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2013.05.31

早慶戦展望

 昨年の栄光とは一転、早慶戦を前に勝ち点1とまさかの5位に沈んだ早大。明大2回戦で引き分けた後、投打がかみあわないまま無念の敗戦を重ねてきた。極度の打撃不振と投手陣の乱調という危機的状況に置かれたいま、再起をかけて伝統の一戦に臨む。

伝統の一戦で中村の復活にカギがかかる

 『打棒ワセダ』はどこへ――。あと一点が遠いまま、6連敗を喫した早大。その敗因は打撃陣にあると言っても過言ではない。象徴的なのは4番に座る中村奨吾(スポ3=奈良・天理)。打率3割3分3厘と一見好調だが、法大戦では7打数1安打と絶不調に悩まされている。一方期待がかかるのは、立大2回戦からスタメンに定着ししている白澤俊輔(スポ4=鹿児島・神村学園)。自慢の俊足と好調な打撃で新しい風を吹き込んでくれるか。投げてはエース有原航平(スポ3=広島・広陵)がぱっとしない投球を続けている。東大2回戦で完全試合を達成した高梨雄平(スポ3=埼玉・川越東)は法大2回戦では再び投手として出場。しかし1回表に炎上し降板というふがいない結果に終わってしまった。横山貴明(スポ4=福島・聖光学院)も登板機会をうかがう。先発投手陣がどこまで失点を抑えられるかに勝利の行方がかかっている。

 対する慶大は勝率で早大を上回り暫定4位だが、同じく勝ち点は1。カギを握るのはやはりエース白村明弘(4年)の力投だ。開幕戦から調子を落とすも、東大1回戦で覚醒。明大1回戦でも1勝を挙げるなどエースの底力を見せつけた。法大2回戦からスタメンマスクをかぶる小笠原知弘(2年)とのバッテリーにも注目だ。打撃では山崎錬(現JX―ENEOS)を始めとする主力の抜けた穴が心配されたが、昨年に引き続き切り込み隊長・佐藤旭(3年)は健在。さらに中軸の谷田成吾(2年)や横尾俊建(2年)らには長打も望めるだけに、打線のつながりに期待がかかる。

谷田の一打で好機を演出できるか

 勝ち点1同士の戦いとなった早慶戦。両校共、今季の集大成として神宮を沸かせたい気持ちは同じはず。このまま終わるわけにはいかない――。ワセダの意地を見せるため、そして来季につなげるため、エンジのプライドを賭けた戦いの火ぶたが切られる。

(記事 加藤美樹、写真 高橋千秋、盛岡信太郎)

東京六大学春季リーグ戦星取表
  法大 早大 慶大 明大 立大 東大 勝ち点 勝率
法大
○9-2
○9-3
○6-3
○4-0 
○9-5
△2-2
●3-6
●2-3
○10-1
○2-1 
○10-1
○9-1
.818
早大
 6/1 6/2
.333
慶大
●3-6
●0-4
 6/1 6/2
○5-3
●0-4
●0-8
○7-1
●4-5
○11-2
●4-5
.400
明大
●5-9
△2-2
○6-3
○3-2
●1-10
△2-2
○9-1
○5-1
●3-5
○4-0
●5-3
○0-1
●1-0
○10-0
○2-0
10
.714
立大
●1-10
●1-2
○2-1
○3-1
○8-0
●1-7
○5-4
●3-5
○1-0
●0-1
○6-1
○16-0
.583
東大
●1-10
●3-9
●0-6
●0-3
●2-11
●0-1
●0-10
●0-2
●1-6
●0-16
10
.000

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