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2013.12.10

クラブチームを倒し、いざ最終決戦へ!

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q
早大 11
ACL
▽得点者
柳田2、忠平2、畑田2、伊藤、須賀、倉田、大場、岸本

 全日本大学選手権(インカレ)で学生王者となり一週間。ことしのラクロス界の頂点を決めるべく全日本選手権に乗りこんだワセダは、準決勝で新進気鋭の社会人クラブチームAlley Cats Lacrosse(ACL)と激突した。第1クオーター(Q)、先制点を奪うが立て続けに失点し追いかける立場になる。しかし、第2Qに攻撃陣が5連続得点を奪い逆転。後半は両者譲らない展開になるが、フェイスオフで主導権を握り着実に得点を積み重ね、11-8で決勝への切符を手に入れた。

先制点を挙げ喜ぶMF伊藤(左)とLMF島本

 「思いのほか苦しめられた」(DF左官佑樹主将、スポ4=千葉・市川)と話す通り、ここまで無敗で立ち上がってきたワセダの前に立ちはだかった関西のクラブ王者は決して簡単な相手ではなかった。MF伊藤大貴(教3=東京・早実)のゴールで幸先よく先制するも、相手のミスを見逃さない鋭い攻撃の前にディフェンスが対応できずに連続失点。「入りが甘くなった」(DF藤岡憲二、政経4=東京・早大学院)と2年前の社会人との対戦と同じように第1Qに4失点を許し暗雲たちこめるスタートとなった。

 しかし、ことしのワセダは社会人のカベに跳ね返された2年前とは違った。「自分たちのラクロスをしていこう」(MF倉田將史、スポ4=愛知・明和)と挑んだ第2Q。まずMF忠平裕司(スポ4=埼玉・松山)のゴールで1点差に詰め寄ると、エース・AT柳田諒(社4=東京・早実)の得点で同点。このゴールが完全にワセダに火をつける。倉田がフェイスオフでマイボールにするとそのまま切り込んで直接決めるなど圧巻のプレーでわずか2分半の間に4連続得点。負ければ引退を迎える4年生の気迫が次々とゴールを生み、完全に試合を自分たちのものとして7-4で前半を折り返す。後半に入ると一進一退の攻防が繰り広げられるが、第4Q 開始直後に「自分のレンジで打てた」(忠平)というシュートと「ラクロス人生で3番目くらいきれいに決まった」(AT畑田峻希、スポ2=福井・若狭)という2本の豪快なミドルシュートで試合を決定づけ、全日本選手権での16年ぶりの勝利を見事に手中に収めた。

同点ゴールを奪うなどエースの役目をしっかりと果たしたAT柳田

 何年も目標に掲げ続ける『日本一』までついにあと1勝。だがその前に立ちはだかる敵は全日本選手権5連覇中のラクロス界の絶対王者・FALCONSだ。加えて1998年の慶大以来、学生の王者が誕生していないことを考えると決勝では厳しい戦いが予想される。それでも嶋田雄二ヘッドコーチ(平7政経卒=神奈川・桐光学園)は「決して倒せない相手ではない」と話し、4年生にとっては厳しい練習に耐えて培った力が問われる引退試合に期待を込める。「負けず嫌いの集団」(左官主将)が集大成をぶつけ、早大ラクロス部の歴史に新たな1ページを加える――。

(記事 浦井拓也、写真 田島光一郎、佐藤拓郎)

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コメント

嶋田雄二ヘッドコーチ(平7政経卒=神奈川・桐光学園)

――試合を終えての感想をお願いします

良かったですね。きょうはどういった形でも良いので勝ちを狙っていきました。全日本選手権を最大の目標としてきた中で、3度目のチャレンジにしてようやく決勝へ進めるのはうれしいです。これまでの挑戦では個人のレベルに頼ってしまう場面が多かったのですが、今季のチームは攻守ともに組織力が上がっています。そこが違いだと思いますね。

――社会人チームからの白星は16年ぶりとなります。早大にとって非常に大きな意味を持つ勝利ではないでしょうか

そうですね。ただ決勝で当たるFALCONSは5連覇中で、彼らに土を付けられるチームはそうそういないと思います。しかし練習試合で見る限りは2勝2敗とイーブンなので、決して倒せない相手ではないと考えています。練習試合はシーズン中に何度か組んでいて、直近では10月か11月ですね。決して本番の試合で当たったわけではないですから、そういった意味ではきょうの相手より一段、二段と圧力が増してくる相手だと思います。厳しい戦いになるのは間違いないでしょう。勝つためにはクリアからポゼッションしていくオフェンスが重要になってきますね。

――1Qでリードを許しながらも、その後勝ち切れた要因はどういった点が挙げられますか

立ち上がりに失点がかさんでしまいましたが、オフェンスに関してあまり悪いところはありませんでした。相手の守りが薄いところをしっかり突く攻撃、対策を練ってきた通りのオフェンスができたことがポイントでしたね。4年生中心のオフェンスは頼もしい限りですし、きょうは2年のAT畑田峻希(スポ2=福井・若狭)も良い所で点を取ってくれましたね。ただ欲を言えば彼はもっとできると思っています。FALCONS戦でも中心となる4年生が活躍できる状況を、周囲の選手が作ることができるかどうかが重要になってきますね。

――FALCONS戦は嶋田ヘッドコーチの教え子である早大OBとの対戦でもありますね

そうですね(笑)。チームでどう戦うかという問題なので、特にやりづらいということはないです。ただ負けられないという強い気持ちを持ってくるでしょうね。彼らは早大でもコアとなっていたメンバーですし、FALCONSはほとんどが日本代表の選手なので、日本代表と戦うような気持ちで臨みたいと思います。

――きょう対戦したACLの印象はいかがですか

初めて対戦したチームでしたが、思っていたより個々のレベルが高い部分もありました。実際に終盤はやられてしまいましたしね。しかしこちらの地力の方が勝っていたと思います。若いチームなので走ってきましたが、それに対しても走り負けをしませんでした。

――これまで積み上げてきたことが社会人チームにも通用したということでしょうか

今季は試合の組み立てが本当に上手くなったと思います。勝負所の失点が減って、取るべきところで取れるようになりました。試合の流れも読めるようになっています。チーム全体の意思統一がかなりとれていますね。

――試合後はいつもより選手とコミュニケーションを図られているように見えました

ミスからの失点が増えた事、そしてやはりクリアがまだまだできていないのでそういった所を話していました。

――今季最終戦へ向けて抱負をお願いします

16年ぶりとなる歴史的な快挙を達成したいと思います。選手も分かっていると思いますが、最後なので全てを出し切るような試合をしたいですね。

DF左官佑樹主将(スポ4=千葉・市川)

――試合を終わられていまの率直な感想はいかがですか

思いのほか苦しめられたなという印象です。勝てて決勝に進むことができて本当に良かったなと思います。

――ご自身としても2年前に同じ舞台で負けを経験されていたと思いますが、どのようなことを心がけて臨みましたか

2年前ピッチに立たせてもらって、その時ものすごく過信していてそのようにはならないようにチームに言ってきて、過信とはいかないものの自分たちのやってきたことには自信をもって、 油断せずにやれば勝てると思って臨みました。

――ALC対戦するにあたってこの一週間どのようなことを練習で取り組んでこられましたか

ACLのオフェンス、ディフェンスへの対策を全日本学生選手権から1週間と短い期間でしたがきっちり行って対戦しました。

――実際に対戦してみていかがでしたか

なめていたわけではないのですが、思いのほかMFのキーマンの選手が強かったりいろいろありましたが、課題というものをクオーターごとに出していって、そこで直そうとしていたことができていたのでその点は良かったと思います。

――立ち上がり連続失点するなど厳しい立ち上がりになりましたが

取られないことには越したことはないのですが、試合トータルで考えた時に抑えればいいと思っていたので、いまのDF陣を考えれば大崩れすることはないだろうと考えていました。また攻撃陣がしっかり得点を決めてくれると思っていたので、嫌ではありますが焦りというものはなかったです。

――その攻撃陣が一気に逆転しましたが

ことしはお互い信頼し合ってチームができていると思っているので、いつも通り点を決めてくれると信じていました。

――きょうのチームの守備面を振り返ってみていかがですか

課題を出して修正することはできましたが、キーマンに複数得点を許したことはチーム全体として良くなく、要所、要所のクリアでミスが出ていました。また第2クオーター以外では自分たちの流れで試合を進めることができなかったので反省すべき点だと思います。

――11-8というスコアを振り返ってみていかがですか

オフェンスで2ケタ取ってくれたことはありがたいですが、自分たちのディフェンスは最低でも6失点以下には抑えなければいけなかったと思います。特に第4クオーターの2失点は与えてはいけない失点だと思います。

――ついに次は日本一を決める戦いでFALCONSと戦いますが

間違いなく強いチームということは誰が見ても分かることですし、自分たちもその事実は認めつつも、決して怖がることはないチームだと思います。また1週間対策して、今まで自分たちが行ってきたことを全部ぶつければ勝てると思っているので日本一を取りたいと思います。

――何か来ていただく観客に対して言葉はありますか

ことしは下級生が独自の応援を考えていてくれて、すごく一体感が出て励まされているので、決勝もチーム一丸となって挑んでいきたいと思います。

――最後に抱負を一言お願いします。

日本一を獲ります!

MF忠平裕司副将(スポ4=埼玉・松山)

――きょうの試合全体を振り返って

前半は相手に押されていたんですけど、第2Q以降挽回できて、その流れで進められて、勝てて良かったと思っています。

――ACLの印象はいかがでしたか

強いとは思っていたのですが、創設2、3年のチームなので、甘いところも絶対にあると思っていて、そういうところを突いていけたのが良かったと思います。

――対策などはありましたか

ACLのディフェンスはゾーンディフェンスなんですけど、そのゾーンディフェンスに対するオフェンスの仕方を僕たちで考えて実行に移せたと思っています。

――きょうの試合で良かった点は

第1Qで点差をつけられたのですが、それ以降焦らずに自分たちの流れに持ってきて、そのまま突き放せたことが良かったと思っています。

――自身の得点シーンを振り返って

1点目は、2年生の畑田君(峻希、スポ2=福井・若狭)がグランドボールを拾ってくれると信じていましたので、それを拾ってくれて、そこで丁度いいパスが来たので、ほとんど畑田君の得点と言って違いないと思います。2点目は相手の隙を見て、相手のディフェンスがすごく低くなっていたので、自分のレンジで打てるかなと思って、打ったら入ったという形ですかね。

――決勝に向けて、どのように一週間を過ごされますか

これと言って新しいことはやらず、自分たちはまだ成長できると思っていますので、基礎面から徹底して、あと4回の練習なんですけど、集中して悔いの残らない練習をしていきたいと思います。

――次の試合に向けての意気込みを聞かせてください

ここの舞台に立つために自分は4年間やってきたつもりで、ようやくこの舞台のチケットを勝ち取ったと思います。ここで何をミスしても自分の4年間の集大成だと思っていますので、悔いを残さず、集大成を出し切りたいと思っています。

MF大場卓次(スポ4=東京・国分寺)

――きょうの試合を振り返っていいかがですか

前半、リードされてしまったんですけど、チームは焦ることなくやることはやっていたので、落ち着いた感じで試合運びはできたかなというふうに感じています。

――序盤の苦しい展開はどのように立て直しましたか

グランドボールとかそういうところの勢いが足りなかったので、そこでワセダらしさを出せるように、しっかりグランドボールの寄りを速めるだとか、フォローをやって、オフェンス自体はやってきたオフェンスは絶対に点が入る自信があるので、そこまで持っていくクリアだとか、そういう部分をフォーカスしてしっかりやろうというような話をしました。

――第2Qは5連続得点でしたが、攻撃としてはどのような点が良かったですか

クオーターとしてはオフェンス時間が長かったと思うので、その点で点を重ねられたかなというような印象なので、特に爆発したクオーターとかではなく、オフェンス時間があればあのくらい入るかなという印象です。

――きょうのオフェンスを総括して、まだ改善していけるところはありますか

次の試合に向けてにもつながってくるのですが、中盤から後半にかけてちょっと失速気味な展開になってしまいました。たとえ次の試合でリードしていても、いつひっくり返されるか分からないという危機感を持っておかないといけないような相手なので、やっぱり中盤から後半にかけての、いくらリードしていても緩まないという当たり前のことをしっかりやろうということを意識していきたいですね。

――ご自身のプレーはいかがでしたか

まず、得点に関しては、相手のディフェンスが整っていないうちは、1対1は自身があるので、数的有利ではなくとも1対1のスペースが広かったらガンガンかけようと自分は思っています。その点でロング、ショートにかかわらずかけていった結果、得点することができたので良かったかなというふうに感じています。フェイスオフに関しては、最近はボールを挟むペンチという技術が流行っているのですが、僕はそのペンチが得意じゃなくて、それに対抗するためにことし何やったらいいかというふうに考えて、新しくレイクというボールを弾くようなフェイスオフを身につけました。きょうはそれが上手くいったかなと思います。

――社会人チームを倒したことについてはいかがですか

今シーズン社会人の方々と多く対戦させていただいて、練習試合では自分たちの力が社会人の人たちに通用するという自信をつけていて、今回こういう大きい舞台で戦って、勝利することができたので、きょうの試合と次の試合は自信をつけてきた強さを周りに証明する試合になると思うので、やっぱりそこは集中して覇気を出して挑んでいきたいです。

――次戦はついにFALCONSとの大一番ですが意気込みをお願いします

先ほども言ったのですが、FALCONSは強いので、いつ試合をひっくり返されるか分からないという危機感は常に持っておきながら、やっぱり学生らしさであるグランドボールの寄りであったり、切り替えの早さだったりで攻撃を封じたり、逆にカウンターで攻撃に転じたりというところをもっともっと増やして圧倒したいと思います。

――ご自身はどんなプレーをしたいですか

自分の持ち味は1対1からのシュートであったり、相手のディフェンスを崩すことなので、そういったところは誇りに思って、自分の1対1から点が入る展開を多く作りたいと思います。

MF倉田將史(スポ4=愛知・明和)

――きょうの試合を振り返って率直な感想を

まずは、決勝に駒を進めることができて一安心しました。まだまだ課題も見つかったと思うので、あと一週間、みんなで詰めていければ良いなと思います。

――久々に社会人を倒しましたが、印象はいかがでしたか

思っていたより強かったです。先週FALCONS対ACLの試合を観ていた時、みんなうすうす思っていたと思うんですけど、立ち上がりが良くなくて。きょうは切り替えられたので良かったです。

――第1クオーター(Q)はACLが2点差で優位でしたが、第2Q前にチームで話し合われたこととは

第1Qでは自分たちのミスで点を取られたというのがあったので、それをなくしていくということを話しました。あとは、自分たちのラクロスをしようというふうなことでした。

――第2Qは早大が無失点で5得点を決められましたが、ディフェンスが上手く機能していたという印象ですか

そうですね。要所要所で締めることができてオフェンスにもつなげることができたので、そこが良かったのかなと思います。

――きょうのフェイスオフについてはいかがでしたか

序盤は相手に反応で負けてしまっていましたが、途中から修正できたのが一番大きな点だったと思います。あとは、先週もそうだったんですけど、相手ボールになった時にもしっかりとグラボで取り切ることができたということが一番の収穫だったと思います。

――後半にはパス展開が上手く回っていない印象でしたが

上手くパスがつながらなかったです。つなぎ役としての僕たちMFの動きがあまり良くなくて、ディフェンスからオフェンスへのつなぎが上手くできなかったというのが一番良くなかったポイントでした。そこを来週にはできるようにしていきたいです。

――最後に、次戦に向けての意気込みをお願いします

次は勝っても負けても僕たち4年生にとっては最終戦なので、フェイスオフリーダーとして流れをつくって、FALCONSを圧倒して全日優勝という夢を叶えたいと思います。

DF藤岡憲二(政経4=東京・早大学院)

――試合を終えての感想をお願いします

勝ててほっとしています。

――きょうの試合では序盤は追う展開となりました。入りの部分を振り返っていかがですか

入りがすごく大事だということは分かっていました。2年前に社会人と対戦した時も入りが甘くて、そのあとの流れが悪くなったりしていたので、1Qの入り方はすごく大事にしようと思っていたのですが、実際にきょうの試合でも序盤は同じような展開となって焦りも感じました。でも、まだ第1クオーター(Q)だったので、大丈夫だろうと思って流れがくるのを待ちつつ、プレーしていました。

――このときDF陣で具体的に話されたことは何かありましたか

第1Qだからここから守りきればなんとかなるということと、最悪負けていたら4Qにギアを一気に上げて奪いにいくということも今まで練習の中でやってきていたので、特には大丈夫だと思っていました。

――実際に第2Qに5連続得点で逆転、突き放すことができましたね

流れはくると思っていましたし、2Qを0点で抑えられたことが良かったです。

――その後は試合を優位に進めましたが、終盤に失点するシーンも見られました

そうですね。自分たちのミスによる失点もありましたし、多少気は緩んでしまったかなと思います。2、3Qのテンションで最後まで続けられなかったのは悪かった点です。

――全体を通して良かったところは

きょうの試合で良かったのは危ない場面で一人ひとりが脚を動かしてスライドが飛べていたことと、スライド後の連動もできていたというところですね。来週も同じように守っていければなと思います。

――2、3年前に学生日本一になった際も全日本選手権で社会人から勝利を収めることはできませんでした。久々の公式戦での社会人撃破ということについてはどのように思われますか

ことしは社会人を倒すことを目標としてきて、特にFALCONSに勝つということを目指してやってきました。なので、きょうの試合は勝って当たり前だろうという気持ちでそれぞれがプレーしていたと思います。

――次戦ではさらにレベルの高い相手との対戦が待ち受けていますが、どんなことが必要になってきますか

ここまできたら気持ちの勝負だと思うので、どんどんあたりも激しくして4年生も、3年生も、2年生も全力を出し切っていければと思っています。悔いのないようにやり尽くしたいと思っています。

――FALCONS戦でのポイントは

FALCONSはやっぱりブレイクで、速攻で攻めることがうまいのでオフェンスからディフェンス、逆にディフェンスからオフェンスへの切り替えの部分が重要になってきます。そこが一番大事だと思うので、今週一週間練習していきたいと思います。

――では最終決戦に向けて意気込みをお願いします

ことし1年間は次の決勝の舞台で勝つことを目標にやってきたので何がなんでも優勝して終わりたいです。

AT柳田諒(社4=東京・早実)

――きょうの試合を振り返って

序盤に先制点を取られて悪い流れになってしまったのですが、予想していた展開でもあったのでそこで焦らずしっかり逆転出来て勝ちきれたというのはチームとしてほ本当に良かったと思っています。

――きょうの試合に向けてオフェンス面で気を付けていたことは

短い長さのクロスを持っている人に対してしっかり1on1をすること意識して取り組んでいました。

――第2Qの連続得点で流れをつかんだように見えました

あそこのところで流れはワセダに傾いていたのですが、試合の中で流れは行ったり来たりします。そのあと悪い形で相手に流れを取られてしまったところは反省すべき点だと思います。

――97年以来の決勝となりますがこれまでを振り返って

ここまで負けなしでやってこれて、それは本当にチームを支えてくださるみなさんのおかげです。これからは未知へのステップだと思うので楽しんで全力で臨みたいと思います。

――あと一週間でつめたいところは

勝負どころでいかに自分のプレーができるかというところをつめていきたいと思います。

――いよいよFALCONSとの試合となりますが意気込みを

来週に向けて1年間、そして4年間やってきたので集大成として、良い形で勝てるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。

DF中林惇(スポ3=東京・城北)

――試合を終えての感想をお願いします

勝てたことはほっとしているのですが、試合中にも4年生から「3年生もっと活躍しろ」などと言われていて、それが悔しかったです。嬉しさよりも悔しさの方が残ってしまいました。

――きょうの試合では先制したものの第1クオーター(Q)はリードを許す形となりましたが、入りの部分でのディフェンスを振り返っていかがですか

1Qに4点決められてしまいましたが、そこは抑えてディフェンスから流れをつくるべきだったと思うので、そこはオフェンスには申し訳なかったです。今までもビハインドになった状況でもオフェンスがしっかりと点を取ってくれていて、オフェンスを信じていたので、あとは守りぬくということを考えていました。

――その後は第2Qに逆転、さらに相手を突き放すこともできました。このときのチームの雰囲気は

うちのチームは一回のるとすごく強いと思いますし、そこできょうはしっかりと決めきることができたのでよかったです。

――その一方で、試合終盤に連続失点をする場面もありました

けっこう前半は脚が動いていましたが、後半は集中力が少し足りなかったかなと思いますし、防げた失点も何点かあったのでそこは反省して残り一週間の中で改善していけたらと思っています。

――以前、「フルフィールドでの失点は避けていきたい」というお話をされていました。その点ではいかがだったでしょうか

フルフィールドでの失点は1Qにあったのですが、それも抑えられたといえば抑えられたと思いますし、MFとのコミュニケーションが試合になるとどうしても出なくなってしまいます。そこは意識の問題でもあるので改善できるはずです。

――社会人チームとの対戦を通して、次のFALCONS戦に向けて得られたことはありますか

きょう、僕たちがミスをしたところでACLが最後決めきれないというシーンが何度かありました。ただFALCONSの場合はそういったところで絶対に決めてくるので、そこでいかにミスを減らしてディフェンスから流れをつくれるかが試合の命運にかかってくると思います。今度こそ最後はことしの集大成として全部を出し切りたいです。

――今季と同じく学生日本一となった2、3年前のチームも社会人を倒すことができませんでした。そのなかでワセダとしては久々に全日本選手権で社会人から勝利を収めたことになります

僕が1年生のときに社会人に負けてしまったのを見て、社会人のカベはすごく大きいと感じました。でもことし、自分が幹部として動いてチームの中心となっている部分もあるなかで、ことしのチームは他と比べても強いというか勝てるチームだと思ってきました。きょうの社会人との対戦については自分たちの力を出せば勝てると思っていました。

――日本一まであと一勝のところまできましたが、今後重要になってくる部分はどういったところでしょうか

あとはシステムについてというよりは、一人ひとりの意識共有が大事になってくると思います。チーム一丸となってFALCONSを倒すだけですね。

――先ほど上級生から下級生へ「もっと活躍しろ」という言葉があったというお話がありましたが、次戦ではどのようなプレーでその言葉に返していきたいですか

自分はいま副将として活動していて、学年のリーダーという役割も担っていると思います。自分が良いプレーをして、3年生を引っ張れたら一番いいなと思います。

――改めて決勝戦に向けての意気込みをお願いします

自分はまだ見たこともないし、ピッチに立ったこともない夢の舞台なのでそこで緊張せずに、いい緊張感でFALCONSに対してことし一年間積み重ねてきたものを出したいと思います。皆さん応援よろしくお願いします!

G服部俊介(スポ3=東京・早稲田)

――きょうの試合を振り返っていいかがですか

相手はFALCONSに大差で負けていて、試合前から自信を持つことは大事なのですが、過信しすぎずに試合に臨もうと臨んで、結果勝てたので本当にそれは良かったのです。ですが、内容が伴っていなかったので、神戸戦とACL戦ともにちょっともう一回引き締めてやっていかないといけないのかなとは思いました。

――第1Qはリードを与える形になりましたが、どのようなお気持ちでしたか

本当に社会人が相手ということで、どうしても1点目はやりたくないし、結果的に1点目はやらなかったとは思うのですが、第1Qにあれだけ点差を広げられてしまうと、今回はオフェンスのみんながカバーをしてくれて取り返せたのですが、最後の戦いになってくるとそういう風には簡単にはいかないと思うので、もっと粘り強くやっていかないといけないなと思いました。

――第2、3Qでは1失点だけに抑えました。どのように改善したのですか

試合を通してやらなきゃいけないことをもう一度チームで確認して、それを実行できたことが失点が減った要因かなと思います。

――前回の試合からの課題であった守備の連動性に関してはいかがでしたか

本当に第2、3Qあたりは、危ないと思った所に1人がプレッシャーに行って、その人が見ていたマークマンを他の人が見るという連動は良くできていたと思うので、これは継続していきたい点だと思います。

――好セーブが多く見られました。ご自身のプレーについては

そうですね。自分はゴールにいて最後に飛んでくるシュートを止めるのが仕事で、それはもちろんやらないとチームのためにならないので。毎回それが結構できているの良いと思うので、続けていきたいです。でも、最後にミスをして安易な1点を与えてしまったので、1点勝負の時にあのような軽いプレーをしてしまうと良くありません。絶対そういうプレーはしないように今後引き締めてやっていきたいと思います。

――社会人チームを倒したことについてはいかがですか

今までも練習試合では負けた試合も少なくて、それを実力通り出せれば勝てると思っていたのでこれは当然の結果なのかなと思います。

――次戦はついにFALCONSとの大一番ですが、守備面ではどのようなところに気を付けていきたいですか

学生相手ならどこかにそんなに注意しなくてもいい選手がいるのですが、FALCONSは個々でレベルの高い選手が多く、全員が全員注意していかなければならない選手ばかりで、逆にそのレベルにしっかりとこちらが負けないように、それを上回れるように、気合を入れてやっていくだけだと思うので、頑張ります。

――決勝に向け意気込みをお願いします

本当にレベルが高いのですが、そのレベルの高いシュートを逆に止めることができると、流れも絶対ワセダに来ると思うので、勝つためにシュートを止めて最後は真の日本一になって最高の2013年にしたいと思います。

AT畑田峻希(スポ2=福井・若狭)

――社会人相手に勝利した感想は

やはり社会人は学生と違う強さがあるというか、なかなか勝たせてくれない相手なのできょうも結構苦戦しましたが、その殻を破れて良かったなと思います。

――準決勝ということでどのような気持ちで臨みましたか

決勝へ行くためにここ(準決勝)はしっかり通らないといけない道なので自分たちのやるべきことをやって、点差が何点付こうとやることを徹底してやるだけだという話をしていました。まぁでも徹底し切ることはできなかったですね。途中少し緩んでしまったところがあってそこは反省点なんですが、勝ち切れたことは良かったと思います。

――第1Qは相手の堅い守備もあり苦しい展開でしたが、焦りはありましたか

やはり学生と社会人では間合いに差があるのでそこで手こずったんですが、よく対応できたんじゃないかなと思います。

――その後第2Qで完全に流れを取り戻すことができました

オフェンスが爆発して、ディフェンスが頑張っていたので点を取ってあげたいと思っていたので、(点差を)離すことができて良かったと思います。

――AT陣として何か意識していたところはありましたか

もし相手がゾーンディフェンスをしてきたらこういう崩し方をしていこうというのは話していて、それを徹底することができました。あとエキストラの時に相手が少しいつもと違う守り方をしてくる相手だったので、そこをしっかりアタックから崩せていけるように意識していました。

――終盤に追撃を許すかたちにはなりましたが全体としてはやるべきことはできたということでしょうか

そうですね。一つ(課題を)挙げるならきょうの相手のゴーリーがスカウティングで結構下の(ゾーンの)ボールに強いというのは聞いていたのですが最初はみんな下ばかり打ってしまっていたので、始めからそこをしっかり意識できていればもっと点は入ったんじゃないかと思います。

――ご自身も2得点としっかり役割を果たしました

そのスカウティングの通りで相手が下(のショットに)に強いということと、あとはしっかりコースを打ち分けようと思っていました。1点目は結構自分の狙ったコースに打つことができて、2点目は下に打つと見せかけて上に打てたので練習通りだなという感じのシュートでした。きょうはタッチが良かったです。

――特に2点目はきれいに空いたところへきれいに決まりましたね

そうですね。自分のラクロス人生の中でも3番目くらいでした(笑)。気持ち良かったです。

――今季最終戦となる決勝戦への意気込みを

ことし1年お世話になった4年生とプレーできるのも最後なので最後やはり4年生の先輩方が満足して終われるようなラクロスをして結果として勝てればいいなと思っているのでそのために自分はATとしてやるべきことをやって、2年生らしくガツガツ泥臭くいきたいです。

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