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2014.01.13

パシュートで優勝し有終の美を飾る!

 三日目までの時点で積み上げた得点は『17』。優勝は厳しくなったが何とか3位以内に入りたい早大は、いよいよ今大会最終日を迎えた。2000メートルではバトンの受け渡しがスムーズに成功するも他校に及ばず。明大の失格があったものの5位で終わり、得点を得ることはできなかった。だが最後に行われたパシュートでは意地を見せ大会記録で見事優勝。惜しくも総合3位には届かなかったが、有終の美で締めくくった。

 初めに行われたのは2000メートルリレー。4人で500メートルずつを滑走する種目である。早大が苦手としている種目だが、何とかポイントを獲得したいところ。スタートから黒岩聖矢主将(スポ4=群馬・前橋育英)が飛ばし、順調にバトンをつなぐ。だが地力で勝る他校のタイムには追いつけず、徐々にラップタイムを落としていく。結局順位は6位でフィニッシュ。その後明大の失格により順位を5位に上げるも、得点を得るにはいかなかった。

リレーで痛恨の5位に終わり悔しそうにする黒岩主将

 リレーで痛恨の5位に終わり得点を伸ばせなかった早大。何とか3位以内に食い込むべく、最終種目のパシュートに臨んだ。昨年優勝している得意種目である。早大はスタートからギアを上げていく。ラップタイムも常に全体1位をキープしたまま最後のホームストレートを迎える。最後の局面でも、「自分が1年のときから実質二連覇していたので、やはりここだけは譲れない」(小田卓朗、スポ3=山形中央)との言葉通りタイムをキープ。そのままゴールすると、見事大会記録を樹立。最後に優勝し、見事有終の美で大会を終えた。

チームパシュート。左から由井、三村、小田

 今季は4人と少ない人数で活動してきた早大スピードスケート部。一見すれば苦労した1年間が思い浮かばれるが、「4人だからこそ個々にあった練習ができた」(由井大陽、スポ3=長野・佐久長聖)という。最後のインカレ(日本学生氷上競技選手権)でも「最後チームとしてもまとまれた」(黒岩)との言葉通り、他校にはできない大きな経験をしたはずである。総合順位は4位に惜しくも1点届かなかったが、パシュートの優勝など確実に実力は上がってきている。来季はさらに少ないメンバーで臨むことになるかもしれない。だが、この1年の経験は糧に再びインカレに戻ってくるだろう。学生王者へのレースはまだまだ続いていく。

(記事、写真 増山祐史)

結果

▽2000メートルリレー

2分28秒66 5位

▽パシュート

3分56秒41 1位

コメント

黒岩聖矢主将(スポ4=群馬・前橋育英)

――リレーの結果を振り返って

メンバー的にも苦しかったんですけど、あのメンバーではベストを尽くせたと思います。

――パシュートの前に後輩に何か言葉をかけましたか

パシュートは自分の種目でないので自分ができることはそんなに特に無かったんですけど、メンバーに対して頑張れ、ということは言いました。

――総合4位という結果でしたが

やっぱり小田(卓朗、スポ3=山形中央)以外にも、自分や三村(亨太、スポ2=北海道・釧路北陽)がもっと頑張れば総合でいい結果にいれたと思うので悔しいです。三村だけを責めることはできなくて、自分がチームを引っ張っていけなかったのが残念です。

――今季は主将としてチームを引っ張っていきましたが振り返って

人数少なくて毎回みんなが練習に集まることは少なかったんですけど、今回のインカレ(日本学生氷上競技選手権)で一つにまとまることができて、チームとして戦えたので良かったと思います。

――部員4人という中で何か難しさなどはありましたか

普段の練習があまり集まれず、大きな大会で他の大学みたいな元気の良さとかは出しにくいんですけど、その分みんなが個人個人で練習できて、その結果がそれぞれ大きく成長できて最後チームとしてもまとまれたと思うので、あんまり難しいとか大変だとかは思ったことがないですね。

――最後に、今後スピードスケートは続けますか

いや、自分は今度行われる国体と最後に引退します。ここまでスピードスケートができて良かったと本当に思いました。

小田卓朗(スポ3=山形中央)

――1500メートルで2位でしたが

いつもは個人の種目でタイムを狙うんですけど、今回はインカレなので、順位にこだわってやっていこうと思って、ポイントを取っていければと思いました。

――この4日間で14ポイント獲得しながらも、専大の選手に負け越していますが

やはり現時点では自分より頭一つも二つも抜けている選手だと思うので、これからそこをどう詰めていくか、追い抜いていくかを考えなければならないので、今回の結果は今回で、現時点での力を知ることができて、課題も見えてきたので、これからもっと長い目で戦っていって、最後に大事なところで勝てればいいなと思います。

――リレーでは、アンカーとして意識したことはありますか

いやもう、しっかり繋いで、ミスをしないで思いっきり滑るだけでしたね。

――パシュートのレースを振り返ってみていかがですか

自分が1年のときから実質二連覇していたので、やはりここだけは譲れないなという思いでしたね。

――今季を振り返って

ことしはやはりオリンピックというでっかい大会があるんですけど。昨年が昨年だったので、その選考会をしっかり見て、自分でどう調整するのかとか、テンションの上げていき方とか、より考えさせる年ではありました。

――来季に向けての意気込みをお願いします

来季はワセダの3年生として、ことし以上にチームを引っ張っていきたいと思います。今回の結果で目標ラインまで届かなかったし、悔しい気持ち、自分で苛立ちみたいなのがあったんで、その気持ちを忘れないで来季はやっていきたいと思います。

由井大陽(スポ3=長野・佐久長聖)

――きょうの結果を振り返って

きのう、おとといと失敗してるので、なんとかパシュートで優勝を狙って臨みました。結果的に大会記録で優勝できて良かったです。

――リレーのレースはいかがでしたか

リレーもあわよくば点数を、と思ってたんですけど、全体の点数が今までよりも高かったので5位という結果は仕方ないかなと思います。

――パシュートは昨季も優勝した種目でしたが、自信はありましたか

自分はここ2年パシュート出てないので不安もあったんですけど、いつも以上に足も動いてしっかり結果出すことができたのでほっとしてます。

――パシュートは終始全体1位のラップタイムを刻んでましたが手応えは

最初からいこうというのは3人の中でも話してて、コーナーのところでもうまくスピードを調整でき、スピード出すところではしっかり3人がスピード出せてたので、優勝できるんじゃないかとは思ってました。

――総合は惜しくも4位でしたが

3位が目標だったんですけど、明大の失格(パシュート)など他の力が働き、かつ自分たちも全力を出し切ったのでこれが現状の実力としての結果だと思ってます。

――ことし一年間を振り返って

昨年は後半に熱を出したりしてリンクに立てなかった時期があり、ことしは前期にうまく感覚がつかめず苦労しました。でも後期に入ってだんだんと感覚が戻ってきて、インカレ(日本学生氷上競技選手権)でいい結果はそんな残せなかったですけど、パシュート優勝できたりと自分の滑りを取り戻してきてるのでそれを来季に活かしたいと思ってます。

――部員数4人というのはハンディでしたか

4人だからこそ個々にあった練習ができたし、最後インカレでは少ないからこそ強いチームとしてのつながりもできたので、ハンディと感じることはそんなになかったです。

――来季は最上級生となりますが意気込みを

らいねんは自分のスピードスケート選手としての最後のシーズンになると思うので、自分のやれることを最大限やって、またチームとしても強くなりたいと思います。インカレでは今季以上の結果を残したいと思います。

三村亨太(スポ2=北海道・釧路北陽)

――きのうの10000メートルの結果を受けて、きょう改善したことはありますか

改善というよりは、刃を研ぎました、きのう研がないでやったんですけど。物から入ろうと思って。身体はもう万全にして臨んで。きょうももう行くしかなかったですね。絶対優勝してやるぞという感じで。

――リレーでのレースを振り返っていかがですか

一回も練習していなかったんですけど、バトンだけ成功して、とりあえず良かったです。

――パシュートについては

最初は順大がいいタイムを出してしまったのでちょっと緊張したんですけど、出す力全出し切って、行くしかないと思って、全力で。それで、ラップのタイムがなかなか速かったんですけど、みんな最後まで足も動いていたので、よかったと思います。

――最終的な総合4位と結果について

総合は正直、悔しいです。こういう結果になってくると、やはり自分の10000メートルが不甲斐なかったなと。できれば総合3位には入りたかったです。

――来季に向けての意気込みをお願いします

来季はもう全員で3人しかいないので、この3人で勝てるよう、一人一人頑張っていきたいと思います。

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