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2013.06.20

全国で善戦するも結果出せず

 関東大学ゴルフBブロック対抗戦を制し、2年ぶりに北の大地に帰ってきたワセダ。5人のレギュラーのうち、1,2年4人という若手中心のチームでTOPY杯日米大学ゴルフ対抗戦(TOPY杯)出場権獲得に挑んだ。部としてのスコア目標はクリアしたものの、全国のレベルは例年を大きく上回り、結果は10位。大舞台での入賞という夢は秋に持ち越しとなった。

初日ワセダをけん引した青野

 第50回全国大学ゴルフ対抗戦は全国のリーグ戦で上位を獲得した18校が日本一をかけて戦う団体戦。各チーム5人の選手が出場でき、そのうち上位4人のスコア合計が少ないチームが勝利となる。一人の力だけでは勝つことができない。まさにチーム力が最重要視される戦いだ。また、上位7校にはTOPY杯の出場権が与えられ、米国代表の学生と戦う権利を得る。ワセダとしては7年間遠ざかっている出場。戦力が充実している今季は是が非でもとりたい夢の切符だ。

 一日目からワセダは全国の壁にぶち当たる。関東では最優秀選手賞を獲得した滝雅志(スポ2=茨城・水城)は本来の実力を示せない。初日、スコアを引き上げたのが青野憲太郎(スポ2=京都学園)だ。多くの選手が全国の見えないプレッシャーに翻弄される中、落ち着いたプレーを披露。自身は「アンダーが出てもおかしくなかったが、アプローチが上手くいかず、オーバーにしてしまった」と語るも、チームのミスを上手くカバーした。しかし、結果は12位タイ。全国の舞台でエンジのショットは精細を欠く。

見事なアプローチを見せる山城

 風が強く吹いた最終日、エースとしてチームをけん引してきた木﨑主将(スポ4=茨城・水城)が不調に苦しむ。しかし、主将の不調を若手が救う。滝は前日の不調を見事修正し、ワセダのゴルフに勢いを与える。全体7位タイの高スコアで本来の実力を示す。一日目は「ミスが続いていたところでその流れを断ち切ることができなかった」と語る山城泰介(先理2=沖縄・開邦)も自らのゴルフを取り戻した。だが、その粘りもむなしく出場権獲得には3打届かなかった。2日間のチーム合計で3打。非常に惜しい結果に選手たちは大きく肩を落とした。

 部のスコア目標を達成したものの、届かなかったTOPY杯出場。今回の敗因を木﨑主将は「経験値の差」と語った。全国の舞台で実力校と戦えることは示すことができた。これから求められるのは結果だ。秋の全国大学対抗戦に向け、ワセダは更なるレベルアップを図る。

(記事 辛嶋寛文、写真 辛嶋寛文 依田萌)

結果

【団体】

早大 298、299 トータル597 10位

【個人】

木﨑亮太(スポ4=茨城・水城)75、78

滝雅志(スポ2=茨城・水城)76、71

青野憲太郎(スポ2=京都学園)72、75

山城泰介(先理2=沖縄・開邦)81、75

石毛巧(スポ1=埼玉栄)75、78

コメント

木﨑亮太(スポ4=茨城・水城)

――全国の舞台はどうでしたか

緊張することもありました。ことしの目標がこの大会と秋にあるしのぶ杯で少しでも上位に食い込むことなので、今のチームの力試しができたらいいなと思っていました。チームのみんなが気持ちを高めて迎えられた試合でした。

――1日目を振り返って

例年の傾向上、75ストローク平均で回ると上位に食い込めてトピー杯に出場できるということでした。データをとった上でその数字を目標に掲げてやってきました。その目標を達成することはできたんですが、コースのコンディションの関係上他の大学も良いスコアを出せる状況だったので、順位的には12位と出遅れてしまいました。でも自分たちの目標としていたスコアよりも良いスコアで上がることができたので、そういった面では上出来だったかなと思います。

――2日目を振り返って

風がきのうよりも強かったので、きのうより良いスコアで回るのは難しい状況でした。他の大学も体力を消耗していますし、そういう中できのうのスコアよりも上を目指すことで上位に上がれるかなと思っていました。

――ご自身の良かったプレーは

1日目はティーショットが荒れていた分、アプローチとかパターのショートゲームがさえていたこともあって、75という必要最低限のスコアで回ることができました。2日目はショートゲームが冴えていたわけではないんですけど、いつも通りでスコアにまとめきることができませんでした。

――課題は

どの試合でも万全な準備をして迎えているつもりなので、この2日間を通して思ったことは経験値の差です。上位に連なる常連校は試合に慣れていることもあって、どんな場でもスコアを出してきているっていう印象を受けました。この経験を次の信夫杯(信夫杯争奪日本大学ゴルフ対抗戦)に生かすことも大事ですし、その差を埋めて行くのが今後の課題だと思います。

――現在のチーム状況、雰囲気は

締めるところは締めているので、きょねんよりも良い雰囲気でやれていると思います。それが結果としてこの前のBブロック優勝につながったと思います。でも今大会の結果で技術ももちろんですが、チーム力もまだ不十分なところがあったのではと感じました。

――下級生の活躍についてはどう思いますか

きょうは自分が1番スコアが悪かったので、下級生が選手としてそれぞれの役目を果たしてくれたことに感謝しています。

――今後に向けて抱負をお願いします

信夫杯に出場するためには秋季リーグ戦のAブロック大会で4位以内に入ることが条件なので、そのためにもリーグ戦の前の個人戦で実力を上げていければなと思います。またチーム力を上げるために今後の部活動で指導して、9月の秋季リーグ戦に向けての準備を進めていきたいです。

青野憲太郎(スポ2=京都学園)

――10位という結果については

結果的に3打足りなかった。3打というのは誰しもミスを無くせば縮められるスコアだし、悔しいです。木﨑さんが今年が最後で、木﨑さんの4年間の中で今年のチームはおそらく一番強いチームだった。でも、出場権をつかめなかったのは悔しいです。自分の中では、木﨑さんはTOPY(TOPY杯日米大学ゴルフ対抗戦)に行ったことがないとおっしゃっていたので、最後に木﨑さんをTOPYに連れていきたかったし、みんなで出場したかった。その思いが強いです。

――一日目はチームを引っ張りました

アプローチの調子はあまり良くなくて。アプローチのミス、パットのミスも目立ってしまいました。本当はアンダーでも良かった内容をオーバーにしてしまったのは勿体なかったですね。

――ご自身、ワセダでの初めての全国でしたが

もちろんレベルは高い。出発する前は例年のスコアを見て7位以内はこのくらいと決めていました。その目標と今の結果を照らし合わせると、今回の結果のほうが良かった。でも、周りのレベルが上がっていました。自分たちの予想を超えたレベルの高さでした。

――夏の団体戦は終わりましたが秋にはAブロックでの戦いが待っています

ことし入ってからの目標が、Aブロックに上がるだけではなくて。それはあくまでも通過点として、Aブロック4位以内を取り信夫杯に出るということなので。ブロックでどうこうというよりは、4位以内を取ります。それに向けてきょうから一から練習します。

――これから個人戦も始まりますが意気込みをお願いします

一つ一つの試合を丁寧に自分の実力を出せるようなコンディション作りをしていきたいです。

滝雅志(スポ2=茨城・水城)

――10位という結果について

一人一人が悔いが残らないようにやれた。自分にももったいないミスがありましたが、順位は結果としても出たので、木﨑(亮太、茨城・水城)先輩中心にこれから更にレベルアップしていきたいと思います。

――全国大会の緊張感というのはいかがでしたか

自分は高校の時から全国には出られていたので、特別緊張したということはありません。ただ、団体戦は個人戦とは少し変わってくるので、自分の一打がチームに大きく響いてしまったりもするので、少しいつもとは違ったものでした。

――きょうのプレーを振り返って

きのうはミスが多かったのでなんとかそういったことがないように考えてラウンドをしていました。きょうはミスもありましたが大きく崩すことなくプレーできましたが、まだ伸ばすことはできたと思います。

――これから始まる個人戦についてはどのように考えていますか

自分の中では個人戦を含めた調整をしてきたので、この流れで個人戦に行き、団体戦でのミスを少しでも無くしていきたいと思います。

――今回全国に進めた要因はどのようなところだと思いますか

自分自身はスイングを変えてゴルフの調子を上げることができました。そして全体としてはレベルがきょねんよりも上がったことが大きいと思います。

――これから始まるシーズンの目標をお願いします

チームとしてはこれから始まるリーグ戦(関東大学秋季Aブロック対抗戦)で残留を果たすこと。部全体のレベルを上げることは個人戦からだと思うので自分自身も成績を残して部の刺激になれたらいいなと思います。

石毛巧(スポ1=埼玉栄)

――10位という結果については

目標としていたTOPY杯出場までは3打足りずということで、悔しかったです。

――3打の大きさというのは

団体戦で4人で二日間やっての3打という差はとても小さいものなので、自分も3,4打はつまらないミスをしているので悔しいです。

――今大会の自分のプレーについてはいかがですか

全然ダメでした。パターも全然決まりませんでしたし、リーグ戦の時のようなキレもなく、調子が悪かったですね。

――改善していきたいところは

最終日に体調が悪かったりとしたので、試合に向けたコンディション作りも見直したいです。あと、全国の舞台に来て本当に上手い人たちを見させていただいて、自分の腕がまだまだだなと痛感しました。

――ことし全国に行くことができた要因は一年生として見てどのようなところだと思いますか

団体メンバーの団結力もありますが、それ以外の部員の団結というのも大きかったと思います。

――これからの個人戦についてはいかがですか

これから関東学生(関東学生選手権競技)の予選を控えているので、そこを突破することを第一に。そして7月の日本アマチュア選手権では自分の持てる力を出し切っていきたいと思います。

――最後にこれからの試合へ意気込みをお願いします

今回は悔しい結果に終わりましたが、らいねんこの雪辱を果たしたいと思います。

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