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2013.07.15

パレードが大盛り上がり!大成功の北風祭

 運営学生リーダーの呉泰誠(スポ4=大阪朝鮮)が「2、3カ月前から準備を始めた」という年に一度の北風祭。暑さの続く上井草グラウンドで、たくさんのイベントが催された。OB戦に始まり、ラグビー体験、綱引き、チャリティーオークション、そして一番の目玉である上井草パレードと続く。早明戦へ向けたビックプロジェクトが発表のされた後には、ラグビー部を含めた各団体によるパフォーマンスが披露され、会場の盛り上がりは最高潮に。「今までは(早明戦を)テレビでしか見たことなかったですが、ことしは必ず応援に行こうと思いました」(20歳女子大生)と来場者の心もつかみ、北風祭は大盛況のうちに幕を閉じた。

子供と交流する選手たち

 ことしの目玉イベントはなんといっても上井草パレードである。早大のサークル4団体が選手やファンとともに上井草の町を練り歩いた。まず先頭を歩くのは赤黒のユニフォームに身を包んだAチームの選手団。その後ろに応援部チアリーダー・ビッグベアーズが続く。そして早大ラテンアメリカ協会の音楽隊とダンサーがパレードを大いに盛り上げる。さらにサッカー応援団体のウルトラスワセダが自慢の旗を振り、万歳同盟がたくさんの万歳を部員とともに繰り広げながら行進し、最後尾にはファンが参加する。5年ほど北風祭に足を運んでいるという女性ファンが「ラグビー部以外のさまざまな団体が協力していて、ワセダの底力を感じた」と語るように、まさに選手とプロジェクト参加団体、ファンがひとつになったイベントとなった。パレードをグラウンドで待ちながら司会を務めていた呉は、「自分たちだけじゃなくて、この北風祭に関わった人たちみんなで作りあげたパレードなのだなと実感した」と語った。

盛大に行われたパレード

 パレードを終え、発表された12月1日の早明戦に向けてのプロジェクトは、『国立をホームにしよう』というものだ。本来どこのチームのものでもない国立競技場を、応援の力で試合に有利とされるホームのようにワセダファンで埋め尽くしてしまおうという計画である。今回携わったサークル団体に加え、さらに団体を増やし、新しい応援スタイルで早明戦に臨む予定だ。プロジェクトをファンと共有したあとはサークル団体によるショータイム。パレードには参加しなかった和太鼓サークル魁響のパフォーマンスや応援部によるおなじみの応援、そして部内の予選で勝ち上がったというプロップ部員による『ライオンキング』が披露された。垣永真之介主将(スポ4=東福岡)は全身黒塗りで悪役に挑戦。普段は見られない体当たりの演技を見せる選手の姿に、会場は大いに沸いた。

 祭りの締めくくりを飾るのは、応援団のリードのもと会場全体で歌う早稲田大学校歌。早明戦というビッグイベントへ向け、選手もファンも一つになった瞬間だった。例年ではラグビー部・部歌である『北風』が歌われるのだが、「(『北風』ではなく)みなさんの知っている校歌を歌うことでみんなが一つになって歌えたのではないか」と呉は振り返る。改修工事に着工し、ますます大きくなる国立競技場で動員が増えないとことしで最後になるかもしれない国立の早明戦。最後のあいさつで垣永主将は、「国立でやるラグビーを後輩たちに残したい」と熱く語った。『国立をホームにしよう』というプロジェクトはここからがスタートである。今後の課題は「情報を発信し続けること」(後藤禎和監督(平2社卒=東京・日比谷)。始まったばかりの大きな計画にはたくさんの力が必要である。早明戦でも選手と参加団体、そしてファンがひとつになる姿が楽しみだ。

(記事 高橋真耶、写真 大口穂菜美)

北風祭は大成功を収めた

コメント

呉泰誠(スポ4=大阪朝鮮)

――北風祭を終えて一言お願いします

後藤監督(禎和、平2社卒=東京・日比谷)は「試合の前の準備が大切」とよく言うのですが、北風祭も、約2、3カ月前から準備を始めました。初めてのことばかりだったのですが、部員のみんなも楽しめましたし、ファンの方もOBの方も僕に対して「すごくよかったよ、楽しかったよ」と声をそろえて言っていただいて本当によかったと思います。『国立をホームにしよう』というプロジェクトのスタートとしてはよかったと思います。

――後藤監督からは「ほぼ完璧だった」との言葉もありましたね

自分はリーダーをさせていただきましたけれど、自分はなにもせず、むしろ総務の方やサークルの方々やきょうのパレードに参加していただいた方があってこそ、「完璧だった」のだと思います。それらをつなげていった北風祭で「完璧だった」という言葉をいただけたのはリーダーとしてではなくて北風祭のプロジェクトのメンバーの一人としてとても嬉しかったです。

――1番の目玉であるパレードはいかがでしたか

自分はパレードのMCとしてグラウンドで話していたのですが、あんなに人がいいた上井草グラウンドから一度人がほとんどいなくなって、パレードで選手、ファンの方々、参加していただいたサークルの方々が一緒に入ってくる姿を目の前にして、やっぱりやってよかったと思いました。地域の方々や商店街の方々をはじめ、さまざまな人の助けがあって成立したパレードなので、この成功は自分たちだけじゃなくてこの北風祭に関わった人たちみんなで作りあげたパレードなのだなと実感しました。

――最後の校歌を選手やファンの皆さんのみんなで歌ったときには、一体感がありましたね

例年の北風祭では『北風』を歌うのですが、そうではなくてみなさんの知っている校歌を歌うことでみんなで一つになって歌えたのではないかなと思います。後藤監督も言っていましたが、きょう一日でうまくいったからって終わってしまうのはよくないと思います。まだまだ観客動員数を増やすためにやらなきゃいけないことも多いので、これをスタートとして関わってくれたみなさんに感謝して、これからもみなさんと一緒に観客動員数を増やしていきたいと思います。これを機にもっと大きく一つにまとまって塊を大きくしていきたいなと思います。

――今後のプロジェクトについて教えてください

今後のイベントはまだ大きくは決まっていないんですけど、我々ラグビー部が応援してくれって言っているだけだったら責任もないし、自分たちがやらなきゃいけないのはラグビーなので、まずは勝たなければいけない。本気でラグビーして、勝つチームでなかったら応援されないと思いますし、ただラグビーだけをやっているとラグビーだけかとなってしまいますし。まずはラグビーを本気でみなさんに最高のラグビーをお見せできるように努力して日々鍛錬していきたいと思います。次に地域の方々やファンの方々、きょう協力してくださった方々と密接にラグビー部と関わっていけるような企画をいま考えています。まだそれは明らかになっていないので、どこまでやれるかわからないですが、なんとなく考えていることは、小学校や中学校でラグビー教室を開くだとか各地の稲門祭でラグビー部が行くだとか、ラグビー部が自ら動いて皆さんに接していけるようにしたいと考えています。

――ファンのみなさんに一言お願いします

暑い中足を運んでいただいたファンの方や出し物を披露していただいたサークルのみなさんに感謝したいと思います。自分たちだけでは北風祭をこのように盛り上げることはできなかったと思うので、そこにまず心から感謝したいと思います。これから早慶戦・早明戦とワセダのラグビーが盛り上がっていくシーズンになっていきます。きょう来てくださった方はもちろん、ラグビーを知らない方にラグビーを知ってもらうために足を運んでいただきたいです。そのためにもまずは日本一を達成するために頑張っていくので、これからも長い目でとは言いませんが応援していただけると幸いです。

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