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2014.03.25

男女団体共に優勝、全国大会にも期待!

 強い日差しが照りつける快晴の下、多摩コースで全関東学生自動車運転競技選手権大会が行われた。小型貨物と小型乗用の2部門に分かれ、男子は4グループ、女子は2グループで行われるフィギュア。個人の成績が団体の結果に影響するこの競技で昨年、一昨年と良い結果を残せずにいる。しかし結果は男子団体、女子団体共に優勝し、個人の部でも男子では青山広明(先理2=神奈川・聖光学院)、白井智也(基理3=東京・早稲田)が優勝、原田和樹(社3=神奈川・鎌倉)主将が2位、女子の部では岩脇彩香(先理3=東京・創価)が優勝し、さらに新人の部門でも稲荷経太(人2=岡山白陵)が2位、橋本美咲(人2=山梨・甲府南)が優勝とここ最近では一番の結果を見せ、雪辱を果たす結果となった。

献身的な走りを見せる白井

 リベンジを果たすときが来た。いい結果を残せずにいた悔しい思いをバネに、数多くのOBたちが見守る中、勝利を掴み取る。特に白井は団体のために献身的な走りをする。「個人じゃなくて団体の走りを意識して」。タイムは速くなくても減点なしで帰ってくる、団体のための走りをし、結果的に小型乗用の部で個人優勝に輝く。「正直助けられました」。主将からの賞賛を受けたのは2年の青山。新人の部で出場した稲荷との選手選考に勝ち上がった青山が2年でありながら、ペナルティなしで帰ってくる好成績を残し、小型貨物の部で個人優勝。スピードよりもペナルティがないことが求められるこの競技において、団体メンバー4人のうち3人がペナルティなしで走ったことに早大の強さがある。全日本学生ダートトライアル選手権、全関東学生ジムカーナ選手権などで優勝していた岩脇もフィギュアでは初優勝。他からの期待にこたえる走りを見せた。

小型貨物で個人優勝した青山

 数多くの新勢力の輝きもある。女子新人の部を走行した橋本は新人賞を取ったものの、自分の走りに満足していない。惜しくも新人賞を逃した稲荷、竹内涼(創理1=東京・早大学院)の両名もまた悔しさを滲ませた。いい結果を残しながら、自分の改善点を見つめ、まず選手として選ばれることが目標と口にするところに強さがある。実力が拮抗している部内争いが部全体の技術向上につながっている。

 「先輩たちにも恩返し」。観戦に来ていたOB達への感謝を忘れなかった。OBたちの分まで苦い経験を払拭する結果を残すことができた。だが、ここでは終わらない。狙うは全大会優勝。スピード競技、そして全日本へ。いいスタートを切ったいま、早大自動車部の快進撃が始まる。

(記事、写真 豊田光司)

結果

※早大のみ

▽男子団体の部

優勝 早大

▽男子個人の部

・小型貨物

優勝 青山広明(先理2=神奈川・聖光学院)

2位 原田和樹(社3=神奈川・鎌倉)

・小型乗用

優勝 白井智也(基理3=東京・早稲田)

4位 杉崎裕一(社2=東京・早実)

▽男子新人の部

・小型貨物

2位 稲荷経太(人2=岡山白陵)

3位 竹内涼(創理1=東京・早大学院)

▽女子団体の部

優勝 早大

▽女子個人の部

・小型貨物

優勝 岩脇彩香(先理3=東京・創価)

・小型乗用

3位 藤野里奈(基理2=東京・筑波)

▽女子新人の部

・小型貨物

優勝 橋本美咲(人2=山梨・甲府南)

コメント

青山広明(先理2=神奈川・聖光学院)

――個人優勝という結果でしたが

まあとにかく嬉しいというのと、先輩たちに感謝ということですね。やっぱ先輩たちに教えてもらってこういう結果になったんで、本当に先輩たちに感謝ですね

――自分が走っていて良かった点、悪かった点は

そうですね。途中で何個かミスがあって自分でも「あっ」てなっちゃったときはあるんですけど、そこでも自分なりにうまく修正できて次につなげられたのかなと思うんで、そこはよかったかなと思います。

――これがことし最初の大会ですが、これからの意気込みをお願いします

全日に向けてどんどん練習して、まだ全関東が二戦あるんで、選手になることを目指して、全日本でも勝ちたいんで、勝てるようにがんばっていきたいです。

白井智也(基理3=東京・早稲田)

――自分の走りを振り返って

とりあえず個人は捨てようと思って、個人じゃなくて団体の走りを意識して、恥ずかしながら修正もいっぱいしましたし、そういう意味では速い走りとかではなかったと思うんですけど、団体として満足のいく走りが出来たかなと思います。

――結果として個人優勝でしたが、元々持っていた団体としての役目とは違うものだったか

そうですね。確かに自分が引っ張って行かなきゃいけないのはわかってたんですけど、基準タイムなどを見たときに自分が何位であろうととりあえず団体として減点が0点であること、そこだけ意識して走ろうと思ったんで。そうですね、役割も果たして、かついいものもついてきたかなと思いますね。

――個人優勝はあまり目標ではなかった。

そうですね。本当言うと捨ててました。

――修正してたという話があったが、具体的に良かった部分、悪かった部分は

たとえばスラロームのとこでいつもと違かったりして、そこんとこでどう修正を入れようか、歩行のときとは違くて、走りながら考えていたのは反省点です。そういうところはあまりよくなかったと思うんですけど、堅実に走れたのは良かったと思います。

――これからの大会に向けて意気込みを

昨年、自分が選手で走らせてもらって、いい結果が出せなかったので、下を育てつつ、自分が個人一位をとることで、団体でダートもジムカーナも引っ張っていけたらと思いますし、全日本では今回同率優勝だったケイオーの戸田君には絶対勝ちますし。

原田和樹(社3=神奈川・鎌倉)

――自分の走りを振り返って

そうですね。練習のときに思い描いていた本番の走りはできていたと思います。ただどうしてもスピードが下がるんですよね。基準タイムがデモラーの人がゆっくり走られて四分切るくらいだったので、選手の私たちもゆっくり走って大丈夫だろうというそういうところの気持ちの余裕ができたというところもあって計画通りの走りが出来たかなと。

――気持ちの余裕がレースに臨むにあたって良かった点

そうですね。平常心で走れたところが大きかったかなと思います。

――団体で見たときに白井選手、青山選手が個人一位という結果で終わりましたが主将としての思いは

正直助けられたなと思います。4年の我々が減点なしで帰ってくるのは、これはチームを引っ張る身として当然なんですが、元々個人がどうというよりもチームでどう優勝に導くのか、特に昨年この大会に出られていないのでそれを重点にやってきたので4年は当たり前として、下にも杉崎と青山がいい結果で帰ってこれたので、杉崎はミスをしてしまいましたが、練習にあまりこれていない中での結果としては妥当かそれ以上だと思います。上出来だったと思います。下級生に支えられたという面では良かったと思います。

――昨年出られなかったこの大会にはどう臨んだか

私たちのチームはしばらく監督を胴上げできていないというのもあって昔からなんとか胴上げしたいというようなことでがんばってきたんですけど、昨年あまり大会出られてなくて、そこで一丸となって取り組めたかなと思います。

――これからの大会に向けて

私たちがこれまで気をつけてきたのは練習をどうしてもできないんですよね。予算の面でも練習の機会を設けるのは難しいところもあって。その分効率よく、最大限に資源を有効活用して練習していくことを考えています。今後も最大限に効率を高めて、全関東のジムカーナ戦、ダートトライアル、それから全日本戦3試合ありますけど、優勝目指していきます。

杉崎裕一(社2=東京・早実)

――きょうの走りを振り返って

走るときは緊張しなかったんですけど、走る前の感触走行というのがあるんですけど、それと本番の位置がずれてしまって、そこから若干焦りまして個人的にはちょっと悔いが残る走行でしたね。

――団体ということで自分の役目みたいなものは果たしきれなかった

かろうじてなんとか他の人のプレーもあって何とかなったんですけど、ちょっと怖いところもありましたね。

――自分の走りで良かったところ悪かったところ

走って良かったところは、初めての公式の自動車競技でもあまり緊張も少なく走れて、比較的スムーズに行けたかなと。悪いところは普段の練習とは違って若干硬さが出てしまったところで、本来ではしないようなミスをしてしまったところですかね。

――やはり緊張が抜けきらなかった

そうですね。あとずれがちょっとずつちょっとずつ積み重なってしまって

――あまり切り替えが

そうですね。うまくいかなかったですね。一発目のミスを引きずってしまって、若干最後まで抜けきらなかったですね。

――これからの大会の意気込みを

ことしは全日本にまだ4年生の方が出てくれるんですが、来年からは自分も背負う立場、引っ張っていかなきゃいけないので、遜色ないくらいの技術を身につけたいと思います。

橋本美咲(人2=山梨・甲府南)

――きょうの試合を振り返って

私が3年生で新人戦に出られる学年としては最後なのでプレッシャーとかはあったんですけど、練習してその分昨年よりはできるという自覚があったんで、今までの試合よりは落ち着いて望むことができたのではないかと思います。

――結果としては新人賞ですが、レース後悔しい表情も浮かべていましたがなぜですか

元々自分の中ではペナルティをしないで帰って来たいと思っていたので、ちょっと今までより落ち着いていたとはいえ、あまり本番は得意ではないので、緊張してペナルティが多くなってしまったので悔しかったですね

――タイム的にはあまり男子と代わらないぐらいでしたが

ペナルティが多いと速くても結局そっちで減点されて、結果的に負けてしまうこともあるので、ペナルティを減らさないとなとは常々思っているんですけど。

――きょうの良かったところ。悪かったところは

良かったところは周りの人からも言われたんですが、スピードが操作の面、ハンドル回す速さとかは早くできたんじゃないかなと思います。それも私の中ではペナルティと同じくらいの課題でもあったんでよかったなと思います。悪かった面はペナルティが増えてしまったことです。

――これからの大会に向けて

女子は団体戦が2名なので選手選考して部内で勝って選手の一人として試合に参加するというのが一つの目標になるのかなと思います。やっぱり出場して、岩脇さんは昨年ほとんど優勝してるんで選手として出れたら足を引っ張らないように結果につなげていきたいと思います

竹内涼(創理1=東京・早大学院)

――今日を振り返って

練習の成果を出せたかなと思います。ただ自分の実力のなさも感じているところではあります。

――新人の部3位という結果をどう捉えているか

負けた相手が高等部と他校の同期だったんで、より悔しいですね。本番で自分の中で出し切れなかった部分もあって、もっと本番を意識した練習をしたいと思います。

――緊張しましたか

緊張は乗ったときには多少はありましたけど、起伏は激しいほうではないんで冷静にできたかなと思います。

――これからの大会の目標

選手になって、他校の選手に勝つという、意気込みでやっていくだけですね。きょうの雪辱は今後の大会で果たしていこうと

――結構悔しいですか

悔しいですね。新人賞を目指してたんで、同期に負けて、負けない自信があった分悔しいですね。練習してきただけに。

稲荷経太(人2=岡山白陵)

――いい結果だと思いますが

そうですね。昨年とか出れなかった分、ことしこそはということで士気が高かったので、みんなもちゃんと練習に参加してたので、それが結果につながったんじゃないかなと思います。

――OBの方々が来られてる中でしたが

試合に出ている学年の人たちは、見に来ていた先輩たちに育てられたので、基本的な技術を教えてもらったので、やっぱりここまで来てくれているので、先輩たちに恩返しという気持ちになったんだと思います。僕個人としてはあれなんですけど。

――個人のレースを振り返って

練習ではうまくいってて、本番に弱いのが課題なんですよ。前回の大会で本番で総崩れして今回も崩れたんですけど、この前ほどじゃなく2位だったのでよかったのかなと。

――2位は悔しいですか

悔しいですけど、1位の成績を見たらいまの自分の実力じゃ到底無理だなって思って、悔しいですけど、そこはやっぱり練習が足りないなって理由は明確だと思います。

――ことし初の大会でいい結果です。ここから波に乗っていけますか

この競技では青山に負けて選手にはなれなかったんですが、他の競技でも選手を目指しているんで、部全体をまとめる役としても僕もがんばって、士気を高めつつ全体的な能力を上げて他の競技でも1位を取れるようにがんばりたいと思います。

藤野里奈(基理2=東京・筑波)

――きょうを振り返って

岩脇さんが絶対に勝ってくれると思っていたので、とにかくペナルティなしで帰って来れたらいいなと思っていて、結果ペナルティが少なくてよかったです。

――次に活かせる反省点とかはありますか

練習の時にはペナルティもない上に時間も早いので本番のときにアクセルを踏むことができなくて、タイム的に遅かったのが反省です。

――次回の大会の目標は

個人でも優勝、団体でも優勝です。

岩脇彩香(先理3=東京・創価)

――きょうの試合を振り返って

きょうの試合は自分の出走順のひとつ前が日大の選手で、昨年の全関の優勝者だったと思うんで緊張しました。でも藤野が3年生で私が4年生で私が勝たないと優勝は狙えないんで身の引き締まる思いでやりました。

――個人、団体ともに優勝という結果はどうですか

他大が4年のペアで来てる中、ワセダは4年、3年で勝てたんで、低い学年が交じっているなか勝ててうれしいですけど、気を緩めずに次のスピード競技に向かいたいと思います。全戦優勝したいと思います。

――フィギュアで初優勝ですが

確かに、そうですね。昨年出られなかったのがとても悔しかったので、初優勝はすごくうれしいです。

――他競技では優勝を何度も経験されていますが

最近全日も勝てなくて、表彰台のど真ん中に立っていなくて、昨年勝ったのも全関のジムカーナとかダートとかでしか勝ってなくて、久々の勝ちでめっちゃうれしいです。

――これからの大会に向けて

つぎジムカーナ、ダートとスピード競技が続くんで練習会で充実した練習をすることと自分の車でも感覚を養っていくことが大事かなと思います。

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