけないと思っています。素直にチームを見るとこれが今の実力なので、みんなの中で気持ちの変化であったり、どうしていかなければいけないというのがあったと思うのでこれから全カレに向けてまた一からやり直していくことが重要かなと思います。

――今後のレースについてお聞きします、世界選手権の出場を懸けた日本選手権が2週間後に迫っています

世界陸上が懸かっている重要な試合ということは頭にあるのですが、今のこの状態では世界陸上はまだ早いかなと。そこを狙うよりかは確実に自分のレースをして順位であったりタイムであったりを出せればいいかなと。頑張るというよりかは落ち着いて確実にできればと思います。

――日本選手権に向けて抱負をお願いします

関カレが終わったので日本選手権では世界選手権を見据えてあと2週間ですけどできることは多分たくさんあると思うので修正してそこでしっかり3番に入って世界陸上を決めたいなと思います。

林風汰(スポ4=三重・宇治山田商)

――きょうの跳躍を振り返っていかがでしたか

あと2センチというところで(決勝に)落ちてしまったのですが、きょねん2番でことしは優勝を狙っていたので攻めていかないといけないなと思って挑みました。風がけっこう難しくて、それを合わせるのがうまくいかずにいってしまい、そのまま最後はファウルして終わってしまったので反省するところが多々ありました。

――3本目はベスト8に残ることを狙うというよりも、記録を狙いにいく思い切った跳躍に見えましたが

ベスト8に残ろうだとか記録を意識してしまうと逆によくならないと思っていましたし、それよりは1、2本目の跳躍があまりよくなかったので、そこを修正して普通に跳べばベスト8にはひっかかると思ってもいたので、どちらかといえば責め気味で挑戦してみました。

――きょねん逆転で優勝を逃した本大会ですが、この結果にどう感じていますか

4年で最後のインカレということもありましたし、ことしは跳躍のブロック長を務めさせていただくことになって、プレッシャーだとかはあまり感じませんでしたが、ブロック長として、4年生としての意地というか見せなければいけない姿があったと思います。そこが示せなかったというのがチームに一番申し訳なかったです。なにより応援してくださる人たちや監督をはじめ指導してくださる人たちに申し訳ないというか、不甲斐ない結果に終わってしまったというのがありますね。

――次に出場予定の大会はなんですか

6月の三週目くらいに学生個人があるのでそこですね。

――次戦に向けての課題と抱負をお願いします

大会直前の調子とかコンディションはすごく良くて、やることをしっかりやって自分の跳躍ができたら自己ベストや記録の更新はできるように冬からやってきました。今回はこういう結果に終わってしまった分、もう一回自分のやるべきことっていうのを見直しながら次は順位はもちろん記録も狙っていきたいです。

九鬼巧(スポ3=和歌山北)

――4継で惜しくも連覇を逃しました

まず4レーンだったので中央を追いかけるようなパターンで、4走が1年の橋本だったので、うまく1・2・3走で流れを作って橋元(晃志、スポ1=鹿児島・川薩清修館)に渡したいと思っていました。ただ中大とそこまで差が縮まらずほぼ同時に渡してしまったので、橋本にはプレッシャーが大きかったと思います。

――3走・竹下選手へのバトンパスはいかがでしたか

そうですね。2・3走のバトンパスはそんなに悪くもなく良くもなくという感じでいつも通りだったのでそこは良かったと思います。

――中大に負けた敗因は

自分の走りができていませんでした。僕の調子がすごく悪くてしっくりした走りができなかったので、申し訳なかったかなと思います。

――調子が悪かったというのはケガなどされていたのでしょうか

そうですね。ケガもあって本格的に練習し始めたのが5月の始めだったので、100メートルもそうだったのですが、これぐらいの結果かなとは予想できていました。まだまだ上にはいけるかなとは思いますし、自分の調子が戻らなかったので申し訳なかったかなと思います。

――冬季は練習をうまく積めなかったということですか

冬季練習は問題なく積めていたのですが、3月の合宿で右足を捻挫してしまって、自分の甘さもありそこでちょっとリズムを崩してしましました。もっと早く治るかなと思っていたのですが、うまく治らず影響が響いてしまって、そこで自分の弱さが出たかなと思います。

――先週の100メートルの結果については

練習し始めてできはじめての関カレだったのでこれくらいかなと予想はできていました。きょねんの成績から考えるとすごい悪く見えてしまうのですが、いい方向に考えるとすればきっちり3本走れたのと走ってみて課題が見えてきたので、そこが良かった点だと思います。

――課題とは具体的にどのようなものですか

走りの部分でという細かいことで、どうこうとは言えないのですが、そこは先生と課題を共有できました。今日はもう日本選手権までどう持っていくかということで今考えているのですが、それの位置付けという考えの点では良かったと思います。

――最後に日本選手権の目標をお願いします

そうですね。今のところだと決勝に残るか残れないかというところなのですが、あと2週間できっちり合わせてもがいてみます。去年からずっと世界選手権出たいというのが目標だったので、そこは変わりありません。あとは2週間、課題をどう克服するかという練習パターンは僕の中ではできているので、そこがうまくはまってくれればまた去年のようなミラクルを起こせるのではと思います

土川萌子(スポ3=栃木・那須拓陽)

――2位入賞おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください

入賞は目標として掲げていました。2位という結果は女子にも点を入れることができたので嬉しかったのですが、記録が1メートル70だったので、ベストが74ということもあって、納得いかないかなという部分はあります。

――関カレ2年ぶりの入賞でした

1年の時は、棚からぼた餅だったので入賞したっていう感覚がありませんでした。ことしは自分の力でというか、やっと入賞できたな、というのが正直なところです。

――昨年から練習方法を変えたりはしたのですか

こういうと言い訳になってしまうのですが、きょねんは冬に怪我していて、そこ明けの試合だったので、どうしても思うように動けなかった部分がありました。ことしは冬季もうまいこと積んでこれたので、そのおかげもあったのかなと思います。自分の中でも感覚が変わってきたかなと思っていて、それで入賞できたのかなと思います。

――感覚が変わったとはどういうことでしょうか

自分の体をやっとコントロールできるようになったというか…。今までは勢いでやってきた部分がありました。今回は、これが飛びたいから助走をこういう風にいこうとか、一本一本を体でコントロールできていたかなと思います。

――跳躍前に手でイメージを作ってられたと思いますが、あれも一つの一環ですか

みんなに真似されました(笑)。あれは前からやっているもので、イメージトレーニングです。そのイメージした動きの通りに動けるようになってきたかなと思うので、あれも意味があるのかなと思います。

――1メートル73の跳躍を失敗した原因は

チキンになってしまったということですかね(笑)。あの高さに向かうのが久しぶりでした。飛ぼう飛ぼうという気持ちばっかり前にいってしまって、そこでちょっと変わってしまったんだと思います。

――その前まではリズムに乗れていた

さっき言ったように、うまく体をコントロールして、ここでこういうリズムで行ったらこう行けるだろうなっていうイメージが出来ていたのですが、73になったらそれが全部飛んでいってしまいました。それで全くダメダメな三本になってしまったのかなと思います。

――73は悔しい跳躍になったと

だいぶ悔しいですね。ことし中には飛びたいなと思います。

――最後に次に向けてお願いします

ことしの目標が関東インカレと全日本インカレの入賞なので、部の一員として少しでも貢献したいなと思います。女子の対校ってぶっちゃけあんまり関係ないのですが、それでも点数を入れたり入賞したりすることで、部に勢いがついたりっていうことは絶対にあると思うので。今までは自分がそんなことできないやって思ってしまう部分もあったのですが、ことしこそは部に勢いのつけられるような選手になっていきたいなと思うので、ワセダ記録を更新したいと思います。

永野佑一(スポ3=福岡・育徳館)

――400メートルハードルの結果を振り返っていかがですか

前半から攻めて後半逃げるという形で臨んだのですが、前半調子が良くて走れただけに後半は自分が思った以上に身体が動きませんでした。その分他の選手が後ろからきて身体が固くなってしまったりと、決勝のレースが予選から3本走った中で一番良くなかったです。

――では準決勝のレースが一番良かったですか

そうですね。準決勝は前半余裕を持って走れて、後半も自分のしたい動きができました。

――ハードリングで意識を変えた点はありますか

きょねんの秋ぐらいから「楽に」ということを意識しています。僕は他の人より歩数が少ないのでこのことを心がけていました。ハードリングというよりも大きく跳んで、前にしっかり進めればなと思います。

――今季自己ベストを何回も更新していますが、その理由はなんだと思いますか

練習を何か変えたという訳ではないですが、持久走を練習の前にジョグより速いペースでやっていて、そこができていると思います。あとはハードリングを楽にいけるということが、後半に失速しないことに繋がったのだと思います。

――決勝後、表彰台を逃し悔しそうな表情を浮かべていましたが、やはり表彰台にはあがりたかったですか

ワンツーを獲るつもりでいたので、どちらが勝ってもワンツーをというのはありました。もちろん勝つつもりでいましたし、野澤さんと一緒に表彰台の高いところに上りたかったです。最後に自分の甘さと勝負弱さが出てしまったので悔しいです。

――マイルでも重要な役割を担うようになり、400メートルハードルとの兼任は疲れませんでしたか

僕は本数をこなしてもそこまで疲労がたまらないので大丈夫でした。しかし、前半出て、後半もしっかり走るということが自分の中では出来ていたのに他大学の選手に抜かされてしまったということは実力不足なので、練習あるのみだなと思います。

――マイルのタイムと順位についてはどう捉えていますか

いまのメンバーの状態を考えると、僕は悪くもないし良くもないなと思います。しかしきょねんの先輩方を見ているとタイム的には引けを感じる部分もあります。いまのメンバーでもしっかりと力をつけていけば今回負けた日大と中大も抜かせると思っているのでそこまで悲観はしていません。

――全カレでの目標をお願いします

全カレでは(400メートルハードルで)49秒台を出さないと表彰台に行けないと思うので、49秒台を狙いたいです。あとは目標にしている野澤さんにも勝って、一番高いところにいきたいです。

山本修平(スポ3=愛知・時習館)

――きょうのレースを振り返って、率直な感想は

全体としても情けなかったと思いますし、個人としてもみっともなかったかなと思います。

――具体的に考えていたレースプランは

ハイペースになるだろうとは考えていました。どれだけ前へつっこんで粘れるかと考えていたのですが、集団が別れたときに後ろの集団になってしまったので、そこで出遅れてしまったというのは課題だったかなと思います。

――途中から2位集団を引っ張っていく形となりましたが、その後のレース展開をどのように考えていましたか

とにかくすぐ先頭集団に追いつくことだけを考えていました。自分が引っ張っていく形になってしまいましたが、前に追いつこうと思っていました。でもなかなか縮まらなくて、焦りなども出てしまったと思います。

――タイムに関してはいかがですか

13分台、ベストに近いタイムを出したかったのですが、コンディション等を考えるとなんとか一桁でまとめられたのは、次につなげるレースにすることができたのではと思います。

――今後のレース予定と意気込みを聞かせてください

2週間後に日本選手権に出させていただくので、そこでしっかり勝負をしたいです。初めて出場する大会で、色々経験とか得るものなどがたくさんあると思うので、なんとか自分のものに吸収していきたいと思います。

北村拓也(スポ2=広島皆実)

――惜しくも2連覇はなりませんでしたが、ワセダ記録を更新しました

僕は1走だったので、1走の役割としてチームの雰囲気を作ることが一番重要じゃないかと自分では考えていました。今回のレースを振り返ると、ワセダ記録は出せましたが、僕がチームの足を引っ張ってしまったかなと思います。

――きょうのスタートの出来については

そうですね、スタートで前の中大との差を広げてしまいました。後半頑張って持ち直そうとしたのですが、その穴は大きくて抜ききれない状況でした。

――バトンパスが少しもたついたのでは

うまく九鬼さんの方にバトンパスとしてつなげることができませんでした。そこが一番今回の中でダメだった点だと思います。

――今大会は100メートル不出場。現在は調子が良くないということですか

昨年は全カレ6位になって冬季もケガなくこなせていました。ただうまいことシーズンインしても結果が残せなくて、そこがまだ僕の弱い部分なのかなと感じています。やはりただ練習してるだけでは、上の三人にそこが優っていないということですね。今後、日本選手権や個人選手権があるので、そこで自分のコンディションをベストの感じに持っていって、全カレでは三人に負けないつもりでもう一回やっていかないといけないと思っています。

――レース前、早川主将に対して気合十分という発言もなさっていましたが

昨年は六大学対抗戦(六大)以外の大会(のリレー種目優勝)をすべて獲っていました。今年は六大も獲って昨年できなかった四冠とワセダ記録の更新を目標に頑張ってきていました。メンバーしては記録を出せるメンバーだと思っていたので、ここは勝ってワセダ記録を更新したかったです。記録は出ても負けは負けです。

――ご自身の次のレース予定は

2週間後の日本選手権です。関カレで個人が走れなかったこともありますし、リレーでチームの足も引っ張ってしまったので、日本選手権ではチームの流れに乗っていけるような走りを個人でできればなと思います。

吉田貴洋(スポ2=和歌山・田辺)

――残り300メートル付近から離れてしまいました。先頭集団のペースは速かったのですか

ついていけないペースではなかったのですが、最初から動きが固くて自分のペースが悪かったです。ついていけるはずのペースについていけなかったのが今の自分の力不足でした。

――得意のスパートが伸びていないように見えましたが

スパートを自分の中ではしたつもりだったのですが、昨日の2本のレースの疲れもあってふくらはぎで跳ねるいつものスプリントがうまくできなかったです。

――先頭は54秒、吉田選手は56秒という1周目のタイムはいかがでしたか

(残り1周の地点で)うまく流れれば(その後)ついていけたかもしれないので、1周目の動きが悪かったのが反省点の1つです。

――日大の川元選手などトップクラスの選手と決勝の舞台で戦う経験ができました

きょねんこの試合で準決勝落ちだった中、ことしは決勝に残ることができて段階は踏んで行けているので全カレや来年の関カレにつなげていけたら良いと思います。

――きょねんはケガなどに苦しんだと思いますが、ことしになってだいぶ良い状態に戻ってきました。

ことし何回か記録会に出てタイムもまずまず出ているので、また秋になればさらに戻ってくると思います。そのために明日から切り替えて練習を積んでいきます。

――2日間のレースを通して見つかった課題を教えてください

今回、3本走る体力がありませんでした。これからは3本きっちり走るために体力面を重点に練習して予選、準決勝をスプリントだけではなく早い展開でも勝負できるようにします。

――同学年の田中言選手(スポ2=東京・早実)、出口翔選手(スポ2=東京・開成)が準決勝に残りました。同学年の選手の成長も刺激になりますか

他にも伊澤(賢人、スポ2=栃木)や、池山(謙太、スポ2=新潟・長岡大手)などが2年生にいて、みんな実力が拮抗(きっこう)しているのでこのメンバー全員で上がっていけるように、そして自分が引っ張っていけるように頑張ります。

――次の試合の予定は

日本学生個人選手権を考えています。

愛敬彰太郎(スポ1=三重・桑名)

――初めての関カレを振り返っていかがでしたか

やはり高校と雰囲気が全然違って、初の大きな大事な大会ということで、雰囲気が違うなということがを一番感じました。

――具体的にどのような部分が違いましたか

高校では強い選手だけ競技に出て、強い選手だけ応援してというのがあったのですが、大学は歴史と伝統があって応援も一致団結してみんなを応援するという一体感がありました。

――400メートルでは決勝にも進出しましたが、レースを振り返っていかがですか

決勝でのレースは高校時代のレース展開とは全く違って、先生が後半に出していけたらという話だったので後半に重点を置いていました。準決勝ではそのような走りが出来たのですが、決勝では出来なかったので、これからそのスキルを身につけていければなと思います。

――準決勝は納得のいく走りだったと

そうですね。3本走った中では一番良かったです。

――順位の目標はありましたか

今回は順位どうこうよりも、あまり言い方は良くないですが400メートルの初戦だったので練習として、走り終わったあとにレース展開などが確認できたらなという感じでした。なので順位どうこうという意識よりも、レース展開や大学のレースを感じ取れればなと思っていました。

――大学入学後の練習はよくできていましたか

量というよりは、先生や先輩方のアドバイスを自分で考えながらやるということに重点を置いていました。

――レース展開以外で、自身の走りに意識していたことはありますか

走り方としてはスムーズに前に進んでいくということを先生から指摘されました。良い走りをしている時はこういう走りをしているんだよと教えてもらって、じゃあ自分が常に良い走りをできる選手になるにはどうしたらいいのかを教えてもらいました。

――マイルにも出場されましたが、感想は

ワセダのマイルというのは伝統があって、その中で自分が一走を務めさせていただくというのはとても幸せなことだと思いました。しかし、自分の幸せな気持ちだけではダメなのでしっかり結果を出して、一走としてチームに流れを作らなければいけないと思いました。

――決勝の一走ではいい位置で渡したように見えましたが、納得はいっていませんか

アウトレーンだったので内側が見えなくてよくわからなくて・・・(笑)。これからビデオなど見ようと思います。

――全カレの目標はやはりマイルで日大にリベンジということですか

そうですね。日大や関西にも強い大学があるので、走れたら自分の力を精一杯出したいなと思います。

――400メートルでの個人での目標は

まだ全カレは400メートルに出るか分かりません。ことしは100、200メートルに重点を置いて基礎スピードを上げるということを目標にしているので、まずは全カレに200メートルで出場できるように結果を残していきたいと思います。

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